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今すぐお金が必要な高校生がお金を借りる方法

お金を借りる方法   202 Views

未成年でも学生でもお金を借りることはできます。しかし、「高校生」では消費者金融や銀行、クレジットカードでお金を借りることはできません。

消費者金融でお金を借りられる年齢

高校生 大学生 専門学校 就職
20歳 ×
19歳 × ×
18歳 × ×
17歳 × × × ×

クレジットカードでお金を借りられる年齢チェック

申込者の年齢 親の同意がない 親権者の同意がある
18歳未満 × ×
18歳以上(高校生) × ×
18歳以上(高校生ではない) ×

以上からもわかるとおり、高校生では金融機関や貸金業者からお金を借りることはできません。

金融機関が高校生にお金を貸さない理由は?

消費者金融や銀行カードローンなど金融機関の場合

プロミスやアコムなどの消費者金融のほか、銀行カードローンなどでも高校生がお金を借りることはできません。

その理由は法律にあります。

【民法第5条】
未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
第1項の規定にかかわらず、法定代理人が目的を定めて処分を許した財産は、その目的の範囲内において、未成年者が自由に処分することができる。目的を定めないで処分を許した財産を処分するときも、同様とする。

つまり、法定代理人の同意を得ないで未成年者が行った法律行為は取り消しができるという法律です。法定代理人となるのは保護者、親が一般的です。

20歳以上の大学生などの学生であれば未成年ではないため自己責任での借入となりますが、未成年ではまだまだ親の管理下にあるということです。

18歳、19歳の未成年でも「親の同意無しでの契約は無効にできる」というもの。高校生なら尚のこと金融機関にとって大きなリスクになります。

クレジットカードキャッシングの場合

クレジットカードには買い物ができるショッピング枠のほかに、お金を借りることができるキャッシング枠というサービスがあります。クレジットカード作成時にキャッシング枠をつけることで、いつでもお金を借りることができるようになります。

クレジットカード自体は18歳以上で親の同意があれば作成できますが、どのカード会社も「高校生は除く」という条件を設定しています。

そのため、16歳、17歳はもちろんのこと、18歳であっても高校生はクレジットカードを作ることができません。

学生ローンの場合

学生ローンは、未成年であっても学生がお金を借りることのできるローンです。

ただし、基本的に学生ローンは大学生や専門学校生などの学生を対象としたローンになります。

そのため18歳以上の学生が借りられるとしても、高校生ではお金を借りることができません。

高校生が「誰か」にお金を借りたいなら

上記のとおり、高校生は金融機関や業者からお金を借りることができません。

それでは、高校生がお金を借りるにはどのようにしたらいいのでしょう?

高校生がお金に困ってしまった場合、まず思いつくのは「人にお金を借りる」方法ではないでしょうか。

親にお金を借りる

高校生ならお金に関する相談は親にするのが一番です。なぜお金が必要なのか、正直に相談をしてみましょう。例えば、交友関係で必要になったとしても理由があれば、高校生の年代ならまだ親が助けてくれることでしょう。

友人にお金を借りてはいけない

大人とは違い、自分で大きくお金を稼ぐことが難しい高校生の中では、友人にお金を借りるには細心の注意が必要です。多くの場合には、友人にお金を借りたことが原因でトラブルに発展します。

例え数百円の電車代だったとしても、それが頻繁になれば信用を失います。

数いる友人の中で「なぜ自分に声をかけたのか」を相手は考えるでしょう。信頼できる友人だからだとは思わないはずです。なめられているのだと感じることでしょう。

貸した側は友人だからこそ返済の要求がしづらいもの。「貸したお金を返さない」「返してくれるか不安」そんな相談を他の友人にするかもしれません。一人の信用を失うだけではなく周囲からの信用も失いかねません。

高校生が「学費」が必要なら奨学金

奨学金地獄という言葉が一昔前にメディアでよく取り上げられました。就職をしても何十年も返済をしなければならないというものですね。

学費として必要であれば、適切な奨学金の借入先があります。

返済不要の高校生限定奨学金制度

お住まいの都道府県の役所で受付をしている文部科学省の「高校生等奨学給付金」の制度があります。

授業以外の教育費の負担軽減が目的とされています。最大のポイントは、給付金であり「返済の必要がない」ことです。

【補助内容】
授業以外の教育費(教科書費、教材費、学用品費、通学用品費、教科外活動費、生徒会費、PTA会費、入学学用品費、修学旅行費等)

【給付額】

生活保護受給世帯【全日制等・通信制】
国立・公立高等学校等に在学する者:年額3万2,300円
私立高等学校等に在学する者:年額5万2,600円

非課税世帯【全日制等】(第一子)
国立・公立高等学校等に在学する者:年額8万2,700円
私立高等学校等に在学する者:年額9万8,500円

非課税世帯【全日制等】(第二子以降)
国立・公立高等学校等に在学する者:年額12万9,700円
私立高等学校等に在学する者:年額13万8,000円

非課税世帯【通信制】
国立・公立高等学校等に在学する者:年額3万6,500円
私立高等学校等に在学する者:年額3万8,100円

高校生が学校経由で申し込む給付型と貸与型があるJASSOの奨学金

日本学生支援機構(JASSO)の大きく分けると2種類の奨学金があります。

  • 給付金・・・返済の必要がない
  • 貸与型・・・返済の必要がある

給付型奨学金についてみてみましょう。

2020年に大学へ進学する希望を持っている方で、申し込み資格のいずれかと、選考基準のすべてを満たす方が対象です。

(申し込み資格)以下いずれか1つ

  • 2020年3月に高等学校等(本科)を卒業予定の人
  • 高等学校等(本科)を卒業後2年以内の人

【選考基準・学力基準】以下のいずれか1つ

  • 高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること
  • 将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること

奨学金と教育ローンの違い

奨学金の他にも、学費を借りる方法として教育ローンというものがあります。奨学金と教育ローンの違いは、奨学金は進学する本人が借りるものであり、教育ローンは本人の親や親族が借りるものだという点です。

ただし、満18歳以上の学生本人が申し込みできる教育ローンも数少ないもののまれにあるようですので融資基準や条件など気になる方はまず事前に金融機関に問い合わせてみてください。

「運転免許取得費用」ならローンが組める場合も

運転免許の取得には約20万~35万円ほどの費用が必要です。しかし、高校生ですとそれだけの金額を用意するのも難しいでしょう。

運転免許取得費用が目的であれば、運転免許ローンが高校3年生から本人名義での申し込みも可能です。

ただし本人名義の場合には親権者の同意が必要ですが、高校生から組めるローンは珍しいです。

教習所の窓口やWebサイトで申し込むことができ、免許合宿のサイトから同時にローン申し込みなどもできるため、確認してみましょう。

取り扱っているのは銀行や信販会社大学生協などです。ただし、銀行の免許ローンは未成年者NGのため、高校生の場合には信販会社の免許ローンを組むことになります。

信販会社のローンは金利は13%台とけっして低い金利ではありません。

「就職内定」しているなら内定者向けローン

ただ就職が内定しているという状態の場合には、実際には無収入なわけですから通常ローン審査には通りません。しかし、就職内定者を対象としたローン商品を展開している金融機関もあります。

内定者向けローンは非常に数は限られますが、いくつかの金融機関で取り扱いがあります。そのほとんどは申し込み条件が20歳以上からとなっていますが、なかには満18歳以上で利用できるものもあります。

ただしこうした内定者ローンを展開しているのはろうきんや地方銀行などで、居住地域や勤務先がそれら金融機関の営業地域であることが利用条件になってきます。

そのため利用できる人は「就職内定」している人で「その地域に住むあるいは内定している勤務地がある」ことが条件になるなど非常に限られてしまいますが、条件に合う方は一度金融機関に問い合わせてみるといいでしょう。

借りる以外の方法でお金を用意することを考えてみる

ここまで高校生がお金を「借りる」方法について紹介してきましたが、借りる以外の方法についてまずは一度考えてみるのも大切です。

なぜなら、お金を借りるということは返さなければならないということ。以上で紹介してきたように、高校生がお金を借りる方法はあまりありません。

他の方法のほうが早く簡単にお金を用意できるかもしれませんし、あるいは自分が考えるよりよりよい方法がみつかるかもしれません。

アルバイト

高校生であれば、アルバイトの求人も多くあります。借りるよりも確実にお金を用意することができますし、返済の必要もありません。

今すぐお金が必要な高校生にとって、最も適していてまず試してもらいたいのがこの方法です。急いでお金が必要という場合には、即日払いで給料を受け取れるバイトを選ぶといいでしょう。

高校生歓迎の案件も多くあります。時給1,000円以上の案件も多くありますから1日働けば8,000円です。

お金が必要な時までに時間があるのであれば、コツコツと働いてお金を貯めることをおすすめします。

高校生OKの東京の日払いバイト一例

  • 倉庫内の軽作業…時給1,020円(最短勤務翌日支払)
  • イベント準備の手伝い…時給1,100円(最短勤務翌日支払)
  • イベント会場設営…日給8,300円(翌営業日支払)

不用品を売る

不用品を売れば、すぐにお金を手にすることができます。高価なブランド物なんか持っていないという場合でも、以下のようなものはないでしょうか。

  • 不要なゲーム本体やソフト
  • 不要な本
  • 着なくなった服

こうしたものを売れば、まとまったお金にはならなくともある程度のお金を作ることはできます。

メルカリやラクマなどといったフリマアプリを利用すれば、個人でも簡単に商品を売ることができます。

アンケートサイトやポイントサイト

アンケートに答えるだけでポイントをもらえて、簡単にお小遣い稼ぎができるサイトがあります。

スマホを使って通学時などのスキマ時間にもかんたんにできますし、高校生が登録できるアンケートモニターも少なくないため高校生のお小遣い稼ぎにはぴったりです。

アンケートは市場調査等の目的で行われるため、内容によっては10代限定のアンケートもあります。

注意したいのがアンケートサイトの信頼性です。中には悪質なサイトなどもありますので、ある程度知名度があるところを利用した方が安心でしょう。

公的融資制度を利用する

生活そのものがすでに苦しい状況にある場合には、「生活福祉資金貸付制度」という公的融資制度を利用することができます。

この制度は必要な資金を他から借受けることが困難な低所得者世帯に対し、無利子~年1.5%という低金利で公的機関からお金を貸してもらえる制度です。

生活福祉資金貸付制度

  • 総合支援資金…生活再建までの間に必要な生活費用や住宅入居費など
  • 福祉資金…一時的に生活維持が困難になった場合の少額の費用など
  • 教育支援資金…低所得世帯に属する者が修学するために必要な経費

高校生がお金を借りるという趣旨とは少し離れてしまいますが、家庭の状況からこうした制度の利用が必要かもしれないという場合には、家族と相談のうえ利用を検討してみてもいいかもしれません。

→「市から・国からお金を借りる制度

電話相談窓口を利用する

高校生でお金が必要という場合には、親や周りの大人には頼れない、そうした状況にある人も少なくないでしょう。ここで紹介したような方法では解決できないお金の悩みもあるかもしれません。

公的機関など様々な団体では子どもに対する無料相談窓口が設けられています。こうした窓口で相談してみることで、よりよい解決方法がみつかるかもしれません。

→「子供のSOS相談窓口(文部科学省)

今すぐお金が欲しくてもSNSや個人間融資掲示板は絶対NG!

今すぐお金が欲しい高校生が絶対にやってはいけないのが、SNSや個人間融資掲示板でお金を借りることです。

確かに高校生は消費者金融や銀行でお金を借りることができませんし、お金を借りる方法自体あまりありません。

どこからも借りれない!というときにネットで検索して、TwitterなどのSNSや個人間融資掲示板でお金を貸してくれるという情報が出てくれば「これなら高校生でも簡単に貸してもらえそう」と飛びついてしまう気持ちはわかりますが、絶対にやめましょう。

よく考えてみてください。

絶対に回収できるスキルを持った金融業者ならともかく、普通の人が、なんの面識もない人に返してもらえるかもわからないお金を貸してくれて、なんの得があるのでしょう?

個人間融資掲示板の貸主には闇金業者や詐欺師などが多く潜んでいます。

法外な利息を請求されるだけでなく、犯罪に巻き込まれる被害も少なくありませんので、絶対に利用しないよう注意しましょう。

まとめ

高校生がお金を借りる方法をまとめましたが、やはり金融機関や貸金業者からお金を借りることはできません。

学費であれば奨学金という方法がありますが、日常生活でのお金を必要としているのであれば親に相談をするのが一番です。

また、アルバイトやフリマアプリを利用するなど自分でお金を稼ぐ方法もよいでしょう。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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