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勤続年数が1年未満でもお金を借りる!審査で嘘はバレるの?

 2017/12/24 お金のトラブル   2,099 Views

「仕事を始めたばかり、でもお金を借りるのってできる?」
働き始めたとき、試用期間などでお給料が低めといったように、お金のピンチになりやすいですよね。そんなとき、ローンやキャッシングに申し込むことはできるのでしょうか?

「勤続年数が1年未満だけど、嘘をついてもバレないでしょ?」
このように考えてしまう方もいるかもしれませんね。勤続年数など審査時に申告する内容で嘘をついてもバレないのでしょうか?

勤続1ヶ月!お金を借りても大丈夫?

勤続1ヶ月でキャッシングできる?

仕事を始めてから1ヶ月経った、キャッシングに申し込んでも借りれるのかなと気になりますよね。1ヶ月経つと締め日にもよりますが、お給料も手にした方も多く、だいたいの収入が予測できそうです。

しかし、キャッシング審査では1ヶ月だけ勤続した場合には、まだ通過できる可能性はかなり低いといえるでしょう。審査での収入は、その額の大きさが重要と申し込む側は思ってしまいますね。しかし、実際には安定性が高いかどうかが、審査可決の決め手です。安定しているかどうかは、勤続年数の長さが判断材料となります。

実際にキャッシング審査では、少なくとも半年の継続した勤務が求められるといわれています。6ヶ月は続けて働いていないと、安定しているかどうかを判断できないと考えられるのです。

働いて1ヶ月でクレジットカードは作れる?

新卒で就職したばかり、転職したばかり、こんな場合でもクレジットカードは作れるのでしょうか。ローンなどの申し込み条件には、勤続年数1年以上(前年度の税込年収金額という条件など)というものが多く、1ヶ月程度の勤務ではクレカも作れなさそうですね。

しかし、新卒で入社したばかりの社会人の場合は、例外としてほとんどのケースでクレカは発行されるといわれています。勤続年数は短くても、勤務先の企業規模が大きく、職種によって長期勤務が見込まれるなら審査に通ると考えられます。

転職してすぐの場合は、新卒とは違って不利になってしまうのは否めません。クレカ審査でもキャッシング審査と同様に安定度が重要です。一度転職しているとまたすぐに辞めてしまうのでは?と考えられてしまいます。収入や居住年数など審査時に安定度を加算する点はあるものの、やはりずっと一定以上の収入があって、そこから支払いができるという点が最も大切になるでしょう。

転職後の場合はすぐにクレジットカード申し込みは避け、少なくとも半年程度経ってから手続きをしたほうがよいですね。クレジットカードに申し込みをした履歴は、個人信用情報機関に残ります。以前に審査に通っていないと、新たに申し込んだクレジットカード会社の審査は慎重にならざるを得ません。クレカが欲しいからと、どんどん申し込むのは避けるべきです。

なぜ勤続年数が必要?

勤続年数が必要になるのはやはり「安定した収入」を求めるためです。

なぜ安定した収入が必要なの?

すべては「返済を確実にする」ためです。10万円を借りたとして月の最低返済額が5千円だとしましょう。そうすると利息を考えない単純計算でも返済する回数は20回。1年8ヶ月は返済をしていくことになります。つまり、1年8ヶ月は収入がある状態でなければ返済はできません。

求められているのは「今の高い収入」ではなく、融資額に見合った「今後の収入」です。

今の収入は収入証明書類をみれば確実にわかります。しかし今後の収入は推測するしかありません。どのように推測するのかといえば「これまで働いてきた年数」から導き出します。

勤続年数が浅くても借りれる方法は?

派遣登録しただけで貸してくれる金融業者なんてあるの?

「とりあえず派遣登録すれば、審査に通ってお金を借りられる。」と、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実際には、登録しただけではまだお給料はない状態ですよね。

登録だけの段階でお金を借りられるかどうかは、一概に断定できません。たとえば、在籍確認さえできれば、収入の多さは関係なく審査に通る可能性もあるからです。派遣社員の場合は派遣先ではなく、派遣元に在籍確認の電話を入れるので、「在籍されています」という回答でOKなら借りられる可能性もあるわけです。

しかし、実際には勤続年数を申告する必要があります。登録して数日という場合は、もちろん収入がないことがないことが簡単にわかりますね。収入がない→返済ができないと判断され、お金は借りられないということになるでしょう。

派遣社員が借りられないということではなく、少なくとも半年以上は定期的な収入が安定していることを確認できないと、お金は貸せないと審査で判断されるわけです。仕事はしてないけどお金を借りたいからとりあえず派遣登録しても、希望通りになる確率はかなり低いといえるでしょう。

日雇いでも消費者金融で借りれる?

日雇い、単発での仕事でも登録している会社があれば、お金を借りることは可能です。勤務先記入欄に、登録会社を記載すれば在籍確認を行うことができます。ただし、実際の在籍確認の段階で、登録会社が登録者をすべて把握していない可能性は高く、「働いていません」という回答になることがあります。こうなると審査は通りません。

また、お給料を都度払いで受け取っていると、返済日にまとまった金額を準備することが難しいケースも想定できます。この点で安定度が低いとみなされ、限度額が低くなることも多いでしょう。返済に遅れてしまうと金融事故となり、以降お金を借りられなくなってしまいます。

勤続年数1年未満で車のローンを組める?

マイカーローン、車を購入するときにはほとんどの方が組むものでしょう。他のローンと同様に、車のローンでも勤続年数が短いと審査に不利となってしまうことが多いです。

マイカーローンの中には、申し込み条件として「勤続1年以上」と設定しているものもあります。条件がある場合には、もちろん満たしていないと申し込めません。

マイカーローンも、銀行、信販会社、金融業者の順に審査難易度は下がっていきます。銀行は低金利というイメージ通りに、やはり条件も厳しく保証会社と銀行の2つの審査に通過する必要があります。

信販会社は、その会社自体が保証会社となるため独自審査を進められます。勤続年数の短さは、保証人を付けることでクリアできるケースも出てきます。

消費者金融も同様に、自社が保証会社となります。ですが、マイカーローンなどの目的ローンでも、金利が高めなことが気になります。

またそもそも目的ローンがなく、カードローンしかない消費者金融も多いです。カードローンなら、金利は最高で18.0%と車購入には現実的ではありません。

銀行フリーローンはどれくらいの勤続年数が必要?

銀行フリーローンとは、多目的ローンとも呼ばれます。つまり、お金を借りる目的を自分で自由に(ギャンブルなどはもちろん除く)決められますが、最初に申告した目的でしかローンを利用できません。フリーローンは各銀行により設定は異なり、低額から、不動産担保ローンで億単位まで借りられるなど、違いも大きいです。

メガバンクのフリーローン申し込み条件

フリーローン 勤続年数に関する条件 借入額 金利
三井住友銀行フリーローン(無担保型) 前年度の税込年収が200万円以上とあるため、1年は勤続していることが必要 10万円以上300万円以内 変動金利5.975%
三井住友銀行フリーローン(有担保型) 申込条件に記載なし 50万円以上1億円以内 変動金利2.775%~2.975%
三菱UFJ銀行 多目的ローンの新規申込の受付停止中。カードローン「バンクイック」が代替ローンとなる。
みずほ銀行多目的ローン 前年度税込年収が200万円以上とあるため、1年は勤続していることが必要 300万円以内 変動金利5.875%・固定金利6.5%(2019年7月に借入の場合)
りそな銀行フリーローン 継続した安定収入とあるが、年数などの規定はなし 10万円~500万円 6.0%~14.0%

このように、必ずしも勤続年数が〇年以上、と決まっていないローンもあります。ただし、保証会社の保証を受ける必要もあり、勤続年数の規定がないからといって簡単に誰でも借りられるローンというわけではないと考えておいたほうがよいでしょう。

消費者金融の審査での勤続年数の規定は?

消費者金融で行われる審査では、勤続年数に〇年以上といった規定はあるのでしょうか?

プロミスで借りられる勤続年数

プロミスの公式サイトには「年齢20歳~69歳のご本人に安定した収入のある方」が申し込み条件となっています。

アコムで借りられる勤続年数

アコムでは、20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方なら申し込み可となっています。アルバイト、派遣社員、契約社員でも申し込めます。特に勤続の期間については指示がありませんが、アコムの基準を満たすことと記載されています。

SMBCモビットで借りられる勤続年数

SMBCモビットに申し込めるのは「満20歳以上69歳以下の安定した定期収入のある方」となっています。定期収入の期間などは特に明記されていません。ただし、モビットの基準を満たす方が契約できます。

いずれの消費者金融も、明確に勤続年数の指定はしていません。ただし、消費者金融の場合は、一般的に半年以上勤務してから申し込む必要があるといわれています。

勤続年数をごまかすと審査でバレる?

アリバイ会社の利用は避ける!

何度も転職を繰り返している方、転職したばかりだけれどすぐにお金を借りたい方は、「アリバイ会社」の利用を考えてしまうことがあるようです。アリバイ会社とは、利用者がその会社で働いて年収を得ているという虚偽の申告を裏付けしてくれます。在籍確認に対応したり、収入証明書を発行したりと、さも勤務しているかのように対応します。

しかし、もちろん違法ですしアリバイ会社を利用して審査に通ったとしても、収入がない場合には返済に困ることになるでしょう。どんなにローンやキャッシングの契約をしたくても、アリバイ会社の利用は避けるべきです。

働いて10ヶ月だけど1年って書いても大丈夫?

勤続年数を長めに書く、審査にどうしても通りたいときにはしたくなりますね。もちろん、審査を行う金融機関や金融会社も、貸したくないというわけではありません。むしろ信用できる申し込み者には、積極的に借りてほしいというのが本音でしょう。

企業規模も大きく、一定期間以上働いていれば多少勤続年数を長めに書いても、とがめられることはなく審査に通るケースも想定できます。ただ○ヶ月程度の長さなら許容範囲で、それ以上はダメといった規定はもちろんありません。

また、企業規模などから勤続年数を加味すると、基本的な収入はある程度判明します。あまりに申告した内容とかけはなれていると、収入証明書を提出する必要がなくても、バレてしまうことになるでしょう。

審査で嘘はつかないほうがよい

審査というのは、申し込みをする方の信用度を判断するものです。要はお金を貸しても確実に返してくれるということを、審査する側はわかりたいのです。

この時に嘘をついている、虚偽の内容があるとわかれば、お金を貸しても返ってこないかもしれないと疑われても仕方ありません。

属性スコアリングの一つでも勤続年数は重要

申込書にはさまざまに記入する項目があります。その一つ一つが属性であり、その属性が採点されてコンピューターの自動審査が行われています。

それが属性スコアリングです。

例えば正社員で働いていれば評価は高くなります。消費者金融でも銀行カードローンでも、申し込みの大原則として「安定した収入」があります。正社員であれば毎月基本給があり、安定を図るにはわかりやすいでしょう。

信用度を高い順に並べると、このようになる傾向があります。

雇用形態
公務員>正社員>自営業>派遣社員>契約社員>パート・アルバイト>無職
会社の規模
公的機関>上場企業>大企業>中小企業>自営業>無職

自営業であっても、医者や弁護士、税理士などの士業や薬剤師などは正社員よりもさらに評価が高くなる傾向にあります。

これら意外にも年収や勤続年数も評価の対象です。しかし一つの属性が高ければよいというものではありません。例えば年収の評価が高くても他の評価が低ければよい結果は期待できません。

審査に通らないということではなく、限度額に結果として出てきます。一つの属性が突出してよいことが求められるのではなく、総合的な採点が評価になります。

勤続年数はお金を借りるのに重要事項

お金を借りるときに、申告内容はすべて重視されるわけですが、勤続年数は特に重要といってよいでしょう。収入の安定性が、確実な返済の保証となるので、金融機関や金融業者はしっかりと確認します。

重要な項目なので、やはり正直に申告したほうがよいでしょう。審査のスコアリングでは、もちろん他の申告内容も重要です。やはりどの項目であっても、嘘をつくのはよくありません。ローン審査では信用度が大切なので、虚偽の申告をすると低く評価されてしまいます。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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