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プロミスの債務を任意整理するメリットとデメリット

 2020/12/02 プロミス   111 Views

プロミスからの借入が返済できなくなったとき、任意整理という方法を採ることもできます。

任意整理は当事者同士の話し合いによって、利息をカットしたりすることで債務の負担を減らすものです。

プロミスはスムーズに任意整理の交渉に応じてくれる業者のひとつと言われており、返済負担をぐっと減らすことも可能です。
ただし、ブラックリスト入りは確実ですので、よく検討しましょう。

プロミスの債務を任意整理で解決できる?

プロミスという業者について

プロミスは「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」が正式名称で、三井住友ファイナンシャルグループの完全子会社の消費者金融です。
三井住友ファイナンシャルグループは、三井住友銀行を傘下とする巨大金融コングロマリットです。

つまり、プロミスと三井住友銀行は非常に関係が深い会社で、三井住友銀行で個人向けカードローンを申し込むと、保証会社がプロミスになります。

消費者金融というと、どこか怖いイメージを持っている人も多いでしょう。

映画やドラマなどで「金融屋」が一般市民を脅したり、暴力を振るったりする場面が登場することから、「いったん返済できなくなったら大変なことになる」と思い込んでいる人も少なくありません。

実際には、プロミスは三井住友銀行も属している金融グループの消費者金融ブランドで、要するに「超が付くほどの大手」です。

そのような会社が、無理な取り立てをしたり犯罪的な行為でユーザーを苦しめたりしたら、三井住友のイメージが傷つきます。
たとえ返済できなくなって、任意整理などの債務整理をするときにも、極めて常識的で穏便な対応をとってくれます。

スムーズに交渉に応じてくれる

消費者金融のプロミスとしては歴史も長く、現在は三井住友グループの一員で、消費者金融業者のなかでもスムーズに任意整理の交渉に応じてくれる会社として知られています。

消費者金融のなかには、なかなか任意整理の交渉に応じてもらえないところもありますが、プロミスはかなり柔軟な態度を取ってくれる業者として認知されています。
もし現在も滞納してしまっているという人でも、将来の利息のカットもしてくれる可能性があります。

また、2001年以前から長期にわたってプロミスから借入を行っている場合、過払い金が発生している可能性もあります。

過払い金というのは、利息制限法で定められた利息ではなく、出資法で定めた利息でお金を借りているときに、本来は支払う必要のなかった利息を違法にプロミスが取得しているために、その返還を要求する手続きです。

過払い金の返還があっても、借入額のほうが多ければ、すでに返済してものとして元本の減額をすることが可能です。
もし過払い金のほうが借金の額より多ければ、過払い金としてお金が返ってきます。

任意整理とはどういう手続きか

1.任意整理の基本

任意整理とは裁判所を通さずに貸金業者と交渉して、「利息のカット」「遅延損害金のカット」「返済期間の延長」による和解を目指す手続きです。

債務整理の方法には他にも個人再生や自己破産がありますが、それよりもぐっと軽い措置です。
個人再生も自己破産も手続きで裁判所を介しますが、任意整理はあくまで当事者同士の和解です。

2.任意整理のメリット

任意整理は裁判所を通さない手続きなので、自己破産や個人再生よりも時間がかからないというメリットがあります。
また、必要書類も少なくて済みます。

家族や会社に内緒にしやすい手続きで、周囲に知られることなく実行できます。

自己破産は手続きをすると一定の条件で制限される職業がありますが、任意整理にはそういった制限はありません。
また、自己破産は一定の価値ある財産は没収されますが、任意整理では財産に手をつけることなく、手続きできます。

3.良い条件で解決するには

良い条件でプロミスの借金問題を解決したい場合には、弁護士や司法書士のような専門家に頼るほうが近道です。

実際には法律家ではない個人でも可能ですが、時間も手間も膨大になります。

専門家に任意整理を依頼すればプロミスからの督促がストップします。いったん弁護士などが受任すればプロミスから直接連絡が来ることがありません。

任意整理が向いているケースとは

1.借入期間が短い

任意整理のメリットのひとつは、将来かかる利息のカットです。

任意整理の和解案で合意をした後は、将来に支払う利息を支払わずに済むので、借入期間が短い人ほど、また多額の借入が残っている人ほど、任意整理をするとメリットが大きくなります。

2.借入額について

任意整理は借入額に関係なく手続きすることができますが、一般的には借入額300万円までが任意整理できる限界と言われています。

任意整理の合意をした後、利息をカットすることになるので、任意整理の手続きをするメリットは薄くなります。
もし20万円程度しか借入額がないのであれば、地道に返済したほうがリスクも低くなります。

3.返済状況について

プロミスは借り手に有利な貸金業者と言われています。
というのも、通常は返済を滞納している状態では、任意整理の話し合いに乗ってもえらないことも多くありますが、プロミスの場合には、滞納している状態でも任意整理の話し合いに応じてくれるからです。
返済が遅れている状態からでも、任意整理の相談が可能です。

プロミスの借金を任意整理するには

まず始めにすること

任意整理は個人がトライしても可能な手続きですが、通常は弁護士や司法書士に依頼することが多いでしょう。

全国に債務整理を専門とする法律事務所は数多くあり、そこに相談するところから始まるという人が大多数です。

相談するにあたって、揃えておくべき書類は以下のようなものです。

・身分証明書

・借入先のキャッシュカードやクレジットカード

・債権者一覧表(プロミス以外にも借りている先があるとき)

・給与明細書や源泉徴収票など自分の収入が分かるもの

任意整理は自己破産や個人再生とは違って、裁判所といった公的機関を通さない方法です。

そのため、必要書類といってもすべてを完璧にしなければできないというわけではありません。弁護士や司法書士によって必要書類も異なることがあるので、まずは相談して指示に従いましょう。

法律の専門家が進める手続き

1.プロミスに受任通知

弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、プロミスに受任通知を送付します。

この書類が到着した時点で、利用者に対するプロミスの直接の取り立て行為がストップします。これは法的に認められていることで、弁護士などが代理人となると、本人に直接交渉することができなくなるからです。

2.取引履歴の開示

プロミスは受任通知を受け取ると、債権者届けと取引履歴を弁護士・司法書士に開示します。

受け取った弁護士などは、この取引履歴を利息制限法に照らし合わせて、正確な債務額を確定します。

3.過払い金のチェック

利息制限法の利率に引き直して再計算したら、過払い金が発生していたことが分かるケースがあります。

その場合にはプロミスに返還請求を行います。これによって借金の額が減ることがあり、場合によってはゼロになるケースもあります。

4.和解案

任意整理は、「将来の利息のカット」「遅延損害金のカット」などを求めて、さらに残債の分割払いを交渉する手続きです。

債務者側、つまり借りている側から和解案を提示し、交渉していきます。プロミスが和解案に応じると、任意整理が完了します。

任意整理にかかる費用

任意整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼すると費用がかかります。

依頼する法律事務所によって異なりますが、おおよその相場があります。

任意整理の場合には、「着手金」と「成功報酬」がかかります。

成功報酬については、報酬金とは別で借金を減額できた場合に「減額報酬」がかかるケースと、かからないケースがあります。

・費用の内訳

内訳 費用
着手金 2万円~5万円程度
報酬金 2万円~5万円程度
減額報酬 減額した分の1割から2割

安く済めば10万円以内に収まるでしょう。一度に払いきれないときには、分割払いもできます。

任意整理でプロミスの借金をどのくらい減らせるか

長期スケジュールにも対応している

プロミスは大手のなかでも、任意整理に寛容な会社です。

任意整理では基本的に利息や遅延損害金をカットしたうえで、借入金を分割払いして返済しますが、その際に長期のスケジュールにも対応します。

消費者金融業者の任意整理では、分割払いの回数は36回、3年で完了するスケジュールが一般的ですが、プロミスではそれよりも長い60回でも可能です。

ただし、借り主本人の状況や返済額によっても異なりますし、それまでの借り主の返済状況によっても違いが出てきます。

原則的には60回以内とされていますが、特別な事情があればそれよりも長くなるスケジュールにも対応しています。

任意整理では将来の利息の支払いもカットできるので、毎月の返済負担はかなり抑えることができます。

他社との比較

プロミスは三井住友銀行の完全子会社になったことから、社会的なイメージも良い傾向があります。
また、資金面での体力もあるので、他社に比較しても任意整理がしやすい会社と言っていいでしょう。

たとえば、返済期日を過ぎても返済していない「滞納中」の状態でも問題なく話し合いに応じてくれます。

任意整理はあくまで、借りた本人と貸金業者との「話し合い」で解決するものです。

業者のなかには、「任意整理そのものに応じない」というスタンスのところもあり、将来の利息のカットにも応じてもらえるプロミスは良心的なほうと言えます。

任意整理は、業者側としては入るはずの利益をまったく失う手続きであるため、資金の余裕のない業者はなるべく応じたくない交渉です。

借りた側が「任意整理したいので取引履歴を送付してほしい」と要求しても、なかなか応じないところもあります。

プロミスの場合は、弁護士や司法書士が取引履歴を開示してほしいと請求しても対応が早く、他社に比べると迅速に任意整理の合意を取り付けることができます。

プロミスの傾向

1.分割回数

プロミスの任意整理では分割回数は原則的に60回以内です。

借入金額と本人の収入次第では60回以上にも応じてくれます。61回や63回ならほぼ受けてもらえると言われています。

本人が病気であったり、収入が激減したりといった状況にあるときなど、特別な事情があれば90回くらいまで可能です。

2.利息の免除

プロミスの任意整理では、将来的な利息は原則的に全額免除できます。

ただし、1回も返済していない場合や取引期間が6ヶ月未満であるときに、「経過利息」を全額要求されることがあります。

経過利息というのは和解日までの利息のことです。1万円未満の端数の切り上げといった対応はしてもらえることがあります。

任意整理のメリット・デメリット

信用情報機関に登録される

任意整理をした後は一定期間、信用情報機関に登録されます。

信用情報機関に「任意整理をした」という情報が記載されている間は、新たな借入やクレジットカードの利用ができません。これを一般的には「ブラックリストに載る」と言います。

ブラックリストに載ると、新規でお金を借りることができなくなります。
たとえば自動車のローンを組んだり、住宅ローンを組んだりすることもできなくなります。

任意整理したという情報は完済後5年ほどで信用情報から削除されますので、その後であればクレジットカードやローンの審査に影響がなくなります。

ブラックリストに載っている間は現金払いの生活をして生活の再建に努めましょう。

また、任意整理をしていなくても、返済を延滞しているとブラックリストに載ることになります。

返済が滞りがちな人は、すでにブラックリストに載ってしまっている可能性があります。
新規でクレジットカードを作ろうとして審査落ちしているとき、プロミスでの返済の遅れが影響している可能性があります。

将来的にもプロミスと取引できなくなる

任意整理をすると信用情報機関にネガティブ情報が登録されますが、およそ5年程度で抹消され、新規にクレジットカードが作れるようになりますし、消費者金融業者から借入することもできるようになります。

ただ、プロミスと取引している最中に任意整理をした場合には、プロミス独自のブラックリストに情報が共有される可能性があります。

貸金業者では、自分のところで返済トラブルを起こした人を「社内ブラック」として、信用情報機関での登録に関係なく「申し込んだ時点で審査を否決する」ことがあります。

プロミスも社内ブラックとして取り扱われることがあるので注意しましょう。

また、プロミスは多くの金融機関の「保証会社」となっています。

プロミスが申込者の信用を担保して審査に通すというものですが、プロミスとの返済トラブルがあった人は、プロミスが保証会社となっている金融機関でも審査に通らない可能性が高くなります。

プロミスは三井住友ファイナンシャルグループですので、以下の審査には通らなくなる可能性が高いと考えていいでしょう。

他にも福岡銀行や北陸銀行などの地方銀行のカードローンの審査をプロミスが担当しています。

毎月の返済負担が減る

プロミスの任意整理をすると、信用情報機関に登録されたり、プロミスから社内ブラック扱いになったりなどのデメリットがあります。

とはいえ、将来の利息をカットしてもらって返済期間を3年から5年に変更する交渉をするので、毎月の返済負担は確実に減ります。

任意整理は自己破産や個人再生と違って、「どの金融機関の債務を整理するのか」を選択することができます。そのため、たとえばプロミスの債務を任意整理し、銀行のカードローンは対象としないといった方法を採ることが可能です。様々に対処方法があるので、専門家に相談しながら決めていきましょう。

債務整理の知識を持った司法書士や弁護士に相談し、依頼すれば毎月支払えるプランを提案してもらえます。そのため、収支を見直しながら生活を再建することができます。

弁護士などの法律の専門家が介入した時点で、プロミスは直接本人に取り立てできないことになっています。両者が和解するまでは借金の返済しなくて良いというルールになっていますので、まずは依頼して専門家に受任してもらい、落ち着いて今後の返済を考えてもいいでしょう。

プロミスの債務を任意整理するメリットとデメリット まとめ

プロミスは他社に比較して任意整理に応じてもらいやすい業者です。

相談次第ですが、将来の利息をカットしたうえで3年から5年の分割払いで返済していくことができます。た

だし、ブラックリストに載ってしまうので、それなりのペナルティは課せられます。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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