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消費者金融の審査に通らない4つの理由から審査に通りやすい条件を知る

 2020/02/14 消費者金融   372 Views

消費者金融の審査に通らなかった場合、理由は教えてもらえません。なぜ通らなかったのか、わからないまま次の申し込みをしても、同じように通らない可能性が高いです。

通りやすい、甘い審査が行われるといわれている消費者金融を選べばよいのでは?と思うかもしれませんね。しかし、通りやすいというのはあくまでも口コミ情報です。消費者金融が「うちは審査が甘いですよ!」と広告しているわけではありません。

審査に通らない場合には、その理由の候補から自分が当てはまるものを考えて、対策してから再度申し込む必要があるでしょう。また、審査の仕組みをきちんと知っておくことも大切です。読むだけで消費者金融の審査がわかるように、徹底解剖しました。

消費者金融の審査に通らない4つの理由

「消費者金融の審査に落ちてしまった」こんなとき、消費者金融は理由を教えてくれません。どうして落ちてしまったのか、わからないまま次の申し込みをしても、また通らない可能性が高いままです。

審査に落ちてしまう理由は消費者金融から知ることはできないので、よくある原因から自分があてはまるものを考える必要があります。その後対策をして次の審査に申し込みましょう。

収入がない

消費者金融では、必ず本人収入があることが申し込みの条件となっています。無職では審査に通らないのです。申し込みする方本人に、収入がないといけません。家族などの収入では審査を受けられないのです。これは100%、どこの消費者金融でも同じと考えてよいでしょう。さらに、収入が安定していることも必須です。

収入が安定しているとは、毎月定期的に給料を得ていることをいいます。収入がない月がある、収入が毎月一定の額ではないという場合は審査に不利になってしまいますね。
雇用形態 収入の安定度
正規雇用(正社員)
アルバイト・パート
個人事業主・自営業
勤続年数が長い
1年以上の勤続年数
勤続年数が1年に満たない △~×

借入件数が3件以上

複数の借入先からお金を借りていることを多重債務といいます。多重債務をしている人は多重債務者と呼ばれているのです。借入先が複数と、消費者金融の審査に通りにくいと考えられています。

その理由は、毎月の返済額が多く、返済が難しくなるリスクが高いためです。通常、借入先が3社以上あると、審査に通らないと考えておくほうが良いでしょう。審査に通りたいなら他社借入件数はできるだけ少なくし、毎月の返済額も抑えておく必要があります。

総量規制額を超えた申し込み

貸金業法で決まっている総量規制とは、年収の3分の1を超えた貸付はできないというものです。総量規制は消費者金融など貸金業者のみの規制です。貸金業者からの借入の総額が、年収の3分の1を超えてはいけません。

年収 申込額 現在の借入額
審査に通る可能性があるケース 300万円 100万円 0万円
300万円 50万円 50万円
審査に通らないケース 300万円 150万円 0万円
300万円 80万円 50万円

申込額は最高額と考えましょう。300万円の年収があるから、絶対に100万円借りられる!というわけではありません。最も多い額なら100万円です。審査項目は年収以外にもありますので、信用度によって借入可能額は決定します。

クレジットカードのキャッシング枠に要注意!クレジットカードのキャッシング枠も、貸金業法の規制対象です。キャッシング枠は自動的にリボ払い返済になっているクレジットカードも多いので、残高には注意しましょう。

金融事故や債務整理の記録が残っている

金融事故や債務整理の記録はどこに残されているのでしょう?記録は「個人信用情報機関」に残っています。日本国内では、JICC、CIC、KSCの3つの信用情報機関があります。

個人信用情報機関 主な加盟会員 登録内容 登録期間
JICC(日本信用情報機構) 消費者金融会社、クレジット会社(流通系・銀行系・メーカー系)、信販会社、金融機関、リース会社など 氏名、生年月日、ローンやクレジットの契約内容、返済・支払状況、取引事実 債務整理、破産申し立て、延滞解消など、いずれも契約終了後5年以内
CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関) 貸金業者、クレジット業者 氏名、生年月日、申込情報、クレジット情報など。 申込情報は6ヶ月。クレジット情報は5年
全国銀行個人信用情報センター 銀行(銀行と同視される金融機関も含む)、政府関係金融機関、信用保証協会など 氏名、生年月日、取引情報、紹介記録情報、不渡情報、官報情報など 取引情報、不渡情報は5年。官報情報は10年

このように、記録されている内容は、ローンなどへの申し込み、取引、破産や債務整理などとなっています。消費者金融は、申し込み者に対して信用情報機関への照会を許諾するか確認の上、その記録内容によって審査するのです。

信用情報に照会した記録(つまり申込記録)も6ヶ月間残ります。一度審査に通らず、別の消費者金融に申し込むと、半年以内なら新規に申し込んだ消費者金融は、過去の申し込み記録も確かめることができるわけですね。審査履歴が残っているといってよいでしょう。

金融事故や債務整理の記録があると、大半の消費者金融ではまず貸付は行いません。審査に落ちる状態です。申込記録が残っているだけなら、100%審査に落ちるというわけではありません。

ただし、あまりにたくさん申し込みを立て続けにしていると、お金にとても困っている状態、返済が難しいと判断する消費者金融もあります。短期間で申し込みを繰り返しているなら、審査に落ちる可能性もあります。

消費者金融の審査方法

消費者金融は具体的にどんな審査を行っているのでしょうか?審査基準は明確にはされませんが、どんな審査を行っているのか、というのはどの消費者金融も大きく違いがないと考えられています。

スコアリング

消費者金融の審査は、スコアリングで信用度、信用力の高さを判断して行われます。スコアリングは、「信用情報スコアリング」と「属性スコアリング」に分かれます。

信用情報スコアリング 信用情報スコアリングとは、個人信用情報機関の記録で行います。借入残高、借入件数、返済履歴が代表的な判断材料となります。
属性スコアリング 属性とは、申込者のステイタスなどを意味します。年収、職業(勤務先)、勤続年数、居住形態(自宅、借家、居住年数など)が主な判断材料となります。

それぞれを点数化していき、スコアをつけるのでスコアリングシステムと呼ばれています。点数の高さで信用度が明確になるため、短時間での審査を特徴としている消費者金融ではほとんどのところで採用されている方法です。

配点の違い、評価基準は消費者金融各社で異なっているため、「この消費者金融では借りられなかったけれど、ここなら借りられた!」ということも起こり得ます。

スコアリングはコンピュータによる判定を行います。これがいわゆる仮審査(一次審査)とも呼ばれるもので、短い時間で完了します。(ごく少ない項目で診断だけ先に行う消費者金融もあります)その後、審査担当者が在籍確認を含めて個別に精査することで、可決または否決が決定するのです。

審査基準を満たしていても審査に通らないのはなぜ?

安定した本人収入がある、申込額は総量規制の範囲内、信用情報には金融事故や債務整理の記録はない、こういった場合でも審査に通らないことがあります。なぜなのでしょうか?

在籍確認ができなかった

収入があるというのは、あくまで自己申告です。そのため、消費者金融は申込書に記載されている勤務先の会社に電話することで、在籍確認をします。「消費者金融ローンの申し込みで!」とは言わず、個人名で連絡を取るようになっています。

申込者本人が電話に出る必要はなく、席を外していますという回答でも勤務していると明確になるので、在籍確認は完了します。ところが、営業時間外や休日などで在籍確認ができないと、審査完了とはなりません。そのままでは、審査ができない、審査に通らないという結果になってしまいます。

会社に借入のことを知られたくないからといって「在籍確認なし」の消費者金融に申し込んではいけません。在籍確認は、収入を確認する上で消費者金融にとっても重要なポイントです。これをせずに「貸します」というところがあれば、「違法な業者では?」と疑ったほうがよいでしょう。

電話ではなく、書類(社員証などの勤務が明確になるもの)での在籍確認が可能な消費者金融ローンもあります。条件が設定されていることもあるので、満たしているなら利用するのも一つの方法です。

本人確認に対応できなかった

勤務先に在籍するのと同様に、申込者本人の電話に確認の連絡を入れます。本当に、本人が申し込んでいるかどうかを確かめるためです。これも連絡が取れないと、審査が完了しないので、借りられない状況に陥る可能性があるでしょう。

提出した書類に不備がある

消費者金融の申し込みでの必要書類、提出書類は、

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類

の2種類です。このうち収入証明書類は、50万円を越えない申し込みの場合には提出する必要がありません。(消費者金融から提出を求められることもあります)

このうち、たとえば本人確認書類では有効期限切れ、既定の書類(運転免許証ならそれのみでよいが、別の本人確認書類なら2種類以上出さないといけない場合もあり)を準備できないといった場合にも審査に通りません。

住所などの変更手続きをしていない場合にも、審査は不可です。ただし、公共料金の支払い証明書や、官公庁発行書類(住民票の写しなど)で確認できる場合には審査ができます。

収入証明書では、記載年収と申込書に自分で記載した年収に相違があると、審査に問題が生じてしまいます。また、書類が指定のもの(最新のもの、直近2ヶ月分など)にあてはまらない場合にも、審査に通らない可能性が高まります。

短い期間で複数社に申し込みをした

個人信用情報に、申し込んだ記録は残ります。審査のために消費者金融の担当者が照会したら、多数の会社に申し込みをして、否決になっていることもわかってしまうのです。

審査になかなか通らないのはその理由がある、お金に相当困っている状態、と判断されて審査に通りにくくなる可能性が高まります。同時申込は避けた方がよいでしょう。

もしも複数社に申し込む場合も2社まで、多くても3社までが目安といわれています。これも一度ではなく、1~3ヶ月間隔で申し込むようにしましょう。

同じ会社に再度申込をしたい場合は、照会の記録がなくなる6ヶ月以降にしないと、また同じ結果になってしまいます。

消費者金融の審査通過率は?

たとえばプロミスの成約率は、43.6%~46.3%となっています。
http://www.smbc-cf.com/pdf/md2020_j.pdf

アコムでは42.1%~44.3%です。
https://pdf.irpocket.com/C8572/sCL4/LPom/ikU2.pdf

アイフルの場合は、41.5%~44.0%になります。
https://www.ir-aiful.com/data/current/MD202002.pdf

このように、大手消費者金融では、40%強が目安となっています。

また、中小消費者金融の審査通過率ならこちらの記事も大変参考になりますよ。

審査に通りやすい条件とは?

どんな場合に、審査に通りやすくなるのでしょうか?改善できることがあれば、審査申込の前にぜひやっておきたいですね。

勤続年数を長くする

消費者金融の申し込みでは、銀行のローンとは違って、勤続年数1年以上といった条件は明確に書いてありません。しかし、勤続年数は収入の安定性ではとても重要です。消費者金融では、少なくとも6ヶ月程度は同じところに勤務しておく必要があるといわれています。

仕事やアルバイトを始めてすぐに申し込むのではなく、できるだけ勤続年数を長くした状態で申し込みましょう。申し込むタイミングに気を付けてくださいね。

借入件数を減らす

色々な会社から少額ずつ借りていませんか。「少しずつだし、総量規制の枠にも余裕があるから大丈夫でしょ?」と思ってしまいますよね。しかし、借入件数が多い、少額しか借りられないというのは、審査で重要な信用度が低い状態です。

信用度が高いと、少ない借入先で高額借りられます。つまり、借入件数はできるだけ少ない方がいいのです。新しく消費者金融に申し込む前に、おまとめローンや借換ローンが利用できないか検討してみましょう。

おまとめローンや借換ローンは、現在の借入残高以上は借りられないものが多いです。ですが、まとめることで信用度が高くなりますし、別のローンやキャッシングを利用してはいけないというわけではありません。また、総量規制額の対象となるクレジットカードのキャッシング枠にも気を付けましょう。

2社までに絞って申し込む

申込先は厳選して2社までにしましょう。これもできれば一度に申し込むのではなく、間隔をあけることをおすすめします。一つの消費者金融の審査に通らないと、次から次へと申し込みたくなりますが、グッと我慢する必要があるのです。

連続した多数の消費者金融への申し込みは、余計に審査に通りにくい状況を作り出してしまいます。

収入を増やせる方法がないか探す

アルバイトの方ならもう一つ増やせないか、会社員の方なら副業できないかを検討してみましょう。(会社員の方は会社が副業を認めている必要があります)収入が多くなれば、借入枠を大きくできます。

消費者金融のカードローンなどは、借入枠いっぱいまで借りないといけないわけではありません。使うのは必要な額だけです。しかし、借入可能残高をできるだけ増やしておくと、いざというときの安心感が違いますよ!

審査基準は消費者金融によって違う

審査基準は、消費者金融によって異なります。いわゆる「審査が厳しい」「審査が甘い」というのは、この基準の違いで発生すると考えるとよいでしょう。ただし、審査が甘いと評判の消費者金融に申し込んだとしても、誰でも通るわけではありません。

「審査甘い」「審査緩い」を信じたら落ちた

審査が甘い、と口コミ情報が多い消費者金融を選んだのに借りられなかった、という経験をした方は多いでしょう。申込者の状況に応じた個別の審査を行っていますから、ローンの審査通過率が高くても「自分も借りられる」と単純に考えないほうがよいでしょう。

審査基準の目安となる審査通過率はあくまで参考にとどめておくほうがよいですね。大手消費者金融では40%強のところが多く、あまり大きな違いはありません。審査の甘さだけで借入先を探さず、金利などのスペックもきちんと確かめておきましょう。

審査に通りやすいという評価だけで申し込むと、借入や返済方法が限定されていて不便なこともあります。カードローンは借入額にもよりますが、毎月一定額以上を返済していきますので、返済方法も大切になりますよ!

大手で審査に落ちたら中小消費者金融へ

大手消費者金融の審査に通らなかったら、中小消費者金融に申し込む方法があります。中小消費者金融は、柔軟な審査を行っていることが多いです。そのため、借りるのが難しいかも、と心配な方にも対応してくれる可能性が高いでしょう。

また、保証人をつけることで借りられるようになるケースもあります。どうしても借りたいという場合には、中小消費者金融、地域に密着した経営を行っている貸金業者を申込候補として選んでみてはいかがでしょうか。

消費者金融の審査にまつわるQ&A

消費者金融の審査に申し込んだことがなければ、疑問がどんどん浮かんでしまうかもしれませんね。気になる点をできるだけ解決してから申し込みたい!という方は、Q&Aを参考にしてください。

Q.審査時間が短い消費者金融を選ぶメリットって何?

A.「○秒診断」「最速審査」など、消費者金融では審査時間の短さがアピールされていることが多いですね。審査時間が短い消費者金融を選んでおくと、やはり借入までの期間が短い、即日融資も可能という点が最大のメリットとなるでしょう。

審査時間の短さは、できるだけ早く借りたいという方にとって、強い味方となってくれます。ただし、即日融資が可能になるには消費者金融によって様々な条件が設定されています。来店や振込でのタイムリミットなども含めて、きちんと確認しておかないと希望のタイミングに間に合わないかもしれません。

Q.消費者金融の利用は住宅ローン審査に影響する?

A.消費者金融での借入=住宅ローン審査に落ちるというわけではありません。しかし、住宅ローン審査に消費者金融の借入は大きく影響します。現在消費者金融で借りていて、返済中の場合は住宅ローン審査に通る可能性が下がってしまいます。

消費者金融のローンと、住宅ローン、2つの返済を抱えることになります。一人の申し込み者が、収入の一部を別のローンの返済に回している状態で、新たにローン返済額をアップすると、返済不能になるかもしれないと判断するところがほとんどのはずです。

消費者金融での借入は完済してから住宅ローンへ申し込むことが、審査に通る必須条件でしょう。銀行と消費者金融審査は、同じ金融機関ではないものの、審査では影響があると考えておくほうがよいのです。

Q.審査のときだけ嘘をついても大丈夫ですよね?

A.どうしても借りたい!そんなときには「収入を多めに書いたら審査に通るんじゃ?」「ちょっとくらい勤務年数長く書いてもいいよね」と思ってしまいますよね。

しかし、審査の申し込みで嘘をつくと、借りやすくなるどころか、もっと審査で不利な状況になるかもしれません。信用度というのは、属性と信用情報で判断します。しかし、最終的には担当者の精査が行われます。収入証明書などから、勤続年数や収入は簡単にわかってしまいます。

嘘をついていたことがわかれば「お金を貸して、返済するといっても実際には返さないのでは?」と疑いを持たれても仕方ありません。収入証明書は50万円以下の申込では原則不要です。しかし、必要書類を消費者金融から求められたら、提出しない限りは審査に通りません。

消費者金融の審査に確実に通るために

消費者金融の審査で、どんなことが行われているか、どのように審査が進められているかが分かれば、不安も解消できるのではないでしょうか。初めての申し込みだけでなく、追加での申し込みでも「借りられるかな」と心配してしまいますよね。

まずは、自分が審査に通りやすい条件を満たしているか、満たしていないなら対応策はないか、を確認しましょう。いきなり申し込んで審査に通らないよりも、対策をしてからのほうが確実です。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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