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お金の振り込み方の種類は何がある?銀行振り込みと郵便の特徴を解説

 2021/02/03 お金に関する豆知識   366 Views

個人間のお金のやり取りや、買い物などの代金を支払う際に「振り込み」を指定されることは多いでしょう。
しかし、「振込を使ったことがない…」と不安に感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

振込の手順やポイントを知っておけばスムーズな手続きができるだけでなく、手数料を節約することもできます。

そこで今回は振り込みの代表的な方法である「銀行振り込み」を中心に、郵便局を使ってお金を送る方法や振り込みとの違いまで解説します。

代表的なお金の振込み方法は「銀行振り込み」

商品やサービス購入した企業や個人にお金を振り込む方法として代表的な手段が「銀行振り込み」でしょう。

銀行振り込みとは、相手が指定した口座に入金する手続きのことです。

ひとくちに銀行振り込みといっても、振り込みの方法は以下の2種類に分かれます。

  • 自分の銀行口座から相手の口座にお金を移動
  • 手持ちの現金を相手の口座に振り込む
窓口を使うのかATMを使うのか、などによっても上記のどちらの方法を使えるかが変わります。

口座振替との違い

口座振り込みと似たような言葉に「口座振替」がありますが、両者の違いが分かりますか?

「振替」は同一銀行同一支店内の本人口座間で資金を移動させること。
一方、「振込み」は第三者の口座に資金を移動させることです。

しかし、公共料金などの口座振替では第三者の口座にお金を払っているはずです。
実は、口座振替と「振替」は、異なる手続きを指しています。

口座振替は、預金口座から「定期的に自動でお金を引き落とす」サービスのことです。

自動で行われる手続きが「口座振替」、自分の意思で手続きを行うのが「口座振込み」と覚えておくと良いでしょう。

振り込みの種類

銀行を利用して振込みを行う場合、その手段は1つではありません。

銀行ATMでの利用をイメージする人が多いでしょうが、実際には以下のような多様な手段で振り込みが可能です。

  • インターネットバンキング
  • コンビニATM
  • 銀行窓口
  • 銀行ATM
  • 電話振込み

インターネットバンキング

もっとも一般的な方法の1つとして挙げられるのは、インターネット上で振込み手続きを行うことです。
「インターネットバンキング」と呼ばれています。

銀行窓口やATMに行く手間が省けるため、少しでも急いで振り込みたい場合に適しています。

ただし前提条件として、自分の銀行のネットバンキングの利用設定を完了させておくことが必須です。
手続きが完了していない状態では振込み作業をすることはできません。

インターネットバンキングで振込み手続きをした場合、指定金額が自分の口座から落とされて相手に入金されます。

自分の手持ちのお金ではないため、そもそもお金が口座に入金されていることが必要です。

ネット振り込みの手順

インターネットバンキングは慣れたら簡単に手続きできるため、気軽に振込みできるようになります。

具体的な流れは以下のとおりです。

  1. IDとパスワードを使ってマイページにログイン
  2. 「振込」を選択
  3. 相手先(振込先)の支店名、口座番号、振込金額等を入力
  4. 振込み内容の最終確認が行われる
  5. 振込実行
最終的に振込みを行う場合、振込み用のパスワードを求められることを覚えておきましょう。

ネットバンクを作った時などに決めてあるはずですから、必ず確認してから振込み手続きを行いましょう。

コンビニATM

コンビニに設置されたATMは、銀行と同じような感覚で使うことが可能です。
ただし、利用するにあたっては以下の注意点があります。

  • 自分の銀行キャッシュカードが必要
  • 現金での振り込みができない(口座が必要)
口座にお金が入っていることが前提になるため、残高不足には注意を払っておく必要があります。

銀行窓口

誰とも会わずに手続きできるのが便利なATMですが、使い慣れていない人の場合は利用が難しいと感じることがあるかもしれません。

その点、窓口であれば担当者が代行するため、確実に振込み手続きを終わらせられます。

内容によってはATMの利用を勧められますが、複雑な指示が必要な振込みなど「ATMで利用できない振込み」の時はその旨を伝えて利用しましょう。

なお、利用には以下の注意点を知っておいてください。

  • 振込み手数料はATMより割高
  • 高額振込みでは身分証明書の提示が必要
  • 窓口の営業時間が短い
人件費がかかることもあってか、ATMを利用するよりも基本的に手数料は割高です。
なにか特殊な事情がない限り、ATMで振り込んでしまう方が安く手続きが可能です。

ATMが使えない高額な振込みであれば窓口を使うことになりますが、10万円を超える振込みの場合は運転免許証などの身分証明書の提示が求められます。

また、窓口の営業時間が短いのも欠点です。

通常は平日の9:00~15:00で、会社員・公務員の人が利用しにくくなっています。

銀行ATM

銀行ATMを使って振り込むこともできます。
ATMの情報に従うことで簡単に振り込みは完了します。

また、同じ銀行に対する振込みであれば原則として振込み手数料はかかりません。

自分の口座からお金を移す方法と、持っている現金からの振込みの両方を選択できるのもメリットです。
その銀行の口座を持っていなくても振込みできるため、手数料がかかってもスピーディに振り込みたい場合に便利です。

電話振込み

りそな銀行など、一部の銀行では電話による振り込みも可能です。

キャッシュカードを持っている(口座を持っていること)が条件で、また事前に振込先を登録しておく「登録振込」のみを利用できるのがポイントです。

ATMに比べて便利な方法とは言い難いですが、自分が口座を所有している銀行で手続きができる場合は手続き方法を把握しておくと役に立つときがあるでしょう。

海外に送金する際の注意点

海外の口座に振り込む時は、国内口座にはない注意点があることを覚えておきましょう。海外送金では国内振込みとは違った体系の手数料が必要です。

例えば三菱UFJ銀行では、外国送金手数料として以下のように料金が発生します。

海外向け
仕向送金手数料
三菱UFJダイレクト
(インターネットバンキング)
テレビ窓口 店頭窓口
当行本支店・
現地法人あて

2,500円

6,000円 7,000円
他行あて

3,000円

6,500円 7,500円

引用元:三菱UFJ銀行|外国送金

ゆうちょ銀行から銀行へのお金の送り方

銀行間の取引だけでなく、郵便局(ゆうちょ銀行)から銀行への振込み・送金も可能です。

全国のゆうちょ銀行ATMのほか、ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で可能です。
一方で簡易郵便局の窓口では取り扱っていないことには注意しましょう。

振込の種類によって、以下のように手数料がかかる点も把握しておく必要があります。(1件につき)

取扱内容(1件につき) 料 金
5万円未満 5万円以上
振込メニュー開閉
(他の金融機関口座への送金)
窓口 660円 880円
ATM 220円 440円
ゆうちょダイレクト 220円 440円
ゆうちょBizダイレクト 220円 440円
自動振込 550円 770円
組戻し(振込人による振込の取消し) 660円
訂正(振込人による振込内容の変更) 660円

引用元:ゆうちょ銀行|お金を送るには(ゆうちょ銀行口座→他の金融機関口座への振込)

郵便でお金を送る方法もある

銀行やゆうちょ銀行を使ってお金を振り込む方法がやはり一般的ではあります。
しかし、ほかにも郵便局の機能を使ってお金を直接送ることも可能です。

郵便局を使ってお金を渡す方法として、以下の2つを解説します。

  • 現金書留
  • 郵便為替

現金書留

現金書留という専用の手段でお金を郵送する方法です。

郵便法や郵便為替法によって現金を郵便で直接渡すなら「現金書留」のみと決められており、これ以外の郵便でお金を送ることはできません。

郵便局に専用の封筒を購入し、金額を記載したうえで割り印をしながら封をします。
「第三者によって開封されていない」証明をしてから発送します。

玄関先まで配達員によって配達されますが、この時に受取印が必要です。
もし不在の場合は不在票がポストに入っているため、再配達サービスを使って再度の配達を申し込みましょう。

郵便為替

「郵便為替」とは、現金を郵便局の窓口で「為替(かわせ)」という証書に換えてもらう方法です。
その額面に記載された金額を受取人が窓口で受け取ることができます。

郵便法などによって「現金を郵便為替に換えて送ることもできる」とされており、現金書留と並んで有効な方法です。

現金を普通為替証書に換える「普通為替」のほか、少額の為替には「定額小為替」という種類もあります。

定額小為替は50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1,000円の12種類が用意されています。発行手数料が100円と郵便為替よりも割安なため、1,000円以下の少額であればこちらの方が便利です。

通常の郵送(普通郵便)は送ってはダメ

注意点として、普通郵便などの「現金書留以外の方法」でお金を送ることは認められていません。

郵便法第84条1項には以下のように記載されています。

第八十四条 不法に郵便に関する料金を免れ、又は他人にこれを免れさせた者は、これを三十万円以下の罰金に処する。

引用元:e-GOV|郵便法

つまり、現金書留以外の方法でお金を送るのはNGです。例えば普通郵便の封筒に現金を入れて送ることはできません。

いわゆる普通の郵便は「25g以内で84円」「50g以内で94円」の手数料で送ることができる一方、現金書留は基本料金に加算して435円以上(10,000円以降は5,000円ごとにプラス10円)の手数料がかかります。

「そのまま普通郵便で送れば安いのでは」と思って普通郵便で送ってしまうと、立派な法律違反になります。
発覚すると罪に問われるため、絶対にやらないようにしましょう。

宅配便での利用もNG

今は宅配業者の窓口に行かなくてもコンビニで宅配便の発送が可能ですが、宅配便でお金を送ることもNGです。

宅配便は現金書留よりも高い金額になるのが一般的で、コンビニで気軽に発送できることからついつい利用したくなってしまうことがあるかもしれません。

しかし前述の通り、法律違反になるので絶対にやめましょう。

やはり便利に使えるのは「銀行の振込み」

お金を渡す手続きは銀行振り込み、郵便の2種類がありますが、やはりどちらを選ぶかといえば銀行の方が便利でしょう。

理由は「インターネットバンキング」の存在です。

郵便局でも銀行でも、原則として手数料がかかることは変わりません。
それなら自宅にいながら手続き可能なインターネットバンキングが便利です。

銀行によっては振込手数料が無料になる

原則として振込みはお金がかかりますが、同じ銀行への振り込みであれば手数料は必要ありません。
また、中には条件付きで他行への振込みであっても手数料が無料になるケースもあります。

今回は代表的な銀行として以下の2つの銀行を解説します。

  • 住信SBIネット銀行
  • ソニー銀行

住信SBIネット銀行

個人で振り込みを利用する場合、住信SBI銀行あての振込みで手数料がかからないのはもちろん、三井住友信託銀行への振込みでも0円です。

さらに住信SBIネット銀行では「スマプロランク」という独自のランクが設定されています。

ランク ATM利用手数料 無料回数 振込手数料 無料回数
ランク4 月15回 月15回
ランク3 月7回 月7回
ランク2 月5回 月3回
ランク1 月2回 月1回

新規に口座開設した当月・翌月はランク2からスタートし、口座開設から6ヶ月後まではランク2のまま継続できます。

その後は条件を満たしたランクに移行するため、さらに好条件にすることも可能です。

例えばランク2に留まるためには「総預金の月末残高が30万円以上」「ロボアドバイザー資産運用残高の合計が月末時点で10万円以上」などの条件に合致することが必要です。

詳しいランクアップの条件は以下のリンクから確認できます。

>> 住信SBIネット銀行|スマプロランクについて

ソニー銀行

ソニー銀行も一定条件で振込手数料が無料になります。

お振り込み方法 ソニー銀行宛て 他の銀行宛て
インターネットバンキング 何度でも0 月1回まで0

月2回目以降は220円/回

引用元:ソニー銀行|手数料一覧

ソニー銀行宛てであればもちろん無料ですが、それ以外にも他行であっても月1回までなら無条件に無料です。

さらに「Sony Bank WALLET」を持っている場合は月2回まで振り込み可能なほか、優遇プログラムClubSの対象ステージによって最大11回まで無料のサービスもあります。

例えばステージなしからシルバーに昇格すれば無料回数が1回から3回まで増やせます。

ステージ獲得のための条件は以下から確認が可能です。

>> ソニー銀行|ステージ獲得条件

まとめ

買い物やサービス代金の支払いでは銀行振り込みが便利に利用できます。
一方で個人間のお金の送金であれば郵便局の「現金書留」「郵便為替」といった方法でも可能です。

銀行振り込みはネット銀行のほうが無料で使えるサービスが充実しており、振込み手数料自体も安くなっています。

今自分が利用している銀行や郵便局の口座を比較し、もっともお得に利用できる金融機関を選択しましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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