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クレジットカードで海外キャッシング!メリットや手数料の解説

 2020/07/23 クレジットカードでお金を借りる   2,664 Views

海外旅行中に現地通貨を手に入れる方法としては両替がもっともオーソドックスですが、クレジットカードのキャッシング機能でも現地通貨を入手できます。

クレジットカードをお持ちの方でも、使ったことが無い人が多いのではないでしょうか。

海外キャッシングは両替に比べて何がお得なのか?また、注意点は何なのか?

今回は「海外キャッシング」の概要とメリット・注意点について解説します。

キャッシング枠があれば海外でもATMでお金が引き出せる

すでにキャッシング枠が設定されたクレジットカードをお持ちなら、海外のATMで現地通貨をキャッシングできます。

VISAやマスターカード、JCBのマークがついたATMであれば利用できるため、街中を歩けば簡単にキャッシングが可能です。

ATMは空港や銀行、ショッピングモールやコンビニなど、多くの場所に設置されているため、初めて訪れる国でも安心です。

利用した元金に応じて利息の支払いは必要ですが、お金に余裕があれば翌月一括での返済もできます。

利用金額やレート次第では、両替手数料より有利になる可能性もあるのです。

注意点をきちんと把握しておけば、海外旅行の強い味方になってくれます。

海外キャッシングサービスのメリット

海外キャッシングには、数多くのメリットがあります。主なメリットとしては、以下のとおりです。

  • 現金を持ち歩く必要がない
  • 世界中で利用できる
  • お得な為替レートで計算される
  • 24時間いつでも利用できる
  • 事前返済で更にお得になることも
これら5つのメリットについて、ひとつずつ紹介します。

現金を持ち歩く必要がない

キャッシングサービスを海外で利用する前提であれば、日本から持っていく現金は最小限で済みます。

両替手数料を抑えることができるだけでなく、盗難の心配も少なくて済むでしょう。

世界中で利用できる

クレジットカードの暗証番号さえ覚えておけば、キャッシングに対応した世界中のATMで利用が可能です。

主に利用できるのはVISAのマークがついたATMですが、先進国以外にも東南アジアの主要国など世界各地で設置されています。

「どこにあるか分からなくて不安」という方は、VISAが提供している「ATMロケーター」で検索してみてください。

世界中に設置されているVISAのATMがどこにあるのか、簡単に検索できます。

VISA|ATMロケーター

海外に出発前に近場に設置されたATMを探しておけば、スムーズなキャッシングができるでしょう。

オトクな為替レートで計算される

キャッシングでは、現地通貨がATMから出金されます。

いくらの現地通貨を引き出せるかは利用日のレートによって変動し、通常の両替よりもお得に計算されることがあります。

両替キャッシングは通常の公示レートと異なる「実勢レート」で計算されるので、空港や銀行、両替商でのレートより安くなることがあるのです。

キャッシングには利息が発生しますが、その利息を指し引いて考えても、実勢レートを使ってキャッシングしたほうがお得な場合もあります。

現金両替とキャッシングの比較

例えば日本円10万円を米ドルに両替した場合、通常は約3,000円の手数料が発生します。

キャッシングの場合は10万円×18%(金利)÷365で1日あたり約49円の利息が発生となります。

30日後に返済した場合は約1,480円ですから、ATMの手数料を考えてもキャッシングの方がお得という結果になるのがお分かり頂けるでしょう。

※借入れ日や返済日、為替レートによっては必ずしも同じ結果になるとは限らない点に注意してください。

24時間いつでも利用できる

海外のATMも日本と同じく、原則として24時間いつでも利用ができます。

両替商や銀行が空いていない深夜や早朝の時間帯であっても利用できるため、急に現地通貨が必要になった時でも安心です。

ただし、防犯のためにも深夜の利用は最小限にしましょう。
不審者に狙われないためには、気軽に深夜のATMには近づかないほうが賢明です。

あくまでも平時の利用は昼間の明るい時間帯にし、深夜や朝方の利用は「どうしても必要な場合」のみにしましょう。

事前返済でさらに安くなることも

キャッシングで利用したお金は、期日より早く返済することが可能です。これを「事前返済」や「繰り上げ返済」と呼びます。

返済に要する日数が減った分だけ利息が再計算されるため、総返済額が安くなるのです。

海外キャッシングのデメリット

現地でサッとお金を引き出せる海外キャッシングは大変便利ですが、メリットばかりではありません。以下のようなデメリットもあります。

  • 暗証番号を忘れると使えない
  • ATMの利用は目立たないように行う必要がある
  • 利息がかかる
  • 手数料がかかる
  • 小額紙幣は使いにくい
このように、慣れない人にとっては「両替の方が良いかも・・・」というデメリットがあります。
メリットとデメリットの両方を理解し、自分に合った両替方法を選択しましょう。

ここでは、海外キャッシングのデメリットを解説します。

暗証番号を忘れると使えない

海外に限らず、ATMを利用する際は本人確認のために暗証番号が必要です。
暗証番号を忘れてしまうと、海外での利用は一切できなくなります。

万が一忘れた場合はカード会社に問い合わせすることになりますが、回答までに1週間程度かかることも珍しくありません。

渡航の10日か2週間前までには照会を行い、確実に出発前に暗証番号を確認しましょう。

ATMの利用は目立たないように行う必要がある

ATMは銀行やコンビニ等で気軽に利用できますが、国によっては治安の心配があります。

できるだけ夜間の利用は避け、空港や金融機関など人が多い場所で利用するようにしてください。

街中にも数多くのATMがありますが「何があるのか分からない」ことを念頭に、空港などのセキュリティがしっかりした施設を利用するのが最も安全です。

また、目立たないようにATMの利用はスピーディにするべきです。
操作方法が分からずにキョロキョロしてしまうと旅行者だとバレてしまいますから、ATMの操作法は日本にいるうちにあらかじめ知っておきましょう。

万が一の事態に備え、カード会社の連絡先は旅行前に把握しておくことが大切です。

利息がかかる

キャッシングはあくまでも一時的にお金を借りる借金です。
返済には借り入れた元金のほか、一定の利息を支払う必要があります。

返済までの日数が伸びるほど、同じ金利でも利息の支払いは大きくなります。

海外旅行後は土産配りや荷物整理でバタバタする時期ですが、返済を忘れてしまわないように気を付けて下さい。

帰国したら1番に返済するくらいの気持ちでいることが大切です。

手数料がかかる

日本でキャッシングする場合も、ATM手数料は差し引かれます。

海外のATMでも同じで、為替レートと手数料の有無で手に入る金額が変わります。
何度も何度もキャッシングを利用すると、手数料だけで数千円になることもあるのです。

必要以上に手数料を払わなくてもいいように、計画的な利用をしましょう。

小額紙幣は使いにくい

ATMでは引き出し金額を設定しますが、紙幣の種類はATM任せになります。
基本的に100ドル札などの高額紙幣を受け取ることが多くなりますが、高額紙幣は旅行中に使いにくいです。

1ドルの買い物で100ドル札を出しても、日本と違ってすんなりお釣りをくれないこともあります。

崩せるタイミングがあれば、速やかに小額紙幣にしてしまうのがポイントです。

海外キャッシングの流れ

海外キャッシングといっても、日本のATMの利用と大差はありません。
しかし、慣れない英語表記で戸惑ってしまうことはあるでしょう。

海外のATMの一般的な使い方の手順を解説します。

  1. クレジットカードを挿入する
  2. 暗証番号を入力する
  3. 取引内容を選ぶ
  4. 取引口座を選択する
  5. 金額を選択・入力する
  6. 現金とレシートを受け取る
ご覧の通り、基本的な流れは日本のATMとほとんど変わらりません。

機種によっても操作方法は微妙に異なるため、一般的な流れとしてご理解ください。一度使ってしまえば、2回目以降はスムーズに取引ができるはずです。

なお、最初に言語選択画面があった際は英語(ENGLISH)を選択してください。日本語に対応したATMは全くないか、ごく限られています。

海外キャッシングで覚えていきたい英単語

海外でキャッシングする以上、英語でATM画面を操作しなければいけません。

基本的な操作方法は日本と変わらないため、英単語をメモして見ながら進めれば問題はないでしょう。

ATMの利用のために知っておきたい英単語は以下のとおりです。

英単語 日本語訳
ENTER PIN 暗証番号を入力
TRANSACTION 取引
WITHDRAWAL 引き出し
TRANSFER 振込み
BALANCE 残高照会
SELECT SOURCE ACCOUNT 口座選択
CREDIT クレジットカード(キャッシング)
SELECT DISPENSE AMOUNT 取引金額を選択
OTHER その他(取引金額を手入力する)

これくらいの単語を知っておけば、クレジットカードを使ってお金を引き出すことは可能です。

各カード会社のホームページなどで海外キャッシングの方法を解説しているページもあるため、不安であれば出発前に利用方法を確認することをおすすめします。

海外出発前に準備しておくこと

これまで海外キャッシングのメリット・デメリット、キャッシングの手順について解説してきました。

あとは、実際に現地で「クレジットカードを持ってきたのに使えない!」という状態にならないように事前準備を進めるだけです。

海外出発前に終わらせるべき準備内容について解説します。

キャッシング枠の余りを確認

大前提として、海外でキャッシングするためには、キャッシング枠が付帯されたクレジットカードを持っていることが条件です。
キャッシング枠がない場合は、所定の審査を受ける必要があります。

審査はカードローンと違って即日では終わらず、通常は1週間程度の待ち時間が発生します。

海外に出発する2週間くらい前には、クレジットカードにキャッシング枠が付帯されているか確認しましょう。

また、キャッシング枠が付帯されている場合でも、利用枠が必要な分だけ余っているかの確認が必要です。

利用限度額が5万円しか残っていない場合は、海外でキャッシングできる金額も最大で5万円分になってしまいます。

必要に応じて、利用枠の設定や増枠の申し込みが必要です。

暗証番号の確認

絶対に忘れてはいけないのは、暗証番号の確認です。
暗証番号を忘れてしまうと、海外でATMを利用することができなくなります。旅行出発前には必ず確認することを忘れないでください。

また、現地で「犯罪に巻き込まれた」「クレジットカードを紛失した」といったトラブルに見舞われる可能性も考えておく必要があります。

万が一に備え、クレジットカードの番号をメモしておき、カード会社の連絡先はキチンと控えておくようにしましょう。

返済時は繰り上げ返済で手数料を最小限に

海外でキャッシングした際は、返済時に所定の利息がかかります。

もう一度、キャッシングで発生する利息の計算式を確認しておきましょう。

利用金額×金利÷365日×利用日数=利息

つまり、同じ金利で同じ金額を借りたとしても、返済までの日数が長くなるほどに利息は大きくなります。
できるだけ利息を小さくするなら、一括払いで借りたお金を返してしまうことがポイントです。

可能であれば、帰国後すぐに「繰り上げ返済」で全額返してしまうのが望ましいでしょう。
繰り上げ返済すれば本来の返済日までに利息がかからなくなり、既定の期日に返済するよりも安く返済ができます。

帰国後に忘れてしまわないように、出発前に返済する日付を決めてスケジュールに落とし込みましょう。

クレジットカードで海外キャッシングまとめ

今回は、クレジットカードのキャッシング機能を使って現地通貨を入手できる「海外キャッシング」について解説しました。

お得な為替レートで現地通貨が手に入る魅力的な方法ですが、返済時期が遅れると返済総額が大きくなるデメリットもあります。

また、暗証番号を忘れてしまうと利用することは一切できません。

これらの注意点を理解し、あらかじめ準備を進めておけば非常に便利に使うことができるでしょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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