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身分証明書なしでお金を借りれる?

 2017/12/24 お金のトラブル   1,900 Views

カードローンに申し込みをする際、身分証明書不要でできるものはありません。例外的に銀行カードローンでは、すでに銀行口座を持っている場合に、開設時に身分証を提出しているため不要としているところはあります。

しかし、身分証明書を提出しないまま契約をすることはできません。「犯罪収益移転防止法」があるためです。

お金を借りたいときに身分証明書がない場合、またどんな身分証明書なら借りられるのかをこの記事では解説していきます。

WEB完結申し込みなら身分証明書なしでOK?

銀行や消費者金融のカードローン、クレジットカードなどで「WEB完結」申し込みが増えています。「書類記入不要、電話連絡なし、印鑑不要」といったキーワードが並ぶため、「手ぶらで申し込めば借りられる?」と考えてしまいますよね。

しかし、当然ですが「WEB完結=身分証明書不要」ということではありません。

金融会社が指定する口座で、すでに身分証明が済んでいることが前提になります。ローン申し込み時には、身分証明をしなくてよくても、事前に済ませている必要があるので「なし」というわけではないのです。

電話連絡がない、書類の郵送がないというのがWEB完結の正しい意味でしょう。身分証明書不要で契約できるというわけではありません。

また、WEB完結申し込みを利用したとしても、場合によっては(審査状況、カードを後日発行してもらう、など)電話連絡や郵送物が必要になることもあります。

保険証がない状態でお金を借りる?

保険証が見当たらない、切り替えていて手元に保険証がない、こんな時にお金を借りることができるのでしょうか?

ほとんどのローンでは、「他の本人確認書類を準備できる前提」で、保険証なしでもお金を借りることができます。ただし、「モビットのWEB完結」申し込みのように、社会保険か組合保険を持っている方という条件を満たす必要があるローンもあります。

健康保険証がないから、ローン申し込みを諦める必要ないですが、申し込み条件の確認は必要です。

本人確認書類としてどんな身分証明書がある?

2種類を組み合わせて提出、3種類必要な場合など金融会社によって、本人確認書類と指定してある身分証明書の種類が多少異なっていることもあります。

店舗や無人契約機に行ってから「本人確認書類が違った」ということにならないためにも、気になる場合は必ず申し込み先に確かめましょう。

単独で本人確認書類とほぼ認められる身分証明書

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(2015年12月をもって発行停止)
  • マイナンバーカード
  • 特別永住者証明祖、在留カード
  • 官公庁等が発行の顔写真入り証明書

組み合わせで身分証明書となるもの

  • 年金手帳
  • 住民票
  • 戸籍謄本
  • 母子健康手帳
  • 公共料金領収書
  • 納税証明書、印鑑登録証明書

身分証明書のいらない金融機関は?

特定事業者

  • 金融機関等
  • ファイナンスリース事業者
  • クレジットカード事業者
  • 宅地建物取引業者
  • 宝石、貴金属等取り扱い業者(古物商含む)
  • 郵便物受け取りサービス業者
  • 電話受付代行業者
  • 電話転送サービス事業者
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 弁護士

本人確認を義務付けているだけではなく、取引の目的も明確にしておかなくてはなりません。犯罪収益移転防止法によって定められている本人特定事項は個人であれば3つ。

  1. 氏名
  2. 住居
  3. 生年月日

このようにローン利用時には、必ず本人特定事項を明確にできる書類を提出する必要があるわけです。

闇金だったら身分証明書なしでも借りれる?

「金融機関やクレジットカード業者が絶対に本人確認必要なら、闇金だったら借りれるのでは?」という危険な考えは絶対にもってはいけません。闇金、違法業者は金利が高いだけでなく、決して完済させることなく高額な利息を支払い続けさせます。

そして、実は闇金でも氏名や連絡先を申告させ、それを確認する身分証明書を提出するところがほとんどなのです。闇金も貸すからには貸し倒れを避けようとしますし、何度でも貸し付けて利息を取るためにも、利用者の確実な情報は必要なところでしょう。

連絡先などを知られてしまうと、他の違法業者にも情報を共有され、無理やり借入させられる状況に追い込まれます。最近は「ソフト闇金」などと呼ばれる業者も登場し、さも借りやすいような雰囲気を作り出していますが、絶対に連絡をとってはいけません。

カードの現金化も避けるべき

手持ちのクレジットカードですぐに借りる方法として、現金化があります。すでに発行済みのクレジットカードを利用するため、身分証明書は不要です。キャッシング枠ではなくショッピング枠で買い物をし、業者が買い取って利用者は現金を手にできる方法となります。

借入とすると、金利は法定金利を遥かに超えているだけでなく、現金化はクレジットカード会社では禁止されています。規約違反となり、クレジットカードの利用を停止されることになってしまうのです。

現金化自体は法律で取り締まられていないですが、購入する商品と引き換える現金が見合っていないことなど、グレーゾーンといってよいでしょう。身分証明書なしでお金を借りたい時にも、絶対に避けるべきです。

住民票だけでお金を借りる方法はない

住民票は、お金を借りる身分証明書とは認められていません。写真がないこと、本人ではなくても市区町村の役所から取得できること、などが本人確認書類とはならない理由になっています。

ごく一部の銀行カードローンでは、口座を持っていることを前提に、住民票での申し込みを受け付けていることがあります。これは、口座開設時に本人確認を済ませているため、あくまでも追加としての提出で、認められているというものです。

住民票だけでお金を借りる方法はないと思っていたほうがよいでしょう。

本人確認なしでお金を借りられる?

カードローンなどでよく使われている言葉「本人確認」、実際にはどんなことが行われているのでしょうか。また、本人確認なしでお金を借りられるのでしょうか。

カードローンでいわれる本人確認は、3つのステップが含まれます。

  • 身分証明書の提出
  • 申し込み時に記入した電話番号への本人確認電話
  • 勤務先への在籍確認

身分証明書を提出することで、記載されている人物と申し込み者の一致を確認します。間違いなく確認するため、写真付きのもののほうが有効です。写真がない本人確認書類の場合は、複数組み合わせてなりすましを防ぐことになります。

本人確認電話を入れることで、他人が勝手に申し込んでいないということがわかります。固定電話があるほうがよいといわれていますが、現在では携帯電話でも特に問題ありません。とにかく自分で電話に出て、申し込んだのは自分だという必要があります。

在籍確認は、本当に勤務していることで、返済の手段がある事を確かめることが重要な目的です。重ねて、本人であり申告した勤務先で働いているということも確認できる有効な方法となります。

本人確認の3つのステップのうち、いずれかをなしで申し込めるようなローンも実はあります。しかし、たとえば本人確認書類がそのときには不要でも、事前に銀行口座を作る際に本人確認が済んでいるといったように、実は何らかの方法で身分を証明していることになります。

どこの誰か、どんなところで働いているのかわからない状態のままでは、もちろんお金を借りることはできないわけです。

身分証明書提出時に気を付けたいこと

身分証明書を提出する必要がある際、気を付けておきたいことがあります。最近は、スマートフォンなどで身分証明書の画像を送信して提出するのが一般的になっています。

手軽にできますし、コピーをとってわざわざ郵送という手間がかからないのは、急いで借りたいときなどには助かりますよね。

ただし、提出時に気を付けておかないと、再提出になると余計な時間がかかってしまいます。提出時のチェックポイントを見ておきましょう!

申し込みフォームの記入内容と本人確認書類が完全に一致

申し込みフォームの内容と、本人確認書類に違いが少しでもあれば、確認作業などが必要になります。略字体、プルダウンでの選択時の間違いなどに特に注意しておきましょう。

書類は鮮明に撮影

せっかく提出しても、不鮮明な場合は再提出となります。アプリなどを利用して提出できる金融機関もあるので、活用するとよいですね。

住所変更などに注意

本人確認書類に記載してある住所と、実際の住まいが違っていれば、現住所を確認できる書類を提出する必要があります。引っ越しした場合、結婚で名字が変わった場合など、忙しさから後回しにし、変更できないまま忘れているケースもあるでしょう。

ローン申し込みにかかわらず、身分証明書の住所や氏名変更はできるだけ早く行っておくほうがよいですね。

提出条件をしっかり確認

「裏面も撮影の上提出してください」「住所が記載されているページも必要です」など提出条件の指定があることが多いです。送信する前に必ず確かめましょう。

画像は、ピントを合わせる、影がない、反射がない、文字や顔写真などが切れていない、といった点をチェックする必要があります。撮影したら必ず見直しましょう。

まとめ

身分証明書不要でカードローンやキャッシングを利用するのは、ほぼ不可能といえるでしょう。

唯一の例外としては、クレジットカードをすでに持っているなら、そのキャッシング枠を利用してお金を借りることができます。ただし、もちろんクレジットカードを作る時には、身分証明書は提出済みですね。

身分証明書がない状態で、新たにローンなどに申し込みをしても、やはり審査には通りません。金融機関や金融会社が指示する書類を準備してから申し込みましょう。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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