1. お金借りるトリセツ
  2. お金に関する豆知識
  3. フリーローンは用途自由な銀行ローン!オススメのフリーローンとは

フリーローンは用途自由な銀行ローン!オススメのフリーローンとは

 2020/11/23 お金に関する豆知識   436 Views

ひとくちにローンといっても、事業用途限定のものから用途が限定されているものまでさまざまです。

一方で、フリーローンは名前の通りどんな目的でも借り入れができます。
何度も融資を受けることはできないため、目的をよく考えなければいけません。

この記事では、フリーローンのメリット・デメリットご紹介します。

フリーローンとは

銀行で取り扱っているローンの1種です。銀行では他にも目的別ローンやカードローンなどを扱っていますが、フリーローンはどれとも違う特徴を持っています。

用途が自由

フリーローンは銀行が提供する個人向けの融資サービスの1つです。

自動車ローンなどと異なり、借りるお金の使い道を申込者が自由に決めることができます。

以下の通り、さまざまな目的で借入が可能です。

  • 引っ越し費用
  • 海外旅行の資金
  • 結婚式・披露宴の費用
  • 医療費の支払い
まとまったお金が一気に必要になってしまった場合には、フリーローンが適しているといえます。
ただし、事業目的での借り入れはできないことが多い点に注意が必要です。

目的別ローンとの違い

目的別ローンとの違いは、使途が限定されているかどうかです。

目的別ローンは住宅ローンなどが該当し、特定の目的以外に使うことができない制約があります。

例えば住宅ローンで借りるお金を使って、子どもの大学入学費用を支払うことはできません。

一方のフリーローンでは、申し込み時に目的を申請すれば事業用途や投資用途以外なら自由に借入ができます。

また、金利の設定が異なるのもポイントです。

目的別ローンは、用途が限定されている分だけ金利が低く設定されています。

全てのローンにいえることですが、基本的に利便性が高いほど金利は高くなることを覚えておきましょう。

カードローンとの違い

カードローンとの違いは、大きく分けて以下の3つです。

  • 金利
  • 審査時間
  • 借入方法

金利

フリーローンは基本的にカードローンより金利が低く設定されています。
銀行カードローンが年2.0~15.0%のところ、フリーローンは年6.0%前後が一般的です。

審査時間

審査時間はカードローンのほうが有利です。
銀行は最短翌営業日の回答は原則として対応できませんが、消費者金融なら最短即日での融資も可能になります。

借入方法

最後の借入方法とは、追加で融資ができるかどうかの違いです。

フリーローンで借り入れられるのは契約した時点の一回きりです。
追加での借り入れするためには、もう一度申し込みから始める必要があります。審査も受け直す必要があり、非常に手間がかかります。

一方のカードローンは契約時に限度額が設定されます。定められた範囲内までなら、何度でも借り入れることが可能です。

特徴・メリット

フリーローンならではのメリットを紹介します。主なメリットは以下の3つです。

  • 金利がカードローンより低い
  • 返済計画が立てやすい
  • 無理な借り入れをしなくても良い

金利がカードローンより低い

一般的に、カードローンよりもフリーローンの方が金利が安くなっています。

みずほ銀行のフリーローンとカードローンの金利を比較してみましょう。

みずほ銀行カードローン 年3.8%~13.8%
みずほ銀行フリーローン 年6.55%(固定金利)

最小金利はカードローンの3.8%と低いですが、何度も完済を繰り返して増額申請を行って限度額が最大まで上がった人に適用される数字です。初回の借り入れでは最大金利の13.8%が原則として適用されます。

フリーローンは固定金利で6.55%と、金利の低さはこちらに軍配が上がります。

返済計画が立てやすい

フリーローンで借り入れるのは最初の1回だけで、追加融資には対応していません。

固定金利であれば、約した時に毎月の返済金額と完済時期が確定するため、返済計画を立てやすいのがメリットです。

一方のカードローンは、返済途中であっても枠に空きがあれば何度でも借り入れすることができます。
便利な使い方ができるゆえに、使い方を間違えるといつまで経っても完済できません。

無駄な借り入れをしなくて良い

フリーローンは、申し込み時に申請した使い道以外に使うことができません。
本当に使いたい目的に絞ってお金を借りることができます。

追加の借り入れも容易にはできないため、借入総額が増えすぎて返済が滞る心配も少ないでしょう。

カードローンでは目的を告げることなく自由にお金を使えます。
何度も借り入れできる特性と相まって、無駄な借り入れにつながるリスクがあるのです。

フリーローンの注意点・デメリット

フリーローンは使途が自由ですが、一方で注意点もあります。以下のデメリットについて解説します。

  • 即日での融資はできない
  • 追加の借り入れには別途申し込みが必要
  • 目的別ローンより金利が高め

即日での融資はできない

フリーローンは、融資を受けるまでに最低でも1週間程度の時間がかかります。

「今すぐお金を貸してほしい!」という即日融資の希望は通りません。

融資の金額が大きい場合、使途を確認するために見積書などの提示を求められる場合もあります。

申し込む銀行の口座が必要になる場合はその場合は、借り入れまでに2週間以上がかかることもあります。

できるだけ早いタイミングで申し込まないと、必要な時期までに融資を受けられません。

追加の借り入れには別途申し込みが必要

カードローン以外のローンでは、最初の契約時にまとめてお金を借りることになります。
追加の融資が必要でも追加で借り入れることはできません。

追加の融資を受けようとした場合、改めて申し込んで審査を受ける必要があります。
一度通過しているからといって、審査が甘くなるということはありません。

必要な分だけ借りれば良いという人は、フリーローンが適しているといえます。

目的別ローンより金利が高め

フリーローンは低金利ですが、目的別ローンよりは高めの金利設定です。

住宅ローンでは0.5~1.5%程度の金利で借りられますが、フリーローンでは2%~6%程度です。

用途がはっきりと決まっている場合、目的別ローンと返済総額を比較してみましょう。

申し込む際の注意点

時間をかけて申し込むのですから、絶対に審査をクリアしたいですよね?

もちろん絶対に通過できる方法はありませんが、できる限り審査を有利に進めることはできます。

審査を受ける際の注意ポイントを押さえておきましょう。

使用用途を決めておく

融資する金額は目的になっている商品やサービスの金額がベースになります。

借入したい目的が決まっていないのに、とりあえずお金を借りておくことはできません。

とはいえ、見積もり書がまだ手元に届いていなくても相談することは可能です。
カタログなど値段が分かるものを持参すれば、自分が借りたい値段を銀行の担当者に相談することはできます。

借入限度額を年収の3分の1~2分の1に

消費者金融では貸金業法という法律に総量規制と呼ばれるルールがあります。
貸金業者が融資できるのは年収の3分の1までという上限を定めたものです。

銀行には総量規制は適用されませんので、審査次第では年収3分の1を大きく超える融資も可能です。

とはいえ、無限に融資をしてくれるわけではありません。銀行でも収入と借入総額のバランスをみて判断されるのは同じです。

消費者金融の総量規制に相当する規制を自主的に設けている銀行もあります。

銀行であっても希望する金額は年収の3分の1までにしておくのが望ましいでしょう。最高でも2分の1までに抑えるように気を付けて下さい。

2分の1を超える場合は借り入れと年収のバランスが保たれないため、審査を通過できない可能性が高まります。

使っていないローンは解約する

フリーローンを申し込む銀行で、すでに別のローンを契約している場合は解約してから申込みましょう。また、他社のローンも解約するのが望ましいです。

他社で複数のローンを組んでいて返済できていない場合は多重債務者とみなされてしまいます。融資してもほかの金融機関と同様に返済が滞る可能性があるため、融資を受けることができなくなるのです。

特に4社以上から借り入れしている場合、原則として新しく融資を受けられないと考えたほうが良いでしょう。

オススメのフリーローン5選

フリーローンは大手の都市銀行からネット銀行、地方銀行がそれぞれ展開しており、「どれにすればいいの?」と悩むこともあるかもしれません。

そこで今回は、特におすすめのローンとして以下の5つをご紹介します。

  • 三井住友銀行
  • 住信SBI銀行
  • イオン銀行
  • みずほ銀行
  • 関西みらい銀行

三井住友銀行

数あるフリーローンの中でも屈指の低金利が自慢なのが三井住友銀行です。

担保は有担保と無担保から選択できます。有担保であれば最大で1億円という高額な借り入れが可能です。

返済額に保証料が含まれる保証料内枠方式と含まれない保証料外枠方式があり、どちらを選ぶかで金利の設定も異なります。

変動金利によって1年に2回金利が見直されるため、返済金額が増えるリスクがあることは覚えておきましょう。

融資額 有担保:最大1億円 無担保:300万円
金利(実質年率) 有担保:2.775~2.975% 無担保:5.975%
借入期間 有担保:1~30年以内 無担保:1~10年以内
担保・保証人 担保あり・なしの両パターンあり

住信SBI銀行のフリーローン

住信SBI銀行のフリーローンは使途が自由で、手続きもWEBのみで完結する手軽さが魅力です。ネット環境さえあれば自宅で手続きが完結します。

銀行の窓口で手続きする時間がない人でも、安心して融資が受けられます。

最大で1,000万円と高額な融資に対応しているほか、繰り上げ返済は1円から可能で手数料もかかりません。

融資額 10~1,000万円
金利(実質年率) 年3.775~12.0%
借入期間 1~10年
担保・保証人 不要

イオン銀行のフリーローン

イオン銀行のフリーローンはインターネットで契約するため、どこでも契約可能な点で優れています。

融資額は700万円で、大きな金額を借り入れることも可能です。買い入れ期間も最大で8年と長いため、毎月少しずつ返済できます。

近くにイオン系列の店舗があればATMで返済できます。そのような人なら便利に使うことができるでしょう。

融資額 10万円~700万円
金利(実質年率) 3.8~13.5%
借入期間 最大8年
担保・保証人 不要

みずほ銀行

メガバンクの一角であるみずほ銀行は、大手ならではの安心感があります。変動金利と固定金利から、希望に合わせて金利を選べる点もメリットです。

変動金利は固定金利よりも金利が低く設定されていますが、半年に一度の見直しがあることは覚えておきましょう。

デメリットは、勤続年数と前年度税込み年収に条件があることです。勤続年数2年、前年度税込み年収200万円が条件のため、転職したばかりの人は申し込めません。

融資額 最大300万円
金利(実質年率) 5.875%~6.65%
借入期間 最大7年
担保・保証人 不要

関西みらい銀行

関西みらい銀行のフリーローンは、不動産を担保にして借り入れるタイプがあるのが特徴です。

最大のメリットは融資限度額が高額なことで、担保となる不動産の価値次第では最高1億円の融資も可能です。

フリーローンでは珍しく、事業資金での申し込みもできる点もメリットです。運転資金やつなぎ資金に困っている人が、幅広い用途で使えます。

ただし、不動産の価値が低い場合は思ったような融資限度額にならない点がネックです。

不動産の鑑定評価が必要なため、審査に時間がかかりやすいことも考えられます。

融資額 最大1億円
金利(実質年率) 2.0%~9.8%
借入期間 最大25年
担保・保証人 不動産担保

フリーローンは用途自由な銀行ローン!まとめ

今回は、フリーローンのメリット・デメリットとおすすめのフリーローンを解説しました。

目的別ローンのように使途が限定されることがなく、カードローンよりも低金利という「良いとこどり」のローンですが、目的を決めてからでないと申し込みできない点には注意が必要です。

目的別ローンよりは高金利になるため、「お金を使う目的がたくさんあるのか」「1つの用途にだけお金を使うのかによって、どちらを選ぶべきかも変わります。

それぞれのローンのメリット・デメリットを比較し、最適と思えるローンを選択しましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

お金借りるトリセツの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金借りるトリセツの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

関連記事

  • ハローワークでお金借りる方法!無利子のつなぎ資金貸付制度もチェック

  • 医療費の徹底節約技14選!治療費から薬代の裏技まで

  • 生活保護でもクレジットカードは持てる?利用の際の注意点は?

  • 教育扶助とは|生活保護で教育に関する扶助を受けるための条件と注意点

  • 【元国税FPが教える】節税で節約するポイントを徹底解説!

  • 生活保護の支給が打ち切りになる?具体的な事例と注意ポイント