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浪人でお金がない人がお金を借りる方法は学生ローンがいいの?

 2020/11/01 お金を借りれる場所   1,344 Views

浪人生は予備校の学費や参考書代、友人との交際費といったお金が必要になります。

浪人生であっても大学生や専門学校生と同様に、20歳以上でアルバイトなどで安定した収入があれば消費者金融業者や銀行のカードローンの利用することができます。

また、未成年の浪人生でも、選択肢は非常に限定的ですが学生ローンを利用することができます。

予備校の費用なら教育ローンを使おう

日本政策金融公庫の教育ローンを使う

浪人生でもお金を借りることができますが、まずは消費者金融や銀行ではなく、公的な融資を考えましょう。

消費者金融や銀行のカードローンは宣伝にも力を入れていて知名度がありますが、やはり金利は高いですし、浪人生の身分ではなかなか審査には通りません。
特に、予備校の学費の場合、まずは教育ローンの検討を優先しましょう。

希望する大学に合格できず受験に失敗してしまったとき、浪人生として予備校に通うことになりますが、費用は年間で50万円から100万円ほどかかり、決して少なくない金額となります。

こういった予備校の学費は教育ローンで借りることができます。
民間の銀行が提供している教育ローンでは、予備校の費用は資金使途の対象外となっていることがありますが、国が運営する日本政策金融公庫の教育ローンなら金利も安く、予備校の費用についても資金使途の範囲内になっています。

教育一般貸付と呼ばれるもので、上限350万円まで、固定金利年率1.70%と低金利です。

浪人生本人が借りられる?

国の教育ローンは、低金利で高額を借りることが可能ですが、浪人生本人が自分で借りることは困難です。

浪人してから自立して、働きながら自分で予備校の費用を支払っていくという人もなかにはいますが、こういったケースでも国の教育ローンは基本的には学生の保護者が申し込むものです。

もし、国の教育ローンを学生本人が借りようとするなら、「成人していて、勤務収入で安定した収入があって、独立生計を営んでいる」ということが条件です。

社会人入試を別にすれば、おおよそ浪人生は18歳から19歳までの未成年でしょう。
そうなると、安定した収入もまだないことが多く、なかなか自力でローンを申し込むのは困難です。

そのため、浪人生本人では教育ローンを組むのは困難だと考えたほうがいいでしょう。
とはいえ、必ずしも審査に通るとも限りませんし、申し込みから融資まで3週間ほどかかるので、すぐに学費が必要というケースでは間に合いません。

そういったときに初めて民間のローンを検討しましょう。

最初から消費者金融や銀行のカードローンで借りようとせず、まずは国や民間の教育ローンから調べましょう。

教育一般貸付の概要

1.利用できる世帯年収の上限額

国の教育ローンでは、融資の対象となる学校に入学する人の保護者が申し込むことになっています。

申し込みする世帯の年収には上限額が定められています。これを超えるときには申し込みすることはできません。

・世帯年収の上限額

子供の人数 世帯年収の上限額
1人 790万円
2人 890万円
3人 990万円
4人 1090万円
5人 1190万円

子供が2人以内の場合には、勤続年数や居住年数、自宅外通学、資金使途など8つの要件のいずれかに該当するときには上限額が緩和されます。

詳細は日本政策金融公庫の公式サイトを見てみましょう。

2.融資の対象となる学校

修業年限が6ヶ月以上であって、中学卒業以上の人を対象にする教育施設が対象となります。

・大学、大学院、短期大学

・専修学校、予備校、デザイン学校などの各種学校

・高等学校

予備校は各種学校として融資の対象となっています。

3.資金使途

融資金の資金使途は以下のようなものになります。学費だけでなく、幅広い範囲に活用できます。

・学校納付金(入学金、授業料、施設整備費など)

・受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費、宿泊費など)

・在学のために必要となる住居費用(アパート、マンションの敷金や家賃など)

・教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用など

20歳未満の浪人生がお金借りる方法

クレジットカードのキャッシング枠を使う

1.三井住友カード

18歳から19歳までの未成年におすすめできるのが、メガバンク三井住友銀行が提供する「三井住友VISAデビュープラスカード」です。

・18歳から25歳を対象としたカード

・年会費無料

・キャッシング枠5万円

このカードは主に学生専用のカードで、総利用枠は10万円から30万円で、未成年でもキャッシング枠をつけることができます。

総利用枠も小さいですし、キャッシング枠となるとわずかなお金ですが、それでも浪人生でもお金を借りられるカードとして貴重な存在です。

2.学生専用ライフカード

学生専用ライフカードは、カードの総利用枠が5万円から30万円、そのうちキャッシング枠は最大10万円までで、未成年でも利用可能です。

高校生は利用不可ですが、満18歳から満25歳の大学生や短大生、予備校生で在学中の人が対象です。

三井住友VISAもライフカードも、キャッシング枠が付帯する可能性がありますが、ショッピング枠だけを希望するほうが審査には通りやすくなります。

まずはショッピング枠だけ申し込みして、利用履歴を蓄積してからキャッシング枠を申し込んでみると良いでしょう。

3.エポスカード

マルイが発行している「エポスカード」は19歳以下の未成年でも作ることができるクレジットカードです。

マルイで買い物をしてもらうためのカードですが、様々な特典が付帯しており、そのなかにキャッシング機能もあります。

ネットで申し込んで近くのマルイでカードを受け取るようにすると、即日発行することも可能です。急いでお金を借りたい浪人生にはおすすめのカードです。

学生ローンを使う

浪人生でもお金を借りることのできる金融機関として、学生専用の「学生ローン」というものがあります。

これは、業種としては消費者金融業者ですが「学生でなければお金を借りられない」「安定した収入がある学生なら担保なしで審査の申し込みができる」という特徴があります。

プロミスやアコムといった消費者金融業者では、20歳以上でないと申し込みができませんが、学生ローンは18歳から20歳までの学生でも利用できる貴重な存在です。

融資限度額は低めで、金利は通常の消費者金融業者並みに高いですが、どうしてもお金を借りなければならないときには頼れる存在です。

学生専門の学生ローンに申し込む際には、運転免許証か保険証、それから学生であることを証明する学生証、アルバイトの給与明細などの収入を証明する書類が必要になるのが通常です。
給与振込の記録がある通帳の提示を求められることもあります。

業者によってはも異なりますが、指定の時間までに審査が完了すれば申し込み当日中の借入も可能です。

ろうきんのカードローンを使う

大手の消費者金融業者や銀行のカードローンは宣伝にお金を掛けて多くの人に認知してもらう努力をしているため、「お金を借りるなら銀行」「消費者金融業者なら貸してくれる」と思いがちで、つい「労働金庫(ろうきん)」の存在は忘れてしまいがちです。

労働金庫は、法律上もあまり大規模な宣伝ができないことになっており、「お金を借りるならろうきん(労働金庫)」と考える人は非常に少数派でしょう。

労働金庫は、消費者金融や銀行と違って「利益を得ることを目的としていない」金融機関です。

働いている人が金策に困ったときにお金を貸すという使命を帯びた存在で、あまり宣伝をすることなく地道に活動しています。

労働金庫は全国に数多くあり、居住地によって利用先が異なりますが、未成年の予備校生でもカードローンを利用してお金を借りることができます。

【労働金庫の申し込み資格】

・満18歳以上65歳未満

・同一勤務先に1年以上勤務している

・安定継続した収入が年収150万円以上

年収150万円以上というところがネックですが、月に12万5000円という程度はアルバイトでも稼げる額です。もし収入条件をクリアできているなら、労働金庫は充分に検討する価値があります。

質屋を使う

審査が不要で、働いていない浪人生でもお金を借りることができるのが質屋です。

質屋は学生ローンや消費者金融業者のカードローンとは違って、担保を提供してお金を借りる方法になります。

担保として預けるものは、「それを使いたいと思っている人がいる」ものであれば何でも構いませんが、基本的には「売却したときにある程度の金額になることが期待できるもの」になります。

たとえばブランド品や財布、アクセサリー、貴金属です。パソコン、カメラなども質屋に持っていけばいくらかのお金を借りることができるでしょう。

借入額は預けた担保の価値によって変わってきます。必ずしも希望の金額になるとは限らないので注意しましょう。

質屋によって多少の違いはありますが、基本的には3ヶ月以内に借りたお金を全額返済するか、または利息分でも返済しないと預けた品物は「質流れ」となります。
預けた物品の所有権がなくなり、質屋によって売却されます。

質屋の最大のメリットは「返済する義務がない」という点です。
返済しなくても催促は来ません。質に入れた品物を失うだけで、個人信用情報にも傷はつきません。

デメリットとしては金利が高いという点です。
消費者金融業者には貸金業法、銀行には銀行法が適用されますが、質屋には「質屋営業法」という法律が適用されます。

ここで規定された金利はそれぞれに異なっています。

・質屋の金利と消費者金融業者の金利の比較

質屋の上限金利 月利9%(年利109.5%)
消費者金融業者の上限金利 年利20%(10万円未満)

年利18%(10万円以上100万円未満)

年利15%(100万円以上)

かなりの高金利でお金を借りることになります。

もし、担保に預けるものが自分にとっては不要な品物であるときには、質屋で借りるのではなく売却してしまったほうが高い値段で売れるので、検討する必要があるでしょう。

知名度の高い学生ローン

カレッヂ

浪人生がお金を借りようとするときにハードルになるのが、親権者の同意なしでは未成年が借入契約を結ぶのが困難という点です。

これには民法が関係しており、未成年が結んだ契約は一方的に破棄できることになっているからです。

とはいっても例外はあり、「高卒以上の学生」であるなら、親権者の同意なしで利用できる学生ローンがあります。
学生ローンで最も有名な「カレッヂ」です。

歴史も長く、安心して利用できるための工夫もされており、「学生ローンに迷ったらカレッヂで間違いない」と言われるほどの存在です。

・カレッヂの商品概要

金利 15%~17%
貸付額 50万円
審査時間 30分程度
貸付までの時間 1時間程度

カレッヂは東京都の高田馬場にあり、JRの駅から大きな黄色い看板が見えることで良く知られています。

契約はこの店舗へ来店しても可能ですし、インターネットから申し込んで振込融資を受けることも可能です。

全国から申し込みは受付けているので、浪人生はまずはカレッヂを検討してみましょう。

マルイ

学生ローンで良く知られている業者として、カレッヂ以外には「学生ローン マルイ」を挙げることができます。

ファッションビルのマルイとは無関係ですので注意しましょう。

申し込みから融資までのスピードが早く、急ぎの人に向いています。
ただし、契約できるのは東京都の高田馬場の店舗に行ける人に限られます。遠方の人はカレッヂなどの学生ローンを利用しましょう。

マルイの特徴は、審査が早いだけでなく、「学生証だけで借りられる」点です。
ほとんどの学生ローンは「学生証プラス運転免許証または健康保険証」の提出が必須ですので、この点は非常に便利と言っていいでしょう。

・マルイの商品概要

金利 15%~17%
貸付額 50万円
審査時間 30分程度
貸付までの時間 最短30分程度

借入限度額が50万円となっていますが、「総量規制」という規定によって「年収の3分の1以上」の額は借りることはできません。

また、マルイには「友達紹介サービス」があります。
ユーザーが友人を1人紹介するごとに金利が1.2%下がるというものです。しかも紹介の上限がなく、もし友人を15人紹介すると金利がゼロになります。

フレンド田

未成年の学生や予備校生でも借りることができる学生ローンとしては、他に「学生ローン専門店 フレンド田」という業者がいます。

特徴として、返済期間の設定が長めになっており、毎月の返済額が少なく済むという点があります。
返済期間が長くなると、利息が発生しやすく最終的な返済額が大きくなりがちですが、毎月の生活がギリギリだったり収入にムラがあったりした場合には助かる制度と言えるでしょう。

・フレンド田の商品概要

金利 15%~17%
貸付額 50万円
審査時間 30分程度
貸付までの時間 最短30分程度

フレンド田にも友人紹介によるキャンペーンがあります。友人の契約内容によってユーザーに現金をプレゼントするおいうものです。

・友人紹介キャンペーン内容

契約額15万円以上 3000円プレゼント
契約額25万円以上 5000円プレゼント

また、フレンド田は「予備校生でも利用できる」と公式サイトで明確に記載している業者です。

学生ローンといっても、予備校生もOKとははっきり表示しているところは少ないため、浪人生でも安心して申し込めるフレンド田は良心的と言っていいでしょう。

ニチデン

学生ローンは、ほとんどが地域密着型の消費者金融業者です。
決まった営業エリアがあり、それ以外の地域に居住している人には利用できません。これは中小の消費者金融業者には良くあることで、首都圏なら首都圏の居住者だけにしか利用できません。

カレッヂのように全国から申し込める学生ローンというのは数が少なく、マルイやフレンド田は営業エリア以外に住んでいる人は利用できません。

ニチデン」は、近畿エリアの人が利用できる学生ローンです。
大阪・奈良・和歌山・滋賀・三重・京都・兵庫の各県に在住している人向けの業者です。

・ニチデンの商品概要

融資額 30万円まで
融資対象者 学生
利息 実質年率9.125%
返済方法 5年以内

20歳以上なら大手の消費者金融業者がおすすめ

浪人生1年目はまだ未成年ですが、2年目になると20歳に達します。

そうなると、借入先は一気に広がります。それまでは「未成年」というハードルがありましたが、20歳になって成年に達すると消費者金融業者や銀行のカードローンでも申込条件を満たします。

一般の消費者金融業者が利用できるようになると、より使い勝手の良いローンを選択することが可能になります。

【一般の消費者金融業者のメリット】

・来店なし、郵送物なしで契約できる。

・様々なコンビニATMを使って自由に借入や返済ができる。

・24時間振込サービスを利用できる。

・夜間の申し込みで翌日に即日融資も可能。

・初回無利息サービスが付いてくる。

・スマホを使ってローンカードなしの契約ができる。

選ぶなら、プロミス・アコム・レイクALSA・アイフル・SMBCモビットなどの大手から選びましょう。

大手はサービスも充実していますし、使いやすく安心感があります。

まとめ

浪人生がお金を借りるのは困難ですが、不可能ではありません。まずはクレジットカードのキャッシング枠を考えてみましょう。不用品を質屋に入れたり、売却したりすることでもお金を作ることができます。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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