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主婦FPが教えるかんたん家計簿見直しポイント

お金に関する豆知識   144 Views

家計簿か続かないと悩む人が多い中、きちんとつけているだけでもかなり優秀な層なのですがその家計簿が「ただつけているだけ」「単なる記録簿」と化している人も多いようです。そうなるとせっかくの努力も水の泡。家計簿は見直しして家計の健全化に役立てて初めて意味があります。

家計簿の見直しとなると急に難しく考えがちですが、ここでは難しいことは省いて「かんたんにできる家計簿の見直しポイント」を現役FP主婦が解説したいと思います。

家計簿見直しは5項目の固定費から

家計簿の見直しは項目を1つずつ見ていって取り組める節約技から手を付けていきます。何から始めたらいいか分からない人でも固定費なら見直せる部分がどこかにあるはずです。

日常で節約意識を持てない人でも簡単な手続きひとつで効果が見込める項目がたくさんあり小難しい節約技は必要ありません。

通信費

スマホ料金の平均は1人1ヶ月5000~7500円などと言われていますが、格安スマホ&格安SIMなら月々3000円程度、使い方によってはそれ以下の金額に抑えることができます。

家族みんなでキャリアから乗り換えれば年間5万円以上の節約効果。端末代を払い終えている人は乗り換え時です。

それと格安スマホは端末自体もキャリアに比べて安い。同じスペックの端末が格安スマホなら安く手に入ります。キャリアに比べて多少通信速度が劣るなどのデメリットもありますが、節約効果を考慮すれば十分許容範囲と言えますし、個人的感想になりますが実際に使っていて特に困ったことはありません。

光熱費

光熱費の節約は普段の心がけで減らすことはできますが、継続が難しい上に努力のわりに効果が小さいことも。

そこでおすすめしたいのが新電力・新ガスへの切り替え。2016年の法改正による電力やガスの自由化で多くの企業がエネルギー販売に乗り出しました。新エネルギーに変えると約5~10%光熱費が下がると言われています。やるなら電気、ガス両方変えてしまいましょう。

基本的に設備など変える必要はなく手続きひとつで完了します。これだけで年間1~数万円の節約効果が期待できます。

新電力に変えると停電など災害時はどうなのか気になる人もいるようですが、私自身実際に停電を経験しましたが周辺の他家庭と特に違いはありませんでした。

生命保険

保険は数年に一度は見直したい項目。過剰になっていないか見直して家族の状況に応じた保険契約に変更あるいは解約する必要があります。

貯蓄性のない掛け捨ての生命保険は特に見直し対象です。急な医療費の出費があっても、公的制度の高額療養費があるので自己負担額には限度があります。

ヒント
例えば標準報酬月額28万~50万円の人なら1ヶ月の自己負担限度額はせいぜい10万円前後。いったん負担してあとから払い戻しになる仕組みですが、事前に申請して「限度額適用認定証」があれば窓口負担は限度額までになります。

保険は大事ですが、不安にかられてどこまでも保障をつけるよりもここでしっかり家計を見直して確実に貯蓄する方が安全です。

住居費

家計に占める割合が大きく、見直しによっては大きな節約効果が期待できるのが住居費。こだわればどこまでもお金がかかるし、出費を抑えようと思えば住環境に対しどこまで許容できるか?という問題とぶつかります。

賃貸は資産にならないのでもったいないと考える人も多いですが一概には言えません。持ち家となると固定資産税や修繕費、マンションの維持管理費、住宅ローン金利…どっちが得か簡単に比較できません。

会社の近くに借りて仕事に専念する、実家で親と同居する、投資的価値の高い駅近の物件を買う、公的賃貸住宅に申し込む、などその人の状況に応じて選択肢はたくさんあります。引っ越しで自治体の補助があるケースもあります。家族で話し合って価値観や情報をじっくり共有することが大切です。

車関連

地方に住む人や小さい子どものいる家庭は車がないと不便ですが、最近はファミリーなのに車を持たない家庭も増えてきました。

カーシェアリングやタクシーアプリの発達で以前より自分の車がなくても生活しやすい環境に変わってきた証拠です。

車の本体価格、ローン金利、ガソリン代、駐車料金、税金、車検、これら全部のお金を年間で換算したらかなりの金額になります。思い切ってやめてしまえば人によっては年間数十万円の節約になります。

変動費の家計簿見直しやり方

食費や日用品、レジャー費、被服費などの変動費の見直しは固定費に比べてちょっと工夫が必要です。ポイントは生活の質を落とさずに節約すること。我慢する節約は長続きしません。

食費

食費はただ漫然としていた買い物を計画的に変えるだけで効果があります。1週間の献立を大体決めておいてまとめ買いし、途中で材料が足りなくてもあるもので済ませるようにします。単純に買い物回数を減らすだけで出費が減ります。

意外とかさむおやつ代もたまには子ども一緒と手作りすれば親子で楽しめて健康的に節約できます。

日用品・被服費

特に女性にありがちなのがつい洋服を買い込んでしまうこと。セールの時期になるとつい割引率に惹かれてあれもこれも…と買いすぎた覚えはないでしょうか。とは言え買い物は楽しみのひとつなのであまり削りたくないですよね。買いすぎて失敗したと思ったらすぐに売ってしまいましょう。

メルカリなどのフリマアプリで売ってしまえば浪費したお金も少しは取り戻せます。

同じ商品の相場などを確認しながら旬なうちに売り切ってしまいましょう。似た商品をうまく販売している人は参考になります。家の片付けにもなって一石二鳥です。

特に書籍などはバーコードを読み取るだけで出品できるので初心者も簡単。買う人が検索しそうなキーワードを追記してすぐに売りましょう。

レジャー費用

レジャー費用はレジャー回数を減らすのではなく、内容を変更することがポイントです。

特に子どもが小さいうちは高いレジャー施設だろうが地域のお祭りであろうが子どもにとっては楽しさにあまり差がありません。毎回ではなくても近所で開催されているイベントや無料スポットなどを選べば安く済みます。

フリーペーパーや自治体のホームページにも色んな情報が詰まっています。スポーツやアウトドアなど子どもも大人も一緒に楽しめるレジャーを選ぶと満足度が上がります。お弁当も持参で外食費の節約に。

家計簿見直しポイントは貯蓄額

家計簿は月々の項目ごとの変動に目が行きがちですが、とくに注意して見てほしいのがバランスシート。

ローンの残債や預貯金の残高、保有資産の現在価値などを把握して家計の全体像をつかんでおくと今後の計画が立てやすくなります。

バランスシートの確認が大事

家計簿をつけている人は1年間の変化を確認しましょう。銀行口座や投資口座は残高の増減、貯蓄性のある保険や個人年金は現時点での解約返戻金を確認するといいでしょう。1年間で貯蓄できた金額を算定して、それを基準に翌年の貯蓄額目標を立てましょう。

負債を把握して減らす

住宅ローンや車のローンがある人は残債の確認も忘れずに。1年間で支払った利息もチェックしましょう。住宅ローンは減税効果もあるものの借金は少しでも早く返済するのが家計健全化のポイント。

ヒント
無理のない範囲で繰り上げ返済して早めに完済しましょう。その際は手数料などの確認も忘れずに。

借り換えも選択肢の1つですが手数料もばかになりません。しっかりシュミレーションした上で決めましょう。カードローンなどがある人は金利が高いので最優先で完済しましょう。

家計診断シュミレーションの活用

今後どれぐらい貯金を増やせばいいのか早い段階で具体的に計算しておくことも必要です。家計診断シュミレーションができるサイトがあるので一度試算してみましょう。その上で今後の節約度、貯蓄額目標を決めていきます。

自動で貯金を増やす仕組み作り

貯蓄を増やすには強制的な力も必要です。先取り貯金で日常生活に使えるお金をあらかじめ制限しましょう。金利はほとんど期待できませんが財形や銀行の自動積立などを利用してできるだけ手をつけにくい形で貯蓄を増やしていくと効果的です。

ただし金利の高いローンが残っている人は貯蓄よりも返済に回して完済後に手続きしましょう。

節約と同時に!収入を増やす3つの方法

家計簿の見直しは出費ばかり目に行きがちですが、収入を増やしていくこともしっかり検討して出費減と収入アップをダブルで取り組みましょう。

節約だけするより効果絶大です。

副業の検討

働き方改革が進んで副業OKの職場も増えてきました。時間に余裕のある人は無理のない範囲でダブルワークの検討をしてみてもいいでしょう。

単発アルバイトなどが手っ取り早いですが、趣味のDIY作品をネット販売したり、YouTubeに動画アップしたりなどオンラインでの収入を得る人も増えました。自分に合った収入源を本業以外にも確保すると家計の安定につながります。その際は確定申告をお忘れなく。

妻の収入アップ

妻が専業主婦の場合、パート収入があればその分も貯蓄に回すことができます。月8万程度でも1年で100万近く貯蓄が増えることになります。

扶養の範囲内なら今まで通り税金面などの恩恵も受けながら働いただけ収入アップできます。可能な場合は正社員だと将来的にも安定しますが、女性の働き方はたくさんあります。

以前より在宅でできる仕事の種類も増えてきました。内職のような仕事ばかりでなく事務もあり、外で働くのと変わらない時給を手にすることが可能です。とりあえずフリマアプリで不要品を販売するだけでもそこそこの収入になります。主婦のスキマ時間を活かして家計に役立てましょう。

投資の検討

リスクが伴いますが、ある程度資産に余裕があれば投資を検討してもいいでしょう。定期預金で預けているだけではほとんど資産を増やすことができません。

ヒント
初心者は減税効果もあって低リスクなiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)から始めるのがおすすめ。低リスクで手数料があまりかからない金融商品は初心者向きです。

最近人気のポイント投資もおすすめ。ネットショッピングやスマホ決済などで集めたポイントを利用して気軽に投資デビューできます。キャンペーンを利用すればさらにお得に始めることができます。

まとめ

家計簿の見直しや節約は面倒なイメージが強いですが、ずぼらさんでもできる一度見直すだけで後は半自動的に効果ある家計簿見直し方法をご紹介しました。

きちんと実行すれば年間100万貯蓄アップも決して夢ではありません。何より家計簿を見直すくせをつけることによって、レコーディングダイエットのように意識が高まり普段の消費行動が変わってくるのです。

ここでがっちり「貯め体質」になって家計の明るい未来を作っていきましょう。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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