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新生銀行スマートカードローンプラスの金利と借入・返済方法を解説

 2021/02/14 カードローン   62 Views

新生銀行が提供している「スマートカードローンプラス」は貸付の条件については特に目立った部分はありませんが、ユーザーサービスが優秀で、金利以上にメリットのあるローン商品です。

ネットの利用で借入や返済も便利に行うことができます。

新生銀行スマートカードローンプラスの貸付条件

標準的なスペック

概要

数多くの銀行のカードローンがあるなか、わざわざ新生銀行スマートカードローンプラスを選ぶのは、ユーザーサービスが優秀であるという理由でしょう。

カードローンとしてのスペックには特筆すべきものはなく、ごく標準的なものとなっています。

・新生銀行スマートカードローンプラスの商品概要

金利 4.5%~14.8%
限度額 1万円~500万円
審査にかかる日数 最短翌営業日
融資までにかかる日数 2営業日程度
申込条件 ・満20歳以上70歳以下

・新生ファイナンシャル株式会社の保証が受けられること

・原則安定した収入があること

金利の面でも限度額の面でも、他行のカードローンに比較して突出した特徴があるわけではありません。

大きなデメリットがないのが特徴とも言えます。

契約ごとの金利

契約額 適用金利
99万円以下 14.8%
100万円~199万円 12.0%
200万円~299万円 9.0%
300万円~399万円 7.0%
400万円~500万円 4.5%

一般的な銀行のカードローンの上限金利は14.5%か14.6%程度ですので、高金利とは言えませんが、他の銀行のカードローンよりお得とも言えません。

低金利を重視するなら、住信SBIネット銀行やりそな銀行、ソニー銀行などが有力でしょう。

金利以上のメリットがある

貸付条件そのものに特にメリットはないスマートカードローンプラスですが、それ以外の部分では注目しておくべき部分があります。

そのひとつが、「新生ゴールド会員」という制度です。

これは「借入残高が1円以上あること」「新生銀行の口座を使った自動引き落としを設定」していることで得られる資格です。

1円でも借りていて、返済口座として新生銀行の自分の預金口座を指定するというだけと非常に低いハードルですが、それによるメリットは様々にあります。

・新生ゴールド会員の優遇内容

優遇内容 新生ゴールド会員 一般会員
提携ATM出金手数料 無料 1回につき110円
他行宛振込手数料 月5回まで無料 月1回無料
円定期預金金利 0.015% 0.010%

新生銀行は「手数料の安さ」で定評がありますが、スマートカードローンプラスの利用でさらに手数料負担を軽減できます。

特にATMでの出金や他行宛て振込の機会が多いのであれば、ローンの利息よりも手数料の優遇分のほうが大きくなる可能性があります。

スマートカードローンプラスによるゴールド会員資格の判定は毎月20日です。

毎月1000円だけ借りて、ゴールド会員の恩恵を受けるという使い方もできます。

1000円の借入で発生する1ヶ月の利息は12円です。
提携ATMの手数料は1回につき110円ですので、明らかにお得です。

多少条件は厳しいですが、ゴールド会員よりも上のランクに「プラチナ会員」も存在します。
これによる特典も大きいので、新生銀行の「新生ステップアッププログラム」を参照してみると良いでしょう。

他行経由の振込・返済に対応

スマートカードローンプラスはスペック面では標準的ですが、使い勝手が良いため、他行との組み合わせでお得に使うことが可能です。

【スマートカードローンプラスの便利な機能】
・申し込みから返済までのすべての過程で新生銀行の口座開設が不要。
・他行口座を自動引き落とし先に設定できる。
・他行の口座宛てでも時間や曜日を問わず即時で振込が可能。

何気ないようですが、通常の銀行のカードローンは24時間の振込に対応しているものは珍しく、他で探すのは困難です。

さらに、スマートカードローンプラスの場合は、自分が普段から使っている口座に24時間即時でお金を借りて入金することが可能です。

そのため、たとえば普段の公共料金やクレジットカードの支払いのために使っているメインバンクを持っているときに、新生銀行のスマートカードローンプラスを契約していると、いざというときにさっと入金することができて、その銀行のカードローンを持っているよりも利便性が高いという結果になります。

こうしたサービスを提供している銀行のカードローンはありますが、それなりに審査が厳しい傾向にあります。

「いつでも好きなときに借りたい。しかも維持費や手数料をかけたくない」という銀行のカードローンを探しているのであれば、スマートカードローンプラスはおすすめできるローンです。

Tポイントと連携している

新生銀行はTポイントと強い提携関係にあります。

契約や普段の借入でTポイントが貯まる制度を導入しています。

Tポイントは数多くあるポイント制度のなかでも歴史があり、使える範囲も広いため、この部分では他のカードローンと比較してメリットと言えるでしょう。

【初めての契約】
・新生銀行スマートカードローンプラスに初めて契約した人:契約月の翌月末に1000pt
【収入証明書の提出】
・収入を証明する書類を提出:1000pt

毎年1回の提出ごとにポイントが付与されます。

収入証明書を任意提出し、収入証明書の提出月に10万円以上の借入があり、月末までにキャンペーンにエントリーすることで付与されるシステムになっています。

新規の入会と収入証明書の提出で2000円相当のTポイントがもらえます。

新生銀行スマートカードローンプラスの借入

銀行振込が便利

スマートカードローンプラスの借入方法は「銀行振込」か「ATM」の2種類です。

2018年から全国銀行資金決済ネットワーク「モアタイムシステム」が導入されたことで、時間・曜日を問わない銀行振込が多くの金融機関で利用可能となりました。

そのため、主流としては銀行振込を使った借入でしょう。

契約したらスマートカードローンプラスの会員ページから自由な振込手続きが可能となります。

新生銀行のトップページには「深夜のお借入・ご返済は新生総合口座パワーフレックスのご利用が必要です」と記載されていますが、実際には多くの金融機関に対して24時間体制で振込を実行できます。

ただ、このモアタイムシステムは「振込先となる金融機関」に受け入れる体制が整っていないと利用できません。

新生銀行を始めとする都市銀行や地方銀行はほぼ導入は終わっていますが、一部の銀行やJAバンクなど参入が遅れている金融機関もあるので注意しましょう。

「モアタイムシステムに参加しているのは平日のみ」といった金融機関も存在します。この場合、土日祝日は振込ができません。

また、モアタイムシステムに接続できるかどうかに関わらず、振込先金融機関のメンテナンス時間では即時の振込を受けることはできません。

たとえば、三菱UFJ銀行は毎月第二土曜日の午後9時から翌午前7時までメンテンス時間となっているため、この時間帯に振込融資は受けられません。

提携ATMからの借入

申し込みから審査、契約まで済むと新生銀行からローンカードが届きます。

これを使って提携ATMで借入・返済ができます。利用できる提携ATMは以下のようになっています。

・セブン銀行ATM
・ローソン銀行ATM
・イーネットATM(ファミリーマートなど)
・イオン銀行ATM
・ゆうちょ銀行ATM
・北海道銀行ATM

新生銀行のキャッシュカードは多くの金融機関で利用可能ですが、スマートカードローンプラスのローンカードは使えるATMは若干少なめです。

とはいえ、セブン銀行・ローソン銀行・イーネットが使えれば全国どの地域でも利用可能でしょう。

どのATMを使っても手数料は発生しません。ATMの種類によっては利用できない曜日や時間帯があるので注意しましょう。

提携ATMの利用時間

提携ATMの利用時間は以下の通りです。

・利用可能時間(ゆうちょ銀行を除く)

曜日 時間帯
月曜日 午前5時~午後11時50分
火曜日・水曜日 午前0時10分~午後11時50分
木曜日 午前1時30分~午後11時50分
金曜日・土曜日・日曜日 午前0時10分~午後11時50分

メンテナンスによって利用できない時間帯もあります。

注意したいのは、「午前0時」の前後に利用できない時間が発生している点です。

もし返済期日の当日の夜になって未納に気がついたとしても、午後11時50分を過ぎてしまうと、翌日の午前0時10分にならないと利用できません。

このとき、午前0時を回っているので遅延という扱いになり、遅延損害金を請求されます。

・ゆうちょ銀行ATMの利用時間

曜日 借入 返済
月曜日 午前7時~午後11時50分 午前7時~午後9時
火曜日・水曜日 午前0時10分~午後11時50分 午前7時~午後9時
木曜日 午前1時30分~午後11時50分 午前7時~午後9時
金曜日 午前0時10分~午後11時50分 午前7時~午後9時
土曜日 午前0時10分~午後11時50分 午前9時~午後9時
日曜日 午前0時10分~午後9時 午前9時~午後9時

ゆうちょ銀行のATMは日曜日の午後9時から翌月曜日の午前7時まで使えないというのが注意点です。

新生銀行スマートカードローンプラスの返済

最低返済額は借入残高に応じて変わる

新生銀行スマートカードローンプラスは、借入残高に応じて最低返済額が決まります。
この金額以上を毎月返済できていれば問題ありません。

・新生銀行スマートカードローンプラスの毎月の最低返済額

返済日時点の借入残高 最低返済額
10万円以下 3000円
10万円超~20万円 5000円
20万円超~30万円 7000円
30万円超~40万円 9000円
40万円超~50万円 1万1000円
50万円超~60万円 1万3000円
60万円超~70万円 1万5000円
70万円超~80万円 1万7000円
80万円超~90万円 1万9000円
90万円超~100万円 2万1000円

この返済額には1ヶ月分の利息が含まれます。

元利方式と呼ばれる返済方式で、返済額のなかから自動的に利息を徴収するものです。
そのため、返済額の分だけ借入残高が減るわけではありません。

たとえば、スマートカードローンプラスの最高金利である14.8%が適用されたとき、10万円を1ヶ月借りたら約1233円の利息がかかります。

このとき1回の返済額が3000円とすると、1233円が自動的に利息として支払われて、その残りである1767円が元金の返済に充てられます。

多くのカードローンで採用されている返済方式ですが、このシステムを知らずに利用していると、「毎月返済しているのになかなか借金が減らない」という感覚に陥りがちですので注意しましょう。

返済日・返済方法

スマートカードローンプラスの返済日は、新生銀行のネットバンキングサービスである「パワーフレックス」を使っている人と、そうではない人とで違いが出てきます。

・スマートカードローンプラスの返済日と返済方法

新生総合口座パワーフレックスのユーザー 他の金融機関のユーザー
返済日 自由に選択可能 ・振込かATM入金での返済なら自由に選択可能

・自動引き落としでは「14日」または「27日」から選択

返済方法 ・自動引き落とし
・ATM入金
・銀行振込

銀行のカードローンで他行の口座を引き落とし先に選択できるものは珍しく、ユーザーサービスに優れていると言えるでしょう。

毎月の返済方法はどれを選んでも変わりはありませんが、返済忘れを防ぐには「自動引き落とし」が効果的です。

返済での注意点

スマートカードローンプラスの返済は、自動引き落としでもATMやインターネットバンキングでの返済でも特にどちらが優れているわけではありませんが、返済期日には注意が必要です。

当月の返済として反映させるには、指定した返済日の14日前から返済日までの間に返済しなければなりません。

指定返済日よりも15日前に返済した場合には、その返済は「前月の追加返済」として扱われます。

銀行のカードローンによっては、前月の指定返済日の翌日に返済すると、「当月の返済が完了した」とみなすものもありますが、スマートカードローンプラスの場合はそうではありません。

たとえば、毎月25日を返済日とした場合、9日から25日の14日間が返済期日となります。

これよりも前の日、たとえば8日に返済をした場合、25日に行うはずの当月の返済は完了していません。
そのため、このケースで25日に返済しなければ遅延とみなされます。

返済シミュレーション

スマートカードローンプラスの返済で注意したいのは、毎月の返済額が前月の借入残高に応じて変動するという点です。

返済を継続して借入残高が減っていくに連れて、毎月の返済額も減っていきます。
しかも、スマートカードローンプラスの場合には返済額は低めに抑えてあるため、銀行からの引き落としだけに任せていると返済期間が延びてしまい、利息の総額が膨らんでしまいがちです。

・スマートカードローンプラスの返済シミュレーション(年率14.8%とする)

借入金額 返済回数 毎月の返済額 利息総額
10万円 43回 3000円 2万8243円
15万円 58回 5000円 5万1955円
20万円 75回 5000円 8万8908円
30万円 100回 7000円 16万7994円
50万円 138回 1万1000円 35万9996円

50万円を借入した場合、借入残高が40万円になった段階で最低返済額は9000円に下がります。

そのため、50万円を借りて最低返済額のみを返済した場合、完済するまでに約11年もかかり、利息の総額は約36万円にもなります。

借入残高が減って、最低返済額が下がったとしても、たとえば追加の返済をして毎月1万円の返済を続ければ、50万円の借入の返済にかかる期間は6年、利息の総額は27万円にまで抑えることができます。

口座からの自動引き落としは返済忘れを防ぐには効果的ですが、返済額が自動的に引き下げられるので、自分で意識して追加返済をしていきましょう。

新生銀行スマートカードローンプラスの金利と借入・返済方法を解説 まとめ

新生銀行スマートカードローンプラスは、基本的なスペック自体には大きな特徴はありませんが、使い勝手が良く、ポイントも貯まるという特典もあります。

他行の口座へ24時間振込融資が可能というのは非常に便利です。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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