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信用情報の事故情報(ブラック)を回復はいつ?必要年数と裏技を解説

 2017/12/24 お金のトラブル   3,338 Views

クレジットカードや分割払いの支払いの遅れ、カードローンの返済の遅れ、さまざまな事情で自分の信用情報に不安がある方は多いでしょう。

これから何かの審査を受けたいと考えているとき、もしくは何度も審査に落ちるというときには信用情報がブラックになっている可能性があります。

信用情報がブラックになっているとさまざまな場面で不便が生じます。ブラックになっているかを確認する方法、そしてどのようにして回復するのかを解説します。

信用情報に記録される事故情報(ブラック)

私たちは「契約」を通じて個人信用情報機関の存在を知るようになりました。

日本には3つの個人信用情報機関があります。

  • CIC
  • JICC
  • 全銀協

個人信用情報機関では、加盟する会員会社から信用情報が登録されています。その情報を管理、提供することで信用取引を支える機関となっています。

例えば消費者金融やクレジットカード、ローンを利用するとき、会員会社は信用力を調査するために情報の照会を行います。

※会員会社には消費者金融、クレジット会社、金融機関などがあります。

個人信用情報機関との相関図

利用者が申し込みをすると消費者金融などは個人信用情報機関に信用情報の照会を行います。

個人信用情報機関は保有している情報を提供し、消費者金融などは審査を行います。また、利用者は自分の信用情報を開示請求をすると、個人信用情報機関はそれに応じることとなります。

独立した3つの個人信用情報機関ですが、ブラックとなりえる以下の事故情報だけは3社で共有しています。

  • 61日以上の遅延
  • 債務整理
  • 強制解約
  • 代位弁済

信用情報に事故情報があるときのデメリットは

ブラックとなる事故情報のすべては契約どおりに完済をしなかったという履歴です。

長期間返済が遅れたり、法律を使って一方的に減額をしたりと、金融会社にとっては危険人物そのものです。そのため、ブラック情報があると、カードローンや分割払い、クレジットカードや住宅ローンなど債務となる審査には通りません。

  • ローンの利用ができない
  • クレジットカードの利用ができない
  • 分割払い(スマホなど)の利用ができない

私たちの日常には審査を受けなければならない債務が数多くあります。何もかもを一括払いで購入することは困難です。

自分で信用情報の確認ができる

金融機関によって加盟している会員には異なりがあります。

貸金業法で内閣総理大臣指定の信用情報機関となっているのは「JICC」と「CIC」です。

そのため消費者金融はこの2つの個人信用情報機関に加盟をしています。

消費者金融、そして銀行カードローンではどのように加盟をしているのかみてみましょう!

消費者金融 保証会社 銀行カードローン
株式会社日本信用情報機構 株式会社日本信用情報機構 全国銀行個人信用情報センター
株式会社シー・アイ・シー 株式会社シー・アイ・シー

銀行カードローンは保証会社の保証が受けられることが申し込みの条件となっているため、すべての個人信用情報機関の情報を確認できます。

自身の信用情報を確認するためには、申し込みをする金融機関等が加盟、提携している信用情報機関の保有情報を見なくてはなりません。

各個人信用情報機関では情報開示請求の方法が異なります。

株式会社日本信用情報機構(JICC) 携帯・電話・郵送・窓口
株式会社シー・アイ・シー(CIC) パソコン・スマートフォン・携帯電話・郵送・窓口
全国銀行個人信用情報センター 郵送

信用情報の事故情報を回復させるためには

時間が解決、本来それしかありません。

個人信用情報機関ではそれぞれ保有期間が5年間と決められています。ただし、その5年のスタートがいつになるのかという違いはあります。契約期間中もしくは取引終了後等スタート時期が異なるため確認しなくてはなりません。

規定の保有期間が経つとその情報はなくなります。個人信用情報機関ではすべて削除されるということです。

期間を経過しても情報削除がなされていないこともあるため情報開示をして確認の必要もあります。

個人が消費者金融や銀行、クレジットカードや信販からキャッシングをした場合の債権は「時効主張の権利が発生するまでに5年」かかります。

債務には時効があり、刑と同じように時効が成立すれば返済は必要がありません。いわゆる踏み倒しです。

ただし、債務者も債権者も待っているだけではありません。債権者は裁判所に訴えてくるでしょう。それによって時効は伸びます。

債務者は時効援用の手続きを正確に行い時効の成立を内容証明書類で債権者に伝えます。

ただし、「債権者と交渉の末、一括完済を条件に1年で信用情報が回復するという方法」もあります。

実際に弁護士に確認してきました!
一括返済を条件に業者との交渉で、完済後1年で信用情報は回復できるとのことでした。ただし交渉となるため決裂することもあるそうです。個人で行うことは難しく弁護士等に依頼することがベストだろうということでした。信用情報を回復することは容易なことではありません。やはり時間が解決する、それを待つことが賢明でしょう。

信用情報が回復するまでに何年かかる?よくある質問と答え

個人の借り方、返済の仕方や契約状況などによって信用情報回復までの道のりが違うケースもあります。質問と回答をまとめましたので参考にご覧ください。

任意整理から6年経ったのに審査に落ちた

完済日から5年で信用情報がクリアになります。そのため、任意整理をした日からカウントするのではなく、任意整理後に完済した日からカウントをします。

自己破産後に残債が信用情報に記録されている

稀に自己破産を金融機関側が認識していないケースがあります。その場合は金融機関側に訂正と削除を依頼します。

携帯電話料金の滞納もブラックになる?

携帯電話の分割払いもローンです。割賦契約となります。滞納をすればブラックになります。

ブラックでも借りられる消費者金融とは?

銀行カードローでも大手消費者金融でもブラックであればお金を借りることはできません。

しかし借入ができる消費者金融があります、それが中小消費者金融です。

中小消費者金融がブラックでも現在の収支を重視する

中小消費者金融ではブラックの履歴があっても現在の収支状況を審査の対象としています。

債務整理をしてブラックになっても、現在の収入が安定して返済ができる環境になっていれば中小消費者金融では審査に通る可能性が十分にあります。

ブラックok!審査なし!は「闇金」

ブラックになっていると「ブラックでも借りられるところ」を検索し、闇金にひっかかるというケースが非常に多くなります。

中小消費者金融では現在返済能力があれば審査に通ることは十分に可能性がありますが、審査がないわけではありません。簡単融資や極甘ファイナンスは闇金です。間違った選択をしないように気をつけなくてはなりません。

まとめ

信用情報に影響するデメリットはありません。しいて言えば、「手間と時間とお金がかかる」ということ。カードローンの審査に通るために、個人信用情報機関に情報開示請求をするのであれば、3つの信用情報機関から集めなければ意味がありません。

自分の信用情報を知らないことには疑問を持たなくてはなりません。審査に通るかどうか、そのためだけではなく自分の信用はどのようになっているのか、把握するのは大切なことです。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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