レイクALSAのおまとめローンは新規申し込み受付終了!どうすればいい?

レイクが取り扱っていた貸金業法に基づく完済応援プラン(借換えプラン)は新規申し込みの受付を終了しました。完済応援プラン(借換えプラン)は、以前(2011年9月30日以前)レイクを利用していたことがある方という記載がありましたが、その記載も現在なくなっています。
おまとめローンや借換えローンを利用したい場合はレイクALSAではなく、グループ会社である新生パーソナルローン株式会社の「かりかエール」という借換えローンが、完済応援プランの代わりに勧められています。
レイクALSAにこだわりたい方、また他のおまとめローンを利用したい方、おまとめローンのメリットを元に比較していくとよいでしょう。
このページの概要
レイクでおまとめできると聞いたけれど?
レイクALSAではおまとめローンなし
レイクでおまとめローンも利用できるといわれていましたが、それは銀行系カードローンであった2018年までのことです。消費者金融系カードローンとなったレイクALSAではおまとめローンや借換えローンを商品として提供していません。
ただし、総量規制の範囲内でなら消費者金融ローンとなったレイクALSAでもまとめることができます。総量規制は年収の3分の1まで、消費者金融などの貸金業者で借りられるという法律です。

レイクALSAをおまとめローンとして使うメリット・デメリット
レイクALSAのカードローンを、おまとめや借換え目的で利用することは可能です。しかし、利用にあたってメリットとデメリットがあるので、きちんと把握しておくことが大切です。
レイクALSAをおまとめローンとして利用するメリット
無利息期間がある
無利息期間があるので、その期間分は利息を抑えることができ、元金を効果的に減らすことが可能です。レイクALSAの無利息期間は、5万円以下の場合は180日間です。5万円を超える場合は60日間利息がかかりません(Web申し込み限定)。おまとめローンで利用する方は、やはり限度額が大きくなるため、無利息期間の上手な利用が重要になってきます。
レイクALSAの無利息サービス条件
※新生フィナンシャルで初めてご契約いただいた方のみが対象となります。※上記無利息はいずれも契約額1万円~200万円までの方。※60日間無利息はWebで申込んだ方限定。※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用は不可。※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。※無利息期間終了後は通常金利適用となります。
レイクALSAの商品概要(貸付条件・利息について)
【融資額】1万円~500万円【貸付利率(実質年率)】4.5%~18.0%※貸付利率は契約額および利用残高に応じて異なります。【利用対象】満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)【遅延損害金(年率)】20.0%【返済方式】残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式【返済期間・回数】最長8年・最大96回(ただしカードローンは最長5年・1回~60回)※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は借入れ及び返済計画に応じて変動します。【必要書類】運転免許証等※収入証明(契約額に応じて新生フィナンシャルが必要とする場合)【担保・保証人】不要【商号】新生フィナンシャル株式会社【貸金業登録番号】関東財務局長(9) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
返済方法が便利
ネットでの返済が可能なので、手間なく返していくことができます。また、引き落としなどの返済方法も選べます。
返済のみのローンではない
これは実はデメリットと背中合わせですが、おまとめ専用ローンは申し込み時点での借入額(その時点での借入残高以上は借りられないローンが多い)から、追加で借りることができないものが大半を占めます。
つまり、返済のみを行い物理的にそれ以上借入残高が増えない状態になるわけです。とにかく完済してしまいたい方にはよい方法でしょう。ですが、お金のピンチがやってきたらまた別のローンを利用することになり、おまとめをした意味がなくなってしまいます。
レイクALSAは通常のカードローンですから、借入返済は限度額の範囲内で自由に行えます。もしもの時に備えたい方には、メリットがあるわけですね。しかし、また借りてしまうことでいつまでたっても完済しないという点には注意が必要でしょう。
レイクALSAをおまとめローンとして使うデメリット
金利にメリットがない
レイクALSAの金利は、4.5%~18.0%となっています。おまとめローンとして4.5%に注目すれば金利は低めと感じる方も多いでしょうか。しかし、実際には審査によってはじめてレイクALSAを利用するなら、最高金利である18.0%となると考えておいたほうがよいのです。
金利はお金を借りる方の信用度と直結します。大きな額が借りられる方は信用度が高く、信用度が高いということは金利も低くなります。信用度とはつまり「確実に返済する可能性」のことを意味するため、初めてローンを利用する方は「きちんと返済するかどうかわからない」と判断されます。
そのため、現時点で18.0%を超えるローンを利用しているなら、金利が下がるメリットはあります。今利用中のローンの金利と比較することが大切になるわけですね。
総量規制額以上は借りられない
おまとめローンではないということは、年収の3分の1を超えた額をまとめられないということです。そのため、貸金業法以前からの総量規制額以上の借入をまとめたいという場合は利用できないということになります。
銀行系ローンは対象外
レイクALSAをおまとめローンとして利用する場合、他社からの借入は借換えやおまとめできることになっています。しかし、他社とは消費者金融などの貸金業者を意味し、銀行系のローンは対象外となっています。
今の借入に銀行系ローンがある場合は、消費者金融ではおまとめできないことになっているので完全に一本化はできないわけです。
かりかエールの詳細は?
レイクALSAのおまとめローンはありませんが、グループ会社の新生パーソナルローンのおまとめローンを利用することは可能です。
新生パーソナルローンのおまとめローンとは、貸金業法に基づく借換えのことです。利用することで、
- 月々の返済額が軽減
- 返済先の軽減
- 総返済額の軽減
が可能になるローンです。
月々の返済額が大きい、毎月何回も返済日がやってくることで、金銭面以外に手間の負担も大きいといった方にとって、おまとめローンの利用は解決につながるものでしょう。
かりかエール(新生パーソナルローン)の詳細
融資額 | 10万円~400万円 |
---|---|
利息 | 10.5%~18.0% |
返済方式 | 元利均等方式(毎月の返済額は契約額に応じて相談により決定) |
申し込み対象者 | 20歳~70歳の安定収入のある方 |
資金使途 | 他社返済 |
返済のみの利用となるため、追加での借入はできません。また現在ノーローンを利用している方は、おまとめローンと複数契約は不可です。

他社消費者金融のおまとめローンとの比較
おまとめローンの利用額は大きくなることが多いので、慎重に決めたいですね。できれば複数のおまとめローンや、おまとめローンとして利用できるローンを比較するほうが金利などでメリットの高いものを選べる可能性が高いです。
それでは、レイクALSAをおまとめローンとして活用した場合、新生パーソナルローン株式会社のかりかエール、アコム、プロミス、アイフルのおまとめローンを比較してみましょう。
消費者金融 | 金利 | 限度額 | 申込可能年齢 | 貸金業法に基づくおまとめ |
---|---|---|---|---|
レイクALSA | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 | 満20歳以上70歳以下 | × |
かりかエール(新生パーソナルローン) | 10.5%~18.0% | 10万円~400万円 | 満20歳以上70歳以下 | ○ |
アコム貸金業法に基づく借換え専用ローン | 7.7%~18.0%(貸付金額100万円以上の場合7.7%~15.0%) | 1万円~300万円 | 満20歳以上 | ○ |
プロミスおまとめローン | 6.3%~17.8% | 300万円まで | 満20歳以上65歳以下 | ○ |
アイフルかりかえMAX | 3.0%~17.5% | 1万円~800万円 | 満20歳以上 | ○ |
まとめ
レイクALSAをおまとめローンとして利用することもできますが、利用額が総量規制の範囲内でないといけません。また、おまとめローンは返済専用のローンとなっているものが多く、現時点以上に借入額を増やさないという点からは大きなメリットもあります。
おまとめ専用ローンは、返済のみを行い確実に借入残高を減らすことができるわけです。それに反し、またお金が必要になったときにそのローンで追加借入できないというデメリットがあります。
借入残高、完済目標時期の目安、カードローンの利用方法(こまめに借りているかどうか)などに応じて、おまとめ専用ローンを利用するか、より金利が低いカードローンを利用するかどうかを決定しましょう。