ろうきん(労金)でお金を借りる方法を詳しく解説

実は誰でもお金を借りることができるろうきんは、低金利で多種類のローンを扱っています。
ろうきんローンの金利は低いのですが、利用する方のタイプによって金利が異なります。また契約までに来店が必須かつ、期間が長めな点は銀行ローンよりも利便性で少し劣る点です。
最大のメリットである低金利の点を優先する場合は、ろうきんローンは大変魅力的です。ただ、今すぐ借りたい、webで借入まで完結させたいといった希望があるなら、ろうきんローンでは叶えることができません。
ろうきんでお金を借りるときには、できるだけたくさんの選択肢があると、より低金利で便利な方法を選べます。銀行だけ、金融会社だけと限定している場合には、ろうきんにも範囲を広げてローンを探して見るとよいでしょう。
このページの概要
ろうきんでお金を借りれる人
営業エリアにお住まいまたは勤め先があれば、どなたでもろうきんを利用できます。利用者は3タイプに分かれます。
- 団体構成員
- 生協組合員、その同一生計内の家族
- 一般勤労者
詳細を見ていきましょう。
団体構成員
ろうきんに出資している団体の構成員のことをいいます。出資している団体とは、労働組合、国家公務員・地方公務員の団体、一定条件を満たす勤労者の福利共済活動を目的とする団体の3種類あります。
各団体には担当の営業店舗があるので、所属団体に問い合わせると確認できます。ただし「職場にバレずに借りたい」という時には、問い合わせられませんよね。
そんな場合は、ろうきんホームページ(エリアと予測できる場所)のローンご相談シートから訊ねることができます。数日で営業店から連絡が入ります。
生協組合員、同一生計内の家族
生協組合員融資制度(コープローン)を導入している生協組合員は、ろうきんローンを利用できます。また、生協組合員の同一生計内の家族も利用可能です。ただし、同一生計内の家族がろうきんで借りたい場合は、ろうきん友の会に入会する必要があります。
ろうきんの生協組合融資制度の申し込みには、生協会員であることを証明する書類(組合証、生協で購入した際のOCR注文書、共済掛金請求書のうちのいずれか1点)を提出する必要があります。
一般勤労者
住まいまたは勤務先がエリア内にあるろうきんなら、一般勤労者もお金を借りられます。
一般勤労者の場合は、ろうきん友の会(入会金・年会費無料)に入会するか、個人会員としてろうきんに1,000円以上の出資をする必要があります。どちらかでよいので、ローン利用希望なら条件を満たしておきましょう。
一部情報では、小口ローンでは友の会入会などの条件を満たさなくてもよいというものがあります。しかし、ろうきんによって異なるため、利用を決めてから申し込み資格がなかった、となるよりは事前に確認しておいたほうが良いですね。
ろうきんとは?銀行との違い
ろうきんとは、馴染みのない金融機関のため「名前を聞いたことがあってもあまりわからない」という方も多いでしょう。
ろうきんは正式名称を「一般社団法人全国労働金庫協会」といいます。業務の内容は貸付だけでなく、預金口座でお金を貯めたり、資産を運用したりもできるので、銀行とほぼ同じと考えてよいでしょう。
ろうきんは民間主体ですが、営利目的ではないので、公的な機関に近い要素を兼ね備えている点も特徴です。
ろうきんでは3種類のサービスがあります。具体的には
- 普通預金、定期預金、財形貯蓄などの「預金」
- 住宅ローン、カードローン、生活応援融資制度などの「ローン」
- 投資信託、国債、保険などの「資産運用」
このように、具体的なサービスは銀行とは大きく違いがありません。
ただし、銀行では「インターネットで申し込み~契約」といった流れになっているのに対して、ろうきんではWEBでの申し込みはできても、契約まで完結できません。
貯蓄ができて、ローン商品があるという点からは、ろうきんと銀行には大きな違いはありません。しかしろうきんの目的や運営、運用などは銀行とは異なるものです。
ろうきんは、労働組合や生活協同組合の組合員たちが資金を出し合って作りました。運営は営利を目的としていません。
また運用は生活者を本位に考えるため、低金利で利用しやすく生活と福祉の向上ニーズに応えられるサービスを展開しています。
銀行はやはり主要株主の意向に運営が左右されるものです。利用者の小さな声が届きにくいといってよいでしょう。銀行は、企業中心に融資を行って運用している点も、ろうきんとの大きな違いとなります。
ろうきんでお金を借りる流れ
ローンの種類などによって、多少異なることもありますが、基本的にろうきんでお金を借りる場合の流れは下記のようになっています。
- 自分が利用できるエリアのろうきん公式サイトから仮申し込み
- 店舗から仮審査の結果連絡(約1週間)
- 来店で本申し込み(この時必要書類を提出)
- 本審査および融資可否決定(約1週間)
- 来店契約
この流れで見ると、来店は少なくとも2回必要になってきます。
銀行のローンなども「仮申し込み→仮審査→本申し込み→本審査→契約」という流れは変わりません。しかし銀行では、必要書類の提出や本申し込みも、ネットでの手続きを選択できるところが増えています。
決められた時間内に必ず来店というのは、仕事をしている方にとってなかなかハードルが高いですよね。利便性の点では銀行のほうにメリットがあるといってよいでしょう。
ろうきんでお金を借りるときのメリット・デメリット
馴染みが少ないろうきんなので、利用にあたってのメリット・デメリットは気になるところですね。
メリット
- 労働組合、生協組合員以外も出資金なしで加入できる
- 多様なローンが低金利で利用できる
- 特にカードローンは最高金利8.475%(中央ろうきん)と極めて低金利
- 介護や入院費用などの福祉ローンもあり
- 無担保ローンは18歳から借りれる!(学生不可)
- ろうきん利用状況やローンの種類によってはさらに金利引き下げも
デメリット
- 労働組合員、生協組合員以外の一般会員は適用金利が高め
- 住宅ローンは銀行などでも低金利のものが登場しているため、必ずしもろうきんが最低金利ではない
- 審査に時間がかかる→即日融資は無理!
- WEBで申し込みはできても契約までは不可(来店必須)

どこのろうきんが利用できる?どんなローンがある?
利用できるのが限定されていそうなイメージがあるろうきんですが、実は「誰でも利用」ができます。
全国労働金庫協会があり、住まいか勤務先がある地域の労働金庫が利用できます。各ろうきんが利用できるエリアを確かめておきましょう。
ろうきん名 | 住居または勤務先のエリア |
---|---|
北海道ろうきん | 北海道 |
東北ろうきん | 青森県・岩手県・宮城県・山形県・秋田県・福島県 |
中央ろうきん | 茨城県・群馬県・埼玉県・栃木県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県 |
新潟ろうきん | 新潟県 |
長野ろうきん | 長野県 |
静岡ろうきん | 静岡県 |
北陸ろうきん | 富山県・石川県・福井県 |
東海ろうきん | 愛知県・三重県・岐阜県 |
近畿ろうきん | 奈良県・滋賀県・和歌山県・京都府・大阪府・兵庫県 |
中国ろうきん | 島根県・鳥取県・岡山県・広島県・山口県 |
四国ろうきん | 香川県・愛媛県・徳島県・高知県 |
九州ろうきん | 佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・福岡県 |
沖縄ろうきん | 沖縄県 |
ろうきんは、全国に13あり、店舗、ローンセンター、法人代理店、相談センターなどがあります。600を超える店舗等があるので、目的に応じてお住まいまたはお勤め先に近いところを選びましょう。
ろうきんで取り扱っている主なローンには、
- カードローン(マイプラン)
- 自動車ローン(カーライフローン)
- 住宅ローン
- 教育ローン
などがあります。
未成年でもろうきんを利用できる!?
銀行や消費者金融などのカードローンは、満20歳以上でないと申し込みできません。
しかし、ろうきんの無担保ローンなら、満18歳以上から原則申し込みが可能です。親の同意が必要なものの、借入対象者は正社員、契約社員、パート社員、自営業者となっているので、該当する方なら申し込めます。
ただし、学生は対象外となるので18歳以上の場合でも、申し込めません。
18歳以上の学生なら、一部の学生ローンが貸付を行っています。アルバイト収入があり、親権者の同意があれば申し込めます。
ろうきんカードローンではいくらまで借りられる?
全国にあるろうきんによってカードローンの限度額や金利は若干の違いがあります。必ず自分の住まいか勤務先があるろうきんの貸付条件を確認しましょう。中央ろうきんでは、カードローンは「マイプラン」という名称で取り扱われています。
ろうきんは一般的なカードローンと比べて金利が低く設定されていることが魅力です。また、借りる人によっても金利が違うという特徴があります。
借入条件
- 満18歳以上~65歳未満で、勤め先か住居がろうきんの営業区域内にあること。
- 同一勤務先に1年以上の勤務、または自営業の方は営業年数3年以上。
- 安定した収入であることと、年収150万円以上であること。
限度額
500万円
金利
- 団体会員の構成員 3.875%~7.075%
- 生協会員の組合員およびその家族 4.055%~7.255%
- 一般の勤労者 5.275%~8.475%
必要書類
- 運転免許証かパスポートのうちいずれか
- 健康保険証
生協会員の組合員及びその家族と、一般の勤労者は下記も必要です。
- 住民税決定通知書などの公的収入証明書
- 国民健康保険証以外の健康保険証
- 住民票
ろうきんカードローンと銀行などのカードローンの違い
ろうきんと銀行や消費者金融のカードローンでは、どんな違いがあるのでしょうか?ろうきんは中央ろうきんのカードローンマイプランで比較してみました。
銀行、消費者金融はそれぞれ都市銀行のカードローン(三井住友、三菱UFJ、みずほ)と大手消費者金融のカードローン(プロミス、アコム、SMBCモビット)の平均の数値等を参考としています。
ろうきんカードローン | 銀行のカードローン | 消費者金融のカードローン | |
---|---|---|---|
金利 | 3.825%~8.475% | 2.6%~14.366% | 3.5%~17.933% |
限度額 | 500万円 | 700万円 | 700万円 |
審査日数 | 1週間(借入までには2週間) | 即日も可能 | 即日も可能 |
来店回数 | 最低でも2回必要 | 0回でも可(WEB完結可能) | 0回でも可(WEB完結可能) |
借入方法(カード発行) | ATM・モバイルバンキングの利用で資金移動 | ATM・振込融資 | ATM・振込融資 |
返済方法 | 定例返済・モバイルなどから随時繰り上げ返済可能 | 自動引き落とし・モバイルなどから随時返済可能 | 自動引き落とし・店頭・ATMなどから返済可能 |
やはり、銀行は利便性と借入までのスピーディーさが特徴となっていますね。金利に関しては、銀行は最低金利が低いのですが、ローン利用当初は最高金利が適用になることが多いです。
そのため、最高金利も低い設定のろうきんカードローンのほうが、利用当初は金利を抑えられる可能性が高くなります。借入額、利用期間なども含めて検討したほうがよいですね。
ろうきんローンで借り換えできる?必要書類は?
低金利のローンが多いため、借り換えやおまとめにろうきんローンを利用するのは適していそうですね。各ろうきんによって、借り換えやおまとめ専用のローンが取り扱われているかどうかは異なります。
また、住宅ローンを借り換えることができるろうきんもあります。
借り換えで利用する場合には、その時点で利用しているローンの残高を確認できる書類の提出も必要です。その他、本人確認書類など、審査時に必要となる書類も提出を求められた場合は、準備することになります。
各ろうきんやローン、申し込みをする方によって必要な書類は異なってくるので、申し込む窓口に詳細を確認しましょう。
ろうきんの審査は甘い?厳しい?
ローンによって審査の流れが多少異なるものの、ろうきんの審査は仮審査と本審査が行われています。
仮審査と本審査の流れ
申し込みをすると、申込内容をもとに仮審査が行われます。この段階ではあくまでもローンが利用できるかどうかの可否を仮に提示しているのみです。
仮審査で借入可能と判断された場合に、本審査へと進みます。本審査になるとローンの種類に応じて、求められる書類を提出します。仮審査の申告内容に虚偽などがないかの判断も行われます。また、融資金の使いみちも確認されます。
審査にかかる日数は?
たとえば、ろうきんカードローンでは申し込みから仮審査の結果が出るまでに1週間がかかります。その後本審査の結果が出るまでに1週間がかかるため「審査結果が出るまでには」最低でも合計2週間が必要です。
そこから契約を結びます。
契約を行った後ローンカードが自宅に到着するまでには2週間ほどかかります。
「融資が必要なときから逆算しても4週間はかかってしまいます。余裕をもって1ヶ月前には申し込みをしましょう。」

金利が低いことが魅力ではありますが、融資までの時間を急いでいる方には向いていません。融資限度額に応じて金利が低くなる銀行カードローンであれば最短即日融資も可能です。
ろうきんで審査落ちする原因は?
仮審査に落ちた、仮審査通過後に本審査で落ちた、こんなときには「どうして?」と困ってしまいますね。審査に落ちる主な理由には、過去または現在の借入で返済遅延などを発生させ、それが信用情報機関などに記録されていることがあげられます。
また、仮審査には通ったけれど本審査に通らなかった場合もありますね。本審査で、自己申告の内容と確認内容に大きな差があったり、別の利用中のローン返済遅れや借入額増額などが起こったりすれば、審査は否決となり申し込んだローンは利用できません。
いずれにしても、審査内容や審査結果の理由は申し込んだ方にはわからないものです。延滞、債務整理などは、自分で個人信用情報機関に照会することで記録が残っているかどうかを確認できます。
延滞記録がある場合は、5~7年経って記録がなくなる状態でないと、どんなローンに申し込んでも否決になります。
ろうきんを利用した方の評判や口コミは?
ろうきんを利用した方の評判にはどのようなものがあるのでしょうか?
ろうきん各ローンの詳細
住宅ローン、カードローン、自動車ローン、教育ローンなどの各ローンの詳細はどうなっているのでしょうか。ろうきんという同一名称で全国に店舗がありますが、各店舗でローンの詳細が異なることがあります。
取り扱いローンを、中央ろうきんの場合で見てみましょう。他エリアにお住まいまたはお勤めの方は、金利や限度額などを参考に、利用ろうきんのローン詳細を確認してください。
住宅ローン
不動産担保型では固定金利が1.150%~1.250%、変動金利は0.625%となります。融資金額は最高1億円までとなります。
金利は、引き下げ後適用されるものです。引き下げを受けられるのは下記の条件を満たしている方となります。
- 給与振込指定(都合で振込指定できない場合は、財形貯蓄またはエース預金を契約)
- カードローン(マイプラン)の利用
また金利ミックスを利用すると、さらに0.05%の金利引き下げが受けられます。金利ミックスとは、金利タイプを組み合わせるものです。組み合わせには
- 変動金利型と借入総額に対して30%以上である全期間固定金利型の組み合わせ
- 変動金利型と借入総額に対して30%以上である固定金利特約型20年(当初期間引き下げ型)の2種類があります。
リフォームローン
増改築資金、リフォームに利用できます。最高2,000万円までの無担保ローンとなります。
金利は
- 団体会員の構成員 2.000%(変動金利)~2.100%(固定金利)
- 生協会員の組合員および同一生計家族 2.200%(変動金利)~2.300%(固定金利)
- 一般勤労者 3.275%(変動金利)~3.100%(固定金利)
他にも、借換・買替ローンや、無担保住宅借換ローン、フラット35(不動産担保型)、有担保フリーローン(セカンドハウスなどに利用可)と、住宅関連ローンの種類は大変豊富です。目的や必要額に応じた借入が可能になるでしょう。
カーライフローン
自動車ローン、マイカーローンにあたります。車、マリンスポーツ、自転車などでの費用に利用できます。繰り上げ返済手数料がかからないので、返済しやすいローンといえるでしょう。
金利は
- 団体会員の構成員 2.400%(変動金利)~2.900%(固定金利)
- 生協会員の組合員および同一生計家族 2.600%(変動金利)~3.100%(固定金利)
- 一般勤労者 3.675%(変動金利)~3.900%(固定金利)
最高1,000万円までの融資が受けられます。また購入時だけでなく、現在利用中の自動車ローンの借り換えに利用することもできます。
フリーローン
旅行費用や結婚費用などに使えます。原則は、支払い先へろうきんからローン利用者名での振込となるので、目的ローンと考えたほうがよいでしょう。カルチャースクール、パソコン購入などの資金にも使えます。最高500万円までの貸付が可能です。
- 団体会員の構成の方 5.825%(変動金利)~7.000%(固定金利)
- 生協組合員の方 6.105%(変動金利)~7.280 %(固定金利)
- 一般勤労者の方 6.325%(変動金利)~7.500%(固定金利)
5.825%~7.500%の金利となります。
教育ローン〔カード型〕
カード型なので、繰り返して借りられるのが便利な教育ローンです。入学金や授業料だけでなく、アパートや下宿の入居費、海外留学費用などに使えます。教育ローンは、一般勤労者は利用できず、団体会員と生協会員の方のみが申し込めます。
金利は
- 団体会員の構成の方 2.900%
- 生協会員の組合員の方 3.180%
最高1,000万円までの融資が可能ですが、税込年収のうちの返済額の割合が30%以内(返済額には他のローンなどの返済も含む)での借入となります。
おまとめローン
複数のローンを低金利ローンで一つにまとめたり、より手金利のローンに借り換えたりできます。東北ろうきん、北陸ろうきんなどが取り扱っています。中央ろうきんでは、おまとめローン、借り換えローンという名称のローンはありませんが、フリーローンを他ローンからの借り換えに使えます。
ろうきんでは融資制度を利用することも可
基本のローン以外に、福祉ローン、NPO法人ローン、自治体提携融資制度・利子補給制度など、ろうきんでは様々なお金の借り方が準備されています。さらにろうきんの生活応援制度もあり、条件を満たすことで融資を受けられます。
自治体提携融資制度・利子補給制度
ろうきんと自治体との提携で、低金利のローン提供やろうきんローン利用時に利子補給を行います。利子補給とは、支払い利息の一定分を自治体が負担または補助するものです。自治体提携融資は、原則として居住する自治体の制度が利用できます。(一部の自治体では勤務先でも利用できることがあります。)
たとえば、東京都では東京都中小企業従業員むけ融資制度という制度があり、生活資金として70万円、年1.800%の金利で借りられるようになっています。居住年数、勤続年数、税込年収などの条件を満たす方が、融資制度を利用できる対象者です。
生活応援制度
ろうきんの生活応援制度は、対象者や利用目的ごとに融資制度が異なります。
日本学生支援機構奨学生対する入学金融資制度
入学時に必要な資金を増額奨学金の範囲内で融資(特別増額貸与奨学金を予約した方が対象)。奨学金を交付されるまでのつなぎ融資として利用できます。奨学生本人と、親権者が一緒にろうきん窓口に行って申し込みましょう。
教育訓練受講者支援資金融資制度
厚労省が実施する教育訓練に係る教育訓練支援給付金のみでは、受講中の方の生活費が不足する場合にさらなる支援として受けられます。ハローワークまたは厚生労働省のコールセンターに問い合わせる必要があります。
勤労者生活支援特別融資制度
勤務先の事情による離職、収入減少などで困っている勤労者が、利用中のローンの返済条件の見直しを行う制度です。返済額の減額、最長5年の元金据え置き、返済条件の変更(毎月返済などの残高割合、毎月返済とボーナス返済の併用またはその逆への切替など)の3種類があります。ろうきんへ問い合わせてください。
求職者支援資金融資制度
求職者支援制度での職業訓練受講給付金のみでは生活費が不足する場合の支援策です。ハローワーク、厚生労働省コールセンターへの問い合わせとなります。