プロミスで借りてチャージできる三井住友VISAプリペイドのお得な使い方
プロミスはSMBCコンシューマー・ファイナンス株式会社が運営するカードブランドです。
SMBCグループは三井住友銀行が主体となっている大型金融グループで、プロミスと三井住友VISAが提携して、プリペイドカードにプロミスからチャージできるというサービスを展開しています。
このページの概要
プロミスと三井住友VISAとの連携システムとは
プロミスで借りてチャージできる
プロミスと三井住友VISAプリペイドを連携して使えるサービスが2016年から始まっています。
通常、プロミスからの借入は、プロミスの店舗やコンビニのATMから借りる方法、指定の銀行口座への振込などを選択できます。
現在はキャッシュレスの時代で、多くのプリペイドカードが登場しています。
もしカードローンからお金を借りてプリペイドカードにチャージしようとすると、どうしても「いったんATMでお金を下ろして、チャージする機械を使ってお金を入れる」という手間が発生します。
この手間を省いて、三井住友カードが発行する「三井住友VISAプリペイド」へプロミスから直接チャージできるのがサービスの特徴です。
プリペイドカードへのチャージは、たとえばWebで借入を申し込んだ後、事前に登録した三井住友VISAプリペイドへ借入金額をすぐにチャージできます。
このプリペイドカードは国際決済ブランドのVISAですので、ネットショッピングや世界中のVISA加盟店でチャージ金額の範囲内で利用できます。
借入の申し込みからチャージまですべての手続をWebで行うことが可能です。
手間が省けて便利
このサービスは、仕組みとしては非常に簡単です。
プロミスのカードローンで借りて、すぐにプリペイドカードにチャージできるシステムで、カードローンの融資という形でチャージが簡単に行えるというサービスです。
プリペイドカードへのチャージには「現金を持って支払う」という工程を必要とします。
もし、銀行の口座や手持ちの現金としてお金がなかった場合には、カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用することになりますが、その際には以下のような手順が必要となります。
・コンビニでチャージする金額を支払う
・チャージ金額として反映される
借りたお金をチャージするという点では同じですが手順が面倒です。
何より「チャージができる場所に行く」という手間を必要とで、この手間を一気に省いたものがプロミスと三井住友VISAの連携です。
利用するには、プロミスの会員であることが必要ですし、三井住友VISAプリペイドに申し込んでおくことも必要ですが、それは1回手続きすれば済みます。後は、Webを使ってチャージするだけになります。
プロミス×三井住友VISAプリペイドの連携の仕組み
1.カードを発行する
プロミスと三井住友VISAプリペイドを連携させるには、Webなどで三井住友VISAプリペイドへの申し込みが必要です。
初めて契約する場合には、プロミスとの契約時に付帯させることで郵送でカード発行してもらえます。
すでにプロミスの会員であるなら「プロミスインターネット会員サービス」から申し込むことで郵送でカードが発行されます。
通常の三井住友VISAプリペイドカードを発行しようとすると数百円の手数料がかかりますが、プロミスから経由して申し込むと発行手数料は無料になります。
2.チャージを申し込む
カードが発行されたら「プロミスインターネット会員サービス」内にある「チャージ(三井住友VISAプリペイド)」を選択することでチャージができます。
プロミスから借入したお金をチャージして街中でもネットショッピングでも使うことがでいます。1回で入金できる金額の上限は5万円で、手数料はかかりません。
3.情報を共有する
チャージの手続きをすると、その情報はプロミスと三井住友カードで共有されます。
4.チャージ
三井住友カードがチャージ処理をすることで、プリペイドカードが利用可能になります。
5.カード利用
三井住友VISAプリペイドカードにチャージしたお金は、VISAカードが使える場所であれば、リアル店舗でもネットショップでも基本的にどこでもクレジットカードと同様の感覚で利用できます。
6.返済
プリペイドしたお金はプロミスから借入した場合と同様の方法で返済します。その際は利息が付くので、利用は計画的に行うようにしましょう。
プロミスと三井住友VISAプリペイド連携のメリット・デメリット
クレジットカードのように利用できる
三井住友VISAプリペイドは、三井住友カードが発行するVISAカードブランドのカードですので、VISAの加盟店であれば世界中どこでも利用することができます。
使い方も通常のクレジットカードと同様に、レジなどで支払いの際にカードを提示して「1回払いで」と伝えるだけです。
それだけで普通のクレジットカードと同様に決済が行われて支払いが完了します。
インターネット決済にも利用可能で、ネットショッピングや各種の申し込みで料金が発生するときにも、このカードを使って決済できます。
最近はアプリの課金にもこういったカード決済ができるので、アプリ購入の際などの課金のときにも利用できます。
仕事でオンライン決済を利用すると、よりスムーズに仕事が進められるという人もいるでしょう。
サーバー代金や各種ドメインの取得のときにも、三井住友VISAプリペイドを利用できます。
クレジットカードがない場合には、その都度ドメインの取得操作をしてからコンビニに行くというケースもありますが、そのような手間は不要です。
ポイントが貯まる
VISAカードはポイントプログラムも充実しています。
三井住友VISAカードのポイント制度は、2020年6月からリニューアルされ、さらにお得になりました。
ポイントが貯めやすくなり、交換先も他社ポイントやマイレージにすることができるなど、充実したサービスになっています。
クレジットカードとは根本的に商品の性質が異なるために、一部のカードのような派手なものではありませんが、ポイントはさらにチャージすることができます。
通常のクレジットカードでも利用可能額に対して直接ポイント還元をするというシステムはないので、そういった部分で三井住友VISAプリペイドカードのポイントプログラムはユニークと言えるでしょう。
使いすぎを防ぐ
三井住友VISAプリペイドは、チャージした金額を買い物に使うというものですので、クレジットカードよりも「お金を使っている」という実感を持ちやすく、思わず高額の商品に手が出てしまうという使いすぎを防ぐ効果もあります。
「限度額は事前にチャージした分だけ」「分割払いには原則的に利用できない」「一部でシステム上利用できない加盟店がある」という側面があります。
「プリペイド」ですので、前もって事前に資金を入れただけしか使えません。チャージ額が2000円なら使えるのは2000円だけですし、2万円なら使えるのは2万円とはっきりしています。
事前のチャージを、プロミスのローンの枠内から直接実行できるというのが最大の特徴です。
お得なサービス
1.ATM手数料
このカードは「プロミスから借りたお金をプリペイドカードにチャージするだけ」ですが、単にメリットはそれだけではありません。
ATMに行ってそこから借入してチャージする手間が省けるということは、ATMの手数料を支払う必要がないということです。
プロミスのローンカードを使ってATMで借りると、一部のATMを除けば1万円未満で110円、1万円超の場合は220円の手数料がかかります。プリペイドの場合にはチャージには手数料がかかりません。
月に何度も借入する人は手数料だけでも相当の金額になります。チャージに切り替えることで節約になります。
2.2000円分プレゼント
三井住友VISAプリペイドは、プロミスとの新規契約時に同時に申し込むことで2000円分のポイントがチャージされたカードを発行してもらえます。
プロミスは新規契約時は初回利用から30日間利息がかからないので、双方を併せて活用することで、他のカードローンよりもお得に借りることができます。
無駄遣いに注意
カード全般に言えることですが、三井住友VISAプリペイドも、現金よりも無駄遣いをしてしまうリスクがあります。
一般的に、現金で支払う人よりもクレジットカードを使う人のほうがたくさんの買い物をするという傾向があります。
実際に東京のある商店街でクレジットカード決済を導入したところ、客単価が1.6倍になったというデータもあります。
財布から現金が減っていくという見た目で分かる実感が低いので、クレジットカードのように使いすぎてしまう恐れがあるので、利用には注意しましょう。
また、チャージしたお金は「借入したお金」なので、いずれは利息を付けて返済する義務があります。
カードローンで借りたお金は「自分のお金」と勘違いしがちですが、あくまで借金なのでしっかりと意識して計画的に利用することを心がけましょう。
プロミスの利用方法
まずは申し込んで審査を受ける
プロミス×三井住友VISAプリペイドの組み合わせは、使い勝手も良く、VISAブランドのカードとして世界中で使うことができます。
ただ、使うためにはプロミスの会員になる必要があります。
プロミスは大手の消費者金融業者ですので、審査はスピーディで申し込み当日中に融資を受けることも可能です。
申し込みでは本人の住所や氏名、生年月日、勤務先、勤続年数といった個人情報や他社での借入についての情報を申告する必要があります。
安定して継続的な収入があることを証明するために、職場でプロミスの担当者が電話で連絡する「在籍確認」というものもあります。
審査そのものは、時間帯や曜日にもよりますが、30分から2時間程度かかります。
申込時には本人宛てにプロミスから確認の連絡が来ます。礼儀正しく社会人らしい対応をしておきましょう。
プロミスの審査については、多くの記事がありますので、そちらを参照してみましょう。
プロミスへの申込で注意したい点
低めの限度額で
プロミスの申し込みでは、自分から限度額の希望を申告します。
貸金業法には総量規制という規定があり、ここでは「利用者の年収の3分の1以上の貸付をしてはならない」とされています。
年収が300万円の人は100万円まで貸金業者から借りることができますが「3分の1までなら大丈夫」と考えるのも良くありません。
もし多額のお金が必要でないというなら、審査に通りやすくするために、最初は少額で申し込んでおきましょう。
三井住友VISAプリペイドとの連携を考えているなら、10万円程度が無難でしょう。
プロミスのみに申し込む
プロミス×三井住友VISAプリペイドの連携を考えているなら、申し込む業者はプロミス1社に絞りましょう。
貸金業者からお金を借りようとするとき、なかには複数の業者に短期間で申し込んでしまうことがあります。
貸金業者の間では申し込みしたという事実も共有されています。
そのため、一度にたくさんの業者に申し込みをすると「そんなにお金に困っているのか」「色々なところから借りて、自分のところの返済はきちんとできるのか」などと疑われてしまいます。せっかく通るはずの審査にも落ちやすくなってしまうので注意しましょう。
細かいミスに注意
プロミスに限ったことではなく、消費者金融業者に申し込んで審査落ちする要因として多いのが「記入ミス」です。
誤字や脱字、数字の打ち間違いなどをすると、わざとでなくても虚偽の申し込みをしたと判断されて、審査に落とされるケースがあります。
申し込みフォームに入力した内容は良く確認しましょう。
申し込み内容については、いったんメモ書きにして、それを見ながら正確に入力する必要があります。
Webを利用する
プロミスには、電話や自動契約機などで契約する方法もありますが、最も手間がかからずスムーズなのはWebでの申し込みです。
平日の午後2時くらいまでに手続きを完了できれば、即日で銀行振込で融資を受けることも可能です。
審査に通過したらVISAプリペイドの発行を希望する
プロミスの審査に通過できれば実際の契約となりますが、ここの段階でVISAプリペイドの送付先を選択することができます。
Webで契約を完結した場合、最終的な契約手続きの画面上で「希望するVISAプリペイドカードの送付先」を自宅か勤務先から選ぶことができます。
ただし、カードは簡易書留で送付されることになるので、確実に自分が受け取れる住所にしておかないと後から面倒なことになるので注意しましょう。
Webから申し込みをしても、場合によっては来店で契約をしたほうが手続きが早いというケースもあります。
この場合は最寄りのプロミスの無人契約機に行って最終的な契約をすることになりますが、来店契約の際には担当者からインターホンなどを使って「VISAプリペイドカードの送付先はどうされますか」などと訊かれますので、そのときに希望する送付先を答えましょう。
三井住友VISAプリペイドの使い方 まとめ
プロミスと三井住友VISAプリペイドカードの連携は、いったんATMからお金を借りてそれをレジなどでチャージするといった手間を省けますし、手数料も無料で済みます。
VISAブランドのカードですので、多くの店舗やネットショッピングで利用可能です。