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東京スター銀行のスタービジネスカードローンのメリットと審査

 2021/04/02 ビジネスローン   130 Views

東京スター銀行スタービジネスカードローンは、カードタイプで限度額の範囲内で何度も利用できるローンです。

担保や保証人が不要で、申し込みから契約まで来店する必要もありません。

審査ハードルが低めで毎月の返済負担も軽めに設定されており、個人事業主や業歴の浅い法人におすすめのビジネスローンです。

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の特徴

商品概要

東京スター銀行の「スタービジネスカードローン」は、個人事業主や法人の代表者を対象としたビジネスローンで、ネットバンキングサービスから限度額の範囲内でいくらでもいつでも借入できるローンです。

解約しない限り契約更新は毎年行われ、満69歳になるまで継続的に利用することができます。

個人消費者向けのカードローンのような気軽さで借りることができます。

・商品概要

利用対象 ・事業を営んでいる法人の代表者、個人事業主

・申込時の年齢が満20歳以上で、契約時の年齢が満69歳以下

・保証会社の保証が受けられること

資金使途 事業性資金
融資形式 当座貸越(カードローン)
利用限度額 50万円以上500万円以下(10万円単位)
契約期間 1年(以降1年ごとに自動更新)
金利 年率6.5%~14.5%
返済方法 残高スライドリボルビング方式
返済金額 前月末時点の利用残高に応じて決定
約定返済日 毎月4日
担保・保証人 不要

「当座貸越」とは、限度額内ならいくらでも再審査することなくいくらでも借りることのできる借入のことで、スマホやパソコンからいつでも借りることができ、またローンカードと使って東京スター銀行、ゆうちょ銀行または全国の提携ATMから借入できるものです。

返済は、約定返済日に東京スター銀行に開設した普通預金口座から、自動引き落としによって実行します。
約定返済日以外でもインターネットバンキングや提携ATMから返済が可能です。

メリットは?

1.利用限度額内で何度でも借入可能

ビジネスローンには「証書貸付」というタイプのローンもあり、これは「1回借りたら後は返済するのみ」という商品です。

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」はカードローンタイプですので、利用枠内で何度でも借りることが可能です。

一気にまとまった事業性資金が必要というよりも、その都度生じる資金の需要に対応したいという経営者・個人事業主にとっては使いやすいローンです。

2.事業性資金なら使途自由

資金使途は「事業性資金」となっており、事業のために使うお金なら使途は問いません
運転資金や設備投資、家賃、従業員の給与の支払いなど何にでも使うことができます。

個人事業主の場合、仕事のためのお金とプライベート資金の区分けが微妙なケースも多くあり、そういったケースでも自由に使うことができます。

3.担保・保証人が不要

スタービジネスカードローンは担保として土地や建物を用意する必要がありません
また、万が一返済が不能になってしまった場合に、肩代わりする保証人を依頼せずに済みます。

個人事業主であろうと、法人の代表者であろうと、保証人となってくれる第三者を探すのは簡単ではないので、保証会社の保証があれば利用できるビジネスローンは頼れる存在でしょう。

4.来店不要

ビジネスローンには来店が必須というローンが多くあります。

申込時と契約時の2回とも来店しなければならないものも多いですが、スタービジネスカードローンは来店不要で申し込みから融資まで完了します。

申し込みしやすいビジネスローンと言えるでしょう。

5.最大500万円まで借入可能

何度でも繰り返し審査なしで利用できるスタービジネスカードローンは、利用限度額も最大で500万円と高額の設定です。

個人事業主の場合は、300万円程度あれば資金繰りとしては充分ですし、ちょとしたチャンスからビジネス拡大のチャンスが巡ってきた場合にも様々な用途に対応できます。

デメリットは?

1.大規模投資には不向き

スタービジネスカードローンの融資限度額は500万円です。

個人事業主にとっては充分な金額ですが、もし大規模な設備投資などの資金調達を目指しているなら、物足りない金額でしょう。

今までスモールビジネスを営んでいた経営者が、ビジネスチャンスをつかんで事業を拡大したいときに数千万円単位で資金が必要という際には、スタービジネスカードローンは不向きです。

2.金利が低くはない

スタービジネスカードローンの金利は年率「6.5%~14.5%」になっています。
下限金利でも6%台なので、決して低い水準とは言えないでしょう。

申し込みのしやすさや使い勝手の良さ、当座貸越タイプで何度でも借りられる利便性とトレードオフと考えましょう。

審査ハードルの低さも、この金利から推測できます。

3.即日融資は不可

東京スター銀行の「スタービジネスカードローン」は即日融資には対応していません。

今すぐ資金が必要という場合には向いていません。

法人の代表者や個人事業主で今すぐ「事業資金が必要」というときには、別のビジネスローンを検討したほうが良いでしょう。

いったん消費者金融から借入して急場をしのぐほうが現実的です。

保証会社が2つある理由は?

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の大きな特徴として、「アイフル株式会社」と「オリックス・クレジット株式会社」の2社があるという点が挙げられます。

銀行が提供するビジネスローンは数多くありますが、通常はその銀行の系列の保証会社と消費者金融・信販会社系の保証会社の2社となっているケースがほとんどです。

東京スター銀行のように、消費者金融と信販会社の2社が保証会社となっているローンは非常に珍しいと言えます。

注意したいのは、この2社のうちいずれかを「申し込みのときに選択する」という点です。

申込者が保証会社を選択するローン商品はほとんど存在しません。
そのため、申し込みではどちらにするか良く検討しておきましょう。

保証会社が2社あるとき、「一方で審査不可ならもう一方で審査する」というのが通常のケースで、チャンスが2回あるものですが、スタービジネスカードローンではそのような審査の仕方ではありません。

もし、アイフルとオリックスのどちらかの会社で取引がある場合には、取引実績が審査に影響を与えることは充分に可能性が考えられます。

たとえば、オリックス・クレジットでクレジットカードを使ったことがあり、返済に遅れることなく完済しているといったケースでは「返済実績のある人」として扱われることも推測できます。

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の利用

申し込みの流れ

1.申し込み

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」は、WebまたはFAXで申し込みできます。

FAX申し込みの場合は、公式サイトの「ご相談シート商品パンフレット」から用紙をダウンロードして使います。

申し込みでは、申込者の氏名・住所・生年月日などの個人情報を記入または入力し、経営先の会社名・所在地・従業員数・業種などを記入または入力します。

2.審査

申込書が東京スター銀行に到着すると仮審査が行われます。
仮審査の結果は郵送で連絡されます。

承認されると、さらに申込書が郵送されますので、記入・捺印のうえで審査書類とともに返送します。

3.結果通知

申込書で本審査が行われます。

審査に要する時間は公表されていませんが、東京スター銀行はスピーディな審査を心がけています。
審査が終わり次第、結果が通知されます。

4.契約

審査が完了すれば契約となります。

契約時も来店は不要で、郵送のみで完結します。
契約が完了するとローンカードが送付されます。

5.融資

ローンカードが届いたら、東京スター銀行、ゆうちょ銀行、または全国の提携ATMで出金することができます。

また、インターネットバンキングサービスである「東京スターダイレクト」を使って融資を受けることもできます。

必要書類

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」では、FAXやネット利用による申し込みがあってから仮審査を行います。

仮審査に通過した場合に、本審査のための申込書とともに以下の必要書類を送付することになっています。

・本人確認書類

・直近1期分の収入が分かる書類

・商業登記簿謄本(法人の代表者の場合)

・個人事業開業届出済証明書(開業間もない場合)

本人確認書類として通用するのは、運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどになります。
どれも持っていない場合には、東京スター銀行に相談しましょう。

また、決算書は不要で、確定申告書など直近1期分の収入が分かる書類があれば充分です。

通常のビジネスローンでは「直近2期分」の確定申告書などが必要ですが、1期分で申し込めるのはメリットと言っていいでしょう。
この点からも審査ハードルがあまり高くないことが推測されます。

法人の場合には商業登記簿謄本の提出が必要ですが、個人事業主の場合にはそういった謄本はないため、開業届などの提出が求められることがあります。

借入ではネットバンキングが便利

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の借入方法は以下の2つです。

・パソコンやスマホから「東京スターダイレクト」を利用する。

・東京スター銀行、ゆうちょ銀行、または全国の提携ATMでローンカードを使って借りる。

東京スター銀行のインターネットバンキングサービスである「東京スターダイレクト」を利用すれば自宅や勤務先など、どこでも借入が可能です。

Web対応の面でかなり進んだシステムとなっており、借入ではネット利用がおすすめです。

【東京スターダイレクトの特徴】

・操作が簡単

・デザインが見やすい

・セキュリティの面で安心

・サポート体制が整っている

・チャット相談機能がある

単にネットでやり取りするだけでなく、初めてネットバンキングを扱うという人でも使いやすいようにパネル式の画面を採用しています。

デザインも見やすく設計されており、借入状況をひと目で確認できます。
不正取引防止のシステムも整っており、誰でも安心して使うことができます。

【スターダイレクトの利用手順】

1.登録ページにメールアドレスを入力する。

2.「オンラインサインアップのご案内メール」を受信したら、記載されているURLに進む。

3.取引規定を確認する。

4.口座情報とログインIDを入力する。

5.登録内容と入力した内容を確認する。

6.登録完了。

登録が完了したら、自分で指定したログインIDとログインパスワードを使ってログインします。

返済

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の返済方法は「残高スライドリボルビング方式」です。

これは、借入をした直後の残高によって毎月の返済額が決まる方式で、臨時で返済した場合でも追加の借入がない限り、毎月の返済額は当初の借入残高がなくなるまで変わりません。
追加借入で返済額が変更になります。

スタービジネスカードローンの場合には、「前月末」の時点の利用残高に応じて自動的に返済金額が決定される方式を採っています。

・前月末時点の利用残高と返済金額

前月末時点の利用残高 返済金額
30万円以下 5000円
30万円以上~50万円以下 1万円
50万円以上~70万円以下 1万5000円
70万円以上~90万円以下 2万円
90万円以上~150万円以下 2万5000円
150万円以上~200万円以下 3万円
200万円以上~50万円以下 3万5000円
30万円以上~250万円以下 4万円
300万円以上~400万円以下 5万5000円
400万円以上~500万円 6万5000円

非常にシンプルで分かりやすい返済額の決め方になっています。

他のビジネスローンに比較して、やや返済額は低めの設定です。
そのため、毎月の返済負担は軽くなりますが、元金の減りも遅いので返済期間が長期化する可能性があります。

基本的な返済は毎月の約定返済にまかせて、余裕のあるときに任意返済していきましょう。

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の審査は厳しい?

メガバンクほどではない

ビジネスローンというローン商品は、もともとは大手の都市銀行が開発して商品化したローン商品で、従来の大企業向けの融資を中小企業や自営業者にまで広げて、収益の拡大を図ったものです。

銀行の融資は通常、企業の融資担当者と綿密に調査して稟議を起案、支店長や本部に承認をもらって、低金利で融資をするというものです。
そのため、1つの融資に関する時間や人件費もかかります。

自営業者や個人事業主は融資額が小さく、貸し倒れリスクも高いため、通常ではなかなか審査に通ることはありません。

近年では都市銀行でも個人事業主向けのビジネスローンが提供されていますが、実際には想定した貸し倒れ率よりも多くの債務不履行が発生して大きな損失を出してしまったという経緯があります。

そのため、大手の銀行のビジネスローンに個人事業主が審査通過するのは困難という状況です。
まったく不可能ではありませんが、かなりの手間が必要になっています。

東京スター銀行が提供する「スタービジネスカードローン」は、最初から個人事業主や自営業者向けに開発された商品です。
そのため、大手銀行よりは審査ハードルは低いでしょう。というのも、保証会社が消費者金融のアイフルと信販会社のオリックス・クレジットだからです。

地方銀行のビジネスローンは通常、保証会社として「信用保証協会」が入りますが、これは個人事業主では審査通過は困難です。

それと比較しても、スタービジネスカードローンはやや審査に通過しやすいと言えます。

保証会社が消費者金融と信販会社というのは、ノンバンクのビジネスローン並みで、この点から考えても審査のハードルはそれほど高いとは推測できません。

審査通過の実例

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」の審査に通るのは以下のような個人事業主です。

・新規事業を立ち上げて、軌道に乗った状態である。

・設備購入や資材、運転資金といった利用目的が明快である。

・他行からの借入が少ない。

・税金や他社支払いの遅延がない。

・収益が安定している。

・すでに東京スター銀行で資金のやり取りをしている。

スタービジネスカードローンは、個人事業主やスモールビジネス、業歴の浅い事業者でも充分に審査通過できる可能性があります。

銀行側が「このビジネスには将来性がある」「しっかりと経営されており、借入金を返済できる見込みがある」と判断されれば審査には通過します。

大手の銀行や信用組合などでは、資金計画や事業計画についてかなり深いところまで調査・審査されますが、東京スター銀行の場合には、あまりそういったことはありません。

ネット関連事業やヤフー出品者、Web関連の専門職といった新しいビジネスを営んでいる場合、どうしても既存の金融機関では借りにくいという状況があります。

東京スター銀行は新しい銀行でもあり、新規のビジネスに対して寛容な姿勢があると評価されています。

審査に通るコツは?

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」は、直近1期分の確定申告書があれば審査に通るというくらいに、審査ハードルの低いビジネスローンです。
とはいえ、どんな人でも審査に通るわけではありません。

一般的なビジネスローンにも言えることですが、審査に通るにはある程度のコツがあります。

たとえば、仮審査の段階で希望融資額を記入して提出しますが、ここであまり高額を希望しないほうが審査には通りやすくなります。

申込金額の上限は500万円となっていますが、かといって500万円を希望すると「果たして返済できるのか」と疑問に思われてしまいます。

個人事業主としての収入が年間200万円の人が「500万円の借入を希望」するというのは無謀です。
身の丈にあった金額で申し込みしましょう。

また、仮審査の申込書では、正直に申告すると不利になりそうな項目であっても、正確な情報を記入しましょう。

借入の有無や借入状況については特に慎重になる必要があります。
情報が不正確だと、審査に不利ですし、時間もかかります。

必要書類も事前に用意するとともに、東京スター銀行から提出を求められるものについては、しっかりと用意して提出しましょう。
迅速に対応できる事業者はそれだけで審査では有利です。

保証会社はアイフルかオリックス・クレジットの2社から選択できますが、選ぶにあたっては慎重に考えましょう。
もし以前にその保証会社とトラブルがあったのであれば、別の保証会社を選ぶのが無難です。

まとめ

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」は、個人消費者向けのカードローンのような気軽さで借りることのできるビジネスローンです。

審査ハードルもあまり高くないことが推測されますが、保証会社は慎重に選びましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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