1. お金借りるトリセツ
  2. お金を借りれる場所
  3. 不動産担保ローンのメリット・デメリットから選ぶおすすめ金融機関

不動産担保ローンのメリット・デメリットから選ぶおすすめ金融機関

 2020/11/11 お金を借りれる場所   53 Views

銀行や消費者金融のカードローンは無担保・保証人なしが基本であり、非常にスピーディーにお金を借りることができます。

一方で不動産を担保にしてお金を借りる不動産担保ローンも、大口の融資を受ける方法として知られています。

無担保と不動産担保では、どのような違いがあるのでしょうか。

今回は、不動産担保ローンの特徴と、おすすめの不動産担保ローンを紹介します。

不動産担保ローンとは

不動産担保ローンとは、土地や建物、マンション、店舗などの不動産を担保にお金を借りるローンのことです。

個人事業主や法人経営者だけでなく、個人でも融資受けることができます。

資金の使い方は投資用、事業用、相続資金など多岐に渡ります。
基本的には利用する目的に制限はありません。

最近は銀行だけでなく、消費者金融が提供するカードローンにも不動産を担保にしたローンが登場しています。

不動産担保ローンのメリット・デメリット

ローンには担保が必要ないローンもありますが、不動産を担保にした場合は何が違うのでしょうか。

メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

担保を設定することで、万が一返済が滞った場合は担保の土地を売却することで返済に充てられます。

金融機関としても安心してお金を貸すことができるのです。
担保があるからこそ、無担保ではできない好条件での融資を受けられます。

不動産担保ローンの主な特徴は以下のとおりです。

  • 低金利で借りられる
  • 融資額が大きい
  • 長期で借り入れ可能

低金利で借りられる

一般的な無担保のローンと比べて、低金利で借りられるのが大きな特徴です。
そのため、個人の場合はカードローンの「借り換え」「おまとめ」の選択肢としても利用されます。

低金利で借りることで毎月の返済額が小さくなり、毎月の返済負担を下げることが可能です。

融資額が大きい

担保とする不動産の価値にもよりますが、担保のローンに比べて借入限度額に余裕があるのが一般的です。

銀行カードローンの限度額は、高いところでも1,000万円程度でしょう。
消費者金融のカードローンの場合は800万円くらいでも限度額としては高いほうです。

一方で、不動産担保ローンであれば、1億円を超える融資にも対応できます。

ただし、億単位の融資を受けられるかは、担保にする不動産次第です。
不動産自体の価値が低い場合は、思った以上に限度額が低く設定されることもあります。

長期で借り入れ可能

まとまった金額を借りることができたとしても、長期で借りられない場合は毎月の返済金額が膨大になってしまいます。

不動産担保ローンでは、無担保・保証人なしのローンに比べて長期での契約が可能です。

ただし、逆を言えば「長期間の返済を余儀なくされる」ということでもあります。
当たり前のことですが、借入と返済は計画的に行いましょう。

家族が所有する不動産も担保の対象

意外に思われるかもしれませんが、担保として利用できるのは自己所有の不動産だけではありません。
申込者の三親等内の家族・親族が保有する不動産を担保にすることができます。

家族と親族の関係は一親等が「父母・子ども」、二親等は「祖父母・孫・兄弟姉妹」、三親等は「曾祖父母」「おじ・おば」「おい・めい」があたります。

不動産担保ローンによっては「二親等まで」といった規制があるほか、本人所有以外の不動産しか受け付けてもらえない場合もあります。

絶対に三親等まで借りられるわけではないことは理解しておきましょう。

また、もし返済ができなくなってしまう場合は、家族や親族の不動産が売却されてしまうということを意味します。

不動産を利用させてもらう場合はリスクについてはしっかり説明し、間違いなく了解を得ておくことが重要です。

デメリット

メリットも大きい不動産担保ローンですが、デメリットもあります。主なデメリットは以下の通りです。

  • 年齢制限に引っかかる可能性がある
  • 返済できない場合は不動産を失う
  • 審査に時間が必要
  • 事務手数料がかかる

年齢制限に引っかかる可能性がある

不動産担保ローンの申し込み条件の中には、年齢条件が含まれる場合がほとんどです。
借入時の年齢も気になりますが、見落としがちなのは完済時の年齢です。

完済時の年齢は通常75~80歳と決められています。
申し込む前に自身の年齢が完済時年齢をクリアしているか、年齢制限に問題ないのか確認しておきましょう。

この完済時年齢は、借入をする年齢が高くても後ろにズレることはありません。
そのため年齢を重ねてから借り入れをすると、返済期間が短くなってしまいます。返済期間が短いほど毎月の支払い金額が大きくなる点に注意が必要です。

毎月の返済額を少なくしたいのであれば、わずかでも早いうちに借り入れの申し込みを行いましょう。

返済できない場合は不動産を失う

担保に不動産を設定した以上、不動産担保ローンの返済が滞った場合は債権者である金融機関の判断で担保の不動産が売却されてしまいます。

数日の遅延ですぐに売却されてしまうことはありません。
しかし、数か月間の遅延を繰り返したうえ、再三の督促にも応じない場合は売却の対象です。

債権回収会社によって競売などで売却され、現金化されてローン残債の返済に充てられることになります。

土地を手放したくないのなら、無担保ローン以上に慎重に返済計画を考える必要があるでしょう。

審査に時間が必要

不動産担保ローンの中にも、即日融資可能な金融機関も登場しています。

しかし、原則としては無担保のローンよりも審査に時間がかかることは覚えておきましょう。
不動産の担保評価(不動産鑑定)が必要なため、無担保に比べて多くの人の手での審査が必要です。

カードローンのようにスコアリング審査で自動的に審査の合否を出すことはできません。
消費者金融のような最短30分審査は、まずできないでしょう。

翌営業日以降に持ち越されるのは当たり前と考えて、できるだけ早いタイミングで申し込みを行うことが大切です。

事務手数料がかかる

消費者金融などのカードローンでは、利息以外に手数料がかかるのは「ATMの利用手数料」などに限定されています。

不動産担保ローンでは不動産の鑑定調査や登記が必要になることがあるため、利用の際には以下の費用が発生します。

  • 事務手数料
  • 調査費用
  • 印紙代
  • 抵当権設定費用
借入金に対する利息とは別に発生するほか、合計で数万円~数十万円がかかることもあります。

低金利で借りられるといっても、この手数料の支払いを加味して「無担保ローンよりお得なのか」をあらかじめ知っておく必要があります。

場合によっては、手数料を含めた総返済額が無担保ローンと変わらないこともあります。

不動産担保ローンの流れ

不動産担保ローンは「仮申し込み→仮審査→本申し込み→本審査→結果連絡」という流れで進むのが一般的です。

仮申し込みで住所や氏名、家族構成、住宅ローンの有無などの基本情報を入力し、指定される必要書類を提出して仮審査を受けます。

銀行での仮審査に通過できれば、次は本審査です。
物件によっては1週間以上、もっと時間がかかる場合は1ヶ月以上の時間がかかることも考えられます。

本審査にかかる時間から逆算し、申し込む日を決めることが大切です。

審査が全て完了すれば、契約書を交わして融資が実行されます。
指定した口座にお金が振込まれたあとは、契約時に決めた返済方式に従って返済を進めます。

おすすめの不動産担保ローン

ひと口に不動産担保ローンと言っても、さまざまな金融機関で商品が用意されています。どれを選ぶべきか悩んでしまうでしょう。

そこで今回は、おすすめの不動産担保ローンを紹介します。

  • 楽天銀行
  • 住信SBI銀行
  • 東京スター銀行

楽天銀行の「不動産担保ローン」

楽天銀行の不動産担保ローンは「事前審査結果が最短翌営業日に分かる」というスピード審査が特徴です。

事前審査に合格しても必ずしも本審査に通過できるわけではありませんが、本審査を通過できるか、ある程度は判明します。

借入できそうかどうかがスピーディに分かるのは、急いで融資を受けたい人には嬉しいポイントでしょう。

融資額は最大1億円と高額で、繰り上げ返済手数が無料な点もおすすめポイントです。

資金用途 原則自由
(事業性資金、楽天銀行からの借り入れの借り換えは不可)
対象不動産 本人または三親等以内の親族の不動産
金利 年0.65%~年9.41%
借入金額 100万円以上1億円未満
借入期間 1年~25年以内
返済方法 元利均等返済
繰り上げ返済 可能 手数料無料
手数料 借入金額の2.20%

住信SBI銀行

住信SBI銀行の不動産担保ローンは楽天銀行と同じく、最短で申し込みの翌営業日に審査結果が判明するスピードが自慢です。

住宅ローン返済中でも借り入れできるのもメリットといえます。

返済期間は回数を設定して毎月一定額を返済していく「元利均等返済」方式を採用しています。
毎月の返済額が固定されているため、計画的な返済が可能です。他社のカードローンを複数借りている際の「おまとめローン」としても選ばれています。

返済期間も最長25年と長期で設定できるため、ライフプランに合わせて返済期間を柔軟に設定できます。

資金用途 自由
対象不動産 指定地域の担保物件
金利 年2.95~8.9%
借入金額 300万円~1億円以下
借入期間 1年~25年以内
返済方法 元利均等返済
繰り上げ返済 可能 手数料は繰り上げ返済額の3.143%
手数料 保証委託=借入金額の1.32%

融資事務=借入金額の0.88%

東京スター銀行

東京スター銀行の不動産担保ローンでは、金利のプラン「変動」「3年固定」「5年固定」「10年固定」の4つから選べます。

使い道は事業性資金を除いて自由で、「相続税」「遺留分の支払い」「家族の教育資金」「結婚資金」「リフォーム」など、フリーローンとしてさまざまな使途に利用できます。

融資限度額最大で1億円と、大口の融資が必要なケースでも利用可能です。

さらに、繰り上げ返済手数料がかからないのも好評です。
一部繰り上げであっても全額繰り上げでも手数料がかからないため、「ボーナスが入ったらどんどん返済したい」という人に向いています。

資金用途 自由(事業性資金は除く)
対象不動産 本人または配偶者、実父母、実兄弟姉妹まで
金利 固定=1.20%~8.75% 変動=0.85%~8.35%
借入金額 100万円以上1億円以内
借入期間 1年以上20年以内
返済方法 元利均等月賦返済
繰り上げ返済 可能(手数料無料)
事務手数料 融資金額の2.2%

ノンバンク(銀行以外)の不動産担保ローンも

不動産担保ローンによる資金調達は、銀行などの金融機関の他に「ノンバンク」も選択できます。

ノンバンクとは、銀行のように預金業務を行わず、与信業務(融資)に特化している金融機関のことです。いわゆる「消費者金融」がノンバンクにあたります。

ノンバンクは総量規制の対象になるのが特徴です。
総量規制とは、個人(個人事業主含む)の借入総額が原則として年収の3分の1に制限される規制のことをいいます。返済能力を超えた債務で生活が破綻してしまうのを防ぐために定められました。

不動産担保ローンは総量規制の対象外ですが、自宅を担保にした場合は総量規制の対象です。

会社員が自宅を担保にして年収の3分の1を超える融資を受けたい場合、自動的に選択肢は銀行ということになります。

一方のノンバンクのメリットは「融資までの日数が短いこと」です。これは銀行カードローンと消費者金融カードローンなど、他のローン商品にも当てはまります。

あくまで目安ですがノンバンクが1週間~2週間程度で融資が実行されるのに対し、銀行の場合は最長で1ヶ月以上の審査時間がかかることもあります。

銀行では不動産の評価が厳しく審査されるほか、保証会社の保証も必要になることがあります。ノンバンクよりも、どうしても審査に日数がかかるのです。

ノンバンクを含めた多くの金融機関で「最短〇日」と表記されていますが、必ずしも最短で借りられるとは限りません。いずれにしても1週間以上の時間は必要と覚えておきましょう。

不動産担保ローンおすすめ金融機関 まとめ

今回は不動産担保ローンの特徴やメリット・デメリットと、おすすめの不動産担保ローンを解説しました。

不動産を担保にする分だけ、低金利で多額の融資を受けられるのが大きなメリットです。一方で、万が一返済できなくなった際は担保の不動産を失うリスクもあります。

無担保ローン以上に、計画的な利用が求められます。

\ SNSでシェアしよう! /

お金借りるトリセツの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金借りるトリセツの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

関連記事

  • 語学留学お金がない時の対処法とは?海外留学資金のお金を借りる方法

  • 不動産担保ローンの審査ポイント|審査通過の基準と注意点

  • リフォームローンの審査基準|流れと重要ポイントを解説

  • 医療ローンの審査は厳しい?甘い?融資を受けるための重要ポイントとは?

  • 無職の人がお金を借りるための方法

  • バンドルカードなら年齢制限も審査もなしで最大5万円チャージできる!