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クラウドファンディングとは?やり方・仕組みを徹底解説!

 2018/02/04 お金を借りれる場所   31,626 Views

資金調達の新しい形「クラウドファンディング」。

「お金が足りない!」は、もう言い訳にならない時代になりました。

自分のアイデアをプロジェクト化する方法が「クラウドファンディング」です。

最近の有名なクラウドファンディングの例ではマンガサロントリガーがあります。

漫画喫茶というよりはマンガ好きが集まる場所で、そこにはマンガコンシェルジュもいたり、交流を深めるイベントが開催されたりとマンガ好きにはたまらない場所です。

クラウドファンディングをスタートさせた目的は「これが成立しない程度のニーズなら事業として成功はない」とのことで、資金調達は成功し、目標額の800万円を大きく超える12,638,000円が支援として集まりました。

この大成功に隠されているポイントは2つです。

  • 成功させたい事業などのプロジェクトのために支援を集める
  • 目標額を超えることもある

「資金を集めて夢や希望をかなえたい」この資金調達の新しい形がクラウドファンディングです。

しかし、大きなメリットがありながら、まだまだ新しいサービスで不完全な点や法律も未整備な状態です。
また、目標が必ずしも達成される訳でもありません。

クラウドファンディングを成功して夢を実現させるには、ポイントを抑えなければなりません。

このページの概要

クラウドファンディングの仕組みは分類によって違う

クラウドファンディングは専門サイト等を使ってネット上で資金提供を呼びかけ、そのアイデアに賛同した方々から資金提供を受けて目標額を目指します。

2011年の東日本大震災で被災地復興事業の資金調達方法として、急速に広まったクラウドファンディングは、今ではアイデアを形にしたい方の資金調達方法として活用されています。

クラウドファンディングは資金の形、支援者への特典(リターン)によって、大きく4つのタイプに分類できます。

  1. 寄付型・・・全額寄付として受け取りリターン無し
  2. 投資型・・・利益が出たら配当としてリターンを渡す
  3. 融資型・・・利子として一定のリターンを渡す
  4. 購入型・・・お返しとして物品やサービスを渡す

現在の主流は「購入型クラウドファンディング」です。

購入型クラウドファンディングでは、商品やサービスを提供するプロジェクトの起案者が、資金を提供してくれる支援者にプロジェクトの製品などをリターンとして渡すことで支援金を募ります。

支援者にはサービスを購入してもらうことになりますので、資金を援助してもらうためには魅力的なプロジェクトにしなくてはなりません。

それでは分類ごとに詳しく解説します。

寄付型クラウドファンディングのしくみ

被災地や発展途上国への募金などが寄付型クラウドファンディングの代表格ですが、個人のプロジェクトへの寄付でも実現しています。

募集期間を定める一般的なタイプのほかに、寄付金を毎月募集できるタイプもあります。
クラウドファンディングサイトによって違いがありますので、内容を確認しましょう。

寄付、というだけあって支援者にはリターンはありません。

資金の提供をポイントで寄付ができるサービスもあり、送金など面倒な手続きがないことが支援者にとって取り組みやすいタイプです。

起案者は寄付として受け取るだけではなく、お礼の手紙やメールを送付する、活動状況を支援者に公開するなど、支援者に対して何らかの形で誠意を表している方も多くいます。

投資型クラウドファンディングのしくみ

融資型や購入型とは違い、特定の事業に資金提供して、その投資金額に対する分配金がリターンとなるのが「投資型」です。

プロジェクトで作られた商品やサービスが受け取れることから、株式投資の値上がり益や株主優待と似た性質を持っています。

投資型に申し込むためには、最低でも以下の3点が必要になるのが、他のクラウドファンディングと大きく異なるところです。

  • 第二種金融商品取引業の登録
  • 事業計画書
  • 決算書

売り上げに基づいた分配金となるので、プロジェクトが目標額に達しなかったときには、提供した資金が元本割れになる可能性もあるので注意が必要です。

まだまだ投資型クラウドファンディングは少ないものの、企業が大きなプロジェクトを行うなど今後の展開が期待されています。

投資型クラウドファンディング・成長国投資の高利回りの投資【クラウドクレジット】

クラウドクレジット

株式投資型クラウドファンディング【FUNDINNO(ファンディーノ)】

FUNDINNO

融資型クラウドファンディング

「融資型」は、個人ではなく企業が起案者となるのが一般的です。

その理由は融資型でクラウドファンディングを行うためには、以下の3つの登録が必要になるためです。

  • 金融商品取引法の登録
  • 第二種金融商品取引法業者への登録
  • 貸金業者への登録

クラウドファンディングで集められた資金を、クラウドファンディング事業者が融資を受けたい企業へ資金を提供する形です。

クラウドファンディング事業者が仲介となり、元金に利息を加えて支援者に返済をしていきます。

平均的な利回りは8.5%となっており、1万円を融資すると運用期間1年だと10,850円で返済されます。
つまり利子がリターンです

購入型クラウドファンディング

2011年に購入型クラウドファンディングが登場してから次々と事業者が増え、現在では国内だけでも100以上のサービスが提供されています。
「購入型」が利用されやすい理由は、特別な免許が不要であることです。

リターンは主にプロジェクトに関連する物やサービスで、それらを先行割引の価格で購入ができるのが魅力です。
「支援したい!」というよりは、「欲しい!」が支援につながっています。

一般的な資金調達方法

実に様々な資金調達方法があります。

  • 銀行、信用金庫、公庫などから融資を受ける
  • 資金を貯める
  • 補助金、助成金

融資でも助成金でも重要なのが事業計画書で、事業が成功するのか、資金がきちんと返済がされるかが審査に通るポイントになります。

事業計画書の内容次第では融資額が期待通りにならないケースもあり、専門家に依頼する方も少なくありません。

クラウドファンディングとの大きな違いは「融資を受けると返済がある」ということです。

購入型クラウドファンディングが魅力的な理由

2015年の内閣府相政推進事務局の手引きで、クラウドファンディングが新たな資金調達、運用手段であることを明確にしています。

中でも注目を集めている購入型クラウドファンディングは、支援者にとってもただの寄付ではない形が人気の理由です。

支援者もただの寄付ではないため、購入と支援がセットになっているクラウドファンディングには人が集まっています。

誰でも起案者になれる

クラウドファンディング事業者のWebサイトにプロジェクトを載せるためには運営者の審査があり、その審査にさえ通れば個人でも、企業や団体でも、その規模を問わずに起案ができます。

熱を思いを伝えられる

クラウドファンディングでは、自分のプロジェクトへの思いや夢を伝えられます。

支援者はコメント欄などからの質問もできるので、コミュニケーションをとりながら自分のプロジェクトへの熱意を伝えましょう。

特典が双方のメリットになる

リターンとして特典を用意しますが、例えば商品を先行で購入できるなどプロジェクトに絡めていきます。

それによって自分のプロジェクトの魅力をより伝えやすくなることと、支援者にとってもリターンを受けられる特典が魅力です。

覚えておいて!クラウドファンディングにリスクがある

借金ではない購入型のクラウドファンディングは、魅力的な資金調達方法ですがリスクもあります。

支援者にもリスクがある

クラウドファンディングはビジネスとして成立する前のプロジェクトも多く、魅力的だったリターンが用意できない可能性もあります。
詐欺だった訳ではなく、起案者の見通しの甘さが原因であるケースが多く見受けられます。

資金を提供する前にはプロジェクトを入念にチェックして、疑問点などは質問をするなど問題を解決してから支援しましょう。

起案者にもリスクがある

プロジェクトを立ち上げた起案者には、大きな責任とリスクがともないます。

支援者は一人二人ではなく何十人、何百人、場合によっては何万人にもなります。
そのすべての支援者へのリターンを確保することが必要であり、目標額に達成した時には確実にプロジェクトを遂行しなくてはなりません。

人気の高いクラウドファンディングサイトとは

人の集まらないクラウドファンディングサイトで起案をしても資金調達は難しいもの。
やはり多くの人が集まる場所が、目標額に達成する可能性が高くなります。

クラウドファンディングに審査がある

誰でもクラウドファンディングにチャレンジすることはできますが、クラウドファンディング事業者のサイトに掲載されるためには審査に通過する必要があります。

それではクラウドファンディングのプロジェクトの流れを見てみましょう。

クラウドファンディングの分類に限らず基本的な流れは同様です。

起案者の流れ

  1. クラウドファンディングサイトの入力フォームに内容を記載
  2. 審査合格後、担当者と相談しながらプロジェクトページの作成
  3. プロジェクトページが完成したら公開(資金調達開始)
  4. 支援金募集期間中はPRをして情報を拡散
  5. 目標金額の達成、もしくは未達成にて終了

プロジェクトの審査とは?

クラウドファンディングに申請をすればすべてが掲載されるというものではありません。

ポイントとなるのは下記になります。

  • プロジェクト実行の見通しが立つか?
  • 社会的に問題とならないか?
  • 犯罪に加担するものではないか?

またクラウドファンディング事業者によってさまざまな規制や基準があるので、ガイドラインなどは入念に目を通しましょう。

例えばCAMPFEREでは「寄付やチャリティー、投資、融資、極端に特定個人の目的と当社が判断したプロジェクトは、掲載をお断りする場合がございます。」とあります。

審査の内容はクラウドファンディング会社同士で共通している訳ではありません。
一つの事業者の審査に通らなかったときには、違う事業者に申し込みをする方法もあります。

支援者の流れ

  1. クラウドファンディングサイトでプロジェクトを閲覧
  2. 支援したいプロジェクトの内容やリターンを確認
  3. 質問などをして支援をするか決定
  4. 募集期間内にクラウドファンディングサイトで決済をして支援
  5. 募集期間終了後、起案者が公開する活動報告でプロジェクトを確認
  6. リターンを受け取る

クラウドファンディングの目標額に達成させる成功の秘訣は?

クラウドファンディングを成功させる秘訣は、プロジェクト起案者の知名度の高さ、PR方法やページの構成、内容に共感してもらえるか、など非常に多くのポイントがあります。

最近の目立った成功例には、キングコング西野さんの「えんとつ町のプペルの個展を開催したいプロジェクト」や別府市の「温泉×遊園地プロジェクト」があります。

プロジェクトの宣伝方法やリターンの種類など事前戦略も周到で、成功するべくして成功したプロジェクトの最たる例といえます。

成功例の秘訣は大切なことが4つあります。

  1. プロジェクトだけではなくリターンもセットで考える
  2. 初日までに注目度を高める
  3. 初日に支援を多く受ける
  4. ページデザインを魅力的なものに洗練する

それでは詳しく解説します。

プロジェクトの内容が魅力的であることは大前提です。

購入型クラウドファンディングの支援者は、寄付ではなく購入であることを忘れてはいけません。
支援者が求めているのは、プロジェクトに関わったことで得られる「魅力的なリターン」です。

えんとつ町のプペル・キングコング西野さんのリターンは、支援者の似顔絵を西野さんが本人の目の前で書いてくれるなど、魅力的なものがそろっていました。
「書いて欲しい!3000円なら安すぎる!」と、多くの方が初日の申込みに殺到しました。

初日にいくらの支援を受けられるのかは非常に重要で、ここが大きなポイントでもあります。

というもの、クラウドファンディングのプロジェクトを一覧でみたときに、支援者の目に付くのは下記の2点です。

  • 目を引くタイトル
  • 支援されている額

支援者が目を引くタイトルやサムネイルを見つけた際、その内容説明の部分に現在までに集まっている支援金額や支援者数が表示されます。

これはどこのクラウドファンディングサイトでも、基本的には同様の構成になっています。

そこで支援者の真理を考えてみましょう。

  1. 気になるタイトルを発見!
  2. 現在の支援額と支援人数をチェック
  3. 支援人数が少ないな・・・未達成の可能性が高い、やめておこう

となり、支援金額や支援者が少ない場合は、申込みされなくなる可能性もあるのです。

 

例えば、人気クラウドファンディングサービスのCAMPFIREでは、購入型クラウドファンディングには3種類があります。

  • All or Nothing・・・目標金額に達成したら資金を受け取れる
  • All – in・・・目標金額に達しなくても期間中に集まった支援金は全額受け取り
  • ファンクラブ・・・毎月支援金を受け取り、毎月リターンを届ける

All or Nothingは、目標に未達成の場合には、手数料無料で支援者は返金を受け取ることができます。

そのためクレジットカードで入金した場合は目標達成までは決済されず、コンビニ支払いでは返金口座を登録します。

それでも未達成になる可能性を視野に入れる支援者の心理から考えると、公開初日から支援者の数が多いことが注目を集める鍵になります。

だからこそ、初日までにPRを行い、公開と同時に支援者が駆けつけてくれるような環境を作り出しておかなくてはなりません。

その点で考えると別府市のどうせやるならやりすぎたい!温泉×遊園地=前代未聞の”湯~園地”を別府に実現!!は大成功といえるでしょう。

「再生回数が100万回を超えたら実現する」とテレビCMを使ってメディアからも注目を集めながら世間の期待や気持ちを高め、プロジェクト公開初日の段階でたくさんの人がこのプロジェクトを認知して期待している状態を作りました。

成功の最大の秘訣は共感
このプロジェクトには成功してほしい、その支援者の思いは実現したところを見たいから、もしくはその商品が欲しいから。
いかにすばらしいことを考えているのか、これが実現したらどんな未来があるのかを楽しみにしてもらえる共感が必要です。

起案者にとってだけメリットがあり、支援者にはなんのメリットもない、もしくはその気持ちに共感もできないようなプロジェクトであれば当然支援者は集まりません。

消費者庁の行ったアンケート、「クラウドファンディング(購入型)の動向整理」では、「支援した理由」の1位は「実行者の夢や想いに共感した」53.1%2位は「応援したい人・店・地域等を直接支援できる」34.4%となっており、やはり「共感」はクラウドファンディングの成功において非常に重要であることがわかります。

今回紹介したプロジェクトについて、西野さんは現在でもいろいろな企画を立ち上げていますが、「クラウドファンディング詐欺」ではないかとネット上で物議を醸し、炎上しています。
ネットでも賛否両論が巻き起こっていますが、今回はクラウドファンディングの成功例として紹介させていただきました。

クラウドファンディングの達成は税金がかかる?

クラウドファンディングの種類によっては、受け取った資金や支援者にも税金が発生します。
税金の種類も異なるので、事前に正しく理解しておきましょう。

寄付型クラウドファンディングの税金

個人と法人の違いによって、支払う税金が異なります。

起案者個人、支援者個人の場合

  • 支援者・・・起案者の税金は発生しない
  • 起案者・・・受け取った支援金は贈与税
  • クラウドファンディングに支払う手数料・・・経費扱いにならない
贈与税の基礎控除は110万円のためそれ以上のになると贈与税の対象となります。

起案者個人、支援者法人の場合

  • 支援者・・・限度額の範囲で必要経費として認められる
  • 起案者・・・一時所得として所得税
  • クラウドファンディングに支払う手数料・・・必要経費
一時所得の特別控除は50万円までです。

起案者法人、支援者法人の場合

  • 支援者・・・寄付金は受増益になるため法人税
  • 起案者・・・限度額の範囲で必要経費として認められる
  • クラウドファンディングに支払う手数料・・・必要経費

起案者法人、支援者個人

  • 支援者・・・税金は発生しない
  • 起案者・・・寄付金は受増益になるため法人税

投資型クラウドファンディングの税金

  • 支援者・・・税金は発生しない
  • 起案者が法人でプロジェクトを通して利益を出した・・・法人税
  • 起案者が個人でプロジェクトを通して利益を出した・・・所得税

融資型クラウドファンディングの税金

  • 起案者が法人でプロジェクトを通して利益を出した・・・法人税
  • 起案者が個人でプロジェクトを通して利益を出した・・・所得税
  • 匿名組合を作って支援をした・・・税金がかからない

匿名組合を作って支援をすると、組合間の契約として扱われるため匿名組合に課税されることはありません。

利益や損失は起案者に帰属します。

利益の分配は経費として扱われるため税引き前の利益での分配になります。

購入型クラウドファンディングの税金

  • 起案者が法人・・・受けた出資に対して法人税
  • 起案者が個人・・・受けた出資に対して所得税
  • 出資額がリターン内容に比べて高額だった場合・・・贈与税

調達した資金とリターンの提供は消費税の対象になり、税額分はクラウドファンディングサイトで徴収します。

所得税は年間50万円、贈与税は年間110万円までが非課税です。

クラウドファンディングのメリットとデメリットを双方の立場でチェック

起案者側のメリット

  • 利用申し込みは無料

クラウドファンディングサイトへ無料で掲載でき、支援を呼びかけることができます。
完全成功報酬型になり、目標金額に達成したときに手数料が発生します。

  • 購入型クラウドファンディングなら特別な資格は必要なし

投資型、寄付型、融資型のクラウドファンディングに参加するにはいくつかの特殊な免許や登録が必要になりますが、購入型は特別な資格は必要ありません。

  • 事業開始前からの支援呼びかけで宣伝効果がある

これからプロジェクトや事業を始める場合、どういった意図や目標があるのか?コンセプトや背景を具体的に説明することで支援者からの共感を集め、SNSなどで宣伝効果を高めることができます。

注目を集めるとメディアに取り上げられることもあるため、費用をかけずして宣伝ができます。

起案者側のデメリット

  • 目標額未達成もありえる

目標が達成される確率がどのくらいあるのかを、明確に公表しているクラウドファンディングサイトはありませんでした。

そこで、掲載されているプロジェクト件数と目標達成件数を調査してみると、大手クラウドファンディングサイトでは目標達成率は26%~30%程度となっていました。
すべてのプロジェクトが成功していると訳ではないことが分かります。

  • 申し込みから獲得資金入金までは5ヶ月程度

融資とは異なりさまざまな手続きを踏むため、申し込みをしてから達成した目標金額が手元に入金されるまでには4ヶ月から5ヶ月程度がかかります。

支援者側のメリット

  • 特典(リターン)が受けられる

購入型クラウドファンディングが人気の理由として、まだ市場に出回っていない商品やサービスを得点として受けられるというものがあります。

その最たる例がキングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい!でしょう。

欲しいと思わせる、他にはないリターンが何よりも魅力です。

  • 応援する、共感する感情

支援者として楽しんでる方の大半が、実はリターンが主な目的ではなく、感情の共有であるといわれています。

これから始まるサービスを応援したい、成功を一緒に分かち合いたい、という感情が楽しめるのは、ゲームに近い感覚であるとさえされています。

支援者側のデメリット

  • 達成額持ち逃げ

レアなケースですが、達成した目標額を持ち逃げする起案者もいて、事件になったところでは被災地に寄付するという名目で集めた支援金を奪った詐欺があります。

どのような団体や個人なのかをしっかりチェックして、クラウドファンディングのページだけで評価するのではなく、疑問点を解決して、資金を提供しても安全なことを十分に確認しましょう。

法的問題はまだ整備されていない

クラウドファンディングは近年サービスが開始された新しい分野なので、法整備が進められていないのが現状です。

税金に関しては明確に定められていますが、起案者や支援者共にどのような規制や法律が必要になるのかを模索する段階です。

人気のあるクラウドファンディング運営会社

CAMPFIRE

Screenshot of camp-fire.jp

国内でトップの人気を誇るCAMPFIREは、さまざまな著名人や有名企業も起案人として参加している大手クラウドファンティングサイトです。

  • 日本最大級のクラウドファンティング

これまでの累計プロジェクト数は4.9万件以上。480万人以上の人から420億以上の支援が生まれている巨大クラウドファンティングサイトです。
そのため非常に多くの支援者が常に新しいプロジェクトを探しています。

  • 著名人も多数参加

前述したキングコング西野さんのクラウドファンティングも実はこのCAMPFIREを利用しています。
多くの有名人や芸能人が参加しているため今、もっとも盛り上がっているサイトです。

  • 専属担当者がサポート

もちろん選任の担当者がサポートを徹底して行います。
ここをこうしたらいいのではないか、というアドバイスもあるため細かなミーティングを重ねながら公開にむけた準備ができます。

makuake

Screenshot of www.makuake.com

株式会社サイバーエージェントといえばamebaブログで知られている大手グループ会社です。

得意としているのは

  • 飲食分野
  • プロダクト部門(新製品の企画、制作)
  • 映画製作

これらは国内でトップの資金調達額です。

女優ののんさんが声優をしたことでも話題となった2016年のアニメ映画「この世界の片隅に」もmakuakeのクラウドファンディングのプロジェクトの一つです。
数々の賞を獲り、海外上映も行われ、日本のアニメ映画史上最長のロングラン記録を打ち立てています。

makuakeには次のような特徴があります。

  • メディアとのつながりの強さ

株式会社サイバーエージェントのグループということもあって、ネットを中心としたメディアの幅広さは強みとなっています。

伝達力が強く効率的なアピールができるでしょう。

  • アナリティクスがこまやか

年齢、職業、地域などどんな人がアクセスしたのかという分析ができます。

  • 専属担当者がいる

一つのプロジェクトには一人の担当者がつき、パートナーとして様々なノウハウを提供してくれる心強い存在となっています。

READYFOR

Screenshot of readyfor.jp

日本最初のクラウドファンディングサイトです。

プロジェクト数も日本最大で、取引数も多くオールジャンルが得意です。

  • • All or Nothing型とAll In型がある

READY FORでは、目標額を達成した場合のみ支援金を受け取ることができるAll or Nothing型と、目標額の達成有無にかかわらず支援金を受け取れるAll In型と、2つのクラウドファンディングの実施方式があります。

All or Nothing型の場合、目標額に達成しない場合には起案者には手数料も申し込み料も発生しません。

  • PR会社との連携

PR会社との連携を行ており参加者が効率よくPR活動ができるようになっています。

  • 手数料が安い

高額な手数料を支払わなければならないクラウドファンディングサイトもありますが、READYFORの手数料は支援総額の12~7%です。一般的には20%が相場となっているため支払う金額が少なくて済むことも魅力です。

プラットフォーム機能一式と担当者によるメールサポートのついたベーシックなシンプルプランが12%、専任担当者がついたフルサポートプランが17%の手数料になっています。

人気クラウドファンディングサイトの手数料を比較

購入型クラウドファンディングの手数料を一覧にしてみましょう。

CAMPFIREは手数料改定で5%になっていましたが、20182月から8%、3月からは12%に引き上げとなっています。(別途決済手数料5%

購入型クラウドファンディング 手数料
(手数料+決済手数料)
moonshot(ムーンショット)
※現在新規プロジェクトの募集を停止
5%
kibidango(きびだんご) 10%
MOTION GALLERY(モーションギャラリー) 10%〜20%
CAMPFIRE(キャンプファイヤー) 17%
Readyfor(レディーフォー) 12~17%
Makuake(マクアケ) 20%
A-port(エーポート) 22%
ENjiNE(エンジン) 22.80%
未来ショッピング 22.80%

驚くほど手数料に差があることがわかります。

現在はまだ手数料の価格競争というよりは、サイトの規模が注目されているためこれほどの差が出ているのでしょう。

目標額が高ければ高いほど手数料も高くなることを計算しなくてはなりません。

まとめ

手数料も低く、最大のポイントは「人が集まるクラウドファンディングサイト」であること。

人が集まらなければ、支援も集まりません。
ユーザーに人気もあり掲載数の多いCAMPFIREで、支援者の注目を集めて見てもらえるページにするためには、プロジェクトの内容以外にも様々な工夫が必要です。

その夢のプロジェクトを成功させるために、クラウドファンディングで支援を集めていきましょう。

 

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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