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マイカーローンの審査を通過するポイント|銀行とディーラーの違いも解説

 2020/11/04 お金を借りれる場所   68 Views

マイカーローンは、新車や中古車を購入する時の強い味方です。
しかし、中には「銀行のマイカーローンに申し込んだのに審査を通過できなかった・・・」という人もいるかもしれません。

マイカーローンを組む前に、「審査でプラスになるポイント」「審査にマイナスになるポイント」を押さえておく必要があります。

そこで今回は、マイカーローンの審査内容と、審査通過のポイントについて紹介します。

マイカーローンとは

マイカーローンとは、車の購入費用を貸し付けてもらう金融商品です。
銀行をはじめとした「金融機関」のほか、自動車販売業者である「ディーラー」でも貸付けを行っています。

一般的なローンと同様、貸付を受けた以上は利息を支払うのが決まりです。
返済金額は借りている期間が長引くほど、また借入元金が大きくなるほど高くなります。

マイカーローンの種類

マイカーローンには大きく分けて「銀行ローン」と「ディーラーローン」に大別できます。

ディーラーで新車や中古車の商談をした時に、必ずと言っていいほどマイカーローンの案内が行われるため、ディーラーローンのほうが馴染みがある人も多いのではないでしょうか。

ここでは「銀行」「ディーラー」それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

銀行系

銀行のマイカーローンは都市銀行やネット銀行、地方銀行、信用金庫などが扱うマイカーローンのことです。

ディーラー系のマイカーローンに比べて「金利が安い」という大きなメリットがあります。金利が安ければ安いほど、そこから計算される利息も安くなります。

少しでも総返済額を安く抑えたい場合、銀行系のマイカーローンがおすすめです。

ただし、金利が安い分だけ審査は厳しいと言われています。申込者の属性次第では、審査に落ちることは珍しくありません。

ここで、注意点があります。

落ちてしまう可能性があるからと、片っ端から金融機関に申し込むのは得策ではありません。
申し込んだ履歴は信用情報に記録されるためです。

何社か申し込んだ後、申し込んだ会社から見れば「ほかで審査に落ちたから当社にきたのか」と思われてしまうでしょう。

借り入れ可能な金額や年数は、銀行によって異なることも覚えておきましょう。
審査を依頼する前に希望通りの額が借りられるか、金利がいくらなのか等の条件については必ず確認しておきましょう。

ディーラー系

ディーラーローンとは、自動車販売業者である「ディーラー」や中古車販売店で組めるマイカーローンです。
審査が銀行に比べて厳しくないほか、面倒な手続きをディーラーの営業マンに任せることができるのもメリットといえます。

その代わり、金利は銀行より高いのがデメリットです。
あくまで一般論ですが、銀行の年利2~3%に対してディーラーの場合は3~4%程度がかかります。中古車のローンの場合は、さらに金利が高くなる場合があります。

また、最大の注意点は「クルマの所有者が本人ではなくなること」です。

ディーラーローンを利用する場合、返済が終わるまで車の名義はディーラーになります。
勝手にカスタマイズしたり、販売がしたりすることはできません。

購入したクルマを自由にカスタマイズいたい人は、ディーラーローンを使ってはいけません。

マイカーローンの審査項目

マイカーローンを利用するためには、所定の審査を通過する必要があります。

審査される代表的な項目は以下のとおりです。

  • 申込者の属性
  • 他社の借入残高
  • 信用情報

申込者の属性

属性情報とは、審査の合否にかかわる申込者の「経済的・社会的な背景」のことです。

大きく分けて以下のような審査ポイントがあります。

  • 年収
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • 勤務先
マイカーローンの場合、一般的に最低の年収が200万円に設定されてます。
年収が200万円を下回る場合、ほかの項目の評価が仮に高くても審査は通過できないことになります。

なかには年収が低くても申し込めるカーローンもあるため、年収に不安がある場合は担当者に確認してみましょう。

雇用形態は、安定性の面から正社員・公務員は有利になります。
フリーランスやフリーターなどの経済状況によっては収入が激減するリスクがある職種の場合、審査のポイントは低くなりがちです。

勤続年数は、長ければ長いほど良いとされています。
就職・転職してすぐのタイミングでは、すぐに退職してしまうかもしれないと判断されてしまい、審査通過が難しくなります。
最低でも半年~1年以上勤務してから申込むべきです。

他社の借入残高

消費者金融では「総量規制」という仕組みがあり、年収の3分の1までしか借り入れることができません。他
社で借り入れが年収の3分の1に達していると、新しく借り入れることはできないのです。

銀行は総量規制の対象外ですが、それでも他社の借入額は審査に影響します。

他社借り入れ件数が多い人は、毎月の収入に占める返済の割合(返済負担率)が大きくなるのです。

銀行の判断次第ですが、「この金額は危険だ」と判断された場合は融資を見送られてしまいます。また銀行が、総量規制に相当する独自の基準を設けていることもあります。

信用情報

カードローンやクレジットカードの申し込み・利用・返済の履歴は、「個人信用情報機関」に細かく記録されています。

もし過去に返済を61日以上遅らせてしまったことがある場合、事故情報として個人信用情報記録されます。
いわゆる「信用情報に傷がある」「ブラック」と呼ばれる状態です。

金融機関は審査の際に個人信用情報機関にアクセスし、事故情報が記録されていないかを確認します。

事故情報が載っている状態は、原則として審査を通過することはできません。

事故情報が個人信用情報から消されるまで待たなければいけません。

マイカーローンの審査に落ちる理由

マイカーローンのうち銀行のローンは比較的難易度が高く、審査に通過できないことも珍しくないようです。

何が原因で、審査を通過できないのでしょうか?

ここでは、マイカーローンの審査に落ちる代表的な理由を解説します。

  • 年収が借入希望額に合っていない
  • 他社借入額に問題がある
  • 信用情報に傷がある
  • 本人の属性が基準を満たしていない

年収が借入希望額に見合っていない

分かりやすい例として、年収100万円の人が1,000万円のベンツを買うことはできないでしょう。
ガソリン代や維持費を捻出することもできないはずです。ローンを申請しても、審査を通過することは難しいでしょう。

少し極端な例でしたが、銀行は「収入と支出のバランス」を見ながら返済できるかどうかを判断しています。

どのくらいの年収で通過できるかは銀行は公表していません。ほかの要素も関係するため、年収〇万円なら安心!ということはないのです。

一般的には、借入金額を「年収の30%程度に抑える」ことが審査通過の基準になります。

他社借入額に問題がある

年収に占める返済金額の割合を「返済比率」と呼びます。
この金額はマイカーローン以外の借り入れを全て含んだ数字であることに注意が必要です。

例えばカードローンですでに100万円分を借りている場合、そのうえで200万円のマイカーローンを組もうとすることは現実的ではありません。
上記の返済比率30%を合格ラインとすると、年収1,000万円以上が必要になってしまいます。

クレジットカードも同様です。
クレジットカードにはショッピング機能のほか、現金を借り入れるキャッシング機能を使える場合があります。キャッシングの利用金額は返済比率に含まれるため、使いすぎには注意が必要です。

キャッシングやカードローンを頻繁に利用している場合、「自分のお金だけで生活できない人だ」とみなされることもあります。

信用情報に傷がある

過去の金融商品の利用履歴は、以下の3つの個人信用情報機関で記録されています。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター
3つの信用情報機関では一部の情報を共有しています。
特に延滞などの「事故情報」に関しては、3つの機関で情報を共有しています。

過去に事故情報がある場合、それがクレジットカードでもカードローンでも金融機関に筒抜けになります。
原則として審査には通過できません。

なお、事故情報は最低でも5年は残り続けます。
ローンを申し込む場合、事故情報が信用情報から消えるのを待つしかありません。

本人の属性が基準を満たしていない

他社への借り入れもなく、信用情報に傷がないのに審査に落とされた場合は、何らかの属性のスコアが不十分だった可能性があります。

年収や勤続年数、勤務先などの「属性情報」は、ローンに申し込んだ際に審査で点数化されます。これが「スコアリング審査」です。

高年収の会社員であっても、転職直後で勤続年数が極端に短いと審査に落ちる可能性はあるでしょう。

マイカーローンの審査に通過するためのポイント

仮審査を通過する

マイカーローンでは、本審査の前に事前審査(仮審査)を受けることができます。本審査の内容の一部を使った審査です。

仮審査を通過したからと言って必ず本審査をクリアできるわけではありません。

逆にいえば、仮審査を通過できないようでは本審査は絶対に通過できないと思っていた方が良いでしょう。

事前に本審査に通過できるかある程度分かるため、必ず事前審査を受けるようにしてください。

返済事故を起こした人は5年待つ

過去に事故情報が記録されている人は、原則として審査を通過できません。
事故情報がすでに記録されてしまっている人は、事故情報が消えて白紙になるまで待つしかありません。

消えるまでにどのくらいの期間が必要なのかは、事故情報の内容によって異なります。

例えば「延滞」の場合、完済してから5年の歳月が必要です。
「自己破産」や「任意整理」の場合も白紙に戻るまで5年~10年程度がかかります。

ただし、事故情報の詳細が消えても「金融事故があった」という履歴は消えません。
「何らかの事故を過去に起こした人」ということは金融機関は分かってしまいます。

最初から、事故情報を記録されないように細心の注意を払っておく必要があります。

頭金をできるだけ用意する

マイカーローンに申し込む際は、できるだけ頭金を用意しましょう。
頭金がある分だけ借り入れる金額は少なくて済みます。

年収と借入希望額のバランスで審査の合否を判断するため、頭金が多いほど審査には好影響を与えます。

同じ金額を借りたい人でも「頭金50万円があるけど100万円を借りたい人」「頭金なしで100万円を借りたい人」では審査をする人の心証も変わってくるでしょう。

ほかのローンを完済する

他社借入額が審査に影響を与えるのはすでに紹介した通りです。

ローン会社では、年収に対する返済金額の割合を「返済比率」として審査の重要項目に挙げています。

カードローンやクレジットカードのキャッシング枠で借入している人は、まずはそれらのローンを完済してください。

情報は絶対に偽らない

「年収が借りたい金額に対して少ない」、「他社からの借り入れを繰り返してしまっている」、「勤続年数が極端に短い」などの問題がある場合、審査に通過できる可能性が下がります。

ここで「嘘をついてもバレないだろう」という考えが頭をよぎることもあるかもしれません。

しかし、金融機関に対してウソをつきとおすことはできません。

信用に関しては個人信用情報機関にアクセスすればすぐに分かることです。
年収も確定申告書や源泉徴収票を見ればすぐに分かります。

仮にそれらの書類を提出しないとしても、金融機関には今まで審査をしてきた履歴のデータが蓄積されています。業界と勤続年数さえ分かれば、大まかな年収を予測することができてしまうほどです。

ウソをついて契約しても、融資後にバレれば一度に全額の返済が必要になります。

マイカーローン 審査の内容と通過のポイント まとめ

今回は、マイカーローンの審査内容と審査に通過するためのポイントについて解説しました。

年収や返済比率、他社借入額など審査で見られるポイントは多岐に渡ります。

仮に審査に落ちても「この部分がダメでした」と教えてはくれないため、自分で審査に通過できるように対策を重ねるしかありません。

信用情報に傷がないかを調べる場合は、個人信用情報機関で信用情報の開示を行いましょう。

そのほか審査のポイントをおさらいし、改善できる部分があればできるだけ改善してからマイカーローンに申し込みましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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