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外国人がお金を借りる方法

 2017/12/24 お金を借りれる場所   2,524 Views

外国人がお金を借りる、「難しいのでは?」と考える方が大半ではないでしょうか。

日本が入国管理法の告示を改め、外国人の採用規制がさらに緩和されます。今後、外国人の方が日本で働き、居住することがますます増えていくでしょう。

暮らしていけば、当然お金のピンチが訪れることもあるはずです。そんなとき、「外国人がお金を借りる方法」「借りるための条件」「金額」などがやはり気になりますよね。

外国人もお金を借りれる?

外国人もお金を借りることはできます!ただし、誰でもどんな条件でも簡単に、というわけにはいきません。しかし、合法に日本に滞在している、就労しており勤続年数が長い、収入が基準を満たしている場合なら、日本人と変わらない条件で借入できるケースも多いのです。

どうして外国人はお金を借りるのが難しい?

「外国人もお金を借りられる」とはいっても、やはり難しさが伴います。なぜなのでしょう。それは、短期的な滞在となるケース、出入国を繰り返している方もいること、収入面が低い方もいる点などから、審査が慎重に進められることが多いのです。

つまり、金融機関は「必ず返済できる人」に貸したいというのが本音です。しかし、外国人の場合は居住年数や収入の面から「返せるのか?」と疑問を持たれることが多くなってしまいます。

とはいっても、貸さないという法律もありません。外国人が今後さらに増えることが予想されているわけですから、貸付を行いたい、ニーズにこたえて業績を上げたいという金融機関も当然増えていくでしょう。

国籍保有者でなくても借りれる?

外国人でお金を借りることができるのは、「永住権」を持っている方となります。永住権は国籍ではなく、日本にずっと滞在できる権利です。短期ビザや期間が限定しているビザとは違い、年数に制限なく居住することができます。

また、借入先によっては永住権がない状態でも、お金を借りられることがあります。借りられる要素としては

  • 安定収入
  • 勤続年数
  • 在留期間

があげられるでしょう。日本人がお金を借りる場合と変わらず、「確実に返済できる可能性が高い」人物ほど、借りられる可能性は高まります。

居住年数は短いけれど借りれる?

これはケースバイケースといえるでしょう。要は借りたあとの在留期間がポイントになると考えらえます。今後返済が完了していない時期に、在留許可が切れて帰国となってしまうような状態なら、お金を借りることはできませんよね。

逆にこれまでの在留期間が短めでも、長期のビザや永住許可を持っている、また安定した企業に勤務していて収入面での安定も望める人物なら、借りられる可能性は高まるでしょう。

在留許可の種類と借入やローン利用の不可

日本の在留許可には様々な種類があります。公用、高度専門職、経営・管理、医療など多岐に渡ります。今後さらに増加すると考えられる技能実習や、介護なども在留資格の一種です。

ただし、基本的に在留期間は一部を除いて5年、3年、1年、3ヶ月から4ヶ月という規定の在留資格が多くなります。永住資格でない限りは(高度専門職2号を除く)無期限の在留資格を取得できません。(http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/kanri/qaq5.pdf

限定的な滞在となると、やはりお金を貸す業者や金融機関は返済への疑問を持つことが多いでしょう。しかし、お金を借りるためには必ず無期限の在留許可を持っていないといけない、ということではありません。

3ヶ月以内の滞在でなければ、中長期滞在の方も十分に借入できる可能性があります。長期のビザであっても期限が近い場合などは、返済されない恐れがあるため、審査に通らないでしょう。

確実に借りるためには

  • 中長期または永住権の滞在資格を持っている
  • 滞在資格に期限がある場合は、まだ残存期間が長い
  • 勤務先などが明確で6ヶ月以上は継続して勤務している
  • 連絡が取れる(自分用の携帯電話などを所持している)
  • 読み書きができる

の条件を満たしていることが重要なポイントになるでしょう。

この方法なら外国人が借りれる!

日本人がお金を借りるときにも、「このローンのほうが審査に通りやすそう!」と考えるのではないでしょうか。審査は中小消費者金融→大手消費者金融→銀行の順に難易度は上がっていきます。

返済の確実性から、金利の設定は審査難易度が上がるにつれて低くなるのです。お金を借りるときには、低金利で借りたいという希望を持つ方が大半でしょう。しかし、確実に借りるという点にポイントを置くなら、金利はさておいて、という状況も覚悟しておくことが大切です。

消費者金融カードローンが申し込みやすい

消費者金融は、外国人の方も申し込みやすいと感じる借入先でしょう。大手などなら、来店せずに契約できるところがほとんどなので、外国人の方も申し込みやすいと感じるかもしれません。

しかし、直接対応しないということは、年収や勤続年数などの属性情報を元に機械的なスコアリング審査が進むことになります。外国人の方の場合は「現時点では永住権はないけれど、配偶者滞在許可を持っていて確実に更新できる」「滞在期限はあと1年程度だが、仕事上必ず更新する」といった細かい情報まで、スコアリングで加味できないケースも想定できるでしょう。

直接来店することで、審査がスムーズに進むことがあります。消費者金融を選ぶ際に、来店申し込みができるところにするのも一つの方法です。

大手消費者金融では、

消費者金融 外国人がお金を借りる条件
プロミス 外国籍の方は在留カードまたは特別永住者証明書をご用意ください
アコム 外国籍のお客さまは、在留カードまたは特別永住者証明書(法令により、有効とみなされる期間内は外国人登録証明書を含む)をご用意ください
アイフル 本人確認書類で運転免許証をお持ちでない方→特別永住証明書・在留カード

など外国人への対応も明記してあります。
モビットには明記してありませんが、永住権を持っていなくても申し込み可能だったという口コミ情報が多数あります。

永住許可があるなら銀行ローンも

銀行カードローンに申し込みたいなら、永住権が必須です。銀行カードローンは低金利のことが多く、その分審査も厳しく慎重に進められます。低金利でローンを利用したいなら、永住許可が必要と考えておきましょう。

カードローン以外に外国人向けのローンはある?

住宅ローン

外国人の方は日本で住宅ローンや不動産ローンを利用できるのでしょうか?もともと外国人への貸付には消極的なのが銀行です。特に貸付額が大きくなる住宅ローンでは、様々な融資要件を設けているためクリアできる方は、やはりあまり多くありません。

多くの金融機関では、

  • 永住権がある、または配偶者が日本人
  • 日本に住民登録をし、居住している
  • 日本で就業して納税している(収入証明書、課税証明書、源泉徴収票などを提出できる)

といった条件を設定しています。

しかし、最近は永住権のない外国人、配偶者も外国人、単身者の方も申し込めるローンが登場しています。

*SMBC信託銀行 プレスティア(永住権、保証人不要。日本居住の外国籍の方で、前年度の年収が500万円以上。英語サイトhttps://www.smbctb.co.jp/en/product/loan/

*新生銀行(永住権なしなら配偶者に日本国籍または永住権が必要。配偶者が連帯保証人になること 英語サイトhttps://www.shinseibank.com/english/housing/

非居住者が投資目的で住居などを購入する場合は、住宅ローンは利用できません。不動産投資ローンに申し込むことになります。

教育ローン

外国人の方が銀行の教育ローンを利用したい場合は、永住権が必須です。また、日本政策金融公庫の教育ローンにも申し込めます。外国人の方は、外国人登録原票の写し(原本)または外国人登録原票記載事項証明書が必要です。

ちなみにクレジットカードは申し込める?

クレジットカードを外国人の方が作りたい場合、滞在期間によっては審査に通らないことがあります。滞在期間が短いと、分割払いを利用したときに完済前に帰国してしまう恐れがあるからです。

クレジットカード審査にも難易度があり、銀行、信販会社・クレジット会社、消費者金融の順に難易度が下がっていきます。消費者金融でクレジットカードが発行できるのはアコムだけなので、「確実にクレジットカードがほしい」場合ならアコムのACマスターカードを選びましょう。

また、外国人留学生の方も仕事をしていない場合は、審査が通りにくいです。どうしてもクレジットカードを作りたい場合は、学生専用クレジットカードなどを検討してみましょう。

外国人がお金を借りるときに気になるQ&A

やっぱり審査は厳しい?

どんなローンでも審査基準を明らかにしていません。審査に通らなかった場合も、その理由を聞いても回答は得られないのです。そのため、一概に審査が厳しいとはいえませんが、外国人の場合は滞在期間などを含めて、慎重な審査が行われます。

ただし、借入できる条件面で問題がなければ、お金を借りられないわけではありません。

日本語があまりできなくても借りれる?

契約書などの内容を本人が理解できるかどうかも重要です。さらに日本での信用度を、滞在期間の長さで判断することが多いです。

滞在期間が長い→日本の生活になじんでいる→永住の可能性があるという判断になると、お金は借りやすくなるでしょう。ここで、日本の生活になじんでいるかどうかを、読み書きで見極める傾向にあります。

短時間で審査をする必要があるわけですから、言葉ができるかどうかは分かりやすい判断材料というわけですね。

必要書類はどんなもの?

外国人の方がローンに申し込む場合には、本人確認書類に加えて、在留カードまたは特別永住者証明書が必要です。また収入証明書は、カードローンなどでは50万円以上の借入を希望するときに必要ですが、準備しておいたほうが安心でしょう。
本人確認書類としては、日本の運転免許証がベストです。ただし、取得していない場合はパスポートの写真面を準備しておきましょう。
在留カードまたは永住者証明書のコピーは両面とっておきます。在留期限が短い場合は、更新してからローンに申し込んだほうが確実です。

在籍確認なしで借りれる?

消費者金融など貸金業者では、本人収入があることが借入の条件です。収入があるということは、勤務先があるはずということになりますね。在籍確認を行わないローンなども一部ありますし、書類の提出で済ませるケースも増えているようです。しかし、原則として在籍確認は行われると考えておきましょう。

どれくらいの金額なら借りやすい?

年収の1/3が消費者金融で借入できる額ですが、やはり最初の申し込みでは少なめの額のほうが、確実に審査に通りやすいでしょう。必要な額より多く申し込むのは避けたほうがよいですね。自分で返済計画を立ててから、利用できる額を決定しましょう。

即日融資できる?

即日融資に対応しているローンなら、もちろん申し込んだ日に借入できる可能性はあります。ただし、審査の状況などによって、借入が可能になるまでの時間は異なってきます。絶対に即日融資ができるというわけではありません。

留学生だけど借りたい!どうすればいい?

留学生はお金が借りにくいと考えられていますよね。しかし、申し込みできる方法はあります。まず、銀行が取り扱うローンは永住許可がある方しか申し込めないので、留学生は不可です。

しかし、消費者金融なら永住権なしでも申し込みできます。居住年数と、在留期限内に完済できるかどうかで審査結果が決まります。「留学期間があと1ヶ月だから帰国費用の足しに!」といった借り方は絶対にできません。

外国人主婦です。借りられますか?

外国人で主婦の場合は、借入する方法としては、永住権を持っており、配偶者に安定した収入があって銀行カードローンに申し込むというのが一つあります。

永住権がない場合は、消費者金融への申し込みとなります。この場合は本人に収入がないといけないので、パートなどをしていないと借りられません。永住資格がない場合は、在留期間が1年以上残っている(借りる額にもよりますが完済時期を逆算して在留期間のほうが長い)ほうがよいでしょう。

外国人の個人融資は難しい

どのローンの種類でも、外国人が個人で融資を受けるのは簡単なことではありません。返済されない可能性がある限り、金融機関や金融会社が積極的に貸付を行えないのが現状です。

外国人がお金を借りたいときには、どこで借りるのか、どんなローンや貸付を利用するのかといった選び方に注意が必要です。さらに、勤続年数や居住年数、滞在許可の種類や期間なども借りられるかどうかの重要なポイントなります。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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