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カードローン審査で不利になる他社借入は件数か金額か遅延か検証

 2018/01/27 カードローン   609 Views

お金が必要になるタイミングは続けば続くもので、カードローンの返済中にまたしてもやむにやまれぬ事情ができて借りなければならない、ありえることです。

カードローンの申し込みは、2社目、3社目の審査に通るのでしょうか。

銀行カードローン、大手消費者金融、そして中小消費者金融、それぞれに新規申し込み時にある他社の借り入れ件数の目安が異なり、審査で重要視されるのは意外にも他社借り入れが「いくら」や「何件」だけではありません

他社借入が新規審査に不利になる3つの不安

初めてのキャッシングであれば、個人信用情報機関に掲載されている情報もまっさらのキレイな状態で新規申し込みの審査が難しいものではありません。

しかし現在他社の消費者金融屋銀行カードローンなど金融機関からの借り入れがあるなら、2社目、3社目への申し込みにはどれほど影響を与えるのかと不安になるでしょう。

他社からの借り入れは間違いなく影響する!というわけではありません。まずは他社からの借り入れで何が問題になるのかをみてみましょう。

銀行カードローン、大手消費者金融で借りるなら、以下の3つの項目が新しい借入先の審査での重要なポイントとなります。

他社からの借り入れ総額が多すぎる

他社からの借り入れ総額が多すぎると審査は厳しくなります。
消費者金融に限らず銀行カードローンでも、キャッシングとして借りている総額が総量規制(年収の3分の1)の範囲を超えることはありません。
年収が120万円の方であれば、貸金業の総量規制上限が40万円となります。

現在の借り入れ総額が、年収の3分の1に達する、もしくは今新たに借り入れをすると年収の3分の1に達する可能性がある場合には「借入額が多すぎる」ため新規申し込みの審査に通ることはありません。

他社の借入件数が多すぎる

実際の他社からの借入残高が少なかったとしても借り入れ件数が多ければそれだけ審査が厳しくなります。理由は2つ。

  • 返済に困ったときどこに優先的に返済をするのか
  • 借り入れ余裕額はいつでも借入残高に変わる

例えば借入先が3社あり、今度の借り入れで4社目となれば、限られた収入の中で返済の優先順位はどこになるのか、という問題が出てきます。突発的に出費があったときに4社も借り入れがあればやはり「どこに返済をするのか」という優先順位が出てしまうのは当然のこと。
今、融資をしても返済の優先順位が下がる可能性、つまり返済されないリスクを審査で考慮されてしまいます。

借入額が多いことよりも問題になるもうひとつの理由が「借り入れ可能額」があることです。

例えば融資限度額が30万円で、そのうち10万円を借りているとしましょう。(融資限度額30万円、借入残高10万円、借入可能額20万円)
実際に借りているのは10万円ですが、融資限度額が30万円のため「20万円のいつ借りてもいいお金」があります。つまり、いつでも借入残高30万円になる可能性がある状態です。

審査で重要視されるのはまさにここ、実際の借入残高ではなく融資限度額です。

実際の借入残高ではなく、借り入れ余裕額を含めた額で審査をしなければなりません。いつ借りてもいい額は審査に可決したまさにその日のうちに借りることもできるからです。

実際の借入残高ではなく、融資限度額で審査を行います。

他社借り入れの返済が滞っている

ここは一番の問題点です。借り入れ件数が少なくても、借入額が少なくても、他者からの返済が滞っているなら審査に通る可能性はゼロです。

返済を放置している、もしくは長期間返済が遅れた過去がある人に融資をするほどのリスクは背負いません。

ただし状況しだいでは中小消費者金融なら可能性はあります。

新規申し込みで申告不要なローンもある

すべての借り入れを申し込み時に申告しなければならない、というものではありません。
借り入れ状況を申告する項目に、注意書きがしてあるはずです。

例えば「銀行カードローン、住宅ローンなどは除く」など。

つまり貸金業者からの借り入れを対象として総量規制に抵触するかどうかをチェックするものです。

基本的に、

  • カードローン
  • クレジットカードのキャッシング枠

これら貸金業者からの借り入れが対象になります。

ただし、個人信用情報機関で照会(裏づけ)をするため嘘は通じません。

他社からの借り入れは申し込み前に件数を減らす

他社からの借り入れが多い状態で新たに借り入れを申し込むのは不安が残ります。そのため、新規申し込みをする前に現在の状況を整理して借り入れ件数を減らせるか確認してみましょう。

やり方はいたって簡単です。

例えば3社からの借り入れがあるとします。融資限度額、借り入れ残高を見てみましょう。

そこに借り入れ余裕額も見えてきます。

A社 B社 C社
金利 18.0% 15.0% 18.0%
融資限度額 30万円 40万円 30万円
借入残高 30万円 20万円 10万円
借り入れ余裕額 0円 20万円 20万円

この状態を借り入れ件数2社に変えることができます。

借り入れ余裕額つまり、借り入れができる枠が合計で40万円あることがわかります。

借り入れ可能なところにまずはまとめてしまうという方法です。

ここで注意したいのは2つ。

  • 金利の低いところに絞る
  • 利便性の高いところに絞る

今回の例の場合にはB社が金利が低いことがわかります。またA社のほうが利便性が高いとしましょう。この段階で借り入れ件数を減らすとこのようになります。

A社 B社 C社
金利 18.0% 15.0% 18.0%
融資限度額 30万円 40万円 30万円
借入残高 30万円 30万円 0円
借り入れ余裕額 0円 10万円 30万円

C社の借入残高が0円になりました。

ただしこれだけでは借り入れ件数は3社のまま。いつでも借り入れができる額がC社にある、ということになります。そのため借り入れ件数を減らすためにはC社を解約すること。これが必要です。

他社からの借り入れ3社以上なら中小消費者金融へ

現在他社からの借り入れが3社以上あり、新たに借入先を探している場合には銀行カードローンや大手消費者金融は避けましょう。審査に通る可能性は非常に低いと考えて間違いありません。

一方中小消費者金融では3社以上の借り入れがある方にも対応しています。公式ホームページ上に「4社以上の借り入れがあっても相談可」と明言されていることも少なくありません。

ただし借入額が大きくなることはありません。傾向としては10万円未満です。

まとめ:他社からの借り入れがあっても可能性がある

他社からの借り入れがあれば審査に通らないということはありません。

抑えておきたいのは

  • 借り入れ件数が少ないこと
  • 返済を確実に行っていること

この2点です。つまり、誠実に利用をしていることが証明できる利用状況でなければならないということ。

消費者金融や銀行カードローンからお金を借りるときには自分の信用が大きく重要になります。信用されるだけの利用状況になっていることを確認しましょう。

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