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ショッピング枠の現金化は違法!合法的にお金を手に入れる方法を解説

 2020/08/07 クレジットカードでお金を借りる   1,817 Views

「クレジットカードを最速〇分で現金化」

「高換金率〇%!」

このようなうたい文句の広告を見たことはありませんか?

これらは「ショッピング枠の現金化」と呼ばれる手法を案内する広告です。
すぐに現金が手に入る点で魅力的にも思える広告ですが、本当に使っていいのでしょうか?

今回は「ショッピング枠の現金化」について解説します。

ショッピング枠とは

ショッピング枠はクレジットカードの機能でもっとも一般的と言える機能です。
文字通りショッピングに利用できる機能として「ショッピング枠」が設定されています。

買い物をする時にクレジットカードを使うことでショッピング枠の利用可能枠を上限に、買い物の代金を立て替えてもらうことが可能です。

あとから紹介するキャッシング枠が「現金を直接手に入れる機能」なのに対して、こちらは代金を立て替えてもらう機能であるという点が異なります。

キャッシング枠とは

クレジットカードにはショッピング枠とは別に、キャッシング枠を設けることも可能です。
キャッシング枠とは、現金を借り入れる機能のことを指します。

買い物が条件のショッピング枠と違い、利用使途は自由で限定されません。

借り入れは簡単で、会員サイトからの申し込みで口座振り込みの依頼ができます。
あるいはコンビニなどの提携ATMを利用し、キャッシュカードでお金を引き出すのと同じような手順で現金をすぐに借り入れることもできます。

利用の際の注意点としては「キャッシング枠はショッピング枠の中に含まれる」点です。

「ショッピング枠50万円、キャッシング枠10万円」のような書き方で明細に載っているため紛らわしいかもしれません。

この場合は、キャッシング枠を10万円使ったらショッピング枠も10万円が減ることになります。いざという時にショッピング枠が使えるよう、キャッシング枠の使い過ぎには注意が必要です。

【規約違反】ショッピング枠の現金化とは

先ほど紹介した2つの機能のうち「ショッピング枠」は買い物をする代金を立て替えてもらうサービスのため、直接現金を借りられるわけではありません。

「ショッピング枠の現金化」とは、後払いのためのサービスであるショッピングの利用可能枠を換金する目的で利用することを指します。

結論から言えば、カード会社の規約に違反している行為です。

現金化の方法

ショッピング枠の現金化の手法にはいくつかありますが、代表的に利用されているのは以下の2点です。

  • 買取式
  • キャッシュバック式

買取式

現金化業者が持っている自社商品を購入させ、手数料を差し引く形で買い取って現金を利用者に渡す方式です。
購入させる商品はブランド商品や金券といった「換金性の高い商品」が中心といわれています。

利用者が1人で商品の購入から換金までもっていける方法のため「気軽に現金化」等のキャッチコピーで利用されることが多いのが特徴です。

例えば10万円で商品を購入させ、手数料を引いて8万円で買い取る、といった手法です。

一見すると「すぐに現金が手に入る」という便利な方法ですが、カードで支払いをしたことに変わりはありません。

当然ですが、カードで買い物した以上は請求が届くため、10万円をカード会社にあらためて支払うことになります。

キャッシュバック式

全く価値のないものをクレジットカードで購入させ、その代金の何割かをキャッシュバックする方式です。

10万円のCD等(中身はないか、スカスカ)を利用者に購入させ、8万円をキャッシュバックする、といった手法です。

インターネット上で「現金キャッシュバック」という表現を用いている現金化手法は、このキャッシュバック方式を指すことが多くなっています。

しかし、カード会社から請求されるのは当然10万円です。
CDには差額を埋めるだけの価値はなく、今回の例では単純に2万円を失っただけといえます。

ショッピング枠の現金化のリスク

ショッピング枠の現金化は、そもそもカード会社の利用規約に違反している行為です。
利用規約で禁止しているのには、それなりの理由があります。

以下のとおり、結局は利用者が大きなリスクを背負うことになるのです。

  • 結局は損をしている
  • 詐欺に遭う可能性がある

結局は損をしている

買取式、キャッシュバック式のどちらにしても、現金化業者が手数料を中抜きした上で、利用者に現金を渡しています。

一方で、クレジットカード会社からは利用したお金の全額が当然に請求されます。

つまり、利用すればするほど負債は増えて、完済が困難になるのです。利用するほど得するのは、現金化業者だけです。

たしかに一時的に現金は手に入りますが、カードローンやキャッシング枠の利息と比較しても現金化業者が受けとる手数料は高額になります。

合法的に即金を手に入れられる方法を探す方がより効率的です。

詐欺にあう可能性がある

ショッピング枠の現金化という「カード会社の規約に違反する行為を平然と行う業者」は、正規の業者でないのが大半です。
悪質な業者・反社会的勢力の傘下の会社である可能性も否定できません。

クレジットカードの情報が盗まれて悪用される、そもそも現金を渡してもらえない等、詐欺行為に遭遇することも考える必要があります。

利用者もショッピング枠の現金化の片棒を担いでいることから、警察にも相談しにくいでしょう。

キャッシュカードの現金化は規約違反!

上記で紹介した方法をお読み頂いただけで「合法な方法ではないな・・・」というイメージを持つでしょう。

現金化という行為は、合法と違法の線引きがハッキリしていないグレーな手法です。

買取式でもキャッシュバック式でも、行為自体は買い物をしたあとに、不要なものを他人に売っただけであり、行為自体の違法性は判断しにくいように仕組み化されてしまっています。

しかし「グレーなら問題ないだろう」と安易に手を伸ばしてはいけません。

クレジットカードのショッピング枠を現金化しても、利用した分はカード会社に支払う必要があります。
業者が中抜きしてしまう分だけ、結局は利用者が損するだけで終わります。

また、カード会社の利用規約には明確に違反しています。
クレジットカード会社では換金を目的とするショッピング枠の利用を認めていないことが、クレジット会員規約に記載されているのです。

このような行為をした利用者への処分として「残金の一括請求」「カードの利用停止」、最悪の場合は「カードの強制退会」等のぺナルティが課されます。

現金化業者は貸金業法や出資法に違反している

2011年には、現金化業者が逮捕されたことがあります。逮捕の理由は「貸金業法違反」「出資法違反」です。

今回の逮捕では現金化業者を事実上の金融業者と認めているのですが、金融業者は貸金業法に基づいた登録が必要なため、当該業者が登録していないことで貸金業法違反となりました。

また、手数料の高額さも問題視されました、
貸金に相当する手数料を計算すると「年15~20%」という出資法の金利上限を大幅に超えているため、「出資法違反」と認められました。

利用者は横領罪・詐欺罪に当たる可能性がある

現金化業者を利用した人が逮捕されたことは過去にはありません。
しかし、今後も逮捕されないとは限りません。

ローンを完済していない住宅の抵当権が銀行にあるのと同じように、完済していない商品の所有権はカード会社にあります。
これを横流しすることは横領にあたる可能性も考えられます。

カード規約で明らかに制限されている行為でお金を引き出す行為も「詐欺罪」にあたります。

さらに、自己破産手続きにおける「免責不許可事由」に該当する点も注意点です。

ギャンブルなどが理由で借金している場合、免責不許可事由とされて自己破産できないのですが、キャッシング枠の現金化も同様破産法第252条1項2号にある「不当な債務負担行為」に該当すると考えられます。

キャッシング枠の現金化で多額の債務を負って返済できない状態に陥ってしまったとしても、最後の手段である自己破産をすることもできなくなってしまいます。

返済が滞った場合はブラックリストに載る可能性

現金かで一時的にお金が手に入ったとしても、あとからカード会社の請求に応じて返済する必要があります。

返済ができなかった・遅れてしまった場合は、カード会社からの信用を失い、キャッシング枠を減らされたり0円にされたりという処分が下されます。

2ヶ月以上の延滞を発生させた場合は、金融事故として信用情報機関に記録されることになります。

全てのカード会社や消費者金融がアクセスできる情報として記録されるため、記録が消えるまで最低でも5年は新しくキャッシングサービスの審査に通過できなくなります。

クレジットカード会社からぺナルティがある

ショッピング枠の現金化は法律的な観点は別にして、クレジットカード会社の規約には明確に違反しています。

刑事罰が与えられないとしても、カード会社からのぺナルティは避けられないでしょう。

処分内容はカード会社によって異なりますが、利用した残額の一括返済を求められたり、カードの利用を停止されたりといった処分が考えられます。

最悪の場合は強制解約となり、二度と同じカードは使えなくなります。

合法的にお金を手に入れる手段を考える

ここまで解説したように、ショッピング枠の現金化を利用するのはリスクが大きすぎます。
キャッシング枠を使い切ってしまっているとしても、以下のような「合法で即金を得られる方法」はたくさんあります。

  • 親・友人から借りる
  • カードローン
  • 質屋で換金
  • 即日払いのアルバイト

親・友人から借りる

もっとも確実にお金を借りる手段は、家族や友人からお金を借りることです。

利息もかからないうえ、身近な人が困っていれば返済期限についても長めにみて助けてくれるでしょう。

ただし、返済できないとなると友情にヒビが入ることが予想されます。

お金に困っていることを家族に知られてしまうことにもなるため、どうしてもお金の工面ができない時の最後の手段として利用するのが良いでしょう。

カードローン

カードローンとは、アイフルやプロミスなどの消費者金融や三井住友などの銀行が提供する「無担保・保証人不要」のキャッシングサービスのことです。

初回の借り入れは50万円以下の少額に設定されることが多いですが、消費者金融であれば「即日に借り入れることができる」、銀行なら「クレジットカードよりも低金利で借りられる」などの強みがあります。

また、大手消費者金融など一部の企業では初回限定で利息が発生しない「無利息サービス」を展開しています。

契約日の翌日、あるいは初回利用日の翌日から30日間に完済すれば、何度借り入れても金利は発生しません。

質屋で換金

質屋とは、預けた貴重品の価値に見合った金額を融資してくれるサービスのことです。

貴重品の価値によって借りられる金額が異なりますが、15分程度の査定時間で即金で借りられることが強みです。

利息が高い欠点がありますが、返済ができない時は預けた品物を放棄すれば良いので気楽に借りることができます。

不用品の売却

身の回りにある漫画やCD、ゲームなどを売却することで、当面の資金不足を乗り切るだけのお金が手に入ることもあります。

BOOKOFFをはじめとした中古商品買取店に持ち込めば、その場で査定してくれて現金を手に入れられます。

1点10円程度の価値しかない商品も多いですが、まとめて売却すれば数千円単位のまとまった現金が手に入ります。

即日払いのアルバイト

タウンワーク等の求人情報サイトを検索すれば、即日でお金が手に入るアルバイトが見つかる可能性もあります。

労働力を提供してからお金をもらうため、お金を手に入れるのはその日の夕方以降です。それでも支払いなどが間に合うのであれば有効な方法です。

ただし、アルバイトをする時は「日払い」「即日払い」の表記の違いに注意してください。日払いは給与の締め日を表す言葉のため、実際の給与支払いは週末などにずれ込むこともあるのです。
即日払いであれば、働いたその日に現金を手に入れられます。

デメリットとしては肉体労働が中心で向き不向きがあること、必ず近場で見つかるとは限らないことです。

ショッピング枠の現金化は違法 まとめ

今回は、ショッピング枠の現金化について解説しました。

絶対的な違法行為とまでは言えないグレーな行為ではありますが、カード会社の利用規約には明確に違反しています、

最悪の場合はカードの強制解約になるうえ、結局はカード会社への借金が増えたことは変わりません。

合法のサービスでお金を手に入れるようにしましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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