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みずほ銀行カードローンの返済額の決まり方|他行ローンとの比較

 2021/01/17 カードローン   134 Views

みずほ銀行カードローンは他のカードローンと比較すると、借入額に対して毎月の返済額の負担が若干重いという特徴があります。

その代わり、借入残高の減り方が早いため、完済しやすいカードローンです。

毎月の返済だけでなく、任意返済や随時返済を行って効率よく返済していきましょう。

みずほ銀行カードローンの返済額の決め方

基本的な返済額

みずほ銀行カードローンの返済方式は「残高スライド方式」を採用しています。

これは、借入残高に応じて返済金額が変動する方式です。
契約の締結や変更の時期と限度額によって返済額の決め方が異なるので注意しましょう。

1.2012年7月31日以降に契約の締結または変更を行い、かつ利用限度額が200万円以上の場合

2.上記に該当しない場合

・「1」の場合の返済額

前月10日の借入残高 返済金額
2000円未満 前月10日現在の利用残高
2000円以上~20万円以下 2000円
20万円超~40万円以下 4000円
40万円超 利用残高が20万円増すごとに2000円を追加

・「2」の場合の返済額

前月10日の借入残高 返済金額
2000円未満 前月10日現在の利用残高
2000円以上~10万円以下 2000円
10万円超~20万円以下 4000円
20万円超 利用残高が10万円増すごとに2000円を追加

借入残高が10万円以下なら返済額は変わりませんが、10万円を超えると金額によって返済額が変動する場合があります。

他行のカードローンとの比較

銀行では多くの個人消費者向けのカードローンを発行しています。

みずほ銀行だけでなくメガバンクには個人向けのカードローン商品があります。
返済方式はそれぞれの銀行によって異なっており、利用するカードローンによっては最低返済額が変わってくるものです。

みずほ銀行と同じメガバンクである三井住友銀行と三菱UFJ銀行が取り扱っているカードローンを比較してみましょう。

借入金額は200万円未満とします。

・みずほ銀行カードローン

借入残高 最低返済金額
2000円未満 前月10日現在の利用残高
2000円以上~10万円以下 2000円
10万円超~20万円以下 4000円
20万円超 利用残高が10万円増すごとに2000円を追加

・三井住友銀行カードローン

借入残高 最低返済金額
2000円未満 約定返済時における借入残高全額
2000円超~50万円以下 ・10万円以下は2000円

・10万円増すごとに2000円を加算

50万円超~300万円以下 ・60万円以下は1万1000円

・10万円増すごとに1000円を加算

・三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

借入残高 最低返済金額
10万円以下 2000円
10万円超~20万円以下 4000円
20万円超~30万円以下 6000円
30万円超~40万円以下 8000円
40万円超~50万円以下 1万円
50万円超 借入残高が10万円増すごとに2000円を加算

たとえば、借入残高が10万円のとき、三井住友銀行カードローンとバンクイックの返済額は2000円ですが、みずほ銀行カードローンの返済額は4000円なので少し返済負担は重いと言えるでしょう。

返済額が高い分完済が早い

みずほ銀行は他の銀行のカードローンと比較すると、同じ金額を借りた場合の毎月の返済金額に大きな差が生じています。
その分、返済負担は重くなっており、借入では注意が必要なところでしょう。

ここで、「みずほ銀行以外で借りたほうがお得なのではないか」と考えがちですが、実は返済額が高いことによるメリットもあります。

返済金額が高いということは、その分元金の減り方が早いため返済期間が短くなります。
そのため完済が早くなり、結果として無駄な利息を支払わずに済むという利点があります。

同じ金額を借りたとしても、返済回数が少ないほうが支払う利息を抑えられるので、その点でのメリットはあると言えるでしょう。
実際に、最低返済金額だけを支払っているとそれだけで無駄が生じることは、様々なシミュレーションでも明らかです。

約定返済と任意返済の比較

1.約定返済と任意返済の違い

みずほ銀行カードローンを利用している人は、お金に余裕のあるときに追加で返済していくと効率よく完済に近づきます。
もし、定められた日に最低返済金額だけを返済した場合には返済期間が長引き、利息を含めた支払い総額が膨らんでしまうからです。

このように、毎月みずほ銀行が定めた日に定められた最低返済金額のみを返済していくことを「約定返済(やくじょうへんさい)」と呼びます。

みずほ銀行カードローンでは約定返済日として毎月10日が指定されています。

約定返済さえ行っていれば遅延や延滞といったトラブルを避けられるため、みずほ銀行カードローンの利用者の多くは約定返済のみの支払いを続けてしまいます。

約定返済だけでなく、自分の好きなときに支払えるだけの金額を追加で返済するのを任意返済と呼び、効率よく返済するのに欠かせないものと言われています。

返済方法 支払額 支払日 支払い義務
約定返済 定められた額 毎月10日 あり
任意返済 自由 自由 なし

2.約定返済と任意返済の比較

たとえば、「利用限度額が200万円未満の設定・金利が年率14.0%、借入額20万円」という借入条件に対して、約定返済の4000円だけを毎月返済した場合と、4000円分の約定返済だけでなく6000円分の任意返済も行った場合とで比較すると以下のようになります。

・約定返済のみと約定返済+任意返済6000円

返済額 返済回数 総利息額 支払総額
約定返済4000円 76回 10万1858円 30万1858円
約定返済4000円+任意返済6000円 23回 2万9062円 22万9062円

約定返済だけでなく任意返済を行うと、同じ借入額でも支払総額には7万円以上もの差が生じます。

みずほ銀行カードローンの返済方法

返済は自動で引き落とし

1.返済日は毎月10日

みずほ銀行カードローンでは毎月の返済額が自動的に口座引き落としになります。
それ以外の返済は、任意となります。

引き落とし先の銀行口座については、みずほ銀行普通預金口座からになります。他行の口座を使うことができません。

返済日は毎月10日に固定されます。
10日が土日祝日だった場合には、翌営業日に引き落としとなります。返済金額は前月10日の借入残高に応じて金額が変動します。

2.引き落とし日に口座にお金がなかったら?

返済は毎月10日と分かっていても、うっかり忘れてしまうことも珍しくありません。

もし10日に口座に返済額が準備できていない場合でも、口座にお金を入金すれば自動的に再度引き落としがかかります。

ただし、それまではみずほ銀行カードローンを利用することができなくなります。
遅れている期間は遅延損害金が日割りで発生するので、なるべく早めに入金しましょう。

3.引き落としが実行される時間帯

引き落としの時間帯ですが、実際に引き落とし処理に入るのは返済日当日の夜間です。

金融機関によっては午前0時ちょうどに引き落としがかかるところもありますが、みずほ銀行カードローンでは若干午前0時を過ぎる傾向があります。とはいえ、前日までに入金を済ませておくようにしたほうがいいでしょう。

任意返済の方法

みずほ銀行カードローンでは毎月10日に借入残高に応じた最低返済金額が引き落としになります。

毎月同額を返済するので返済管理はしやすいですが、最低額だけを返済するだけなので、なかなか残高が減らないことになります。

「もう少し多めに返済したい」という場合には、任意で多めに返済できる「任意返済」を活用しましょう。
一部返済や繰り上げ返済などと呼ばれることもありますが、みずほ銀行では任意返済と呼んでいます。

みずほ銀行カードローンで任意返済するには以下の2つの方法があります。

・みずほダイレクトからの返済

・ATMからの返済

みずほダイレクトはみずほ銀行でのインターネットバンキングの名称で、利用するには申し込みをしておく必要があります。

すでに申し込んで登録してあれば、そのまま返済希望金額を入力して任意返済の手続きを行えます。

24時間受付可能ですが、月曜から金曜の午後3時以降、土日祝日の場合には返済は翌営業日扱いになります。

ATMでの任意返済は、みずほ銀行ATMや提携ATMから手持ちのみずほ銀行のローンカードを使って任意返済ができます。

返済金額は1円単位で可能ですが、利用するATMによっては硬貨の取り扱いのないところもあります。その場合には1000円単位での返済になります。

任意返済のメリット

1.完済までの期間を短縮できる

任意返済のメリットは、返済期間を短縮できるという点にあります。

借入残高が早く減るので、完済までの期間は短くなります。
なかには、早めに完済してカードローンを解約し、信用情報をクリーンにしておきたいという人もいるでしょう。

住宅ローンやマイカーローンなど大型のローンでは、信用情報を綺麗にしておいてから審査を受けたほうが有利です。

2.総返済額が低くなる

任意返済を行えば返済期間が短くなりますが、それによって返済総額を抑えることができるという大きなメリットがあります。

利息は常に毎月かかってくるので、返済期間が短くなるほど、利息が加算される回数が減ります。

同じ金額を借りたとしても、回数が変われば総返済額も変わります。
総返済額を抑えたいなら、お金に余裕があるときに積極的に任意返済をして、利息を減らしていきましょう。

みずほ銀行カードローンを効率よく返済するには

追加返済が重要

みずほ銀行カードローンを効率よく返済するには、任意返済は欠かせません。

銀行系のカードローンに良くあることですが、みずほ銀行のカードローンも返済用の口座から定められた最低返済金額が淡々と毎月引き落としされます。

そのため、公共料金などの固定費と勘違いして「遅れたり延滞したりしてないから大丈夫だ」と思ってズルズルと返済を長期間にわたって行うことになりがちです。

最低返済金額は「最低でもこのくらいは返済してください」という金融機関の都合で決められたものです。

借りる側の返済負担を少なくなる金額に取り決められることが多いですが、その分利息を多く支払ってしまう傾向があります。
金融機関としては利息による収益が上がるため、特に注意喚起することはありません。

もし、みずほ銀行カードローンを年率14.0%の金利で50万円を借入すると、最低返済金額だけ返済していると返済回数は76回にも及びます。仮に追加返済で3万円を毎月プラスして支払うとまったく返済額に違いが出てきます。

・50万円を借りた場合の支払総額の比較

返済額 支払総額 返済期間
自動引き落としのみで毎月1万円を返済 75万4720円 76回(6年4ヶ月)
自動引き落とし+毎月3万円を返済 55万9272円 19回(1年7ヶ月)
差額 19万5448円

同じ金額を同じ金利で借りても、毎月の返済額が変わると支払総額はまったく変わってきます。

みずほ銀行カードローンにおける利息は「返済日に組み入れられる」方式です。

1万円を30日間借りたら利息は約115円です。

借入額が50万円なら約5753円です。

1万円を返済してもそのうち5753円の利息を支払って、残りを元金の返済に充てるわけですから、借入残高がなかなか減らないのも当然と言えるでしょう。

追加返済のシミュレーション

みずほ銀行カードローンでは「毎月の返済額を増やす」ことと、それによって「できるだけ早く完済する」ことが重要です。

毎月の返済額を増やせば、利息が組み入れられてもその分多くの額を元金の返済に充てることができるので、その分返済期間は短くなって、利息を支払う回数が少なくなります。

追加返済のシミュレーションで確かめてみましょう。

1.30万円

30万円を年率14.0%で借りた場合の支払総額

返済額 支払総額 返済期間
自動引き落としのみで毎月1万円を返済 37万1377円 38回(3年2ヶ月)
自動引き落とし+毎月3万円を返済 32万882円 11回(11ヶ月)

2.40万円

40万円を年率14.0%で借りた場合の支払総額

返済額 支払総額 返済期間
自動引き落としのみで毎月1万円を返済 54万1917円 55回(4年7ヶ月)
自動引き落とし+毎月3万円を返済 43万7333円 15回(1年3ヶ月)

3.50万円

50万円を年率14.0%で借りた場合の支払総額

返済額 支払総額 返済期間
自動引き落としのみで毎月1万円を返済 75万4720円 76回(6年4ヶ月)
自動引き落とし+毎月3万円を返済 55万9272円 19回(1年7ヶ月)
自動引き落とし+毎月5万円を返済 53万4806円 11回(11ヶ月)

4.100万円

100万円を年率14.0%で借りた場合の支払総額

返済額 支払総額 返済期間
自動引き落としのみで毎月2万円を返済 166万6097円 121回(10年1ヶ月)
自動引き落とし+毎月3万円を返済 127万3752円 43回(3年7ヶ月)
自動引き落とし+毎月5万円を返済 114万5368円 23回(1年11ヶ月)

このように、借入残高が増えるほどATMなどを使った追加返済は重要性を増します。

ただし、金利が大きく下がる「利用限度額200万円」からは利息の差も少なくなります。

最も追加返済で効果が上がるのは「借入額が50万円から200万円未満」です。

追加返済に利用できるATMと利用手数料

みずほ銀行カードローンでは、借入残高が残っている限り、毎月10日には必ず自動引き落としが行われますが、それに追加する形でATMを使った返済ができます。

ただ、追加返済では保有しているカードによって使用可能なATMが異なるので注意しましょう。

・みずほ銀行カードローンの追加返済に利用できるATM

すべてのユーザーが使用可能 ・みずほ銀行ATM

・ローソン銀行ATM

・イーネットATM
(ファミリーマートなど)

カードローン専用カード ・提携金融機関ATM
(三井住友銀行、イオン銀行など)
借入は可能だが返済では利用できない ・セブン銀行ATM

・ゆうちょ銀行ATM

このように、返済に利用可能なATMは意外に少なく、特に借入では利用可能なセブン銀行ATMでは返済はできないという点には注意が必要でしょう。

みずほダイレクトを使った返済も可能

みずほ銀行のインターネットバンキングサービスの「みずほダイレクト」に登録していれば、ネットで返済することもできます。

・返済の手順

1.みずほダイレクトにログインする。

2.「ローン」項目内の「カードローン取引」を選択する。

3.「お借り入れ口座の選択」に普通預金口座、「入金口座の選択」にカードローン口座を選択する。

4.返済金額を入力する。

5.みずほダイレクトの「ご利用カード」を見ながら第二暗証番号を入力する。

6.「返済実行」を選択する。

本人のみずほ銀行からしか返済はできませんが、手数料はまったくかかりません。

普段からみずほ銀行を利用しているのなら、この方法が最も手間がかからず便利です。
ただし、銀行営業時間外に振替を行ったときには、返済の反映は次の平日の朝に持ち越しされます。

ATMカードローン利用での注意

みずほ銀行のATMを使ってローンの申し込みをすると、返済の仕方がやや異なります。

返済日や返済方法が通常とは違ってくるので注意しましょう。

1.返済方法は毎月17日

みずほ銀行「ATMカードローン」はみずほ銀行のATMを使って申し込みを行うカードローンです。
このとき、返済日は「毎月17日」になります。

返済額は以下のようになっています。

・みずほ銀行ATMカードローンの最低返済額

利用限度額 最低返済額
200万円以下 ・借入額10万円以下のとき2000円

・残高が10万円増えるごとに2000円追加

200万円超 ・借入額20万円以下のとき2000円

・残高が20万円増えるごとに2000円追加

こちらも最低返済額は低めに抑えてあるため、それだけを返済していると返済期間が長くなって最終的な返済額は増えてしまいます。追加返済をして、効率よく返済していきましょう。

2.追加返済はみずほ銀行ATMのみ

ATMカードローンも毎月の返済は自動引き落としで行いますが、追加返済の方法は「みずほ銀行ATM」でしか受け付けません。

みずほ銀行に設置されているATMのトップページから「カードローン」画面を選択して、その後は「任意返済」ボタンを押して現金を入金します。

インターネットから申し込みができる通常のカードローンに比較すると、返済の方法が限られるので気をつけましょう。

一括返済するには店頭で

みずほ銀行カードローンの利用で注意したいのが、最後の支払いを一括返済で実施する場合です。

毎月の自動引き落としによる返済の場合には、毎月の最低返済額以下の残高のときにその金額が引き落としされることで完済できますが、それ以外に自分から一括返済するときには、インターネットバンキングやATMでは返済できません。

一括返済では利息を含めた残高の清算をしてもらう必要がありますが、それはATMやみずほダイレクトではできません。
一括返済ではみずほ銀行の店頭での手続きが必要となります。

みずほ銀行で一括返済するには、以下の書類などが必要となります

・キャッシュカードまたはローンカード

・本人確認書類

・完済に必要なお金またはそのお金が入っている口座の通帳

みずほ銀行の営業時間は「平日午前9時~午後3時」ですので、この時間内に来店して一括返済の手続きを完了しましょう。

【一括返済の流れ】

・みずほ銀行の窓口で「一括返済したい」と伝える。

・貸越残高の清算をしてもらう。

・窓口で元金と利息を返済する。

保有している口座が「インターネット支店」の場合には電話で連絡する必要があります。

みずほ銀行カードローンの返済額の決まり方 まとめ

みずほ銀行のカードローンは、他の銀行のカードローンよりは毎月の返済額が低めで済みますが、比較的低めの設定になっています。

そのため、返済期間が延びて総支払額が増える傾向があるため、積極的に任意返済をしてお得に利用しましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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