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恐るべき闇金の手口!ヤミ金による取り立ての実態と恐怖の体験談

 2017/12/24 お金のトラブル   1,764 Views

騙されたのではなく、罠にはまったわけでもなく、闇金だということを知っていて利用する、そこにはメリットは一つもありません。

ブラックでも借りられるのが闇金、メリットがあるならば唯一がその理由と思われるかもしれませんが、中小消費者金融であれば他社借り入れ4社以内に対応していたり、債務整理の過去があっても審査を行ったりといわゆるブラックにも対応しています。闇金を選ぶ必要はありません。

無登録の闇金、登録をしている闇金もある

消費者金融は貸金業者です。貸金業を営むためには登録をしなくてはなりません。貸金業としての登録です。本店がある所在地を管轄する財務局長か、都道府県知事の登録が必要で、これがいわゆる登録番号となるものです。

闇金には大きく分けると2つのタイプがあります。

  1. 登録をしていない無登録業者
  2. 登録をしている貸金業者でも違法な貸付

登録をしないまま融資業務を行うのは違法です。そのためたとえ親切丁寧な対応だったとしても、法定金利内だったとしても登録をしていなければ闇金 です。

一方で貸金業者として登録をしていても法定金利を違反しているのであればそれもまた違法業者です。元金に対して設定してもよい金利の上限が定められています。

闇金に種類があった!

金融庁が公式に違法業者として公表している「悪質な業者の例」を出しています。

090金融 業者名と携帯電話の番号だけで営業をする。貸金業者は固定電話番号を記載しなければならない決まりがある。
押し貸し 契約をしていないのに勝手に高金利の融資を振り込んでくる。
買取屋 融資条件にクレジットカードでの買い物として定価以下で買取りをする。

申込者には買取屋の借金とクレジットカードの支払いが残る。

架空請求 債権譲渡を偽ったり、アダルトサイトの使用料として架空の請求をして支払額を振り込ませる。
家具リース金融 債務者の家具一式を買い取る契約をするが、そのまま家具は使用するため債務者がリースの形で使用する。リース料は法外な金利。
高利貸し 闇金の基本の形。法外な金利で融資をする。
システム金融 資金繰りに困っている商工業者がターゲット。融資と借り換えを繰り返して高金利の借り入れが雪だるま式に膨れ上がる。
自動車金融 闇金が車の名義を買い取り、実際には自分で乗るためのリース料金を支払う。
紹介屋 多重債務者がターゲット。低金利の融資を持ちかけて「信用状態が悪いので他を紹介する」として闇金に誘導、そして紹介した分の紹介料もとる。
整理屋 債務整理ではなく債務を整理する、解決するとして整理手付金などの名目で現金を騙し取る。
年金担保金融 高齢者の年金を担保とした融資。年金担保は違法。
チケット金融 高速回数券などのチケットを代金後払いで販売、現金化させてチケット販売金額を返済させる
パチンコ金融 パチンコ客をターゲットにした090金融。
登録詐称業者 広告の登録番号の表示に架空の番号や他の貸金業者の番号を詐称する。
名義貸し お金を借りるアルバイトなどとして消費者金融から借りさせてカードを騙し取る。借り入れをされるので借金だけが残る。

それぞれが独立した闇金ではありません。例えば「090金融」は携帯電話の番号しか載せていませんが、貸金業の登録番号があたかもあるように広告やダイレクトメールに記載する「登録詐称業者」でもあります。

悪質な方法がまかり通り、さまざまな方法を使ってターゲットに接触してきます。身に覚えのないまま闇金を利用していたということさえあり得るため恐怖でしかありません。

なぜ闇金につかまってしまうのか?

闇金を利用することになるまでには3つの理由が考えられます。

  • 闇金と知っていて利用をする
  • 闇金と知らずに利用する
  • 知らないうちに闇金から請求が来ている

なぜ闇金を利用することになってしまうのか、その理由を詳しく探っていきましょう。

闇金と知っていて利用をする人

闇金と知っていながら利用をするなど考えられないと思われるでしょう。しかしここには多重債務を避けるために作られた総量規制も大きく関係しています。


個人の貸金業者からの借入総額が年収の3分の1に制限される仕組みが総量規制です。
年収の3分の1まで。これが徹底して守られています。

年収の3分の1以上の貸付を行った場合、その消費者金融に対して罰則があります。

すでに消費者金融からの借り入れが年収の3分の1に達している、もしくは達する可能性がある場合、消費者金融から借り入れることはできません。

借りなければならない状況が迫っているとき、消費者金融から借りられない、当然銀行カードローンの審査も無理、そうなると「ブラックOK」の言葉が魅力的に感じるでしょう。


わらにもすがる思いで闇金を利用する方は、総量規制によって借り入れができなくなった方は実に多いものです。

また、もう一つの理由としてブラックになっていることも挙げられます。


〜ブラックとは〜

  • 過去に3か月以上の返済の遅延がある
  • 代位弁済の過去がある
  • 強制退会になったことがある
  • 債務整理を行ったことがある

これらはブラックと呼ばれる状態 です。共通するのは「契約通りの返済を遂行しなかった」ことです。個人信用情報機関ではこれらのブラック情報は事故情報として取扱い、本来は独立した3つの個人信用情報機関ですが事故情報だけは「異動情報」として共有しています。

ブラックになると当然どこからも借り入れができません。

中小消費者金融などでは相談に応じることはあるものの確実性がないのは仕方のないこと。だからこそ闇金は「ブラックOK」として広告を打ち出しています。ブラックになっている方は闇金以外に借りる方法はないと考えるのは残念ながら自然の流れなのでしょう。

申し込みブラックでも借りれる消費者金融ってあるの?

闇金と知らずに利用する人

大手消費者金融であれば間違いなく正規の消費者金融です。たとえばプロミス、アコム、アイフル、モビットなどはテレビのCMでもよく見かけるものであり、キャッシングを利用したことがない方でも知っている大手消費者金融です。

ところが中小消費者金融や個人消費者金融であればどうでしょうか。そこが闇金とは知らず、正規の消費者金融と勘違いをして利用してしまうケースは後を絶ちません。

現在はインターネット社会です。金融庁が公開している違法業者の一覧を見ても勧誘手段にはホームページが使われていることがわかります。


http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/ihou.pdf

闇金のホームページはあたかも本物の消費者金融のような作りであり、さらに言えば
非常に丁寧な作り になっています。中小消費者金融のホームページよりも格段にグレードが高く、一見すると闇金であることはわからないものです。

だからこそ闇金と知らず、正規の消費者金融であると勘違いをして利用してしまう方が非常に多くいます。

知らないうちに闇金から請求が来ている人

闇金の中でも悪質な業者は、契約もしていないのに貸し付けることがあります。いわゆる
押し貸しです。何らかの理由、タイミングで闇金と接触してしまうことがあります。


例えばスマホやパソコンアドレスに届く迷惑メール。これに返信をしてしまうと闇金との接触開始です。

契約をしていることになっている、返金をしたいから振込先を教えてほしいなどさまざまな理由をつけて銀行口座を聞き出してきます。よく耳にする「100万円当たりましたメール」もその一つ。銀行口座を聞き出すための方法です。

勝手に銀行口座に振込みをして融資をしたと言い張る、返せと言い張る、それが闇金の押し貸しです。借りた覚えが無いのに闇金から借りたことになっています。

もう一つ、意図していなかった闇金からの請求の原因として「成りすまし契約」があります。闇金が成りすますのではなく、友人、知人があなたに成りすまして闇金と契約をするということ。

ありえないことと思われるかもしれませんが、闇金との契約に顔写真つきの運転免許証は必要ありません。

確かに身分を証明するものは必要です、しかしそれは保険証など顔写真が付いてないものでもかまいません。

知らないうちにあなた名義で借りられた闇金からの借金、それに対する督促。古い映画にありそうな話ですが、現在もまだそのようなことがあります。

恐ろしいのは闇金の手口

闇金の手口は多種多様であり総じて「姑息」です。そもそも法定金利など守っていない闇金のため、悪質な手法ばかりを使っています。

審査の甘さを全面に出す

本当に審査は甘いものです。ブラックOK、他店で断られた方もOK、簡単審査などをうたい文句にしています。多重債務者、自己破産者など現在他社からの借り入れができないと考えている人をターゲットにしています。

電話、チラシ、ダイレクトメール、迷惑メールで接触

下手な鉄砲も数打てば当たる、それが闇金の勧誘方法の原点です。

チラシやダイレクトメールは現在もまだ首都圏では珍しくない勧誘方法ですが、今、最も多いのは迷惑メールでの勧誘 です。

スマホやパソコンの固定メールアドレスに届く迷惑メールです。携帯電話会社各社では迷惑メール対策をしています。個人のもとへ迷惑メールが届かないようにブロックしていますが、それでも網目をかいくぐって届いてしまう迷惑メールがあります。

迷惑メール対策は個人で行う必要がありますが、現在はそれほど多くの迷惑メールは届かないまでになりました。

もう一つはショートメールに宛てた闇金からのメールです。

ショートメールはご存知のとおり文字数が短いもの。その中にブラックでも融資ができること、連絡先等書かれているため当然のことながら貸金業者としての登録番号も記載されていません。

心理をついた少額融資

金利が高ければ大きな金額は危険を感じるのは当然のことです。すぐに返済ができるだろうと思える数万円程度、それが闇金が貸し出す金額です。少額であっても返済ができません。


完済できないだけの違法な高金利 で大きな利息をつけてきます。

返済期間が短い

金利が高く、利息が高いだけではありません。返済額を用意させない短い返済期間 が設定されています。通常7日から10日程度。

これでは高金利による利息を加算した返済額の容易など到底難しいもの。それが闇金の手段です。

脅迫的な取立て

返済が遅れると取立てが始まります。もともと返済ができないだけの貸し付け方をしているため借りたときから取立てが決められたようなものです。

電話による取立てだけではなく、自宅への訪問、勤務先への電話、訪問、そして借りた本人でもない親兄弟にまで取立てが及びます。

闇金は本人に返済してもらう必要などありません。返済をすれば誰でもよいのです。返済をさせるためならどのような脅しでも行います。

利息だけをとって完済させない

高額な利息、そして短期間での返済日、返済させない仕組みを作り上げています。

それに加えて返済日には利息だけの返済でもよいと甘い言葉をかけてきます。10日で3割、10日で5割と高い利息をつけてそれに加えて返済額も用意するなど到底無理な話です。

そのため利息だけの返済でよいならそれがよいと考えるでしょう。利息はいくら支払ってもお金を借りたレンタル手数料に過ぎません。1円たりとも返済はできておらず、また返済できていない元金に対して法外な利息が加算されます。

連鎖する闇金

一度闇金を利用した、もしくは接触をして個人情報を明かしてしまった場合、次から次へとさまざまな闇金からの接触があります。

実は闇金利用者のデータを集めて販売する悪質な業者があります。

すべての闇金は繋がっている
と考えて間違いありません。

なぜブラックOKでもよいのか。ブラックということは返済能力に問題があるということではないのか。そう考えると返済ができない人に貸し付ける意図がわからないのは当然です。

しかし闇金は「返済できない」ことは関係ありません。さまざまな方法を使って法外な利息をつけて誰でもいいから返済させるために貸し付けています。

体験談!紹介屋に騙されそうになった!

これは実際の体験談です。数年前、取材のために雑誌の後ろ側にあった広告に電話をしました。

その宣伝文句は「ブラックOK、即融資」というもの。限りなく怪しい。広告には貸金業の登録番号があり、早速貸金業者の登録番号を調べてみるとすでに廃業した貸金業の番号を勝手に名乗っています。「登録番号詐称業者」です。怪しいからこそ電話をしました。電話番号は090番号。つまり「090金融」です。

電話をかけると男性が出ました。声の感じは30代後半。驚いたことに広告に記載してあった会社名すら名乗りません。

「もしもし」のみ。

融資を受けたいことを相談するとまず聞かれたのは、他者からの借り入れ状況。名前よりもなによりも先に聞かれました。

本当はどこからの借り入れもありませんでしたが、聞くからには理由があるのだろうと思い「正確には把握していません」と回答。

待たされること数分、そのとき思いもしなかった言葉が出ました。

「他社からの借り入れが多いですね、信用情報の心配がありますのでウチでは貸せるかわからないので系列店で審査に通るか確認をします。」

まだ、名前すら名乗っていません。

貸金業者が個人信用情報機関に他社からの債務情報を照会するには氏名、住所、生年月日が必要です。これらの何一つとして明かしていないのに「信用できないほど他者からの借り入れがある」です。

さすが闇金、堂々としたウソつきっぷりです。

不安いっぱいの振りして「わかるのですか?」と聞けば「当然ですよ、今、表示されている電話番号ですべてわかります」とのこと。

非通知で電話をしているのにです。ウソもここまで来ると恐れ入ります。

結局、私の名前も、電話番号もなにも聞かないまま話しは進みました。聞かれたのはこの1点。


「最寄の駅はどこか」
だけです。

ここは何か指示を出すつもりなのだろうとうそをつかずに最寄の駅を答えました。すると系列店がその駅の近くにあるから審査をそこで受けることになったとは言わずに申し込んで審査に通るか確認してほしいとのこと。

その系列店とされた消費者金融は正規の中小消費者金融です。

なぜ、正規の貸金業者とわかったかというと、つい少し前にその消費者金融に取材の協力をしてもらったから。あきれたものです。その中小消費者金融の店長に電話をして今の状況を伝えました。

店長もまた呆れていました。実際に何度も受けている被害だそうで、それでも回避できないのは申込者が闇金から事情を伝えるなといわれているため、消費者金融側では把握できないとのこと。

闇金には「うっかり事情を話してしまった」と伝えると驚くほどの罵声。電話は切られて終わりました。

中小消費者金融の店長によると、
消費者金融で契約をするとその全額をいったん保証金として預かるといわれ振り込むよう支持されます。その後は連絡が付かなくなり、債務だけが残るとのこと。

これが闇金の手口の一つです。

今回の体験で感じたのは、あまりにも雑な手法をとっているということ。それでも切羽詰っている人、闇金の手法を知らない人、審査がどのように行われているのかを知らない人は騙されてしまうのでしょう。

 

闇金を見分けられるのか!?

そもそも闇金業者は見分けがつくのでしょうか。闇金であるかどうかを判断するのは実に難しいものです。大手消費者金融であればはっきりと正規の消費者金融であるとわかるでしょう。

しかし街金か闇金かの見分けは簡単なものではありません。

  • 貸金業者登録をしていない

貸金業者として登録をしているかどうかは金融庁のホームページで確認ができます。大手以外を利用するなら必ず確認しましょう。確認してみるとそこには「廃業している」と出てくるかもしれません。

第一に貸金業の登録番号を調べることは欠かすことができません。

  • 固定電話が無いと営業できない

貸金業を営む場合には固定電話がなければなりません。たとえ何らかの連絡先であっても固定電話以外には考えられません。一スタッフが個人の携帯電話で勧誘する、連絡をしてくるなどありえることではありません。

  • 貸付方法が違法

強引な貸付等、債務者の意思とは関係ない貸付は闇金です。

  • 貸金業法は守らない

最も多いのは法外な金利です。トイチ(10日で1割の利息)、トゴ(10日で5割の利息)もあり、実質年率に換算すると1000%を超えます。出資法では20%以上の金利は違法となるためトイチもトゴもあってはならない金利です。

間違いの無い消費者金融であると確信できない業者は利用するべきではありません。

どんな人が闇金のターゲットにされる?

どのような人が闇金のターゲットになるのでしょうか?

最も多いのは「借り入れをしたくてもできない環境にある人」です。

多重債務者、ブラック、債務整理をした人はそのターゲットになる可能性が十分にあります。そして主婦もターゲットになりがちです。

旦那には話すことができないがどうしても用意しなければならない生活費がある。そんな主婦は多いものです。用意しなければならないお金が不足しているのはたいてい世帯収入に問題があるものですが、旦那というのはそれに対して「妻の家計管理が悪い」ということも多いものです。

闇金の手口は多種多様です。自分が闇金にひっかからないように気をつけるためには第一に、闇金を利用しないこと、そして正規の消費者金融を利用すること、これに尽きます。

 

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