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新生銀行カードローン・エルは総量規制の対象なの?レイクALSAとの違い

 2021/03/26 カードローン   116 Views

新生銀行は「レイクALSA」というカードローンブランドを持っています。

かつては「新生銀行カードローンレイク」というブランドを持っていましたが、2019年に「新生銀行カードローン エル」へサービス名称を変更しています。

旧カードローンのユーザーが契約を変更したり手続きしたりする必要はありません。

新生銀行カードローン・エルの商品内容・貸付条件

商品スペック

かつての「新生銀行レイク」というカードローンは、「エル」というブランド名に名称変更して継続しています。

「レイク」の名前は消費者金融の「レイクALSA」に継承しているため、混同されがちでしたが、「新生銀行エル」は銀行のカードローンとして以前の「旧新生銀行レイク」とほぼ同じスペックで提供されています。

・商品概要

金利 4.5%~18.0%
借入限度額 1万円~500万円
対象年齢 満20歳以上70歳以下
申込条件 ・原則安定した収入があること
・新生ファイナンシャル株式会社の保証が受けられること
・申込時に新生銀行に他のカードローンの契約がないこと
資金使途 原則自由(事業性資金は不可)
融資までの時間 最短翌日

原則として資金使途は自由な無担保ローンですが、事業性資金としての借入はできません
カードローンですので借入限度額の範囲内で繰り返し利用でき、年会費や会員費などの手数料は無料です。

借入限度額と金利

新生銀行レイクの新名称ブランド「新生銀行カードローン エル」は、借入限度額は500万円が最も高額の設定で、金利は4.5%から18.0%となっています。

・借入限度額と金利

借入限度額 金利
100万円未満 15.0%~18.0%
100万円以上~200万円以下 12.0%~15.0%
200万円超~300万円以下 9.0%~12.0%
300万円超~400万円以下 7.0%
400万円超~500万円以下 4.5%

借入額の価格帯で金利がしっかりと決まっているため、借入する前から返済プランが立てやすいというメリットがあります。
非常にシンプルで分かりやすい金利設定です。

・他行との比較

カードローン 金利 借入限度額
新生銀行カードローン エル 4.5%~18.0% 1万円~500万円
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0% 10万円~800万円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 1.8%~14.6% 10万円~500万円
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 10万円~800万円
りそな銀行カードローン 3.5%~12.475% 30万円~800万円
楽天銀行カードローン「スーパーローン」 1.9%~14.5% 10万円~800万円
住信SBIネット銀行カードローン 1.59%~14.79% 10万円~1200万円

このように比較すると、新生銀行カードローン「エル」は、銀行のカードローンの金利としては高めで限度額は低めという位置づけになるでしょう。
その分、審査基準が他行よりも厳しくないことが推測されます

申込条件

新生銀行カードローン「エル」の申込条件として注意したい点は以下の4点です。

・2013年10月24日以降に新規に契約した人

2013年10月24日より以前の契約は旧「新生銀行レイクカードローン」として継続しています。

・20歳以上70歳未満の国内居住者か永住権を持つ外国籍の人

多くの銀行のカードローンが年齢上限を65歳としているなか、70歳まで申し込めるというのは比較的珍しく、全体としても審査基準があまり厳し目ではないことが推測できます。

・安定した収入があること

安定した収入があれば良いので「正社員、派遣社員、契約社員」だけでなく、自営業者、パート、アルバイトでも申し込みができます。

雇用形態に関係なく申し込みを受け付けていることから、ある程度緩めの審査基準であることが推測されます。

・新生ファイナンシャル株式会社の保証が受けられること

新生ファイナンシャル株式会社は、新生銀行グループの保証会社です。

自社保証の銀行のカードローンには、収入の額が低い人や個人属性の弱い人には、限度額を絞って審査に通す傾向があります。

「審査には通ったが、納得のいく限度枠ではなかった」ということもあり得るでしょう。

必要書類

新生銀行カードローン「エル」の申し込みでは本人確認書類が必要になります。

自動契約機からの申し込みで健康保険証を提出する場合には、現住所が確認できる書類も併せて提出しなければいけません。
公共料金の領収書や住民票の写しなどになります。

【本人確認書類】

・運転免許証

・健康保険証

・パスポート

・マイナンバーカード

借入希望額が50万円を超える場合には、収入証明書の提出が必要になります。

以下のうちいずれか1点を提出します。
自動契約機が提出する際には原本が必要ですが、郵送で申し込む場合にはコピーでも対応できます。

どれも最新のもので、日時や名前、勤務先が読み取れるものであることが必要です。

【収入証明書】

・源泉徴収票

・住民税決定通知書または納税通知書

・所得証明書または課税証明書

・給与明細書

・確定申告書

新生銀行カードローン・エルのメリット

提携ATMの手数料無料

カードローンを実際に使うときに面倒なのが、ATMの利用手数料です。

消費者金融業者のほとんどは、コンビニATMを利用すると「取引金額1万円未満で110円、1万円以上で220円」の手数料がかかります。

一方、新生銀行カードローン「エル」は提携ATMの手数料が無料という特典があります。

ATMからキャッシュカードと同じ操作で無料で使うことができます。

【提携ATM】

・セブン銀行ATM

・ローソン銀行ATM

・イオン銀行ATM(ミニストップなど)

・イーネットATM(ファミリーマートなど)

・ゆうちょ銀行

・提携ATMの利用時間

曜日 利用時間
月曜日 午前5時~午後11時50分
火曜日・水曜日 午前0時10分~午後11時50分
木曜日 午前1時30分~午後11時50分
金曜日・土曜日・日曜日 午前0時10分~午後11時50分

午前0時の前10分・後10分で使えない点には注意しておきましょう。
また、日曜日の深夜は午後11時50分から翌月曜日の午前5時まで提携ATMは使えません。

総量規制の対象外

アコムやアイフル、プロミスといった消費者金融が提供しているカードローンには、利用者の年収の3分の1以上の借入ができないという規定があります。
これを総量規制と言い、貸金業者に課せられている厳しいルールです。

ただし、新生銀行カードローン「エル」は銀行のカードローンですので、総量規制の対象にはなりません
総量規制の対象外であるため、法律上は借入限度額の500万円まで年収に関わらず借入できることになります。

とはいえ、近年では銀行のカードローンの貸し過ぎが問題となっていることもあり、新生銀行でも独自に自主規制をしています。

年収に見合わない限度額が設定されることはありません。
総量規制では年収の3分の1までとなっていますが、新生銀行カードローン「エル」では年収の2分の1程度が限度と推測されており、あまり高額の限度額を希望しないように注意しましょう。

自分の年収に見合った額を希望しないと、審査では不利になります。
収入は必ずチェックされますので、無理な借入は難しいです。基本的には総量規制を意識して申し込みしましょう。

ユーザーサービス

1.アプリがある

近年では消費者金融のカードローンで専用のアプリがあることは珍しくなく、銀行のカードローンでも導入されています。

新生銀行カードローン「エル」にも、「新生銀行 Lアプリ」という専用アプリが提供されています。

指紋認証でログインできて、「借入可能額」「次回返済金額」「次回返済期日」「利用限度額アップの確認」から、それぞれの項目を確認できます。

2.金利システムが整理されている

カードローンの借入で困るのは、金利の設定が分かりにくいという点です。

新生銀行カードローン「エル」は金利のシステムが整理されており、どの程度の借入でどのくらいの金利が適用されるのか提示されているので困ることはありません。シンプルで分かりやすい設定なので返済計画を立てやすいというメリットがあります。

新生銀行カードローン・エルとレイクALSAの比較

同じ新生銀行グループの消費者金融ブランドの「レイクALSA」と新生銀行カードローン「エル」を比較すると以下のようになります。

・新生銀行カードローン「エル」とレイクALSAの比較

条件 新生銀行カードローン「エル」 レイクALSA
借入限度額 ・500万円

・50万円以上の借入希望で収入証明書提出

・500万円

・50万円以上の借入希望、または他社との借入を併せて100万円以上のとき収入証明書を提出

金利 年率4.5%~18.0% ・年率4.5%~18.0%

・借入額5万円までなら最大180日間の無利息期間がある

・借入額200万円以下なら60日間無利息サービスが適用

総量規制 対象外 対象
借入条件 ・20歳以上70歳以下 ・20歳以上69歳以下
返済日 ・約定日で返済する

・指定返済日の14日前から当月分の返済が可能

・約定日で返済する

・指定返済日の14日前から当月分の返済が可能

2つは金利や限度額の点では共通しています。

違いとしては、レイクALSAは総量規制の対象となりますが、新生銀行カードローン「エル」は総量規制の対象外という点です。

返済のシステムも同様で、同じグループ会社らしさを感じさせます。

新生銀行カードローン・エルの返済方法

5つの返済方法

新生銀行カードローン「エル」には5つの返済方法があります。それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

・新生銀行カードローン「エル」の返済方法

 – Web返済 新生銀行ATM 自動引き落とし 提携ATM 銀行振込
深夜対応 可能 不可 不可 可能 不可
一括払い 可能 可能 不可 不可 可能
来店不要 可能 不可 可能 可能 可能
手数料 無料 無料 無料 無料 有料

Web返済はインターネットバンキング口座を指定して返済する方法で、金融機関の営業時間外であっても手数料無料で返済できます。

返済日は自分の都合に合わせて指定できますが、口座引き落としによる返済は毎月14日または27日のどちらかになります。

ATMまで行くのが面倒という人や、返済忘れが心配という人は、毎月口座からの自動引き落としで返済するようにしましょう。

会員メニューの「Web自動引き落としサービス」から金融機関の口座を登録するだけで簡単に登録可能です。
「うっかり返済忘れ」を防止できるので、自動引き落としで毎月最低返済額を支払って、余裕のあるときにATMやWeb返済で追加返済すると良いでしょう。

毎月の返済額

新生銀行カードローン「エル」では、毎月の最低返済額が決められています。
これを「約定返済」と呼び、必ず毎月支払う必要があります。

毎月の約定返済額は以下のように決定されます。

・残高スライド方式:元金の残高に応じて毎月の約定返済額が設定される。

・元利定額方式:契約額に応じて毎月の約定返済額が設定される。

原則として残高スライド方式が採用され、元利定額リボルビング方式は郵送での契約に限られます。

・残高スライド方式の返済額の目安

返済日時点の借入残高 毎月の約定返済額
15.0%~18.0% 12.0%~15.0% 12.0%以下
1万円~10万円以下 3000円 3000円 2000円
10万円超~20万円 5000円 5000円 4000円
20万円超~30万円 7000円 7000円 5000円
30万円超~40万円 9000円 9000円 7000円
40万円超~50万円 1万2000円 1万1000円 9000円
50万円超~60万円 1万5000円 1万3000円 1万円
60万円超~70万円 1万8000円 1万5000円 1万2000円
70万円超~80万円 2万円 1万7000円 1万4000円
80万円超~90万円 2万3000円 1万9000円 1万5000円
90万円超~100万円 2万5000円 2万1000円 1万7000円

約定返済額は毎月支払うべき最低の返済額ですので、上記の返済額よりも多めに支払うことができます。
また、返済日以外の随時返済も可能ですし、全額を一括で返済することもできます。

返済日を含む14日前に随時返済すると、当月分の返済としてカウントされることになり、次回の返済は翌月となります。
15日以上前に返済すると前月分の追加返済として扱われるので注意しましょう。

まとめ

新生銀行カードローン「エル」は、レイクALSAと同じグループ会社である新生銀行が提供するカードローンです。

銀行のカードローンであるため、総量規制の対象外です。

ただ、近年では銀行のカードローンの貸し過ぎが問題となっていることもあり、年収に見合わない借入はできません。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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