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クレジットカードのキャッシングとは?|消費者金融のカードローンとの違いを解説

 2020/07/04 クレジットカードでお金を借りる   6,492 Views

お金を借りる方法として有名なのは「銀行や消費者金融のカードローン」ではないでしょうか。インターネットやスマホアプリですぐに申し込める気軽さで、毎年のように利用者数を伸ばしています。

一方、すでにキャッシング枠が設定されたクレジットカードをお持ちの場合であれば、キャッシング枠を利用しての借り入れも可能です。

カードローンと比べてメリットもデメリットもあるため、商品の特性を理解してから利用することが大切になります。

今回は、キャッシングの特徴・メリットと、カードローンとの違いについて解説します。

キャッシングとは

「キャッシング」とは、クレジットカードに付帯されている「お金を借りる機能」のことです。

クレジットカードにはキャッシュレスで買い物ができるショッピング枠がありますが、ショッピング枠の中にキャッシング枠を設定して、必要な時に現金化することができます。

キャッシングのメリット

「どうしても今すぐお金が欲しい・・・」

このような緊急事態で候補になるのはクレジットカードによるキャッシングのほか、カードローンや質屋の利用などが考えられます。どの方法にもメリットがあるため、ご自身に合った方法を選択することが1番です。

キャッシングのメリットとしては、主に以下の3つが考えられます。

  • コンビニATMで気軽にお金を引き出せる
  • 即座にお金を借りられる
  • 海外にいても利用できる

メリット1.コンビニATMを使って気軽にお金を借りられる

キャッシング機能を使ってお金を借りる場合、身近なところではコンビニのATMを使うことで簡単にお金を借りることができます。外出中であっても、コンビニさえ見つければいつでもお金を借りられるため、「借りられる場所がない!」という心配とは無縁です。

メリット2.即座にお金を借りられる

キャッシング枠を申込む際に、銀行や消費者金融のカードローンと同じような「審査」を行います。この審査に通過できれば、その後はキャッシング枠の範囲内で、いつでも好きなタイミングでお金を借りることが可能です。

キャッシング枠の利用にあたって追加での申し込みや審査も必要ありません。あらかじめ審査を終わらせておくことで、待ち時間なしで現金が手に入るのがカードローンにはないメリットです。

メリット3.海外にいても利用できる

クレジットカードのショッピング機能を使って、海外旅行中に買い物を楽しむ人は多いでしょう。キャッシング枠が付帯したクレジットカードであれば、海外旅行中にキャッシングを利用できることもできます。

買い物をしすぎてしまって現地通貨が足りなくなった場合にすぐ現金が手に入ればいいのですが、近くに両替所が見つからないこともあるでしょう。ホテルでは両替ができることもありますが、街の両替商よりも割高であることも多く、条件次第ではキャッシングのほうが割安になる場合もあります。そんな時に、キャッシング枠が役に立つのです。

海外でキャッシングを受ける場合は、自動的に現地通貨に両替してくれる点も魅力です。海外の慣れない雰囲気で外国語でやりとりせずに、現地通貨がすぐにお金が手に入るのは、キャッシング枠ならではのメリットといえます。

キャッシングとカードローンの違い

キャッシングとよく比較されるサービスに、銀行や消費者金融が提供する「カードローン」があります。似ているようで、細かなサービス内容は全く異なります。

ここではキャッシングとカードローンの違いを紹介します。

キャッシングはクレジットカードに付帯されたサービス

借入れ専用のカードローンとは違い、キャッシングは「クレジットカードの付帯サービス」である点が最大の特徴です。クレジットカードが1枚あれば、買い物も借り入れも思い立った時にすぐできます。

一方のカードローンは銀行や消費者金融が提供する借入専用のサービスです。

口座への振り込みやカードを使ったATMでの借入れ、無人契約機など、さまざまな借り入れ方法を選択できる点がキャッシングと異なります。

ATM以外にも借入れの手段があるほうが便利に感じる方は、カードローンの方がたくさんの選択肢から選べることを覚えておくと良いでしょう。

借入限度額はカードローンより少なめ

一般的に、銀行や消費者金融系のカードローンと比べて「借り入れ限度額」は少なくなっています。

一例として、楽天銀行のカードローンとキャッシングの借入限度額の違いを見てみましょう。

楽天銀行カードローン キャッシング
借入限度額 10~800万円 10~100万円

カードローンは借入限度額にゆとりがあるため、結婚資金や自動車購入の頭金として利用することが可能です。

一方のキャッシングは気軽に利用できる分だけ借入限度額が少ないことから、「カードを増やさずに少額だけ借りたい」という人に向いています。

返済方法は口座引き落としやATMに限られる

キャッシングの返済方法は「毎月決まったタイミングで口座から引き落とし」あるいは「期日までにATMで支払い」に分けられます。

一方のカードローンでは口座引き落としやATMでの返済に加え、「インターネットやアプリを利用した銀行振り込み」「店頭窓口での返済」などの方法を選択できます。

コンビニを良く利用されるのであれば、返済の便利さはさほど変わりません。借り入れと同じく「選択肢は多いほうが良い」という場合はカードローンのほうが便利でしょう。

キャッシングの利用方法

ATMの種類によっても操作方法に若干の違いがありますが、基本的には共通しています。銀行のATMを利用する場合の代表的な借り入れの手順を紹介します。

  1. ATMの画面から「お引き出し」を選択
  2. クレジットカードを差し込み口に投入
  3. 暗証番号を入力し、「お借入れ」を選択
  4. 返済方法を「1回払い」「リボ払い」から選択
  5. 借入金額を入力
  6. カードと明細、現金を受け取り

キャッシングでお金を借りる方法

キャッシングは、コンビニをはじめとした身近なスポットですぐに利用できるのがメリットです。キャッシング枠を利用できる主なサービスを紹介します。

  • コンビニATM
  • 銀行・郵便局のATM
  • 口座振り込みサービス

1.コンビニATM

もっとも身近にキャッシングを利用できるサービスとしてコンビニのATMは外せないでしょう。

セブンイレブンの中に設置されている「セブン銀行」であれば、大半のクレジットカードで24時間いつでもキャッシングができます。

2.銀行・郵便局のATM

銀行や郵便局のATMも、コンビニと同じ感覚で利用可能です。ただし、土日は使えない・夜間は使えないといったコンビニにはないデメリットもあります。

平日の昼間にお金を使うことが多い人は、最寄りの郵便局や銀行の場所をおさえておくと便利です。

3.口座振り込みサービス

ATMから現金を引き出すだけではなく、インターネットから申込んでカード情報が登録されている口座に直接振り込んでもらうこともできます。銀行の口座にお金を入金するために借りるのなら、二度手間を回避できる点でも便利です。

ただし、カード会社のサービスによっては申し込んでから入金が反映するまでの時間に差が出る場合があります。自身の利用しているサービスが振込完了までにどれだけ時間がかかるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

返済方法は「1回払い」「リボ払い」の2種類

多くのクレジットカードでは、返済方法は「一括払い」「リボ払い」のいずれかから選択できます。一括払いとは、キャッシング枠を使った分の全額と利息を合わせて支払い日に一括で返済する方法のことです。

一括払いにおける金利の計算は、以下の計算式で求めます。

借入金額×金利(実質年率)×借入れ日数÷365日

例えば30,000円を30日間、実質年率18.0%で借り入れた場合の利息は「30,000円×18.0%×30日÷365日=443円となります。

※うるう年の場合は365日を366日で計算します。

一方のリボ払いは、繰り返しキャッシングを利用したとしても、月々の支払金額が一定になる返済方法のことです。

余裕がある時はいつでもATM等で増額での支払いもできます。

毎月定額で計画的に返済でき、毎月の返済負担を抑えられるのが一括払いにはないメリットです。一方で、一括払いに比べて返済期間が長くなる分だけ、余分に利息を支払うデメリットもあります。

リボ払いの利息を調べたい場合は、各カード会社の公式ホームページに掲載されている「返済シミュレーション」を使うのが便利です。

借りすぎによるパンクに注意

毎月一定の返済額で済むリボ払いは、一括での返済では懐が苦しくなってしまう人に人気があるサービスです。一方、完済しなくても次の借り入れができてしまう気軽さの点で懸念点があります。返済する生活が当たり前になってしまい、「借金をしている」という意識が不足してしまうのです。

何回お金を借りても支払額が一定のため、借りすぎると完済まで終わりが見えなくなるという点でも注意が必要です。

あくまで一括払いを基本に、どうしても返済の余裕がない時に限ってリボ払いを検討する方がいいでしょう。

キャッシングを利用する際の注意点

キャッシングは、いつでもどこでも手軽にお金を借りられる点で非常に使いやすいサービスです。しかし、あくまでも会社からお金を借りている(借金)であることを忘れてはいけません。

この記事の最後に、キャッシング枠を利用する際の注意点を2つ紹介します。

返済計画を立ててから利用する

クレジットカードは申込み時の審査に通過してしまえば、ショッピング枠でもキャッシング枠でも気軽に申し込みができてしまいます。そのため、利用する=お金を借りている(借金している)状態であるという意識が希薄になりやすいことが考えられます。

当たり前のことですが、キャッシングを利用する前に綿密な返済計画を立てておくことが重要です。
リボ払いの場合は連続でキャッシングしても毎月の返済額が変わらないことから、返済期間が長期化しすぎないようにきちんと完済までの道のりを考えておくことが大切になります。

もし一度リボ払いを選択してしまったとしても、必要であれば一括返済を織り交ぜて返済期間を短縮させるなど、借金が膨らみすぎないうちに一度完済する対策も考える必要があるでしょう。

銀行系カードローンより金利が高い

カードローンとの比較で「借入限度額が小さい」という違いがある事は紹介しましたが、金利についても違いがあります。

先の楽天銀行カードローンとの比較で言えば、金利が以下のように異なります。

楽天銀行カードローン キャッシング
金利 1.9~14.5% 15.0~18.0%

銀行系カードローンは即日融資ができないデメリットがあるものの、金利が低いことで総返済額を抑えることができます。

お金が必要になる時まで余裕がある場合は、銀行カードローンの利用を検討してみて下さい。

キャッシング枠の利用で「ショッピング枠」が減る

クレジットカードでは、買い物の時に利用できる「ショッピング枠」と別に、借り入れで利用できる「キャッシング枠」があります。ただし、2つは完全な別物ではなく、ショッピング枠という大きな枠の中に、キャッシング枠が収まっている状態です。

キャッシング枠を使えば、その分だけショッピング枠も減少します。例えばショッピング枠が50万円、キャッシング枠が10万円のクレジットカードがあったとして、5万円をキャッシングするとショッピング枠も45万円に減少してしまいます。

いざ大きな買い物をしたくなった時に「キャッシング枠を使いすぎてショッピング枠が残っていない・・・」という事態になりかねない点に注意が必要です。

キャッシングとは?まとめ

今回は、カードローンと違ったメリットをもつ「キャッシング」について解説しました。メリットをまとめると以下のとおりです。

  • 申し込み時の審査に通過すればいつっでもATMでお金を借りられる
  • コンビニや郵便局などのATMを使ってにっほん全国どこにいても借り入れができる
  • 海外旅行先での金欠も言葉の壁を気にせず気軽にカバーできる
一方でカードローンと比べた時に「返済方法が限られる」「銀行カードローンと比較して金利が高い」「借入限度額が少ない」といったデメリットもあります。

キャッシングとカードローンの違いやメリット・デメリットを理解した上で、ご自身の目的に合った方法でお金を借りるようにしましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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