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デンタルローンには審査が必要|通過のためのポイントを解説

 2020/11/23 お金を借りれる場所   115 Views

「抜けてしまった歯を元に戻したい」

「黄ばみをとって真っ白な歯にしたい」

このような悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。しかし、審美歯科は自由診療のために全額が自己負担になってしまいます。

そこで利用できるのがデンタルローンですが、所定の審査を通過しないと利用できません。

今回はデンタルローンの審査内容と通過のポイントを紹介します。

デンタルローンとは

インプラントや歯科治療は全額が自己負担になるため、高額な費用が気になって治療を決断できなかった人もいるのではないでしょうか。

そんな時に使えるのが「デンタルローン」です。

デンタルローンとは、歯科治療専用で使えるローンのことです。
別名で「デンタルクレジット」とも言われています。

歯科医院が信販会社(クレジットカード会社)と提携しているほか、銀行でも住宅ローンやマイカーローンと同じ「目的別ローン」として取り扱っている場合があります。

どこの信販会社のローンを扱っているかはクリニックによってさまざまです。また、クリニックによってはそもそもローンの取り扱いがないこともあります。

治療を受けるクリニックを決める際は、デンタルローンを最初に取り扱っているか確認しておきましょう。

取り扱いがないクリニックで治療を受ける場合の選択肢は「銀行のデンタルローン」のほか、「フリーローン」「カードローン」などです。

デンタルローンのメリット

高額な治療費を分割で支払える

デンタルローンは比較的分割回数が多い特徴があります。信販会社や銀行にもよりますが、84回以上の分割に対応している業者もあるのです。

それだけの回数で分割払いすれば、高額な治療費でも払いきることができるでしょう。

金利が低い

デンタルローンは高額な歯科治療に対応できるように利用限度額が高く設定されており、クレジットカードやカードローンよりも金利が低いのが特徴です。

例えば信販会社のデンタルローンの金利は6%程度ですが、クレジットカードの分割払いやキャッシング、カードローンの場合は最大で18%にもなります。

借入金額が大きくなるほど、金利差によって返済総額に差が出てくることになります。

医療費控除を申請できる

医療費控除とは、毎年10万円を超えた医療費分が所得控除される制度です。
所得税や翌年の住民税が安くなるため、節税対策として有効です。

医療費控除は、デンタルローンを組んでの支払いでも適用できます。

例えば60万円の治療を3年にわたって支払う場合は毎年20万円を返済することになますが、20万円から控除対象外の10万円を引いた残りの10万円が所得控除の対象です。

ただし、医療費控除を適用するためには確定申告が必要になります。デンタルローンの融資を受ける場合、医療費控除についても情報を仕入れておきましょう。

デンタルローンのデメリット

利用には審査が必要

デンタルローンは信販会社でも銀行でも審査があります。

申し込み条件は「20歳以上で安定した収入があること」が前提となるほか、過去にお金のトラブルがないかどうかも厳しくチェックされます。

滞納がある人は審査を通過できない

過去に金融商品を滞納した履歴は「事故情報」と呼ばれ、審査での評価が著しく低下します。

絶対にというわけではありませんが、原則として審査は通過できないと考えておいたほうが良いでしょう。

延滞はローンに関してだけではありません。以下のような支払い遅れもNGです。

  • クレジットカードの滞納
  • 家賃の滞納
  • 携帯・スマートフォン料金の滞納
クレジットカードの支払期日に残高が不足していて支払えない場合、信用情報機関に記録が残ります。

家賃も「保証会社をつけて入居」したのに家賃を滞納した場合は、延滞の記録が残されます。携帯・スマートフォン料金も同様に、延滞するのはNGです。

返済期間が長いと利息が高くなる

銀行や信販会社でローンを組む場合、所定の金利で計算される利息を支払う必要があります。

計算式は以下の通りです。

返済利息=借入総額×金利(実質年率)÷365日×借入れ日数

10万円を10%の金利で借り入れた場合、30日後に支払う利息は822円です。

一方で180日後の利息は4,932円になります。借入金額や金利が高くなれば、この差は更に開いていくことになります。

連帯保証人が必要な場合がある

申込の段階で保証人を連れていく必要はありません。しかし、審査の結果によっては連帯保証人を立てることが求められる場合もあります。

そのほか、未成年の申し込みでも連帯保証人が必要です。

デンタルクリニックが提携している信販会社のローンは銀行と違って未成年でも申し込むことがができますが、権者が連帯保証人になる必要になります。

未成年が自分の名義だけで申し込むことができないということは覚えておきましょう。

デンタルローンの申し込みの流れ

申し込み

信販会社のローンはクリニックの窓口で、銀行であれば銀行の窓口で申し込みを行います。ローン申込書に必要事項を記入し、捺印して提出します。

インターネット申し込みできる銀行であれば、画面上での提出を完了させれば審査が始まります。

審査

申込した内容に従って審査が実施されます。信販会社の場合は早ければ30分程度で結果が分かりますが、銀行では即日での融資は受けられません。

審査結果が判明するまでに、1週間以上の時間がかかることも珍しくありません。

治療開始

審査に通過できれば、信販会社ならクリニックに直接支払われます。銀行の場合は口座に入金されるため、自分でクリニックへの支払いが必要です。

手続きが終わったら、いよいよ治療を開始できます。

デンタルローンの審査ポイント

属性情報

属性情報とは、「年収」「勤続年数」「居住形態」など、返済能力に関する社会的な背景のことです。

社会的なステータスのことだと考えると分かりやすいでしょう。

主に審査される属性情報を知っておきましょう。

  • 生年月日
  • 家族構成
  • 住居形態
  • 固定電話の有無
  • 雇用形態
  • 勤務先
  • 年収

主な属性

情報は上記の通りです。

年収は高ければ高いほど評価が高く、雇用形態はフリーターよりも正社員や公務員のほうが有利のは分かりやすいでしょう。

一方、「家族構成」「住居形態」「固定電話」が審査に影響を及ぼすのはなぜでしょうか。

一般的な判断基準として、家族構成は独身より既婚で子持ちが有利です。
住居形態は賃貸より持ち家、固定電話は持っていないより持っている方が審査では有利とされています。

これは「夜逃げ防ぐため」と考えると分かりやすいでしょう。

子持ちで一戸建てを持っている人のほうが、独身で賃貸に住んでいる人よりも夜逃げされる可能性は低いといえます。

固定電話も同様です。携帯電話よりも電話番号を変更しにくいため、「常に連絡が取りやすい」として信用が上がりやすくなります。

他社借り入れ状況

クレジットカードやカードローンなど、これから申し込む金融機関以外で「すでに借り入れていないか」を確認されます。

これらの情報は個人信用情報機関に記録されており、黙っていても銀行は確認できます。虚偽の申告は絶対にできません。

一般的には4社以上からすでに借り入れている場合、審査を通過できません。

信用情報

クレジットカードや各種ローンの携帯電話本体の分割支払いなどの「後払い」の利用履歴をまとめたものが「信用情報」です。

一見関係ない金融機関の履歴も、以下のような個人信用情報機関に記録されています。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報協会
過去に何らかの支払い延滞した過去がある場合、デンタルローンの審査通過は難しくなります。

デンタルローンの審査は甘くない

デンタルローンの審査について、どのような難易度を想像しているでしょうか?

基本的に簡単に通過できるローンはないことは理解しておく必要があります。

特に銀行では信販会社と比較しても低金利です。
マイカーローンや教育ローンなどと同じように審査は慎重に行われます。

実際問題、歯列矯正などを受けたいのに審査を通過できずに困っているという人はいます。

デンタルローンは自由診療で保険適用外の治療ですから、生活に余力がなければ治療を受ける必要はありません。診療を受ける余力があるのか、返済能力を厳しくチェックされます。

審査落ちする人の共通点

年収が基準を満たしていない

審査では、年収と返済額のバランスが大切です。
返済額が年収の35%を超える場合、審査に通過できない可能性が高まります。35%以下、理想は20~30%以内に抑えることを目標にしてください。

年収が高くなるほど同じ借入額でも返済比率が低くなるため、審査で評価が高くなります。

すでに他社のローンをいくつも利用している

すでに何社からもお金を借りている場合、審査に悪影響を与えます。
原則として4社以上からの借り入れをすでに行っている場合は審査を通過できません。

返済に苦労している「多重債務者」と判断されるため、「自分たちのローンも返済できないのでは?」という判断がされてしまうことになります。

もし夜逃げされたり自己破産されたりすると、金融機関にとっては貸し倒れとなって利益を得られません。
デンタルローンは無担保ですから、有担保のローンと違って貸した資金を回収することができません。

返済能力に疑問を持たれないためにも、他社の借り入れはできるだけ完済してから申込みましょう。

過去に支払いを滞納した過去がある

信用情報はすでに紹介した通り、後払いの金融商品の利用履歴のことです。
この信用情報に事故情報が掲載されているのが「傷がある状態」や「ブラックリスト」とも呼ばれます。

この状態では審査を通過できません。

カードローンやフリーローン、クレジットカードの返済遅れはもちろん、「携帯電話・スマートフォン料金」「保証会社を立てた場合の家賃支払いの遅れ」もNGです。

審査通過のための注意点

できるだけ勤続年数を積み重ねてから申込む

勤続年数は、ローンの審査に大きな影響を与えます。

勤続年数が長いほど、これからも長く働いてくれるだろうという判断になるためです。転職したばかりの場合、社風と合わないと早期に退職する可能性もあるでしょう。

事実、みずほローンのフリーローンでは「2年以上の勤続年数」が申し込みの条件になっています。

最低でも半年~1年、できれば2年以上の勤続年数になってから申し込みましょう。

すでに借りているローンは完済する

他社借入が審査に影響を与えるのは、すでに解説した通りです。
そのため可能な限り完済して他社借り入れを減らすことが大切になります。

ただし、返済や完済の情報が信用情報に反映されるまでには、最長で2ヶ月ほどのタイムラグがある点に注意してください。

完済したからといってすぐに申し込んでも、情報が反映されていないために審査落ちになることも考えられます。

いつか別のローンのお世話になることを考えて日頃から計画的に返済を行い、申し込み時に完済した状態を目指しましょう。

虚偽の記載は絶対にNG

個人同士の取り引きで考えてみると分かりやすいです。
平気でウソをつく人が「絶対に全額返済しますから貸してください!」と言われても信用できないでしょう。

そもそも、虚偽の申請が通るほど金融機関の審査は甘くありません。

収入に関しては源泉徴収票を見ればすぐに整合性がとれないのがバレてしまいます。

もし収入証明書類がないとしても、金融機関には過去に審査をした申し込み者のデータが山のように残されています。業界と勤続年数さえ分かれば、おおまかな年収は分かってしまうほどの精度です。

過去の借り入れの利用状況も同じです。信用情報には返済の延滞情報だけでなく、申し込みや借り入れの履歴も詳細に残されています。

虚偽の申請は通らないことを肝に銘じておきましょう。

虚偽の申請を行うと金融機関からの信頼を失い、融資を受けることができなくなります。

不利になりそうな情報でも正直に申請するしかありません。

デンタルローンには審査が必要|通過のためのポイントを解説 まとめ

今回は、デンタルローンの審査内容と審査を通過するためのポイントを解説しました。

高額な融資を受けられるローンだからこそ審査は慎重に行われます。年収が高ければ通過できるような甘い審査ではありません。

特に過去のローン商品の支払いを延滞すると原則として審査落ちになるため、日頃から絶対に返済遅れを発生させないように気を付ける必要があります。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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