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プロミスの自営者カードローンの特徴や申込方法

 2020/09/04 プロミス   356 Views

自営業者や個人事業主は毎月の収入が不安定なことが多く、カードローンの審査に通過しにくい傾向があります。

カードローンの審査では収入の安定性は重要な要素ですので、どうしても正社員などに比較すると不利な面があります。

ただ、プロミスでは通常のカードローンの他にも自営業者向けのカードローン「自営者カードローン」という商品も提供しています。
通常のカードローンとは違う特徴があるため、利用を検討する価値はあるでしょう。

プロミスの自営者カードローンと通常のカードローンとの違いは?

自営者や個人事業主は通常のカードローンの審査で不利

自営者や個人事業主だからといって、必ずしもプロミスのカードローンの審査に落ちるというわけではありません。

自営業者・個人事業主でも、申し込みのときに申告する年収や勤続年数(営業年数)、事業の規模によっては安定性があるとみなされて、返済能力があると認められれば審査には通ります。

安定収入というのは、毎月一定の収入があることを意味します。
返済能力があるというのは、他社のカードローンからの借入額や返済状況などから総合的に判断するもので、自営業者でも充分な返済能力があると認められたら、審査には通過できます。

ただ、審査に通ったとしても、自営業者の利用限度額は低めに設定されがちです。収入の安定性を欠くとみなされ、毎月一定の金額を返済できないと判断されるからです。

自営業者や個人事業主でプロミスの審査に通ったという事例を見ても、たとえば「年収200万円未満」「自営農家」「資金繰りが悪化した飲食店の経営者」など様々な状況で審査通過しています。
とはいえ、利用限度額は絞られがちな傾向には変わりません。

自営者カードローンなら事業資金の調達ができる

プロミスのカードローンには一般のカードローンである「フリーキャッシング」と個人事業者向けの「自営者カードローン」の2種類があります。

収入が不安定な自営業者や個人事業主が審査で不利なのは「フリーキャッシング」のほうで、自営者ローンなら個人事業主向けの基準で審査してもらえるので、審査通過の可能性はぐっと高まります。

この自営者ローンのメリットは「事業資金の調達ができる」という点です。

個人事業主が事業資金を調達する方法としては、低金利・高額融資の日本政策金融公庫や銀行・信用金庫から融資を受けるのが一般的でしょう。

ところが、こういった金融機関から融資を受けるためには、提出書類が多く、審査には1ヶ月から2ヶ月を要するため、急な資金の必要には間に合わないことがあります。

そういったときに便利なのがプロミスの自営者ローンです。

銀行や信用金庫に比べて金利は高めですし、限度額も低めですが、必要書類が少なく手続きも簡単で、審査もスピーディです。最短で申し込み当日中に借入することも可能です。

総量規制の対象外

自営者ローン最大のメリットと言ってもいいのは「総量規制の対象外」という点です。
貸金業法では個人事業主に対する貸付は「例外貸付」と位置づけられています。

総量規制は個人に対する融資を「年収の3分の1までに制限する」という貸金業法の制限です。総量規制の例外貸付では、年収の3分の1を超える借入が可能になります。

たとえば年収が300万円の個人事業主が貸金業者から70万円借りているとき、個人消費者としては総量規制のうえでは30万円までしか借りることができませんが、自営者ローンなら新たに50万円の借入をすることも可能です。

ただし「事業の実態が確認され、かつ事業主の返済能力を超えない場合に限る」とされているため、自営者カードローンの審査では、プロミスのフリーキャッシングの審査よりも多くの書類の提出が必要になるので注意しましょう。

自営者カードローンとフリーキャッシングのスペック比較

プロミスのフリーキャッシングでは、正社員や派遣社員などの一定額の給料を毎月もらう人と同様の審査になりますし、また借入額が総量規制で定められている年収の3分の1の範囲内に制限されますが、自営業や個人事業主でも利用可能です。

一方、自営者ローンは個人事業主向けのカードローンであるため、事業の実態が確認できる書類を提出することによって総量規制の例外とみなされ、総量規制を超えた額の借入が可能です。

・自営者カードローンとフリーキャッシングの比較

–  自営者カードローン フリーキャッシング
資金使途 生計費および事業費 生活費
限度額 300万円まで 500万円まで
金利(年率) 6.3%17.8% 4.5%17.8%
返済回数 最終借入後最長69ヶ月 最終借入後最長69ヶ月
担保・保証人 不要 不要
30日間無利息サービス なし 初回借入日の翌日から30日間

自営者カードローンの特徴は、資金使途が生活費でも事業資金でも自由に使うことができる点です。
限度額ではフリーキャッシングのほうが優れていると言えますし、金利も最低金利を比較すると自営者カードローンのほうが若干不利な条件かもしれません。

一定の安定した収入があり、総量規制で制限されても問題がないのであれば、フリーキャッシングを選択しても良いでしょう。

一方で、個人事業主や自営業などの方で収入が不安定かつ年収が低く、総量規制を適用すると希望する借入額に満たないという場合には、自営者カードローンを選択しましょう。

自営者カードローンであれば「事業実態を疎明にする書類」を提出することによって、仮に赤字経営であっても総合的な判断で審査に通過できる可能性があります。

自営者カードローンの申し込みと必要書類

 基本的な申込条件

自営者カードローンに申し込むことができるのは、年齢20歳以上65歳以下の個人事業主だけです。

フリーキャッシングでは年齢上限は69歳となっているので注意しましょう。
また、法人化している会社の代表者は申し込むことができません。あくまでSOHOなどの形態で小規模事業を営んでいる個人事業主向けです。

近年では会社から受注した案件からの収入のみで生活している「フリーランス」が増えています。
フリーランスは仕事を会社から依頼されている立場ですので、自営業者として申告して良いか悩ましいところでしょう。

フリーランスかどうかというのは、業務委託もしくは請負契約をしているのか、それとも雇用契約を結んでいるのかによって決まります。
業務委託や請負で仕事をしているとき、会社が「外部の人」に仕事を依頼しているので、フリーランスという扱いになります。

そのような形態ではなく、雇用契約書を交わして雇われている場合には「会社に所属している従業員」という扱いになります。
このときには個人事業主ではないので、自営者カードローンに申し込むことはできません。

必要書類

プロミスの自営者カードローンは、フリーキャッシングと違って提出する書類が多くなります。フリーキャッシングは希望する限度額が少額なら、基本的に本人確認書類さえあれば契約できますが、自営者カードローンはそれ以外の書類も必要です。以下の3点の提出が必須なので注意しましょう。

・本人確認書類:運転免許証、パスポート、健康保険証+住民票
・収入証明書類:確定申告書(前年度)、青色決算書または収支内訳書
・事業実態疎明書類:営業許可証、受発注書、納品書、請求書、領収書、報酬明細書類など

「事業実態疎明書類」というのは、多くの人が聞き慣れないものでしょう。

これは「実際に事業を行っている実態があることを客観的に証明できる書類」を指します。

たとえば、イラストを描いて収入を得ているイラストレーターなら、依頼主からの発注書があり、納品した後の支払いを証明する領収書もあるでしょう。こういった書類が事業実態疎明書類です。

上記以外にも、事業を行っていることが証明できるのであれば、提出書類として認めてもらえる可能性があります。

固定電話は必須?

フリーキャッシングを含む「個人消費者向けのカードローン」では、審査で在籍確認という過程が必要となります。

会社など勤務先に電話連絡して、働いている実態を把握するという工程ですが、自営者カードローンの場合には、収入証明書類や事業実態疎明書類によって在籍確認の代わりとします。

申込後にプロミスの審査担当者から本人確認の電話が来るので、申込者への電話と書類で勤務先が確認できたという扱いになります。
このとき、電話を受けるのは携帯電話ではなく、固定電話のほうが望ましいでしょう。固定電話なら仕事場を構えて業務をしていることの証明となるからです。

ただ、現在は固定電話ではなく携帯電話とネットだけで仕事をしている人も多くいます。
そういった場合には固定電話なしでも申し込みが可能です。

ただし「事業所」として自宅があり、そこで確かに働いていて、固定電話によって連絡が付くというほうが事業の安定性を証明できるので、できれば固定電話のほうが審査では有利であることには代わりません。

金融業界では、まだ固定電話に対する信頼性は失われていません。

 Web申し込みができない?

プロミスの自営者カードローンは通常のフリーキャッシングとは違って、インターネットを通じた「Web申し込み」には対応していません。利用できる申し込み方法は以下の3つです。

・プロミスコール
・自動契約機
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)

電話で申し込みをした場合でも、自動契約機か店頭窓口での契約が必須となるので、近場のプロミスの自動契約機を確認しておきましょう。

自動契約機に行く手間を省いてWebで申し込みたいと考える人もいるでしょう。
実際には無理ではありません。

Web申し込みをした後に掛かってくる本人確認の電話連絡で「自営者カードローンを申し込みたい」と希望すれば、そのような申し出として審査してくれます。

ただ、電話か自動契約機から申し込みしたほうが審査の通過率は高いでしょう。

Web申し込みで用意されているのは、フリーキャッシング用の申し込みフォームであるため、一次審査の審査基準がフリーキャッシングのものになるからです。総量規制が適用されたままの審査を受けることになってしまうので、あまりおすすめできません。

借入・返済

プロミスの自営者カードローンでは、自動契約機か店舗に来店して契約することが必須となります。
ローンカードが必ず発行されることになっています。

フリーキャッシングではWeb上だけで申し込みから借入・返済まで対応していますが、自営者カードローンではあくまでカードによる借入と返済が中心です。

ローンカードでの借入・返済では、ATMの利用で手数料がかかるので注意しましょう。
プロミスの自社ATMなら手数料は無料になります。

契約時に利用した自動契約機に併設されているATMを利用するのが最も手間がかからないでしょう。
プロミスは三井住友銀行のグループ会社ですので、三井住友銀行のATMでも手数料は無料になります。借入や返済で使い勝手が良いので、覚えておきましょう。

プロミス自営者カードローンのメリット・デメリット

主要な自営業者向けローンとの比較

プロミスだけでなく、他の消費者金融業者や信販会社でも自営者向けのカードローン商品を提供しています。

プロミスの自営者カードローンと同様、主な対象となっているのは個人事業主で、審査がスピーディに実施されるという特徴があります。

・自営者向けカードローンの比較

カードローン名称 金利
(実質年率)
利用限度額
プロミス
「自営者カードローン」
6.3%17.8% 300万円まで
アコム
「ビジネスサポートカードローン」
12.0%18.0% 300万円まで
アイフル
「事業サポートプラン」
6.0%18.0% 500万円まで
アイフルビジネスファイナンス 3.1%18.0% 1000万円まで
オリックスVIPローンカードBUSINESS 6.0%17.8% 500万円まで

プロミスとアコムの自営者向けのカードローンは法人向けの融資は不可で、もっぱら個人事業主向けのローン商品です。

アイフルのビジネスファイナンス以外は、ほぼ即日での融資が可能となっています。

メリット

1.即日融資が可能

プロミスの自営者カードローンのメリットは、個人消費者向けではないので総量規制を超えた融資も可能ですし、さらに即日融資に対応している点がメリットと言えるでしょう。

審査の回答時間は最短で1時間で、自動契約機や店頭窓口でも申し込みでも、素早く借入することができます。

2.事業資金以外に利用可能

自営者カードローンとなっていますが、事業資金としてだけでなく、本人の生活費などのプライベートでの費用としても利用できます。

通常のフリーキャッシングの審査では不利な個人事業主も、こちらのローンを利用すれば審査基準も自営者として受けることができ、さらにプライベートの費用としても使うことができるので、あらゆる場面で活躍が期待できます。

3.大手という安心感

個人事業主向けのビジネスローンは、数多くの業者が存在しており、商品も豊富に揃っていますが、もうひとつ分かりにくいというデメリットがあります。

名前も知らない業者から借入するのは不安という人も多いでしょう。

プロミスはメガバンクのひとつである三井住友銀行グループに入っている大手の消費者金融業者ですので、その分安心感があります。

デメリット

1.上限金額が低め

自営者カードローンは申し込みしやすく、審査も素早いですが、借入限度額の300万円はビジネスローンとして考えると、もうひとつ物足りないものがあります。

できれば500万円くらいは欲しいですが、スモールビジネス向けのローンであり、プライベートにも活用できることを考えると、プラスマイナスゼロといったところでしょう。

2.法人では利用できない

プロミスの自営者カードローンは、個人事業主限定の商品です。
法人として借入することはできませんし、法人代表者として借りるビジネスローンとしては利用できません。あくまで小規模経営の事業主が事業資金と生活資金の両方を借入できるように設計された商品です。

プロミスの自営者カードローンの特徴 まとめ

プロミスの自営者カードローンは、通常のカードローンの審査では不利とされる個人事業主向けに生活費も含めて借入できるローンです。

上限金額が低めというデメリットはありますが、プライベートにも活用できて、審査も早いという点でメリットがあります。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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