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LINEポケットマネーは審査に落ちることもある?本人確認と在籍確認について

 2021/02/18 お金に関する豆知識   51 Views

お金を借りるサービスは多種多様で、今では専用アプリをインストールしておけばローンカードなしでもATMを利用できるサービスも多数登場しています。

そして2019年には、誰もが利用しているアプリ「LINE(ライン)」を利用して融資を受けられるサービスが満を持して登場しました。
それが「LINE Pocket Money(LINEポケットマネー)」です。

今回は、LINEポケットマネーの特徴とメリット・デメリット、独特の審査基準である「LINEスコア」について解説します。

LINEポケットマネーとは

LINEポケットマネー(LINE Pocket Money)とは、LINE Credit株式会社が運営している個人向けの少額サービスのことです。
借入にあたって担保・保証人は不要で、自分の信用だけで融資を受けられます。

2019年の夏にサービス開始した貸金業としては後発のサービスで、LINE Credit株式会社(LINE Financial、みずほ銀行、オリエントコーポレーション(オリコ)が共同で出資する企業)が提供しています。

連動サービスであるLINE Payとは

LINEポケットマネーを利用してお金を借りる場合、最初はLINE Payに入金されることになります。

そもそもLINE Payは、コード・スキャン決済に加えて送金・割り勘・公共料金の支払いなどにも使えるアプリのことです。

電話番号を登録したLINEのアカウントを持っていれば誰でも登録でき、残高のチャージに現金が使えることによって銀行口座やクレジットカードも必要ありません。

キャッシュレス決済が利用できるレジであればLINE Payでそのまま決済に利用できるほか、LINE Payから自分の銀行口座に送金させたりキャッシュカードを使ってATMから現金を引き出したりすることも可能です。

LINEポケットマネーの概要

LINEポケットマネーは、分類としては消費者金融にあたります。貸金業としての概要を見ていきましょう。

金利

LINEポケットマネーの金利(実質年率)は最小で3.0%、最大で18.0%です。

審査によって3.0~18.0%の範囲で金利が決定されますが、最初の借入では返済実績がないため、審査を通過できたとしても最大金利が適用されるのが一般的です。

基本的には18.0%の金利がかかると思っておきましょう。
それでは年18.0%の金利では、どのくらいの利息を支払うのでしょうか?

1万円を借りて、2週間後(14日後)に返済する場合にかかる利息を計算してみましょう。

1万円×0.18÷365日×14日=69円

これだけの利息で、便利にお金を借りられます。
ただし、返済に遅れると通常の利息ではなく、年20.0%の遅延損害金利率が適用される点に注意が必要です。

限度額

LINEポケットマネーの融資限度額は人によって異なりますが、5万円から最大で300万円が融資金額です。

消費者金融や銀行では最大で500万円~800万円という融資限度額の設定ですが、実はほとんどの人は上限額まで借りられません。

貸金業者は貸金業法という法律に基づいた運営をすることが定められており、総量規制という貸金業法で定められたルールを遵守する必要があります。

総量規制とは

総量規制は「年収の3分の1までしか融資できない」というルールのことです。
過剰な融資を制限するために設けられました。

つまり消費者金融で800万円全額を借り入れるには、年収2,400万円以上が必要ということです。

LINEポケットマネーの提供している「LINE Credit株式会社」も銀行ではなく貸金業者にあたるため、ほかの消費者金融と同じ総量規制が適用されます。

全額にあたる300万円を借りるためには、年収は900万円以上が必要です。
年収300~600万円の人が多いということを考えると、限度額の上限はあまり意識する必要はないでしょう。

LINEポケットマネーの申込方法

コミュニケーションアプリであるLINEをインストールしてあれば、申込は簡単です。

ざっくりとした申込の流れは以下のとおりです。

  • 申込をする
  • 審査完了
  • 借入開始
まず、LINEの「ウォレット」タブから「スコア」を選択し、その中にある「LINE pocket Money」を選択して申込を始めます。

本人確認後には審査が完了し、専用のアカウントから連絡が入ります。
申込ページを開いて規約を確認、金額入力することで借入は完了です。

LINEポケットマネーのメリット

LINEポケットマネーは、従来の消費者金融カードローンや銀行のローンと比較してもメリットが多い方法です。

LINEポケットマネーならではのメリットを見ていきましょう。

カードレスで利用可能

カードローンを利用する場合、貸金業者によってはATMからお金を引き出す際に専用のローンカードが必要になることがあります。
とはいえ、最近はスマホアプリをインストールすることでカードレスの取引もできるサービスも増えました。

LINEポケットカードであれば、すでにLINEをインストールしてさえあれば新しくアプリをインストールする必要はありません。

最短即日融資が可能

LINEのアプリ上でお金を借り入れることができるため、わざわざ銀行や消費者金融に出向く必要はないのが大きな特徴です。

スマホとLINEアプリさえあれば、最短即日で融資を受けることも可能です。

1円から借り入れ可能

借入を行う場合、LINEポケットマネーでは1円から借りられます。

消費者金融などの一般的な貸金業者では安くても1,000円単位であることが一般的であり、本当に必要最小限の金額だけを借りたい時にはLINEポケットマネーは適しています。

1円を借りることはないにしても「あと数百円だけ借りたい……」という時には有効です。

スマホで手続きが完結

貸金業者の間で、消費者金融を中心にスマホだけで手続きが完結する仕組みができあがってきており、LINEも当然スマホで手続きが完結します。

申込~審査~借入~返済までの一連の流れを全てスマホで完結させられます。

一般的なローンの場合、一部の金融機関では申込の際に窓口の手続きが必要なことも珍しくありません。

そのような手続きが煩わしいと感じる人は、完全Web完結で手続きできるLINEポケットマネーが適しています。

LINE Payに直接お金がチャージされる

LINEポケットマネーはスマホのLINE上で簡単にお金を借りられるのが特徴で、借り入れる都度に面倒な手続きは不要です。
コンビニなどのATMに向かう必要もありません。

借りたお金は直接「LINE Pay」に入金され、そのまま支払いに利用できます。

また、銀行口座に出金することも可能です。返済も同様で、LINE Payや銀行口座からの振り替えで手間なく返済できます。

利用状況LINEでお知らせされる

LINEポケットマネーの借り入れ状況は、LINEポケットマネーのアプリで確認できます。

また、返信日の3日前にはお知らせのメッセージが届くことで返済忘れを防ぐことも可能です。

LINEポケットマネーを使うには審査が必要

気軽に利用できるLINEポケットマネーですが、貸金業者であることには変わりありません。
貸金業法という法律で申込者の審査をすることが義務付けられているため、審査は必ず行われます。

ここではLINEポケットマネーの審査の進み方を解説します。

LINEスコアを利用した審査が行われる

LINEポケットマネーは従来のローンと同じように「指定信用情報機関」に登録されており、貸金業者である以上は審査を行うことが法律で義務付けられています。

信用情報機関に記録されたた情報を用いて審査を行うのが原則です。

さらにLINEスコアを使って審査が行われるのも特徴です。
LINEスコアは信用スコアを診断するサービスの1つで、LINEスコアの規約に同意してライフスタイルに関する15の質問に答えることで、質問への回答内容やLINEサービスの利用状況を加味したスコアが100~1,000点の間で与えられます。

審査後はLINEスコア点数に応じた金利・限度額の設定で契約が行われます。

本人確認や在籍確認が必要

LINEポケットマネーに限った話ではありませんが、金融機関からお金を借りるには本人確認が必要です。

本人ではない人に融資すると大きなトラブルのキッカケになるため、本人確認があるのは仕方がないところでしょう。

LINEポケットマネーでの本人確認の方法は大きく分けて2種類あります。

  • 銀行口座の登録
  • かんたん本人確認
LINE Payのメインメニューから「設定」「本人確認」と進み、いずれかを選択すれば本人確認を開始できます。

銀行口座の登録を選択した場合、本人名義の口座を登録すれば手続きが完了します。

一方のスマホでかんたん本人確認を選択した場合は本人確認書類の作成と顔の撮影、本人情報の入力を行って確認作業を進めます。

また、ほかの貸金業者と同じように在籍確認の電話があることも知っておきましょう。

金融機関の与信審査のノウハウも利用される

LINEポケットマネーの審査結果は、LINEスコアだけで決まるわけではありません。

通常のローンと同じ信用情報を利用するほか、金融機関が持つ独自のノウハウも加味されます。

紹介したように、LINE Credit株式会社はLINE Financialとみずほ銀行、オリコの合弁会社です。

審査にあたっては、みずほ銀行やオリコという大手銀行・信販会社のノウハウの活用が可能になり、より正確性の高い審査が期待できます。

審査に影響する「信用情報」とは

LINEポケットマネーに限らず、審査の際は信用情報機関の信用情報を確認されます。

信用情報機関とは、信用情報を管理している機関のことです。
日本には株式会社シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センターの3つの信用情報機関が存在します。

過去のローンの申込状況、借入状況、返済の実績などが記録されています。

たとえば審査を通過したいがために他社で借入れしているにもかかわらず「他社借入はない」と回答しても、金融機関側が信用情報機関にアクセスして確認すれば虚偽であることはすぐに分かってしまいます。

虚偽の申告がバレると絶対に審査通過できなくなるため、不利になりそうな情報でも正直に申告することが大切です。

個人事業主が融資を受けるのにも向いている

正社員でなくても融資を受けられる金融機関は増えてきていますが、審査をするうえでは正社員の方が安定した収入であることを評価されやすい可能性があります。

しかしLINEポケットマネーであれば、LINEスコアが審査に利用されます。簡単にいえば、LINEを頻繁に利用しているほど審査に好影響を与える可能性が高まる仕組みです。

毎月の収入の安定性はどうしても正社員と比較して心配しがちになる個人事業主ですが、LINEスコアで信用を補えるLINEポケットマネーであれば個人事業主(フリーランス)でも利用できる可能性は十分にあるでしょう。

LINEポケットマネーでの返済方法

借入方法を理解した後は、返済の方法についても知っておきましょう。

約定返済

LINE Payの残高からの返済になる方法です。
返済日は16日か26日のいずれかであり、返済日が休日である場合は翌営業日の返済になります。

仮にLINE Payへの入金を忘れたとしても、連携している銀行口座から引き落とされることで返済が可能です。

また、返済の3日前と返済後にLINEが届くことで確実に返済できたことが分かるため、もしLINEが届かない時は何らかの手続きミスがあったかがすぐに分かります。

例えばLINE Payにも銀行口座にも残高が不足しているようなケースでは返済できていないため、返済完了のメールは届きません。

臨時返済

約定返済よりも早いタイミングで、自分の任意で返済する方法です。
臨時返済は約定返済と同じく、LINE Payの残高によって返済が行われます。

残高が足りない場合は銀行口座からチャージすることも可能です。

LINEポケットマネーは審査に落ちることもある?まとめ

スマホにLINEをインストールしてあれば、誰でも気軽に申し込めるのがLINEポケットマネーの良いところです。

最低融資金額は1円からと安いため、本当に必要最小限の金額だけ借りられるのはLINEポケットマネーならではのメリットといえます。

しかし、気軽に利用できる分だけ使いすぎてしまう可能性は捨てきれません。
返済できないと信用情報機関に記録されて今後のローン契約に影響があるのも、他のローンと同じです。

返済日までにLINE Payや銀行口座に入金しておき、間違いなく返済できるようにしておきましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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