友達や彼氏に「お金を貸して」と言われた時の断り方

消費者金融や銀行からお金を借りることはあっても、友達や彼氏からお金を借りることには大きな抵抗があります。きっとそれは誰しもが同じこと・・・ではないようです!
お金を貸して!言われた時の上手な断り方にはどんなものがあるでしょうか?
「もうちょっと考えさせて」では話を先延ばしにするだけ、問題解決にならないどころか何度も借金の無心が答えを出すまで続くことでしょう。
お金を貸せないと判断したときには最初にハッキリと答えることが重要です。
いくつか有効に使えそうな断り方を挙げていきますので使える!と思った言葉を見つけてください。
- 貸すときにはあげるつもりでと考えている。あげるわけにはいかないから貸すことができない。
- 妻が(主人が)お金を管理しているから貸すことができない。
- 貸せない、いい友人関係を続けていきたいからごめん。
- お金は貸せないけれど、どういう風にしたらいいのか一緒に考えるのはできるよ。
- 結婚式(親の介護費用、手術費用など)で大きな出費を控えているから貸すことができない。
また、これは言わないほうがよいという断り方もありますので参考に。
このページの概要
給料カットでこちらも厳しい
お金を貸してと言った負い目がある方は「給料がカットされたんだって」と吹聴しかねません。
株で損をしたからこちらも厳しい
お金の無心をしておきながら、人の金銭管理には文句をつけるものです。
お金貸してと言う人、お金を貸してと言われる人
なぜ、お金を貸してと言われるのか。
職場には同僚となる多くの仲間がいるのに、どうしてその中から自分に声をかけたのか。
さほど親しくもないのに、どうしてわざわざ電話をかけてきてお金を貸してくれというのか。
銀行でも消費者金融でもなく、なぜ他人にお金を借りるという意思に至るのか。
「お金を貸して」という言葉ひとつで、さまざまな思いが駆け巡るものです。
お金を貸すことはいいこと?悪いこと?
お金の貸し借りはトラブルの元になることは間違いありません。
お金が必要な理由にもよるというのもあるでしょう。
例えば
Aさん・・・消費者金融から借金をしていて返済できそうにないから貸してほしい
Bさん・・・手術をすることになった、保険が下りるまでの期間貸してほしい
Aさんには貸したところで返ってくる見込みなどないでしょう。
一方Bさんは、保険が下りたら返すと言っています。多くの人は手術という事情があることも加味して検討するでしょう。
またこんなことであればどうでしょう。
Cさん・・・普段からお金にだらしがない、数十円、数百円を借りたまま返さない
Dさん・・・食事を一緒にしても会計はきっちり割り勘にする
Cさんにはあげるつもりで貸さなければならないでしょう。
事情によって「必ず返せる方法が提示されている」のでればまだしも、やはりお金を貸してくれと「言う人」「言われる人」には特徴があります。
お金を貸してという人
止むにやまれぬ事情があったのかもしれません。しかし、お金を貸してと言える時点であなたを「大事な人」とは思っていないでしょう。
本当に大事な人であればお金の貸し借りによって立場に優劣が生まれたり、関係がギクシャクしたりすることを避けたいはずです。
もしくは必ず返すという根拠のない自信があるタイプもいます。
ギャンブルに勝って返す、お金が入るあてがある。
その言葉に本当に信憑性があるのでしょうか。
普段の生活からその人が、信用に足る人物かどうかを思い出しましょう。
お金を貸してと言われる人
貸してという人にもたくさんの友人知人、家族や親戚がいるはずです。その中でなぜ自分が選ばれたのか。
信頼されているから?
大事な友達から?
いいえ違います。甘く見られているだけです。
貸してといえば貸してくれるだろう。断らないだろう、もしくは断りきれないだろう。
そう思われていることでしょう。
貸せないと判断したらはっきりと断る勇気が必要です。
友達にお金を貸してと言われたら・・・
その友人はどんな友人でしょうか。
付き合いの度合いなどによってもむげに断るのではなく相談は受けてあげるでしょう。
読売オンラインの発言小町でこのような投稿がありました。
私は親友にお金を借りたことがあります。40万円お願いしましたが、40万円は無理ということで、30万円貸してくれました。その人は派遣で、つつましい生活をしています。
先月、全額返し終わりました。5年かかりました。5万円の利子をつけました。「いらない」と言われましたが、私は本当に親友のことを命と心の恩人と思っているので、無理やり渡しました。
もう一人、別の親友がいました。その人には断られました。
こちらの人のほうが仲が良かったはずなんです。
当時私は病気でした。しかも夫は病気に苦しむ私が嫌になったのか、他の女性と浮気しました。
心身ともにボロボロでした。
そんな弱い自分をさらけ出せたのも、親友だったから。
お金を借りるなんていう情けないお願いができたのも、親友だと思ってたから。
断られて、人間不信に陥りました。
貸すなっていうけど、結局私は信用がなかったんですね。
踏み倒されると思ったのでしょうか。
それとも、一度貸したらもっとねだってくると思ったのでしょうか。
でも、長いつきあいなんです。私がそんな人間だと思われていたなんて。
確かに、お金を返せたのは、病気が再発しなかったからですけれど。
二度や三度になったなら断るのもわかります。でも、最初から断るなんて。
要するに、見捨てたんですよね。
友達にお金を貸してという人の、代表的な心境なのでしょう。
これを読んでどのように感じたでしょうか。
もし自分にではなく友人がこのような状況でお金を貸してほしいと頼まれたとしたら「断るべきだ」とアドバイスすると思いませんか?
お金を貸してくれないから人間不信になった、その友達に信用されていなかったんだろう、もう無視することにしている。
信じがたい図々しさを思わせます。
友達に頼むのではなく、融資を行っている銀行、消費者金融にまずは相談するべきだろうと感じませんか?
ただし、止むに止まれぬ事情がある場合に限り数万円程度なら貸すという意見は非常に多く見受けられました。
何十万円単位ではなく、返すあてがなくなったとしても何とか用意ができる範囲ということでしょうか。
もしくは、返ってこなくてもあげたと思える程度の金額ということかもしれません。
彼氏にお金を貸してと言われたら・・・
逆の立場なら貸すという意見が多くありました。つまり、彼女にお金を貸してと頼まれた場合です。
一方で彼氏にお金を貸してといわれたときには断る女性が多い。
さらに、貸したケースの大半が返ってこなかったとのこと。
例えば
- 手持ちがないから千円貸して
- 旅費が足りなくなったから3万円貸して
- 買いたいものがあるから10万円貸して
このような理由が多いようです。
友達とは違い、彼氏だからこそお金が返ってこないことが多いのは残念なことです。
彼氏だから断りきれなかった、大好きな彼氏のお願いだから。
貸した理由はわかりますが、金銭感覚の違いを感じてしまいます。