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中古車を買うのにローンを組める?メリット・デメリットと借り方のコツ

 2021/02/08 お金を借りれる場所   76 Views

すでに生産終了されたクルマの場合、必然的に中古車を探すことになります。
また、人気すぎて新車の注文では1年待ちというクルマでも、中古車ならすぐに購入できることもあるでしょう。

しかし、人気車種であれば中古車と言っても高額で、なかにはプレミアがついて新車以上の値段がする場合もあります。

そんな、高価な中古車を購入するときに検討したいのが「中古車ローン」です。

今回は、中古車を購入する際に利用できるローンについて解説します。

中古車ローンとは|ローンは中古車でも組める

同じ車種を買う時に、購入価格をできるだけ抑える選択肢になるのが「中古車」です。
すでに誰かが乗っていたということが気にならないのであれば、新車よりもリーズナブルに買えるでしょう。

さらに、すでにクルマとして完成されているため、納車まで何ヶ月も待つことがない点もメリットです。

しかし、人気車ともなると値段が高くなります。
中古車とはいえ、なかなか手が出ないこともあるでしょう。

そんなときに利用できるのが自動車ローン(マイカーローン)です。

マイカーローンというと新車の購入のため、というイメージがありますが、中古車でも問題ありません。

以下のように、多様な使い方が可能です。

  • 新車・中古車の購入
  • 車検費用の支払い
  • ほかのマイカーローンからの借り換え
  • カー用品の購入費用
  • 免許取得費

中古車ローンのメリット

ローンのメリットは、手元にお金を残しておけることです。

特に子供がいる家庭では入園費用、入学費用、習い事のほか、万が一病気になった場合など出費が激しい時期を迎えます。
ローンで購入しておけば、一気にお金がなくなる心配はありません。

また、中古車ローンならではのメリットとして「希望のクルマが発売されたタイミングで購入できる」ことも考えられます。

中古車の場合、いつも希望のクルマが売りに出されているとは限りません。

希望のクルマが見つかったとき、私生活の出費が重なると申し込めないことが考えられます。

そんな時でも、中古車ローンであれば素早く購入手続きに進めるでしょう。

中古車ローンの提供元

同じマイカーローンという名称でも、提供元によって特徴は変わります。以下の3つの提供元の特徴を把握しておきましょう。

ディーラー

ディーラーで提供されているローンでは、中古車の購入時に一緒に申し込めます。

信販会社が取り扱っているローンであり、同じ系列のディーラーでも信販会社が異なれば審査基準も異なります。

銀行ローンと比較すると、手続きにかかる時間が短いのがメリットです。
1時間以内に審査結果が出ることもあります。

注意点は、ディーラーローンで中古車を購入した場合は、ローンの返済が終わるまで所有権は全てディーラーになるということです。

金利も銀行より高いため、申し込む前にローンの見積もりは必ずもらいましょう。

残価設定型のローンもある

残価設定型とは「今回購入するクルマを〇年後に下取りに出す」ことを前提にしたローンです。

設定した年数が経過したあとも残るクルマの残価をあらかじめ引いておくことで、差額を支払うことになります。

支払額は安くなる一方、想定以上の走行距離になってしまうと、予定通りの価格で下取りしてくれない可能性もある点に注意が必要です。

銀行

銀行が提供しているマイカーローンでも、中古車の購入が可能です。

銀行に出向いての融資の申込が必要ですが、最近ではインターネット上で手続きが完結する「web完結」の仕組みを導入していることもあります。

ディーラーと違い、銀行から借りたお金で購入すればクルマは自分名義になります。

もっとも大きなメリットは金利の低さです。
ほかの方法よりも低金利で利用できるため、できるだけ返済総額を減らしたい場合には有効です。

ただし、デメリットとして即日融資ができない点があります。
どんなに早くても審査は1日以上の時間がかかるほか、一般的には数日~1週間の時間がかかります。

希望するクルマをほかの人も目を付けている場合、審査の待ち時間までクルマが残されている保証はありません。
購入までに時間的余裕がない場合は、選択肢にはなりにくいでしょう。

中古車販売店

中古車販売店も、自社でローンを提供していることがあります。

審査基準を自社で設定していることから比較的柔軟な審査が可能で、銀行の審査に落ちたとしても中古車販売店の審査を通過できる可能性は十分に考えられます。

中古車ローンの選び方のポイント

中古車ローンといっても種類は千差万別ですから、選び方が分からずに迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、知っておきたい選び方のポイントを解説します。

金利

自動車ローンは金利に幅がありますが、これは中古車ローンでも同じです。
年利〇%~〇%といった具合で、下限の金利と上限金利が設定されています。

どうしても下限の安い金利にばかり目がいきがちですが、初めての借入するときに下限金利が適用されることはありません。

仮に「1.0~10.0%」という表記では9%も違うため、1%前後の金利で想定していると予想以上の金利になることも考えられます。

金利を比較するときは、上限金利の高さで比較するのがポイントです。

保証料があるか

自動車ローンや中古車ローンは、提供元によっては「保証料」が必要です。

低金利のローンでも保証料を加味して再計算すると高金利のローンと変わらない、あるいは上回る可能性もあります。

あらゆる費用・手数料を総合して比較することが大切です。

繰り上げ返済のしやすさ

繰り上げ返済とは、毎月1回の通常の返済以外のタイミングで返済することです。

利息の計算は「借入残高」「金利」「借入期間」の3つが関係しているため、早く返済することで利息は再計算されて総返済額は安くなります。

ただし、中古車ローンによっては繰り上げ返済に一定の手数料が必要になることもあります。

手数料がかかると総返済額が安くなるメリットが帳消しになります。
申込前に、繰り上げ返済時の手数料を確認しておきましょう。

一括購入とローンはどちらがお得?

クルマを購入する方法としては、一括購入・ローンの2つから選択することになります。

それぞれのメリット・デメリットを知っておきましょう。

一括購入のメリット・デメリット

一括購入は文字通り、購入時に全額を支払ってしまうことです。
ローンを組まないことで、万が一にも返済できずに信用情報に傷がつくリスクがありません。

審査も不要で、手続きがスムーズに終わるのもメリットです。

一方で、手持ちのお金が一気に減るのがデメリットです。

200万円の中古車を購入するとして、預貯金から200万円がなくなることになります。
仮に支払えるとしても、貯金がゼロになってしまうため、そのあとに急病になってしまうなどで急な出費が必要になった際は対応できません。

ローンのメリット・デメリット

ローンは毎月一定額を返済できるため、返済金額も数万円ずつで済みます。
預貯金を大きく減らすことなくクルマが手に入るのがメリットです。

銀行など低金利なローンを組めれば利息も少なめであり、さほど負担は増えません。

しかし、ローンを組むには審査を通過する必要があるため、誰もがローンを組めるとは限りません。

主な審査項目は以下のとおりです。

  • 返済能力
  • 他社の借入
  • 信用
もっとも重要なポイントの1つは「信用情報」です。

もし過去にクレジットカードの支払いなどで一定期間以上の延滞があった場合、信用情報機関に記録されます。
これが、いわゆるブラックと呼ばれる状態です。

こうなると、現在の年収が高いとしても審査通過が難しくなります。

また「返済能力」も重要です。
年収が借入希望額と比較して著しく少ない場合、返済能力がないとして審査では不利になります。

「他社借入額」は、貸金業者が守るべき貸金業法で定められた「総量規制」が関係しています。

総量規制とは「申込者の年収の3分の1までしか融資できない」という貸金業法上のルールのことです。

すでに他社で年収の3分の1まで融資を受けている場合、新しく融資を受けることはできません。

なお、仮に総量規制に近い融資をすでに受けているとしても「他社で借りていません」などと虚偽の申告をするのは絶対にNGです。

他社でいくら借りているかという情報は指定信用情報機関に記録されているため、隠すことはできません。

返済を見据えた借り方のポイント

ローンを組む時はクルマを手に入れられることで頭がいっぱいになりがちですが、しっかりと返済まで考慮しておくことが大切です。

返済まで見据えた、借り方のポイントを解説します。

複数の見積もりから比較する

同じ銀行のマイカーローンであっても金利設定は異なるほか、ディーラー・中古車販売店などのローンでも金利や条件は全く異なります。

同じメーカー系列でも店舗によって提携している信販会社が違うため、利息がまったく変わってくることもあります。

さまざまなタイプのローンの見積もりを取ることで、実際に比較してみることが大切です。

返済期間はできるだけ短く

返済総額を安くするため、できるだけ返済期間は短くしておくことが望ましいでしょう。

利息の計算は「借入総額」「金利」「返済期間」の3つの要素で計算されます。
50万円を金利10%で借入したケースで考えてみます。

返済期間を60日と180日で設定した場合の利息は以下のとおりです。

  • 50万円×10.0%÷365日×60日=8,219円
  • 50万円×10.0%÷365日×180日=24,657円
単純に考えて、支払う利息が3倍になることが分かります。
できる限り返済額を安く済ませるには、返済期間を短期間に設定することが重要です。

借金だけが残ることも考える

返済総額のことを考えないで10年など長期の返済に設定すれば、毎月の返済金額は安くなります。
しかし「そこまでクルマが残っているか」という点も考えておくべきです。

中古車はすでに誰かが利用しているクルマであり、新車のように長い期間に渡って乗れるわけではありません。

10年単位の返済では、完済する前にクルマが廃車になってしまうことも十分に考えられます。

借金だけが残ってしまうほか、クルマの名義が信販会社やディーラーの場合は一括返済が必要になる可能性もあります。

返済額を決める際は維持費を見込んでおく

ローンの返済額は「借入金額」「金利」「返済期間」によって変わります。
しかし、それだけではなく、車そのものの維持費も考慮する必要があります。

中古車は購入した時点で使い込まれているため、不具合が発生する可能性もあります。
修理が必要になるタイミングも早く、新車と比べて初回の車検の時期も早く訪れます。

当然やガソリン代や駐車場代も必要です。

中古車ローンの返済に手いっぱいになってしまい、これらの費用が支払えないのは本末転倒です。

クルマの維持費にかかる費用や、急に修理が必要になった時の料金を見越して、毎月の返済金額を設定しましょう、

第3の選択肢として「カーリース」も検討できる

中古車は新車よりはお得に購入できますが、それでも車種次第で数百万円が必要です。
安いとはいえない金額でしょう。

ローンの返済だけで月々数万円が必要で、さらに維持費・車検費用等を考えると年間の出費は100万円単位になることも考えられます。

本当にクルマが必要なのかどうか、冷静に判断が必要でしょう。

都市部など地下鉄・バスなどの移動手段が豊富な地域の人は、無理にクルマを持つ必要はありません。

休日に遠出するくらいであれば、レンタカーで十分といえる場合もあります。
さらに、中古車やレンタカーと違う「カーリース」という選択肢もあります。

カーリースとは、リース会社が契約者専用の新車を購入して貸し出す仕組みです。
頭金は不要であり、月額料金だけで新車に乗れます。

定額のサービスであり、税金・手数料も含まれているため、追加料金も不要です。

中古車を買うのにローンを組める?メリット・デメリットと借り方のコツ まとめ

今回は、中古車ローンの特徴とメリット・デメリットを解説しました。

預貯金をできるだけ減らさずに、気に入った車種が発売された時にスピーディに購入するならディーラーや中古車販売店が提供するローンが適しています。
購入までに時間的余裕があるのなら、低金利な銀行のローンも検討できるでしょう。

一方で、新車にはない注意点も理解しておくことが大切です。
購入した時点での走行距離などによっては新車より早く売却することになり、あまりに返済期間を延ばしてしまうとローンだけが残ることになりかねません。

デメリット・注意点まで理解した上で利用を検討しましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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