1. お金借りるトリセツ
  2. お金を借りれる場所
  3. 車検ローンとは|車検費用を分割払いする方法と注意点

車検ローンとは|車検費用を分割払いする方法と注意点

 2021/02/18 お金を借りれる場所   54 Views

車検にかかる費用は所有するクルマの状態によってもさまざまですが、時には支払いが難しいほど高額になってしまう可能性もあります。

そんな時には何らかの手段で分割払いにする必要があるでしょう。

分割で費用を払える代表的な手段が「車検ローン」です。
銀行などの金融機関で用意されている場合もあれば、車検の専門店などでローンを組める場合もあります。

今回は車検ローンのメリット・デメリットや、ほかのローンによる借り入れ方法も解説します。

車検ローンとは

車検ローンとは、車検費用を分割で支払えるローンのことです。

ひとくちに車検ローンといっても、取り扱う金融機関によって種類はさまざまです。
代表的なのは銀行のマイカーローンですが、ディーラーや車検専門店が提携している車検専用のローンもあります。

修理・メンテナンス箇所が大きい場合の車検費用は何十万円にもなるため、特に若い世代では一括では払いきれないことも考えられます。

そんな時の選択肢として、車検ローンの利用も検討しましょう。

車検に使えるローンの種類

信販会社の車検ローン

車検を受けられる場所は、車を購入したディーラーだけではありません。
カー用品店や車検専門店でも車検を取り扱っています。

銀行の場合は車検とローンを別々の場所で申し込み手続きを行う必要がありますが、信販会社のローンであれば車を預ける店舗でそのまま申し込めます。
手続きが一気に楽になるのがメリットです。

ただし、金利は銀行のマイカーローンと比較すると低くなることが多い点は理解しておきましょう。

銀行の「マイカーローン」「フリーローン」

マイカーローンといえば、車を購入するときに利用するのが一般的ですが、車検費用の支払いにも利用できます。

ほかの手段と比較して審査は慎重に行われる反面、低金利でローンを組めるのがメリットです。
融資までに時間的な余裕がある場合は優先的に選択したいところです。

また、くわしくは後述しますが、信販会社の車検ローンでは全額を分割払いにできない可能性があります。
どうしても全額を分割にしたい場合はマイカーローンが適しています。

そのほか、利用使途が自由な点を考慮するならフリーローンも利用を検討できます。

利用使途が自由ですから、もちろん車検費用にも使えます。

ほかにも、車検以外にお金を使いたい場合にも有効です。

マイカーローンではクルマに関する費用以外はカバーできないため、フリーローンが選択肢になります。

ただし、自由度が高い分だけ金利は目的別ローンよりは高い可能性があります。

消費者金融のカードローン

銀行のフリーローンと同じく、使途が自由なローンです。

フリーローンにはないメリットとして、以下の3つの特徴があります。

  • 無利息期間の設定がある
  • 最短即日融資ができる
  • 何度でも借入可能
金利は銀行のフリーローンやカードローン、目的別ローンと比較して高いですが、代わりにはじめての利用などの条件を満たすことで無利息期間が設定されます。

期間中に完済できれば限度額まで何回借りても利息は0円のままです。
少額を借りてすぐに完済するなら銀行よりも安くなります。

また、即日融資に対応していることもメリットです。

銀行は低金利な反面、即日融資は対応していません。

どんなに早くても翌営業日の融資であり、通常は数日から2週間くらいの審査時間がかかります。急な支払いで今すぐに資金が欲しい場合は、消費者金融カードローンが適しています。

最後に、車検ローンやフリーローンと違って契約時に利用限度額が設定されるのも特徴です。利用限度額の範囲内であれば、何度でも借り入れが可能です。

クレジットカードでの支払い

カー用品店などで車検を行う場合、クレジットカードの分割払いに対応していることがあります。
ポイントを貯めるという点でも有効です。

ただし、10万円以上の金額になるとショッピング枠を大きく使ってしまうため、今後のショッピングに影響が出る可能性もあります。

また、クレジットカードに対応している店舗ばかりではないため、申し込む店舗がクレジットカードに対応しているか最初に確認しておく必要があります。

車検ローン利用時の注意点

車検ローンは一括で支払うべきところを分割にできる、非常に使い勝手が良いサービスです。

しかし、ローンである以上は利用には細心の注意が必要です。

車検ローン利用時の注意点を確認しておきましょう。

ローンで全額を払えないことがある

車検費用は大きく分けて「法定費用」「車検基本費用」に分かれています。

このうち分割で支払えるのは「車検基本料」です。
一方で原則として法定費用に関しては現金一括払いのみのお店が大半です。

法定費用は「重量税」「自賠責保険料」「印紙代」のことで、すでに決められている費用であり、どこの業者でも変わることはほとんどありません。

国に納めるお金であるため、ほとんどの車検ローンでは一括での支払いを求められます。

逆に車検基本料は、整備する業者によって金額が変わります。

相場としてはディーラーなら法定費用+5~7万円、カー用品店なら法定費用+3~4万円と言われています。
こちらは店ごとに融通が利くところであり、分割でローンを組める部分です。

中には法定ローンまで込みでローンを組める業者も存在しますが、全ての業者がそうではありません。

車検ローンで法定ローンを分割にできない場合、マイカーローンのほうが希望に合っています。

ローンの利用には審査が必要

当然のことながら、ローンを組む際には金融機関の審査を通過する必要があります。
審査を通過できない場合はローンを組むことができません。

マイカーローンは提供している銀行が審査を行いますが、ディーラーや車検専門店の車検ローンではクレジットカード会社(信販会社)が審査を行います。

主に調査される項目は以下の3つです。

  • 返済能力(属性情報)
  • 信用情報
  • 他社借り入れ状況
詳しくはのちほど紹介しますが、これらの審査基準を満たせない場合は審査を通過できません。

お金を用意できない場合、ローン以外の選択肢で借りることになるでしょう。

車検ローンに落ちる原因

車検ローンの審査の難しさは金融機関ごとにさまざまですが、返済能力や信用情報次第では審査に落ちることも考えられます。

あらかじめ「どんなケースで審査に落ちるのか」を知っておくと役に立つでしょう。

信用情報に傷がある

ローンの審査を受ける場合、返済能力とならんで最も重要視される部分の1つは信用です。

個人間の貸し借りでも過去に返済を踏み倒した人には貸さないように、信用がない人物が融資を受けることはできません。

過去のローンの利用実績は指定信用情報機関に記録されており、金融機関は審査の際に信用情報を確認しています。

過去に61日以上(または3ヶ月)の返済を延滞してしまうと、異動情報に延滞の詳細が記録されます。この状態が俗にいうブラックであり、審査に多大な悪影響を与えてしまいます。

また、ローンの返済履歴だけでなくクレジットカードの返済や保証会社を通じて入居した家賃・携帯電話の本体代金の割賦支払いも遅らせると審査に影響します。

ローンに限らず、企業から借りたあらゆるお金の返済遅れは絶対に避けましょう。

返済能力が不十分

ローンの審査では、申し込みフォームに入力された情報から返済能力を判断しています。
主な項目は「年収」「勤続年数」「職業」などです。

また申込条件では安定した継続収入であることが条件です。
たとえば年収1,000万円の人で、1年に1回1,000万円を得られる可能性があっても残り11カ月は無収入というケースでは審査では好影響とはいえません。

また勤続年数も重要です。

長く勤めていると、それだけ辞めにくいと判断されやすいのです。

入社して1~2ヶ月の場合は審査を通過できない可能性があります。
できるなら1~2年の勤続年数になってから申し込むのが良いでしょう。

希望額が総量規制を上回っている

信販会社や消費者金融では、貸金業法に基づいた融資を行うことが義務です。
そこで「総量規制」が大切になってきます。

総量規制とは、貸金業法で定められている「申込者の年収の3分の1を超える融資をしてはいけない」という決まりのことです。

すでに他社でお金を借りていても融資を受けることは不可能ではありませんが、総量規制に抵触するほど多くの金額を借りている状態での申し込みでは、原則として追加での融資ができません。

審査に落ちてしまった時の対処法

車検ローンもマイカーローンも金融機関の基準を満たすかどうかをチェックする「審査」が行われ、条件に満たない場合は審査を通過できません。

審査に落ちてしまったときに、次の選択肢を考えておくことが大切です。

別のローンに申し込む

金融機関ごとにローンの審査基準はまったく異なります。

A銀行で審査に落ちた人がB銀行では同じ条件ですんなり通過できる可能性もあるのです。
銀行と消費者金融・信販会社等の関係でも同じです。

1社に落ちたくらいであれば、気にせずに次の審査を受けてみるのも1つの考え方です。

ただし、一度に何社も連続で受け続けることは避けましょう。

申込情報は返済実績と同様に指定信用情報機関に記録されています。
申込の履歴は6ヶ月に渡ってそのまま残り続けるため、いくつもの申込情報を残すと審査に影響があります。

いくつもの申込をして審査落ちの履歴が残る場合、「それだけお金に困っているのか……」「なにか問題があるから他社でも融資できないのか?」と疑われる可能性があるのです。

融資を受けられる可能性が下がってしまう、いわゆる「申し込みブラック」などと言われる状態です。

保証人を付ける

保証人がいない状態でローンに申し込んで審査に落ちてしまう場合、収入が安定した連帯保証人を探してくることで審査を通過できる可能性が高まります。
親や兄弟が一般的ですが、場合によっては友人でも認められます。

ただし、連帯保証人は申込者が返済できない時は代わりに返済する義務を負います。
そもそも連帯保証人になることを承諾してくれない可能性もあることは覚悟しておきましょう。

車検費用自体を安く抑える

車検費用が高額で支払えないとき、できるだけ費用を安く抑えることも考えます。

例えば「一部のメンテナンスをあと回しにする」ことも可能です。

車検をクリアするために絶対に必要な修理箇所の支払いは仕方ないにしても、そうでないところは後日のメンテナンスに回してしまうことで車検費用を安くすることもできます。

車検ローン・マイカーローンに落ちた時の申し込み先

審査に落ちたときには、別ローンに申し込むことも検討します。
主な選択肢として「消費者金融」「質屋」の2つを紹介します。

消費者金融のカードローン

カードローンは銀行や消費者金融が提供しているローンで、車検ローンなどとの違いは「利用限度額まで何度でも融資を受けられる」という点です。

契約時に利用限度額を設定しておき、その限度額までなら何度でも借り入れられます。
利用目的も問われないため、車検費用のあとにも色々な出費に使いたい場合に有効です。

金融機関が違えば審査の基準も異なるため、銀行や信販会社の審査で落ちても消費者金融では通過できる可能性があります。

無利息期間を上手に使う

消費者金融では、初回の借入に限って無利息期間が設定されることがあります。
契約の翌日(初回出金日の翌日)から30日といった無利息期間が一般的で、期間内に完済すれば利息0円になります。

質屋

質屋は品物を預けて融資を受けられる金融機関のことです。

質屋営業法という法律に基づいて運営されており、預ける品物の価値によって融資額が決まります。

品物を持ち込む人の信用は調査されないため、過去にカードローンやマイカーローンで返済を長期延滞した「ブラック」の人でも融資を受けることが可能です。

ただし、返済できない場合は預けた品物が処分されるため、取り戻すためには借りたお金と利息をお金返済するしかありません。

金利は年109.5%と他の金融商品と比較しても圧倒的に高いため、いざ返済するときに返済総額が高くなることがネックです。

車検ローンとは まとめ

車検ローンを利用すれば、高額な車検費用も分割で支払うことが可能です。

ただし、車検専門店のローンの場合は車検費用にだけしか支払えません。
また、車検費用の全額を分割できるか限らない点も注意が必要です。

もし車検ローンでは分割金額が不足したり、車検以外の借入もしたかったりする場合は銀行のマイカーローンも選択肢の1つです。
ただし、即日では融資ができないため、状況次第では消費者金融のカードローンも候補になります。

それぞれの金融商品のメリット・特徴を理解し、最善の借入手段を選択しましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

お金借りるトリセツの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金借りるトリセツの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

関連記事

  • バイトしてない無職の学生でもお金を借りれますか?

  • 大学生が親にバレずにお金を借りる4つの方法

  • 年金受給者がお金借りるには?

  • 免許ローンで運転免許を取得!審査内容からオススメの種類まで紹介

  • 無職でもお金が必要になったら即日でお金が借りられるのかを調査

  • クラウドファンディングとは?やり方・仕組みを徹底解説!