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【借金返済のコツ】早く完済するためのポイント

 2020/07/09 お金に関する豆知識   7,064 Views

カードローンは便利なものですが、毎月の返済を漫然とやっているだけだと、なかなか返済が終わりません。

返済期間と総返済額の関係や、随時返済の効果などを確認して自分なりに計画を持って返済していきましょう。

カードローンの返済の仕組み

カードローンの契約プランと「当座貸越契約」の違い

1.当座貸越契約とは

一般的にカードローンの契約は「当座貸越契約」と呼ばれる形態をとります。
当座貸越は顧客などの取引先に対して、取り決められた一定の限度額内で、期間内であれば自由に融資をする貸付の方法を意味します。

たとえば限度額100万円で3年契約という契約を顧客と結んだとき、利用者は100万円以内であれば3年の期間、いつでも限度額内の資金を調達できます。

当座貸越には一般当座貸越や専門当座貸越などがありますが、一般の個人消費者が利用できるものとして、「総合口座貸越」という制度があります。

これは銀行に定期預金がある人に対して、預金の範囲内で融資を受けたいときに利用するものです。口座には定期預金として担保が確保されているため、銀行から融資を受けやすいという面があります。

2.担保不要なのがカードローン

銀行の当座貸越は、厳しい審査がなく金利が低いというメリットがありますが、そもそも銀行の定期預金がない人には使えません。担保がない人に銀行は貸付することはできないと考えられるからです。そこで登場するのがカードローンです。

当座貸越で必要な担保、つまり定期預金がない人でも借りることができ、あまり高額にならない限度額を設定し、金利を高めに設定して利用してもらうのがカードローンです。

ただし、担保がないため、その人自身の信用力が必要となります。年収や勤続年数、個人の信用情報などを審査して、問題がないと判断されたらお金を貸出します。

カードローンの限度額・金利

主に総合口座貸越で利用される当座貸越と、いわゆるカードローンと呼ばれる個人向け貸付には以下のような違いがあります。

 – 当座貸越 カードローン
担保 必要
(定期預金)
不要
審査 ゆるやか ゆるやか
限度額 最大200万円 1万円~
1000万円前後
金利 1%未満 13%18%

当座貸越では担保である定期預金が必要ですが、カードローンは無担保で借入できます。
当座貸越を定期預金などの担保なしで借りられるようにしたものがカードローンと言っていいでしょう。ただし、重要なのが金利です。

当座貸越には担保があり、もし利用者が返済不能となったとしても、預金を返済に充てることができるので貸出する側として安心です。

一方、カードローンには担保はなく、保証人もいません。
そのため、金利を高く設定して貸し倒れのリスクに対応しています。金利が高いので、利用者が支払う利息も高くなります。

そのため、貸出するほうとしては、もし返済が不能な状態となってもすでに利息によってある程度の金額を確保しているため、貸し倒れが起こっても損失を最小限に留めることが可能です。

カードローンの金利が高いことには、このような理由があります。
その代わりに、当座貸越よりも高額なお金を借りることができるようになっています。高額なお金でも、担保・保証人なしで高い金利で貸出するのが、個人向けのカードローンです。

カードローンはなぜ返済総額が高くなるのか

カードローンを利用しているユーザーから良く言われることのひとつに、「返済してもなかなか借金が減らない」ということがあります。これは金利が高いせいです。

通常、消費者金融業者から借入すると金利は年率18%となります。
金利から算出される利息が高いので、なかなか借金が減らないという感覚に陥ってしまいます。

10万円を借りると、30日後の利息は1479円となります。たとえば大手のアコムで10万円を借入すると、毎月4000円返済していったとき、返済回数は32回、総返済額は12万6287円となります。
この「2万6287円」の部分が利息です。

利息は金利を元に計算されるものですので、無担保・無保証人のカードローンで高い金利が適用されると、必然的に返済総額は高いものになります。

約定返済と随時返済を組み合わせよう

カードローンの返済には「約定返済」「随時返済」があり、この2つを上手に組み合わせて支払うことで、効率よく返済することができます。

1.約定返済とは

約定返済とは、「毎月定められた期日に、一定の金額を返済していくこと」を指します。
毎月返済する日と決められた日のことを約定日と呼ぶため、約定返済と呼ばれています。

どの金融機関でカードローンの契約を結んだとしても、この約定返済が基本になっていると考えていいでしょう。

約定返済の方法は契約によって異なりますが、通常は毎月の約定日に普通預金口座から約定金額が引き落としになるか、一定の期間内に利用者がATMなどから返済するやり方が一般的です。

2.随時返済とは

随時返済とは、「臨時収入があったときやお金に余裕ができたときなどに、約定返済とは別に任意の金額を返済する」方法です。

約定日に決められた金額を支払いますが、それとは別の日に好きなタイミングで返済するのが随時返済です。臨時返済などと呼ぶこともあります。

約定返済は、返済金額が「元金と利息分」に充てられますが、随時返済ではすべてを元金の返済に充てるというタイプのカードローンもあり、効率的に元金を減らすことが可能です。

3.随時返済するメリット

カードローンの随時返済は、自分の好きなタイミングで払えるだけの金額を支払うことですが、この額に応じて完済を早めることができます。

【随時返済をした額に応じた返済期間】
・金利:14.5%
・借入額:30万円
・約定返済額:6000円
随時返済額 返済期間
0
6000円だけを毎月返済)
78ヶ月
5万円 66ヶ月
10万円 58ヶ月
15万円 51ヶ月

どのタイミングで随時返済をするかによっても若干の違いは出ますので、一応の目安です。
とはいえ、約定返済だけなら78ヶ月かかる返済期間は、どこかで5万円を随時返済するだけで返済期間は11ヶ月も短縮できます。

 

【随時返済をした額に応じた支払利息】
・金利:18.0%
・借入額:30万円
・約定返済額:6000円
随時返済額 支払利息
0
6000円だけを毎月返済)
101523
5万円 86308
10万円 75159
15万円 66661

随時返済すればするほど、返済期間は短縮できますし、支払利息も抑えることができます。そのため、随時返済は借金を効率よく完済するためには欠かせないコツと言えるでしょう。

カードローンの返済金額の内訳

元金・利息・金利の関係を理解しよう

カードローンを利用するにあたって、金融機関のホームページなどを見ても、用語の意味が分からずに戸惑ってしまうこともあるでしょう。

まずは借入・返済にあたって必ず登場する重要な言葉の意味を知っておきましょう。

元金:借入したお金のこと。元金に金利を掛けたものを利息という。年率18%で契約すると、元金に対して年18%の利息を取られる。

金利(利率):借りたお金に対して発生する利子の割合。カードローンでは年間の利率を表示することが多く、ほとんどが「年利」で表示される。

利息(利子):借りたお金に対して金利から算出された金額。これを返済時に金融機関に支払う。

年利(年率):1年間で計算した場合の金利や利率を示した数字。

実質年率:支払手数料や保証料などを含めて計算した年率のこと。カードローンでは手数料は基本的にほとんど発生しないため、「年率」とほとんど同じ意味と考えてよい。

利息の計算方法を知っておこう

カードローンを利用する際にぜひ覚えておきたいのは、「金利」「利息」の関係です。

利息は、借りる側が金融機関に対して支払う手数料やサービス料、レンタル料と考えればおおよそ間違いないでしょう。

金融機関にとっては利益の柱となるものです。この利息を計算するために使う数字が金利です。

金利が高いほど利息は大きくなり、金利が低ければ利息は低くなります。そのため、利用者からすると金利は低ければお得となります。

利息の計算式は、借金を効率よく返済したいと考えている人はぜひ覚えておきましょう。

利息=借入残高×金利÷年間日数×借入日数

たとえば、大手消費者金融業者のアコムの適用金利は「3.0%~18.0%」となっています。もし30万円を下限金利と上限金利で借りたとすると、30日あたりの利息は以下のように計算されます。

・金利3%
30万円×3%(0.03)÷365×30=約739円

・金利18%
30万円×18%(0.18)÷365×30=約4438円

どの程度の金利が適用されるかによって、支払う利息が大きく変わることが確認できます。
実際の返済期間は長期にわたることが多いため、総支払額にも大きな影響があることが分かるでしょう。

カードローンの支払いに多い元利定額方式とは

カードローンの効率良い返済のためには、自分が使っている金融機関がどのような返済方式を採用しているか確認しておく必要があります。

多くのカードローンで採用されている返済方式は「元利定額方式」です。金融機関によって若干の違いはあるものの、おおよそ同じ方式を指していると考えていいでしょう。

・元利とは:毎月の返済額に利息を組み込むこと。

1万円を返済したときに、たとえば2000円を金融機関に利息として支払い、残った8000円を借金の元金の返済に充てる。

・定額とは:規定によって定められた定額を支払うこと。

借入残高が10万円超20万円以下なら返済額を4000円とするなど。
覚えておきたいのは、毎月定めらた期日に一定の額は支払うが、その全額が返済に充てられるわけではないという点です。支払った額には必ず利息の支払い分が組み込まれています。

ここで利息がいくらであって、元金はいくら減ったのかが分かっていないと、計画的に返済することは困難でしょう。金融機関の言うままに最低返済額だけを支払っていると、気楽ですがその分余計に利息を支払うことになりがちです。

元金均等方式とは

カードローンには「元利定額方式」が多く採用されていますが、一部のローンには「元金均等方式」という返済方式を採用しているものがあります。

これは、毎月の返済額のうち元金に充当部分を均等額として、それに利息を合計して支払う返済方式のことです。

30万円を借りて毎月1万円を元金充当部分として、利息を加算して支払うと、借金は必ず30回で返済が終わります。利息は元金充当分に加算されるため、返済が進んで借入残高が減るごとに返済額は少なくなっていきます。

元金均等方式は、元利定額方式よりも元金の減少が早いので、同じ返済期間の場合には総返済額は小さくなります。デメリットとして返済当初の返済額が多くなって返済負担が大きくなる点があると言えます。

この元金均等方式は、カードローンで使われることはあまり多くありません。一部のクレジットカードの支払いに使われるほかは、主に住宅ローンで使われています。

カードローンはそもそも「使えるお金が足りなくなった」というピンチで使うものであるため、借入当初から返済の負担が高いのは利用者にとっては使いにくいでしょう。
逆に考えると、カードローンの返済方式は、元から「返済期間が長くなる」「総返済額が大きくなる」という性質を持っていると言えるでしょう。

残高スライドリボルビング払いとは

多くのカードローンで採用されている返済方式として覚えておきたいのは、「残高スライドリボルビング払い」です。
「残高」に応じて「スライド」すると読み取れますが、ここでスライドしているものが最低返済額である点に注目しておく必要があります。

残高スライド方式では、最後に借りた額、つまり借入残高に応じて最低返済額を決めます。
この最低返済額は、借入残高が減るにつれて小さくなるものが多くあります。そのため、毎月の支払いを最低返済額のみにしている場合には、返済額が減るので元金の返済に充てる金額が小さくなっていきます。そのため、返済が長期にわたってしまうことがあります。

特に注意したいのは返済を口座振替にしているケースです。
口座振替は返済忘れもないですし、公共料金の支払いのように自動的に返済をしてくれるので放置してしまいがちです。

返済が進んで借入残高が減っていくと最低返済額も減ります。
このとき、単に放置しているとその分無駄が生じます。返済期間が長期化して、結局総返済額が大きくなってしまいます。そのため、計画性を持って余裕があるときに繰り上げ返済をして、借入残高が少なくなったときには、最終的な一括返済を目指すようにしましょう。

借金の返済が難しくなるのはこういう人

借金が返済能力を超えている

借金をしたら返済をしなければなりません。借りたものは返すというのは、社会人として基本です。

ところが、借金が返済能力を超えてしまうことがあります。給与はもらっているが、生活費や家賃などの経費を支払ったら毎月の返済額を出すことができなくなるという状態に陥ると、返済は滞ってしまうでしょう。

貸金業法では、過剰な貸付から消費者を保護するため「総量規制」という法律が定められています。

これは「個人の年収の3分の1を超える金額を貸付してはならない」とする規制です。この規制が成立した背景には、高額の貸付によって自己破産者が増加して借金が社会問題化したことが挙げられます。実際に年収の3分の1を超える借金は生活を圧迫します。返済に追われて、生活に余裕が持てなくなります。

ただ、総量規制が定められているのに年収の3分の1を超える借金をしてしまう人は少なくありません。

それは総量規制の対象外のカードローンがあるからです。
貸金業法が適用されるのは、消費者金融業者などの貸金業者だけであって、銀行のカードローンは対象外です。近年では銀行のカードローンの借りすぎによって自己破産する人が増えており、金融庁は銀行に指導をしています。

多重債務状態になっている

多重債務というのは、「2社以上の金融機関から借入を行っている人」のことを言います。
借入先が1社で収まらないというのは、1つの金融機関の借入上限を超えるほどの大きな借入をしているか、もしくはその返済が滞っていることが考えられます。

多くの場合、金融機関の利用者は1社から借入して生活費や緊急の用立てに対処します。

借りた後は返済を続けて完済するというのが良くある利用の仕方でしょう。ところが、人によっては借入限度額いっぱいにまで借りてしまった後で、その返済が間に合わなくなったために他の業者に申し込むということをしてしまいます。

そうなると、1社の返済をするために別の業者から借入をする状態になります。

借金の返済をするお金を、別の会社から借りたお金で支払うというのは、矛盾した行為です。いつか破綻してしまうのは目に見えています。

多重債務者の多くは、複数の金融機関へ金利の返済をすることで精一杯になっています。

給料日が来て給料が入っても、それをすぐに借金の返済に充てる必要があります。そのため、生活が圧迫され精神的にもダメージを負います。最終的には延滞を繰り返すようになって生活が破綻してしまいます。

返済額が少ない

多重債務に陥ったり、返済で延滞したりするケースではありませんが、「借金がなかなか減らない」という感覚になることは、カードローンの利用では良く起こることです。

「毎月きちんと支払っているのに、ちっとも借入残高が減っていかない」というのは、多くの場合、返済額が少ないことに原因があります。

たとえば、SMBCモビットから金利18%で30万円を借りると、最低返済額は1万1000円となります。
もし30日後に1回目の返済をしたとすると、支払額に含まれる利息は4500円となり、元金は6500円しか減りません。

同じように最低返済額だけを返済していると、返済4回目では総額4万4000円を支払ったのに、元金は2万6592円しか減りません。

消費者金融業者や銀行のカードローンが提示している「毎月の返済額」はあくまで最低返済額に過ぎません。
「この程度の額は最低でも返済してください」という程度の額です。
最低返済額は「延滞しないため」「催促されないため」の最低基準に過ぎません。それだけを返済していると、なかなか借入残高は減らず利息ばかりを支払うことになります。

借金癖がある

お金を借りるということ自体は、特にマイナスの事情ではありません。

大学へ行くために奨学金を借りている学生は数多くいますし、家を買うためのローンを組んでいる人、マイカーローンを毎月支払っている人など様々なところで借入は行われています。こういう人には「借金癖がある」とは言えません。

奨学金、住宅ローン、マイカーローンなどを組んでいる人は計画に基づいて、自分の支払える範囲で余裕を持って借入をしています。

借金癖とのある人には、こういった計画性はありません。
自分の収入で資金繰りをするのではなく、その範囲を超えて「欲しいから買った」「行きたいから旅行に出かけた」というように、無節操に借金を繰り返してしまいます。

借金癖のある人に共通するのは「借りている状態が当たり前で、借入金を前提に生活している」点にあります。

収入に「借りたお金」をプラスしたうえで生活が成り立っています。そのため、借入残高はなかなか減りません。どこかで節約したり、収入を増やす努力をしたりしない限り、いずれ生活が破綻してしまいます。

カードローンを無理なく返済するには

まずは現状を把握しよう

カードローンなどの借金を無理なく返済するには、まずは自分の借入残高を正確に把握するところから始めましょう。
「別の業者から借りる」というのは悪手です。

まずは「どこからいくら借りているか」「返済期限はいつか」「毎月の返済日はいつか」「現在の利息額はどのくらいか」といったことを、しっかりとリストアップしてみましょう。

借入の状況を調べるには、借りている業者や銀行のATMを使ったり、ネット上の会員ページなどを見てみましょう。
分からない場合には電話で問い合わせしてみましょう。

借入先と借入残高が把握できたら、次は「返済に充てられる金額を計算する」ことをしてみましょう。
毎月の収入のなかで、生活しながら借金を返済するには、計画に無理があると、すぐに多重債務に陥ってしまいます。そうならないためには、「収入はいくらか」「何にどれだけ支出があるのか」を正しく把握しましょう。

【収入】
・自分の給与
・配偶者の給与
・前月からの繰越
【支出】
・住居費
・食費
・嗜好品代
・外食費
・電気、ガス、水道、電話の料金
・健康保険料、年金支払額

このほか、ガソリン代や医療費、被服費などを算出します。
そのうえで収入額から支出額を差し引きます。残った額が「返済に充てることのできる金額」となります。

返済額を計算しよう

借金返済を考えるうえで、忘れてはならないのは「利息」です。
お金を借りたら必ず利息付きで返済しなければなりません。

消費者金融業者や銀行が提供するカードローンの金利は、他のローン商品と比較しても、はっきりと高めの設定です。

たとえば、銀行が提供するフリーローンや目的別ローンの金利は「高くても15%」程度です。無担保・無保証人のカードローンは、消費者金融業者なら18%が当たり前で、銀行なら15%程度です。

単に借りた金額だけを見て、返済できそうだと思うのは軽率です。

「30万円借りたら1万円を30回返済する」などといった甘い考えでは返済計画を立てることはできません。利息は借りる前に考えている以上に重くのしかかってきます。

利息は借入額に年率を掛けて365日で割って算出した日割り利息に、30日や31日といった利用日数を掛けて計算します。
200万円を年利15%で借りると、毎月の利息だけで2万5479円となります。毎月2万円以上の利息を上乗せした額を支払っていく必要があります。

多くの消費者金融業者や銀行が返済のシミュレーターをホームページに設置しています。会員でなくても使えるものがほとんどです。ボーナス払い込みで計算できるものや、毎月の返済額から返済回数と総返済額を算出してくれるものもあります。

生活費を見直そう

借金の返済が続いているときには、毎月の家計も苦しい場合が少なくありません。
逆に毎月の家計に問題があるために返済額を工面できないというケースもあるでしょう。
こういった場合には、生活費を見直すことで現状を改善できることがあります。

1.固定費の見直し

家計のなかで大きな比重を占めているのが固定費です。

固定費には、家賃や光熱費、保険料などがありますが、見直しがしやすいのは自動車にかかる費用です。車を1台持っているだけ年額で10万円近くを使っています。
ガソリン代や駐車場代、税金などの出費があるからです。自動車はなくても生活できるケースは少なくありません。
近年ではカーシェアリングのような手軽に車を借りられる手段も増えています。公共交通機関で代替できるケースも増えています。

また、無駄な保険に加入していないか見直すのは後の生活のためにも有効な方法です。入っている保険で、保険のカバーする範囲が重なっている部分があれば、一方を外すと保険料の無駄がなくなります。

2.不要な支出を削る

無駄遣いを減らすことは家計の見直しの基本でしょう。

特に借金のきっかけがギャンブルや浪費だった場合には、真っ先にその悪癖をやめましょう。食費を見直すことや、禁煙・禁酒する、趣味にかかる費用を減らすといったことも有効な方法です。

ただ、節約はやり過ぎると反動で浪費してしまうことがあるので、あまり頑張りすぎないことも大切です。

借金アプリでシミュレーションしてみよう

借金の返済では利息を考えることも大切ですし、どの程度の期間で完済する計画なのかを割り出すことも重要になってきます。自分の収入を把握し、支出を見直してなるべく返済に回せるようにしましょう。

とはいっても、こういった計算は非常に面倒なことが多いのも事実でしょう。あまりに煩雑であるため、「なんとなく返してたら終わるんだろう」と諦めてしまうかもしれません。

こういったときに役立つのが「借金返済シミュレーションアプリ」です。「借金返済計画リボ払い計算」や「ローン計算IQ」などが有名です。
Webサイトとしては、「知るぽると」という公的な機関が運営している金融知識のサイトがおすすめです。

返済の計画を立てるうえでは、返済方式を知って、そのうえで利息の計算をして毎月の計画を立てていくべきですが、手で計算するのは非常に大変な作業となります。アプリの返済シミュレーターを使うと、簡単に作業できます。家計の管理をしてくれるアプリも数多くあり、利用の仕方次第では節約に役立ちます。

カードローンを効率よく返済するコツ

返済額を増やす

カードローンの返済方式で最も多いのが「残高スライド方式」です。

これは借入残高が減るごとに最低返済額も減るというのもので、その通りに約定返済すると返済期間が長くなって、負担する利息も増えてしまいます。

そこで、元本を減らすことを目的として追加返済・随時返済することによって、最終的な総返済額を抑えるのが最も効果が高いと言えます。

要するに「返済する金額が増えれば返済は早く終わる」ということですが、これを計画的に実行していくことで、最終的な目標の達成へ意欲が湧きます。

たとえば金利18%のカードローンで30万円借入することを考えてみましょう。

・毎月返済額1万円→総返済額・約40万8000円
・夏冬のボーナス時に5万円追加返済→総返済額・約34万6000円

最終的に6万円もの差額が出てきます。

カードローンの返済方法は基本的にリボ払いの約定返済ですが、これに追加返済を組み合わせることで返済のペースを早めることができます。

借金アプリなどを使って、「ボーナス時の返済をいくらにすると、どれだけお得になるか」を計算してみましょう。それだけでやる気が出てきます。

返済の優先順位をつける

人によっては複数の借金を抱えているというケースもあるでしょう。
大学の奨学金の支払いをしながら、マイカーローンを組んで、さらに生活費の補填のために消費者金融業者のカードローンを使っているという人は珍しくありません。

複数の借金があるときには、返済に行き詰まらないように計画を立てていく必要があります。
返済はいったん行き詰まったら、あっという間に負債が膨らんで手がつけられなくなります。そうなる前に、借金に優先順位をつけておきましょう。たとえば利息です。

返済先が増えてきたら、まずは金利の高い借金を優先的に返済しましょう。金利の高い借入を先に完済してしまうと、後が楽になります。

また、借入額にも注目しましょう。複数の借金のうち、借入額が最も少ないものを優先するというのも手段のひとつです。まずは1つ完済しておくと、精神的に余裕が出てきます。

逆に、借入額の大きなものは支払う利息も大きいので、こちらを優先するという考え方もあります。返済に使えるお金をどう振り分けていくか、いったん検討しておくことは重要です。

借金の一本化を検討する

借金も高額になると、返済日までに返済することが困難になってきます。

なかには、複数の業者と契約して、「借金の返済を借金して行う」という多重債務状態になっている人も多くいます。こういったときに有効なのが借金の一本化です。

借金の一本化というのは、複数の業者からの借入のある人が、銀行などの金融機関から融資を受けてそのお金で他の借金を完済して、すべての借入を1つにまとめることを指します。

「借り換えローン」「おまとめローン」などの名称で呼ばれている手法です。
おまとめローンを利用するメリットには以下のようなものがあります。

・返済日が1つにまとまるので管理がしやすくなる。
・金利の低い契約にまとめれば、毎月の返済負担が減る。
・借入額次第では確実に金利が安くなる。

利息制限法という法律によって、「1社あたりの借入が100万円以上」であるときには、金利は上限が15%となります。

もし年利18%で借りているときに、おまとめローンによって100万円以上になったら確実に金利は下がります。

ただし、返済額が減る分、返済期間が延びてしまい、最終的な支払額が増えてしまうこともあるので注意しましょう。

【借金返済のコツ】早く完済するためのポイント まとめ

借金そのものは悪いことではありません。

計画的に借りて、計画的に返済すれば生活の役に立つ便利なものです。返済方式や利息について充分な知識を持ち、無理なく返済するようにしましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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