みずほ銀行カードローンの借り方(申込方法〜金利・返済方法まで)

高額融資も可能なため、みずほ銀行カードローンはキャッシングのカードローンとしても、借換えのカードローンとしても低金利が魅力です。
口座開設が必要、メガバンクで審査が厳しいなどネットで調べれば気になる言葉が出てきます。しかし実際に検証をしてみると、みずほダイレクト(インターネットバンキング)を開設するだけで、みずほ銀行カードローンが格段に使いやすくなります。
ここではみずほ銀行カードローンの審査に通る方、通らない方から、申し込み、細かな使い方までの詳細を解説してまいります。
【みずほ銀行カードローンの特徴3つ】
- 大口になるほど低金利で借換えにも向いている
- WEBだけで申込、借入、返済のすべてが完結
- みずほ銀行口座があれば融資までが早い
このページの概要
みずほ銀行カードローンの審査は?
みずほ銀行カードローンの申し込み条件は3つあります。
- 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満
- 安定かつ継続した収入が見込める方
- 保証会社の保証を受けられる方
年収の制限などはなく申込条件としてはごく一般的です。
パート、アルバイトでも申し込みができます。

みずほ銀行カードローンの審査時間は?土日祝日は審査時間外
申し込み方法によって審査結果がわかるまでの時間が異なります。
みずほ銀行営業日が審査対応日となっているため、土日祝日は審査を行っていません。
申し込み方法 | 審査結果がわかるまでの時間 |
---|---|
ネット申し込み | 最短翌営業日 |
店頭 | 翌々営業日以降 |
郵送 | 申し込み書類がみずほ銀行に到着してから翌々営業日以降 |
電話 | 申し込み受付後翌々営業日以降 |
いずれの申込方法でも即日融資はできません。ネット申し込みが最短の方法です。
みずほ銀行カードローンの審査は電話での在籍確認が必須
みずほ銀行カードローンでは在籍確認が必須です。在籍確認が行われなければ審査が終了しないため詳しく話を聞いてみました。
みずほ銀行カードローンでは在籍確認の対応時間が9時から21時です。例えば水商売や深夜の仕事をしていて在籍確認対応時間内には在籍確認が行えない場合、みずほ銀行カードローンでは審査ができないとの回答でした。
つまり、在籍確認ができなければみずほ銀行カードローンでお金を借りることはできません。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴3つ
みずほ銀行カードローンの申込条件をクリアしていても、審査に落ちることがあります。審査に落ちる理由は「収入が低い、過去や現在のローンなど債務によるトラブルがある」が多いです。
事故情報があるブラックの人
日本には3つの個人信用情報機関があります。貸金業者であればJISSとCIC、二つの個人信用情報機関から照会し、銀行であれば全国銀行信用情報センターから照会をします。
みずほ銀行カードローン
→全国銀行信用情報センターから照会
保証会社である株式会社オリエントコーポレーション
→JISSとCICに照会
3社あるすべての個人信用情報機関から申込者の現在と過去の債務情報を照会しています。そのため過事故情報、いわゆるブラックの履歴があるとみずほ銀行カードローンの審査に通ることはありません。
【ブラックになる情報4つ】
- 61日以上の返済の遅れ
- 契約違反による強制退会
- 返済が遅れたことによる保証人や保証会社の代位弁済
- 債務整理
他社からの借り入れ件数が多い
実際に何件の借り入れが不利なのか、いくらの借り入れが危険とされているのか明確なデータはありませんが、3社以上の借り入れ件数があれば印象が悪いとされています。
現在他社からの借り入れがあるならば、借り入れ可能額のスキを見つけて現段階でも借り入れ件数を減らすことができるかもしれません。
過去にみずほ銀行でトラブルがあった
これまでにみずほ銀行で、カードローン以外でも融資を利用していて返済をしなかった、債務整理をしたなどの履歴があるならば審査は相当に厳しいものとなるでしょう。
個人信用情報機関に掲載されている情報は5年もしくは10年の期間で情報は消滅しますが、みずほ銀行が保有しているデータは消えることが無いため、過去にみずほ銀行との取引でトラブルがあった方は厳しいでしょう。
みずほ銀行カードローンの金利は上限も低い
融資限度額に応じて適用金利が決められていますが、上限金利でも14.0%と低くなっているため少額の借り入れでも少ない負担で利用が可能です。
みずほ銀行カードローンの金利を他社と比較
メガバンクや全国対応のネットバンキングと比較をしてもみずほ銀行カードローンの上限金利は低くなっています。
少額の借り入れでも低金利での利用ができます。
銀行 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 |
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック | 1.8%~14.6% | 500万円 |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 800万円 |
住信SBIネット銀行MR.カードローン | 0.99%~14.79% | 1200万円 |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% | 800万円 |
みずほ銀行カードローンの金利表
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% |
300万円以上400万円未満 | 年7.0% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% |
500万円以上600万円未満 | 年5.0% |
600万円以上800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
※みずほ銀行で住宅ローンを利用していると基準金利から0.5%引き下げとなります。

みずほ銀行カードローンのネット申込の流れ
みずほ銀行の窓口でも申し込みを受け付けていますが、営業時間など限られます。自動契約機は無いため基本はネット申し込みです。
申込方法 | 営業時間 | 審査対応時間 |
---|---|---|
パソコン | 24時間受付 | 9時〜21時 |
スマートフォン | ||
窓口 | 平日9時〜15時 | |
電話 | 平日9時〜20時 |
ネット申し込みは24時間対応ですが、審査対応時間が限られています。
- インターネット申し込み
- 審査開始
- メールで審査結果回答
- 必要書類の登録(※カメラで撮影し送信)
- カードローン口座開設
- 契約完了
- 利用開始
みずほ銀行口座をお持ちの方は、お持ちのキャッシュカードがカードローン兼用型として利用ができます。
キャッシュカード兼用型とカードローン専用型では利用できるサービスに違いがあります。(自動貸越機能の違い)キャッシュカードを持っていてもカードローン専用型を利用したい場合には、「みずほ銀行口座をお持ちでない方」として申し込みができます。
みずほ銀行の普通預金口座の開設が必要になります。急ぎの場合にはみずほ銀行本支店窓口であれば即日口座開設が可能です。
郵送での口座開設には2週間前後がかかります。

みずほ銀行口座がなければ審査期間が短くても日数がかなりかかる
みずほ銀行カードローンへ、ネットで申し込みをすると審査結果は最短翌営業日にわかります。
ここで重要なポイントがあります。インターネットバンキングであるみずほダイレクトでなければ振込キャッシングはできず、借入はカードを使ってATMからのみとなります。
そして、カードローンの専用カードを受け取るまでには次のステップが必要です。
- みずほ銀行カードローンを利用するのは口座開設が必須
- みずほ銀行普通預金口座の通帳を受取後に、みずほ銀行がカードローン口座の開設とキャッシュカードの送付を行う
- カードローン口座開設の連絡がメールで届いてから、契約書類が自宅に郵送
- 契約手続き完了後に1週間から2週間ほどでカードローン専用カードが届く
ネット申し込みで最短翌営業日には審査結果がわかりますが、そこから通帳が郵送や契約書類の郵送、カードの郵送など一つ一つにの行程に時間がかかります。

みずほ銀行カードローンの必要書類
【本人確認書類としていずれか1通】
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
- 住民票
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
【年収証明書類】
※利用限度額が50万円以下を希望する方は不要
- 源泉徴収票
- 住民税額決定通知書または課税証明書
- 納税証明書
【印鑑】
みずほ銀行は口座引き落としは必須の返済方法です。対応している銀行はみずほ銀行のみとなっているため印鑑が必要になります。
インターネット申し込みはみずほ銀行口座を持っているかいないかで選択箇所が違います。
みずほ銀行カードローンの借入方法
みずほ銀行のカードローンは、キャッシュカード兼用型であれば「キャッシュカードからの借り入れ」も「みずほ銀行ATMで通帳を使って借り入れ」もできます。
みずほマイレージクラブに加入しているとコンビニATM時間外手数料、利用手数料はつき4回まで無料で利用ができますが、みずほ銀行ATMが平日8時45分~18時までは利用手数料無料です。
借入方法 | 営業時間 |
---|---|
みずほダイレクト | 平日0時〜15時 |
提携ATM(みずほ銀行/セブン銀行ATM/ローソンATM/E-net) | 終日 |
みずほダイレクトを利用していると振込キャッシングとしても利用ができますが、コンビニATMを使った借入も24時間利用ができます。

みずほ銀行カードローンの返済方法
みずほ銀行カードローンの返済はみずほ銀行口座からの口座振替です。
基本の返済方法として毎月の返済を口座振替で確実に行い、余裕があるときには提携ATMから手数料無料で追加返済をする方法が効率よく返済を進められます。
返済方法 | 営業時間 |
---|---|
口座振替 | 終日 |
みずほダイレクト | 平日0時〜15時 |
提携ATM(みずほ銀行/セブン銀行ATM/ローソンATM/E-net) | 終日 |
みずほ銀行カードローンの返済額
カードローン業界では10万円以下の借入残高で返済額5千円程度が一般的です。中でも銀行カードローンでは返済額2千円も出てきている中、みずほ銀行カードローンの返済額は高く設定されています。
少額の場合には毎月の負担は大きいものの、早い完済が見込めます。
借入残高 | 返済額 |
---|---|
1万円未満 | 前月10日現在のご利用残高 |
1万円以上〜50万円以下 | 1万円 |
50万円超〜100万円以下 | 2万円 |
100万円超 | ご利用残高が50万円増すごとに1万円を追加 |
みずほ銀行カードローンの残高不足で返済が遅れるとどうなる?
約定返済日に普通預金残高が不足して返済ができなかったとなれば返済の遅延です。
返済が遅れると次のようなことが起こります。
- 延滞となりカードローンの利用が停止する
- 遅延損害金が発生する
- 約定返済日翌日に申し込みで申告した電話番号に督促の連絡が来る
- 約定返済日から10日経過すると自宅住所宛に督促状が届く
返済が遅れるとみずほ銀行カードローンの利用が停止になります。延滞分の返済を行うと再度利用ができます。
返済日より前に返済が遅れることがわかっている場合、みずほ銀行に連絡をして返済が遅れることを伝えましょう。遅延損害金は発生しますが「いつまでに返済をするか」を伝えることで少なくとも信用をつなげておきましょう。
みずほ銀行カードローンにログインしてできること
みずほ銀行カードローンにはネット上で利用できる会員ページはありません。
ただし、みずほダイレクトに加入すると利用できるサービスがあります。消費者金融ほど利便性の高いものではなく使い方は非常にシンプルなものです。
みずほダイレクトにログインしてみずほ銀行カードローンの残高照会
残高照会をする方法は3つあります。
・みずほ銀行ATM
カードローンボタンから希望の取引選択画面で「残高照会」を押して確認します。
・みずほダイレクト
インターネットバンキングにログインをして、メインメニューの「残高照会」から行います。
・みずほ銀行カードローン専用ダイヤル
月曜日~金曜日 9時~21時
土・日曜日 9時~17時
本人確認のためにみずほダイレクトカードか普通預金通帳が必要です。
みずほダイレクトにログインしてみずほ銀行カードローンの借入明細
借入明細の確認方法は3つあります。
・みずほダイレクト
インターネットバンキングにログインをしてメインメニューの「入出金明細」から前々月1日からの借入・返済の明細
・カードローン専用ダイヤル
月曜日~金曜日 9時~21時
土・日曜日 9時~17時
本人確認のためにみずほダイレクトカードか普通預金通帳が必要です。
・みずほ銀行窓口
月曜日~金曜日 9時~15時
みずほダイレクトにログインして借入と返済
手数料無料で振込キャッシングの依頼ができます。
また、口座振替の返済以外でも追加返済が自由に行えます。
みずほ銀行カードローンのメリット
みずほ銀行カードローンでお金を借りるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
みずほ銀行カードローンは最大限度額が高い
借換えにも向いていると人気の理由のひとつに最大限度額が800万円と高額であることが挙げられます。審査によって決められる限度額ですが、最大限度額が高いことは期待ができます。
みずほ銀行カードローンはメガバンクの中でも低金利
大手消費者金融の上限金利の相場は18.0%、大手銀行カードローンの上限金利の相場は14.5%前後、ネット中心の銀行カードローンは以外にも高く相場は18.0%です。
審査によって金利が決まりますが、借換えなどの大きな利用でも、少額の借り入れでも低金利での利用ができます。
みずほ銀行カードローンで増額するには?
借入件数を増やすよりも、借入先は常に1つに絞っておくことがキャッシングを安全に使う最大のポイントです。
限度額いっぱいになったとき、新しい借入先に申し込みをするよりもみずほ銀行カードローンで増額をする方法があります。
みずほ銀行カードローンから増額案内が届く
みずほ銀行カードローンの利用者に増額の案内が届きます。
みずほ銀行に確認したところ半年に一度程度とのことでした。
【みずほ銀行カードローンで増額案内が届く方】
- 半年以上の返済実績がある方
- 返済の遅延がない方
- 利用限度額が30万円以内の方
【みずほ銀行カードローンの増額案内の方法】
- 郵送物で増額案内
- みずほ銀行ATM利用時に増額案内が表示
電話での増額案内はありません。また提携ATMでは増額案内が表示されないため、増額の確認をしたい方はみずほ銀行ATMの利用をしましょう。

みずほ銀行カードローンの増額審査は厳しい?甘い?
増額の案内が届いても、即座に増額が決定するということではありません。必ず増額のための審査があります。案内が届いた時点でみずほ銀行カードローンが確認しているのは返済実績と融資限度額です。
増額の申し込みをして増額本審査が始まります。増額の本審査では以下の3つが審査されます。
【増額の審査で重要視される項目】
- 収入が減っていない
- 他社からの借入が増えていない
- 新規申込時の情報から大きな変更がない
- 在籍確認が取れる
他社の借入が増えていないことと同時に、新規申込時にあった他社借入が減っていることが重要な条件になります。
転居や転職など、新規申込時に審査に重要となっていた情報の変更を伝えていないと審査は厳しくなります。また、在籍確認も増額審査で再度行われます。
みずほ銀行カードローンが勝手に増額をすることはない
みずほ銀行カードローンから届く増額の案内には以下のように記述されています。
「ご利用限度額を引き上げさせていただきます。」
他社に申し込みをしていたり、住宅ローンを考えている方にとって勝手な増額に心配がでてくるでしょう。みずほ銀行に確認したところ、契約者の承諾なしに増額の審査をすることも、増額を決定することもないとの回答がありました。
みずほ銀行カードローンの増額にかかる時間
増額の申し込みをしてから増額が完了するまでには最短でも1週間がかかります。
審査が行われた後、必要書類の提出があります。
- 本人確認書類
- 収入証明書類
必要書類の提出の後、改めて契約が必要です。郵送でのやり取りになるため日数がかかります。
急ぎの場合にはみずほ銀行カードローンの増額では間に合わない可能性があります。最短即日融資の大手消費者金融を検討してみましょう。
まとめ
低金利で借換えにも向いているみずほ銀行カードローンですが、申し込みから融資までには日数がかかります。みずほ銀行普通預金口座を持っている方でも即日融資はできません。
急ぎの方は最短即日融資が可能な大手消費者金融が適しているでしょう。
みずほ銀行カードローンは、急ぎではなく低金利で借入をしたい方、借換えを検討している方に向いているカードローンです。
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