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個人事業主が即日融資を受けるならどの金融機関がいい?

 2020/11/03 お金を借りれる場所   361 Views

個人事業主は収入の変動が多くなりがちで、資金繰りに苦労することが絶えないものです。

また、資金が少ないために突然の出費に対応できないこともあります。

取引先への支払いから自宅の家賃や光熱費、生活費の支払いのために即日でお金が必要という際には、融資を受けることを検討しましょう。

確実に即日融資を受けられるのは、消費者金融業者のカードローンです。

個人事業主が利用できる資金の調達先

消費者金融業者のカードローン

消費者金融の特徴

・即日融資が可能。

・金利は年率5%程度から18%まで。初回契約では最高金利が適用されがち。

・資金使途が事業資金でも良いものがある。

・借入限度額は最大で500万円程度。

個人事業主でも審査通過できる?

消費者金融業者のカードローンの審査で、個人事業主は若干不利となります。

それは、年収が少なく安定しない傾向があるためです。業歴が短い場合や、取引実績が少ないときにはもっと不利になります。

ただし、消費者金融業者から借入している個人事業主は多く、2016年の調査によると大手の消費者金融業者から借入経験のある個人事業主のうち30%以上が年商500万円未満の小規模経営者でした。

消費者金融業者のカードローンのメリットは、即日融資できる可能性が非常に高いという点です。
事業資金への利用もできるものもあります。ただし、金利は年率18%と高めになるというデメリットもあります。

ノンバンク系のビジネスローン

ビジネスローンの特徴

・一部は即日融資可能だが、融資までの時間は会社によって異なる。

・金利は年率9%程度から18%まで。審査次第で金利が決定する。

・資金使途は事業資金のみだが、一部には生活費に使うこともできるものがある。

・借入限度額は最大500万円程度。審査によって決定する。

即日融資が可能なビジネスローンとは

事業に使うお金を必要とする人のために商品設計されたビジネスローンは、審査や契約に時間がかかりやすい傾向があるのは確かです。

オリックスVIPローンカードBUSINESS」など、一部のビジネスローンは即日融資に対応しています。
しかし、こういったローンは金利や借入限度額の設定が消費者金融業者のカードローンとあまり大差なく、せっかくのビジネスローンのメリットがあまり感じられません。

プロミスやアコム、アイフルには個人事業主向けのビジネスローン商品があり、こちらは即日融資にも対応しています。

公的融資は?

公的融資の特徴

・即日融資は不可能。融資まで1ヶ月以上かかるものがほとんど。

・ただし金利は低く、平均で2%程度。急ぎでないなら検討の価値あり。

・資金使途は事業資金のみ。

・借入限度額は数千万円までだが、借入の目的、審査によって異なる。

主な公的融資

・日本政策金融公庫

日本政策金融公庫とは、国による個人事業主や中小企業を対象とした300万円から3000万円程度の融資を専門とする金融機関です。

金利は平均で年率2%程度と非常に低いですが、審査はかなり慎重で完了まで1ヶ月ほどかかることもあります。

・中小企業向け制度融資

中小企業向け制度融資は、都道府県などの地方自治体が主体となった融資です。

新規開業や設備投資など目的ごとに融資制度が用意され、上限金額も様々です。こちらも金利は年率2%程度と低いですが、審査は慎重です。

個人事業主が確実に即日融資を受けるなら

大手の消費者金融業者を選ぼう

個人事業主が確実に即日融資を受けたいなら、やはり大手の消費者金融業者を選びましょう。

こういう業者は融資スピードが早く、申し込み当日中、早ければ1時間程度で必要なお金を入手することができます。
必要な書類も1種類か2種類といったところで、手軽に申し込める点がメリットです。

ビジネスローンと比較すると、原則的に所得の3分の1を超えるお金を借りられないという点がデメリットですが、これは貸金業法の総量規制という法律があるからです。

そのため、希望限度額についてはあらかじめ自分の所得から考えて決めておく必要がありますが、借入希望額が所得の3分の1以下なら、申し込むのは融資スピードに優れる大手の消費者金融業者に決めてしまって良いでしょう。

個人事業主は消費者金融の審査で不利と言われていますが、ブラックリストに載っていたり、他社の借入額が多かったりといったマイナス要素が無ければ問題なく審査には通過できます。

確定申告書を用意しよう

個人事業主が大手の消費者金融業者を利用するにあたって、「個人事業主だから」「自営業者だから」ということだけを理由に審査に落とされることはありません。

ただ、個人事業主は審査をするにあたって、希望限度額が少なくても「事業実態を証明できる書類」の提出を求められやすいのは確かです。

たとえば、申込者が固定電話も事務所も店舗も持っていないのであれば、個人事業主を偽る無職ではないかと疑われてしまいます。
そのため、書類を使って「事業の実態があること」を証明することが必要になることがあります。

事業実態を証明できる書類として最も有効なのは「最新の確定申告書の控え」です。
基本的にはこれが用意できれば問題ありません。
その他なら納税証明書や課税申告書などになります。

業歴が1年未満のときには、また確定申告をしていませんので申告書を提出することができないため、請求書などで対応してくれることもあります。
ただ、業歴1年未満の個人事業主は非常に信用が低く、審査で不利になりやすい傾向があるので注意しましょう。

大手消費者金融を比較してみると

即日融資を狙うにあたってベストな選択肢は大手の業者ということになりますが、どの業者が良いかは判断に迷うところでしょう。

大手はどこも似たようなものですが、サービス面で多少の違いがありますし、郵送物の回避が簡単なのか難しいのかで違いもあります。

・大手5社の比較

業者名 上限金利 特徴
プロミス 17.8% ・24時間振込融資に対応

・30日間無利息サービス

・郵送物の回避が簡単

レイクALSA 18.0% ・24時間振込融資に対応

・60日または180日間5万円以下無利息サービス

・郵送物の回避が簡単

・審査は他社より若干厳しめ

アイフル 18.0% ・24時間振込に未対応

・30日間無利息

・郵送物の回避が簡単

アコム 18.0% ・条件次第で24時間振込に対応

・20日間無利息

・郵送物を回避するには来店が必須

SMBCモビット 18.0% ・無利息サービスなし

・郵送物の回避は条件次第

・他社より審査スピードが若干遅い傾向あり

0.2%とはいえ他社よりも金利が低いことや、審査への通りやすさならプロミス、無利息サービスの充実を期待するならレイクALSAといったところでしょう。アコムも審査が通りやすいと言われています。

申込時の「年収」に注意

個人事業主がカードローンに申し込むときに、悩ましいのが「年収」として何の数字を記入するのかという点でしょう。

果たして「売上」と「所得」のどちらを記入すべきか悩むはずです。個人事業主は売上から諸経費を差し引いた額を所得としますが、様々な節税対策をしているとき、所得の額は低くなりがちです。

そのため、実際の生活水準よりも低い所得額になっています。

個人事業主の多くがローンの申し込みで各社に問い合わせていますが、回答はどれも「所得のほうをご記入ください」と言われたという結果が出ています。
つまり売上から経費を差し引いた額です。

この場合ですが、実際には申し込みフォームに「事業者は所得をご記入ください」という記載がないのなら、金額が高いほうの「売上」を記入しても問題はありません。

実際に多くの個人事業主が売上のほうを記入して審査を受けています。
必ず「所得」を記入して欲しいと言われていない限り、わざわざ低いほうの金額を記入しなくても良いでしょう。

やはり審査は不利?

個人事業主であることだけを理由として、大手の消費者金融業者の審査に落とされることはありません。
しかし、それでも同じ年収の会社員に比較すると審査が不利になりやすいのは事実で、他社借入の状況次第では審査落ちのリスクは高くなります。

たとえば、「自営業・年収320万円・2年以内に1ヶ月程度の携帯電話料金の滞納あり」の人は審査で否決されていますが、「会社員・年収350万円・他社借入100万円」の人は審査に通っています。

審査に関するマイナス要素があるときには、年収が変わらない正社員に比較すると審査は否決されやすい傾向があるのは確かでしょう。

消費者金融業者の審査に不安があるという場合には、マイナス要素をなるべく減らしてから申し込むなり、借金を減らすなりといった工夫は必要になるでしょう。

「どうしても今日中に借りたい」という場合は別として、もし融資を急いでいないのなら、都市銀行や地方銀行などを検討してみましょう。

実は銀行は自営業者や個人事業主に寛容な傾向があり、充分な収入があると認められれば、他社借入があっても審査に通過できることがあります。信用金庫なども検討する価値があります。

個人事業主ならビジネスローンも視野に入る

所得の3分の1以上の借入のとき

「お金を借りる」ということに関して個人事業主には、会社勤めの人にはないメリットを持っています。
それは「総量規制の例外」としてお金を借りることができるという点です。

個人事業主としてお金を借りるとき、事業で使うための資金であることが多くあります。
いわゆる「運転資金」や「設備投資」「決算資金」といったものです。

こういった目的でお金を借りるときには、個人事業主でもビジネスローンを利用することが可能です。

ビジネスローンには「担保や保証人が不要のところが多い」「準備する書類が少ない」という特徴があります。
しかも、総量規制の適用を受けないので収入の3分の1を超える額を借りることが可能です。こ

の点では個人事業主はビジネスローンの活用は充分に検討に値すると言っていいでしょう。
ただし、返済能力があると認められなければ審査には通過できません。

プロミス「自営業者カードローン」

事業に使う資金を必要とする人のためのビジネスローンは、審査や契約に時間が掛かりやすい傾向がありますが、そういったなかでも消費者金融業者が提供する商品は、即日融資にも対応しています。

というのも、自営業者向けローンといってもローンの内容や審査などを個人消費者向けのローンから流用しているからです。

なかでもプロミスの「自営業者カードローン」は即日融資を受けやすいローンとして知られており、検討する価値があります。

・プロミス「自営者カードローン」の概要

金利 6.3%~17.8%
限度額 300万円まで
審査時間 最短即日
融資まで 最短即日
申込条件 年齢20歳~65歳以下の自営者
担保・保証人 不要
必要書類

・本人確認書類

・最新の確定申告書の控え

・青色申告決算書または収支内訳書

・事業実態を証明する書類(営業許可書、発注書など)

営業年数の制限は公式サイトには記載されていませんが、実質は営業1年以上は必須です。

個人ローンとは異なり、所得の3分の1を超える金額も借入可能となっています。
即日融資では無人店舗を含み来店が必須です。ネット申し込みだけでは契約まで完結しません。

また、資金使途は「生計費および事業費」となっており、プライベートの資金も借入可能で、通常の個人消費者向けのローンと同様の使い方も可能です。

アコム「ビジネスサポートローン」

アコムも自営業者向けのカードローン「ビジネスサポートローン」を発行しています。
アコムらしく、審査の難易度もあまり高くなく、またアコムの既存ユーザーなら個人ローンからの切り替えにも対応しています。

・アコム「ビジネスサポートローン」の概要

金利 12.0%~18.0%
限度額 300万円まで
審査時間 最短即日
融資まで 最短即日
申込条件 業歴1年以上の個人事業主
担保・保証人 不要
必要書類

・本人確認書類

・最新の確定申告書の控え

・契約額100万円以上のとき、青色申告決算書または収支内訳書

こちらも、新規の契約で即日融資を希望する場合には、無人店舗を含み来店が必須です。

アコムのユーザーなら個人ローンからすぐに切り替えることも可能です。資金使途は事業性資金にもプライベート資金にも活用できます。個人事業主ならではの特典と言っていいでしょう。

その他のビジネスローンは?

個人事業主向けのビジネスローンは、それを専門とする会社があるくらいに数多くの商品があります。

ただ、どうしても審査には時間が掛かってしまいます。
金利やサービス面で充実しているところほど、審査に時間を要する傾向があります。

早いところでも、申し込みの翌日以降の融資となります。「アイフルビジネス・ファイナンス(ビジネクスト)」や「オリコ」のビジネスローンは良く知られており、公式サイトには「最短即日融資」とされていますが、実際には審査や必要書類の確認に掛かる時間などを考えると、やはり厳しいと考えざるを得ません。

もし即日というほど急いでいないのであれば、大手の銀行のカードローンのほうが安心感もありますし、審査も意外に通りやすいので、実際には銀行のほうがおすすめです。

もし1日待てるなら銀行のカードローンを

急ぎの融資と言っても、多少の時間差は問題としないという人も多いでしょう。
「即日というほど急いでいないが、なるべく早く融資を受けたい」という程度であるなら、金利の低い銀行のカードローンに申し込むことも検討してみましょう。

銀行のカードローンというと、自営業者・個人事業主に厳しいと考えられがちですが、実はこういった「自分で経営をしている」実態がはっきりしているとき、銀行は審査でその点を考慮してくれます。業歴が1年以上あり、しっかりと継続的に仕事をしている実績があるなら、銀行に相談してみると良いでしょう。

そのとき、最も優先順位が高いのは「いつも使っている銀行」です。

自営業者や個人事業主は、「仕事用の口座」を持っているものです。
仕事用の口座とプライベート口座を分けて使っている人がほとんどでしょう。
なかには、個人事業主をやりながらパートに出ていて、そこからの月給の支払いを仕事用口座と同じにしているケースもあります。こうしたとき、その口座のある銀行は自分にとっての「メインバンク」です。

都市銀行・地方銀行どちらも、自分の銀行をメインバンクにしている人に対しては、その点を審査で考慮してくれます。

申し込みから融資までの時間が短いのは三井住友銀行カードローンと三菱UFJ銀行の「バンクイック」です。

もし、この2つのうちいずれかをメインバンクとしているのであれば、最短1営業日で融資を受けることができるので、申し込んでみると良いでしょう。

個人事業主が即日融資を受けるならどの金融機関がいい?まとめ

個人事業主が即日融資を受けるには、やはり審査スピードの早い消費者金融業者が良いでしょう。

また、消費者金融業者が提供するビジネスローンも審査が早い傾向があります。

時間に余裕があるなら、都市銀行や地方銀行も検討してみましょう。公的融資は1ヶ月程度の時間を要します。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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