クラウドファンディングとは?やり方・仕組みを徹底解説!

資金調達の新しい形、クラウドファンディング。お金が足りない!は、もう言い訳にならない時代になりました。自分のアイデアをプロジェクト化する方法が「クラウドファンディング」です。
最近の有名なクラウドファンディングの例ではマンガサロントリガーがあります。漫画喫茶というよりはマンガ好きが集まる場所、そこにはマンガコンシェルジュもいたり、交流を深めるイベントが開催されたりとマンガ好きにはたまらない場所です。
目標金額は800万円。クラウドファンディングをスタートさせた趣旨は「これが成立しない程度のニーズならば事業として成功はない」から。資金調達は成功し目標額を大きく超える12,638,000円が支援として集まりました。
ここに隠されているポイントは2つ。
- 成功させたい事業などのプロジェクトのために支援を集める
- 目標額を超えることもある
資金を集めたい、夢と希望をかなえる新しい資金調達の形がクラウドファンディングです。
しかし新しいからこそ整えられていない法律もあり、メリットも大きいながら目標が必ずしも達成されるわけではありません。クラウドファンディングを成功させたい、それなら気をつけなければならないことがあります。
このページの概要
クラウドファンディングの仕組みは分類によって違う
クラウドファンディングの専門サイト等を使ってネット上で資金提供を呼びかけます。そのアイデアに賛同した方々から資金提供を受けて目標額を目指します。
実は2011年の東日本大震災で被災地復興事業の資金調達方法として急速に広まったクラウドファンディング。今ではアイデアを形にしたい方の資金調達方法として使われるようになりました。
このクラウドファンディングでも大きく分けると4つのタイプにわかれます。
資金の形、支援者への特典(リターン)によって分けられます。
- 寄付型・・・全額寄付として受け取りリターン無し
- 投資型・・・利益が出たら配当としてリターンを渡す
- 融資型・・・利子として一定のリターンを渡す
- 購入型・・・お返しとして物品やサービスを渡す
現在の主流は「購入型クラウドファンディング」です。
アイデア、つまりプロジェクトの起案者と、資金提供の支援者。その支援者に自分が考えるプロジェクトの物品やサービスを渡すことで支援をしてもらいます。
考えようによってはそれを購入してもらうということ。魅力的なプロジェクトにしなくてはなりませんね。
それでは分類ごとに詳しくみていきましょう!
寄付型クラウドファンディングの仕組み
被災地や発展途上国への募金などが寄付型クラウドファンディングの代表格ですが、個人のプロジェクトへの寄付でも実現しています。
募集期間を定める一般的なタイプのもののほか、毎月寄付金を募集できるタイプもあります。クラウドファンディングサイトによって違いがありますので確認するとよいでしょう。
寄付、というだけあって支援者にはリターンはありません。
ポイントで寄付ができるものもあるため難しい手続きがないことも支援者にとって取り組みやすい形です。
ただし起案者も寄付として受け取るだけではなくお礼の手紙やメールを送付する、活動状況を支援者に公開するなど誠意を表している起案者が多くいます。
投資型クラウドファンディングの仕組み
融資や購入とは違い。、特定の事業に投資をしてその投資に対する分配金がリターンとなります。プロジェクトで作られたものなどが受け取れることも多いことから、株式投資と似た性質を持っています。
申し込みをするためには以下の3つが最低でも必要になるのは他のクラウドファンディングと大きく異なるところです。
- 第二種金融商品取引業の登録
- 事業計画書
- 決算書
売り上げに基づいた分配金となるため目標額に達しなかったときには元本割れになることも理解しておかなくてはなりません。
現在はまだまだ投資型クラウドファンディングは少ないものの、企業が大きなプロジェクトを行うなど今後の展開が期待されています。
投資型クラウドファンディング・成長国投資の高利回りの投資【クラウドクレジット】
株式投資型クラウドファンディング【FUNDINNO(ファンディーノ)】
融資型クラウドファンディング
個人が行うのではなく企業が起案者となるのが一般的です。その理由は融資型でクラウドファンディングを行うためには以下の3つの登録が必要になるためです。
- 金融商品取引法の登録
- 第二種金融商品取引法業者への登録
- 貸金業者への登録
融資を受けたい企業が、クラウドファンディングで集められた資金を、クラウドファンディング事業者が融資する形です。クラウドファンディング事業者が仲介となり、元金に利息を加えて支援者に返済をしていきます。
平均的な利回りは8.5%となっており1万円を融資すると運用期間1年だと10,850円で返済されます。つまり利子がリターンです。
購入型クラウドファンディング
取り掛かりやすい理由として特別な免許は不要であること。2011年に購入型クラウドファンディングが登場していこう、どんどんとクラウドファンディング事業者が増えて現在では国内だけでも100以上のあるとされています。
リターンはプロジェクトに関連する物やサービスです。本来販売する物やサービスを先行割引の価格で購入ができるのも魅力です。
支援したい!というよりは、欲しい!が支援につながっていきます。
一般的な資金調達方法
実に様々な資金調達方法があります。
- 銀行、信用金庫、公庫などから融資を受ける
- 資金を貯める
- 補助金、助成金
融資でも助成金でも非常に重要になるのは事業計画書です。この事業が成功するのかどうか、返済がされるかどうかが大きな審査のポイントになります。
事業計画書次第では融資額が期待通りにならないという不安もあり、専門家に依頼する方も少なくありません。
クラウドファンディングとの大きな違いは「融資を受けると返済がある」ということです。
購入型クラウドファンディングが魅力的な理由
2015年、内閣府相政推進事務局の手引きでクラウドファンディングが新たな資金調達、運用手段であることを明確にしています。
中でも注目を集めている購入型クラウドファンディングは支援者にとってもただの寄付ではない形が人気の理由です。

誰でも起案者になれる
クラウドファンディングにプロジェクトを載せるためには運営者の審査があります。その審査にさえ通れば個人でも、企業でも、団体でもその規模を問わずに起案ができます。
熱を思いを伝えられる
自分のプロジェクトについて思いを伝えることができます。支援したいと思ってくれた人はコメント欄などからの質問もできるためコミュニケーションをとりながら自分のプロジェクトへの熱を伝えましょう。
特典が双方のメリットになる
リターンとして特典を用意しますが、例えば商品を先行で購入できるなどプロジェクトに絡めていきます。それによって自分のプロジェクトの魅力をより伝えやすくなることと、支援者にとってもリターンを受けられる特典が魅力です。
覚えておいて!クラウドファンディングにリスクがある
借金ではない購入型のクラウドファンディング。魅力的な資金調達方法ですがリスクもあります。
支援者にもリスクがある
魅力的だったはずのリターン、これが用意できないこともあります。詐欺ということではなく起案者の見通しの甘さが原因であることが多いもの。
入念に質問をするなど納得してから支援をしましょう。
起案者にもリスクがある
何よりも大きな責任が大きなリスク人もなります。支援者は一人二人ではなく何十人、何百人、場合によっては何万人にもなります。そのすべてに用意できるリターンを確保すること。そして目標額に達成した時には確実にプロジェクトを遂行しなくてはなりません。
人気の高いクラウドファンディングサイトとは
人の集まらないクラウドファンディングサイトで起案をしても資金調達は難しいもの。やはり多くの人が集まる場所が目標額に達成する可能性が高くなります。
クラウドファンディングに審査があった!
誰でもクラウドファンディングにチャレンジすることはできますが、そのサイトに掲載するためには審査があります。それではクラウドファンディングのプロジェクトの流れを見てみましょう。
クラウドファンディングの分類に限らず基本的な流れは同様です。
起案者の流れ
- クラウドファンディングサイトの入力フォームに内容を記載
- 審査合格後、担当者と相談しながらプロジェクトページの作成
- プロジェクトページが完成したら公開(資金調達開始)
- 支援金募集期間中はPRをして情報を拡散
- 目標金額の達成、もしくは未達成にて終了
プロジェクトの審査とは?
クラウドファンディングに申請をすればすべてが掲載されるというものではありません。ポイントとなるのは
- プロジェクト実行の見通しが立つか?
- 社会的に問題とならないか?
- 犯罪に加担するものではないか?
またクラウドファンディング事業者によってさまざまなNGがあるため、ガイドライン等入念に目を通す必要があります。
例えばCAMPFEREでは「寄付やチャリティー、投資、融資、極端に特定個人の目的と当社が判断したプロジェクトは、掲載をお断りする場合がございます。」とあります。

支援者の流れ
- クラウドファンディングサイトでプロジェクトを閲覧
- 支援したいプロジェクトの内容やリターンを確認
- 質問などをして支援をするか決定
- 募集期間内にクラウドファンディングサイトで決済をして支援
- 募集期間終了後、起案者が公開する活動報告でプロジェクトを確認
- リターンを受け取る
クラウドファンディングの目標額に達成させる成功の秘訣は?
知名度の高さ、PR方法やページの構成、共感、成功させる秘訣は非常に多くあります。中でも最近の成功例として目立っていたのはキングコング西野さんの「えんとつ町のプペルの個展を開催したいプロジェクト」や別府市の「温泉×遊園地プロジェクト」でしょう。
事前の戦略も周到であった成功するべくして成功したプロジェクトの最たる例といえるでしょう。
成功例の秘訣は大切なことが4つあります。
- プロジェクトだけではなくリターンもセットで考える
- 初日までに注目度を高める
- 初日に支援を多く受ける
- ページデザインを魅力的なものに洗練する
それでは詳しく解説していきましょう!
魅力的なページであることは大前提です。しかし「購入型クラウドファンディング」の支援者の気持ちを考えると寄付ではなく購入であることを忘れてはなりません。
そのため、プロジェクトだけではなく求めているのは「プロジェクトにかかわる魅力的なリターン」です。
キングコング西野さんのリターンは直接本人が目の前で書いてくれる似顔絵など魅力的なものがそろっています。書いて欲しい!それが3000円なら安すぎる!多くの方が初日に殺到しました。
ここが大きなポイントでもあります。初日にいくら支援を受けられるのかは非常に重要です。
というものクラウドファンディングのプロジェクトを一覧でみたとき、もしくはトップページから、さらにはカテゴリー別で表示したときに目に付くのは、
- 目を引くタイトル
- 支援されている額
この2点です。支援者は目を引くタイトル、サムネイルを発見したらその下もしくは横に現在までに集まっている支援金額、支援者数が表示されます。これはどこのクラウドファンディングサイトでも基本的には同様です。
そこで支援者の真理を考えてみましょう!
- 気になるタイトルを発見!
- 現在の支援額と支援人数をチェック
- 支援人数が少ないな・・・未達成の可能性が高い、やめておこう
例えば人気クラウドファンディングサイトのCHAMPFIREでは購入型クラウドファンディングには3種類があります。
- All or Nothing・・・目標金額に達成したら資金を受け取れる
- All – in・・・目標金額に達しなくても期間中に集まった支援金は全額受け取り
- ファンクラブ・・・毎月支援金を受け取り、毎月リターンを届ける
All or Nothingでは目標に未達成の場合には手数料無料で支援者は返金を受け取ることができます。
そのためクレジットカードでは目標達成までは引き落としがされておらず、コンビニ支払いでは返金口座を登録することになります。
それでも未達成になる可能性を視野に入れる支援者の心理から考えると、公開初日から支援者の数が多いことが注目を集める鍵になります。
だからこそ、初日までにPRを行い、公開と同時に支援者が駆けつけてくれるような環境を作り出しておかなくてはなりません。
その点で考えると別府市のどうせやるならやりすぎたい!温泉×遊園地=前代未聞の”湯~園地”を別府に実現!!は大成功といえるでしょう。
テレビCMを使って事前に「再生回数が100万回を超えたら実現する」とメディアからも注目され世間の気持ちを煽り、プロジェクト公開初日にはすでにたくさんの人がこのプロジェクトを周知している、期待している状態を作り出していました。
このプロジェクトには成功してほしい、その支援者の思いは実現したところを見たいから、もしくはその商品が欲しいから。いかにすばらしいことを考えているのか、これが実現したらどんな未来があるのかを楽しみにしてもらえる共感が必要です。
起案者にとってだけメリットがあり、支援者にはなんのメリットもない、もしくはその気持ちに共感もできないようなプロジェクトであれば当然支援者は集まりません。
クラウドファンディングの達成は税金がかかる?
クラウドファンディングの種類によって受け取った資金にも、支援者にも税金が発生します。また税金の種類も異なるため事前に正しく理解しておきましょう。
寄付型クラウドファンディングの税金
個人と法人の違いによって支払う税金が異なる複雑さを持っています。
起案者個人、支援者個人の場合
- 支援者・・・起案者の税金は発生しない
- 起案者・・・受け取った支援金は贈与税
- クラウドファンディングに支払う手数料・・・経費扱いにならない

起案者個人、支援者法人の場合
- 支援者・・・限度額の範囲で必要経費として認められる
- 起案者・・・一時所得として所得税
- クラウドファンディングに支払う手数料・・・必要経費

起案者法人、支援者法人の場合
- 支援者・・・寄付金は受増益になるため法人税
- 起案者・・・限度額の範囲で必要経費として認められる
- クラウドファンディングに支払う手数料・・・必要経費
起案者法人、支援者個人
- 支援者・・・税金は発生しない
- 起案者・・・寄付金は受増益になるため法人税
投資型クラウドファンディングの税金
- 支援者・・・税金は発生しない
- 起案者が法人でプロジェクトを通して利益を出した・・・法人税
- 起案者が個人でプロジェクトを通して利益を出した・・・所得税
融資型クラウドファンディングの税金
- 起案者が法人でプロジェクトを通して利益を出した・・・法人税
- 起案者が個人でプロジェクトを通して利益を出した・・・所得税
- 匿名組合を作って支援をした・・・税金がかからない
匿名組合を作って支援をすると組合間の契約として扱われるため匿名組合に課税されることはありません。利益や損失は起案者に帰属します。
利益の分配は経費として扱われるため税引き前の利益での分配になります。
購入型クラウドファンディングの税金
- 起案者が法人・・・受けた出資に対して法人税
- 起案者が個人・・・受けた出資に対して所得税
- 出資額がリターン内容に比べて高額だった場合・・・贈与税
調達できた資金と、リターンの提供は消費税の対象になります。消費税はクラウドファンディングサイトで徴収します。

クラウドファンディングのメリットとデメリットを双方の立場でチェック
起案者側のメリット
- 利用申し込みは無料
無料でクラウドファンディングサイトに掲載し、支援を呼びかけます。完全成功報酬型になるので目標金額に達成したときに手数料が発生します。
- 購入型クラウドファンディングなら特別な資格は必要なし
投資型クラウドファンディング寄付型クラウドファンディング、融資型クラウドファンディングにはいくつかの特殊な免許、登録が必要になりますが、購入型クラウドファンディングであれば特別な資格は必要ありません。
- 事業開始前からの支援呼びかけで宣伝効果がある
これから事業を始める、それをどういう形ではじめようとしているのか、そのコンセプトは。クラウドファンディングでそれらを明確にすることで共感してくれる支援者への宣伝効果があります。
注目を集めるとメディアに取り上げられることもあるため、費用をかけずして宣伝ができます。
起案者側のデメリット
- 目標額未達成もありえる
目標達成がどのくらいあるのかを明確にしているクラウドファンディングサイトはありませんでした。しかし、掲載されている件数と、目標達成件数を見てみると、大手クラウドファンディングサイトなら目標達成率は26%~30%程度。
すべてのプロジェクトが成功しているというわけではありません。
- 申し込みから獲得資金入金までは5ヶ月程度
融資とは異なりさまざまな手続きを踏むため、申し込みをしてから達成した目標金額が手元に入金されるまでには4ヶ月から5ヶ月程度がかかります。
支援者側のメリット
- 特典(リターン)が受けられる
購入型クラウドファンディングが人気の理由として、まだ市場に出回っていない商品やサービスを得点として受けられるというものがあります。
その最たる例がキングコング西野の個展『えんとつ町のプペル展』を入場無料で開催したい!でしょう。
欲しいと思わせる他にはないリターンが何よりも魅力です。
- 応援する、共感する感情
支援者として楽しんでいらっしゃる方の大半が、実はリターン目的ではなく感情の共有であるといわれています。これから始まるサービスを応援したい、成功を一緒に分かち合いたいという感情が楽しめるのはゲームに近い感覚であるとさえされています。
支援者側のデメリット
- 達成額持ち逃げ
めったなことではありませんが、達成した目標額を持ち逃げするケースもあります。有名なところでは、被災地に寄付するという名目で集めた支援金を奪った詐欺です。
どのような団体なのか、個人なのか。クラウドファンディングのページだけで評価するのではなく実際に質問を繰り返しながら納得のできる状態を作らなくてはなりません。
法的問題はまだ整備されていない
クラウドファンディングは近年広まったまだまだ新しい分野です。そのため法整備が進められていないという現状があります。
税金に関しては明確にされていますが、これから起案者、支援者共にどのような法律が必要になるのかを模索する段階。現時点では自分で調べ上げた情報がすべてという現状があります。
人気のあるクラウドファンディング運営会社
CAMPFIRE
国内でトップの人気を誇るCAMPFIREは、さまざまな著名人や有名企業も起案人として参加している大手クラウドファンティングサイトです。
- 日本最大級のクラウドファンティング
これまでの支援者は延べ65000人。6億以上の資金が動いている巨大クラウドファンティングサイトです。そのため非常に多くの支援者が常に新しいプロジェクトを探しています。
- 著名人も多数参加
前述したキングコング西野さんのクラウドファンティングも実はこのCAMPFIRE。多くの有名人や芸能人が参加しているため今、もっとも盛り上がっているサイトです。
- 専属担当者がサポート
もちろん選任の担当者がサポートを徹底して行います。ここをこうしたらいいのではないか、というアドバイスもあるため細かなミーティングを重ねながら公開にむけた準備ができます。
makuake
株式会社サイバーエージェントといえばamebaブログで知られている大手グループ会社です。
得意としているのは
- 飲食分野
- プロダクト部門(新製品の企画、制作)
- 映画製作
これらは国内でトップの資金調達です。
makuakeの特徴があります。
- メディアとのつながりの強さ
やはり株式会社サイバーエージェントのグループということもあって、ネットを中心としたメディアの幅広さは強みとなっています。伝達力が強く効率的なアピールができるでしょう。
- アナリティクスがこまやか
年齢、職業、地域などどんな人がアクセスしたのかという分析ができます。
- 専属担当者がいる
一つのプロジェクトには一人の担当者がつきます。パートナーとして様々なノウハウを提供してくれる心強い存在です。
READYFOR
日本最初のクラウドファンディングサイトです。
プロジェクト数も日本最大で、取引数も多くオールジャンルが得意です。
- 購入型とALL OR NOTHINGU型がある
支援者が選択できる支援の仕方が2種類あります。購入型と成功報酬型です。目標額に達成しない場合には起案者には手数料も申し込み料も発生しません。
- PR会社との連携
PR会社との連携を行ており参加者が効率よくPR活動ができるようになっています。
- 手数料が安い
高額な手数料を支払わなければならないクラウドファンディングサイトもありますが、READYFORの手数料は支援総額の17%です。一般的には20%が相場となっているため支払う金額が少なくて済むことも魅力です。
人気クラウドファンディングサイトの手数料を比較
購入型クラウドファンディングの手数料を一覧にしてみましょう。
※CAMPFIREは手数料改定で5%になっていましたが、2018年2月から8%に引き上げとなっています。
購入型クラウドファンディング | 手数料 |
---|---|
moonshot(ムーンショット) | 5% |
CAMPFIRE(キャンプファイヤー) | 8% |
Readyfor(レディーフォー) | 17% |
Makuake(マクアケ) | 20% |
A-port(エーポート) | 20% |
ShootingStar (シューティングスター) | 20% |
ENjiNE(エンジン) | 22.80% |
未来ショッピング | 22.80% |
驚くほど手数料に差があることがわかります。現在はまだ手数料の価格競争というよりはサイトの規模が注目されているためこれほどの差が出ているのでしょう。
目標額が高ければ高いほど手数料も高くなることを計算しなくてはなりません。
まとめ
手数料も低く、最大のポイントは「人が集まるクラウドファンディングサイト」であること。
人が集まらなければ支援も集まりません。もちろん、掲載数の多いCAMPFIREでは見てもらえるページにするための抑えなければならないポイントはあります。
その夢のプロジェクトを成功させるために、クラウドファンディングで支援を集めていきましょう!