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CFP独学勉強方法【ライフ編】一発合格した私のやり方

 2020/04/07 資格取得   8,608 Views
CFP合格

私は2019年の11月のCFP試験で3科目受験し、3科目同時合格しました。独学で勉強期間は約1ヶ月ちょっと。勉強苦手な私でも試行錯誤してどうにか3科目合格できました。

なかなか難易度の高いCFP試験ですが、頭の良し悪しよりも勉強方法とやり方次第なんだと再確認できました。

今回は合格科目のひとつライフプランニングを受けた時の勉強方法や私が効率的だと思ったやり方をご紹介します。

できるだけ勉強時間は短く無駄なくCFPに合格したいと思ってる人は多いと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

CFP3科目受験の私の合格点数と合格ライン

私が受けた2019年11月のCFP試験の結果を公表します。

  1. ライフプラン
  2. リスクと保険
  3. タックス

の3科目同時受験でなんとか3科目同時合格できました。(正確にはCFP6科目全て受けたんですが、実際に試験前までに勉強したのは3科目でした)

CFP2019年第2回(11月)試験結果

CFP科目 合格ライン 自己採点 合否
ライフプランニング 28 28 合格
リスクと保険 31 38 合格
タックスプランニング 32 40 合格

最初に受けたライフプランはぴったりボーダーでの合格となってしまいましたが、2日目に受験したリスクと保険、タックスについてはライフの時の反省をふまえてそれなりの点数で合格することができました。

初日に受けたライフは私にとって初めてのCFP試験で全く要領をつかんでおらず、それが点数に現れてしまいました。

でも初日にCFPの洗礼を受けたおかげで次の試験日まで一週間、勉強方法を工夫してどの程度まで自分のレベルを仕上げれば合格できるのか?といった感覚をつかむことができました。

CFP独学で使ったテキストや参考書

私が使ったCFP問題集

私が独学でCFPの勉強をした時に使ったテキストをご紹介します。ライフだけに限らずすべての科目でこちらを使用しました。

  • 「CFP受験対策FPKオリジナル精選過去問題集」

FPK研修センター株式会社

定価3,545円(税抜)

課目別の過去問題集で、内容は現法制度に改訂編纂されたものです。約5~6回分の試験のボリュームが1冊に収録されています。

私が使ったCFPの問題集はほぼこれだけです。

CFPに独学合格している多くの人がこれを使ったのではないかと思います。こちらは参考書ではなく完全に過去問題集なんですが、解説がしっかりしているので参考書がなくてもこれだけで独学合格が可能です。

1冊に過去問約280〜300問が収録されているのでレアな問題もカバーできます。

【時間ない人向け】おすすめのCFPテキスト

CFP試験を実施している日本FP協会から公式の解答解説つき過去問題集が出ています。日本FP協会公式の過去問題集で解答解説つき。CFP全6科目別に発行されています。

  • 「CFP資格審査試験問題集」

【B5判 / 各700円(税抜)】

こちらを過去3回分購入して合格する人も多いようです。私が使った「FPKオリジナル精選過去問題集」も「CFP資格審査試験問題集」もどちらも過去問題集なんですが、収録されてる問題数に違いがあります。

  • 「CFP資格審査試験問題集」

→3回分(3冊)購入で過去問150問

  • 「FPKオリジナル精選過去問題集」

→1冊で過去問約300問

これだけボリュームが違うので、勉強する時間がない人はFP協会公式「CFP資格審査試験問題集」を3回分買って勉強する方が早いかもしれません。私が実際に使ったわけではないのですが、これで合格する人も多いようです。

その他のCFP参考書

市販のCFP参考書はあまり売ってないんですが、唯一確認できたのがこちらのFP協会公式の参考書で科目別のテキストになっています。

  • 「CFP資格標準テキスト」

【B5判 CFP資格審査試験対応 各2,300円(税抜)】

私自身は「FPKオリジナル精選過去問題集」のみで一発で3科目合格できたのでこれは別になくてもいいかな?と思います。

専門用語など分からない箇所はすべてネットで調べられますが、計算問題などはネットでは分からないのでより理解を深めたい人はこの参考書もあった方がいいかもしれません。

CFP取得にかかった費用

1科目につき約1万円

1科目で1万円なのでCFP全6科目取ると5万〜6万かかる計算になります。

受験料で5000円、テキスト代(FPKオリジナル精選過去問題集)で4000円。交通費やら加えると1万円になります。

私の場合は間違えてCFPなのにFP1級の参考書なんかも無駄に買ってしまった上、3科目受験なのに6科目で受験申し込みをしてしまったので余計なお金がかかってしまいました。3科目合格してる現時点で7万ぐらい払っていると思います。

同時受験科目が多いほど安いCFPの受験料

元々一発の試験でCFPになりたいと思ってたので6科目同時に受験申込みしたのですが、受験料の点でも6科目同時受験が1番得です。受験料は6科目同時受験で27,500円、1科目受験で5,500円。同時受験科目が増えるほど1科目あたりの受験費用が安くなります。

CFP6科目合格に必要な勉強期間

CFP6科目同時受験の勉強時間目安は4ヶ月

私はまだ3科目しか取得していないので偉そうなことは言えませんが、3科目同時合格した経験から逆算すると6科目同時合格には4ヶ月必要だと思います。

4ヶ月間ほぼ毎日、1日7〜8時間勉強した方がいいです。私個人の感覚ですが、1科目をそれなりに制覇するのに2週間フルで必要です。なので6科目全て合格レベルに達するためにはできれば4ヶ月あると、3ヶ月で科目マスターして残り1カ月で最終仕上げと計画的に勉強できると思います。

CFP3科目同時受験の勉強期間目安は2ヶ月

通常、3科目であれば2ヶ月の勉強時間が必要だと思います。毎日7~8時間勉強します。

私は今回CFP3科目を1ヶ月ほどの勉強時間で取得したのですが、タックスについては元々知識があったためほとんど勉強不要だったから短期間で済みました。基本的には1科目につき2週間、時間にするとCFP1科目につき80~100時間近く勉強するとほぼ合格レベルに達するといった感覚です。

日中の勉強時間がない人はCFP2科目受験がおすすめ

仕事などで勉強時間をほぼ確保できない人もいると思いますが、その場合は同時受験は2科目ぐらいで無理のない取得計画を立てる人が多いみたいです。1年に2回試験があるので半年かけて2科目勉強すれば焦らず合格できます。計画通り進めば約2年でCFP6科目すべて合格できます。

CFPライフプランニングの勉強方法

私がCFPで最初に勉強を始めた科目がライフプランニングでした。久々の本気の勉強だったので反省点もすごく多いんですが、それも交えながら私が実践したCFPライフの勉強方法をご紹介します。

①FPKオリジナル精選過去問題集をいきなり解いてみた

参考書をダラダラ読むのが苦手なので、私はいきなりFPKオリジナル精選過去問題集を解いていきました。でも全然知識がない上にFP2級で学んだ学習内容は100%頭から抜けていたため全く問題を解くことができず、答えをみながら解いていくスタイルでした。

②とりあえず過去問題集2回転目に突入

問題集を解くのが2回転目に入ると、かなり解けるようになると思いきや全く記憶にない問題ばかり。FPKオリジナル精選過去問題集はボリューム数が多すぎて1冊終わる頃には最初の問題はすっかり忘れちゃってます。

はじめて過去問題集を解くときは、前日に解いた問題は復習がてら翌日に再度解いてから新しい問題を解いていく方が理解が深まるし定着率がいいと気が付きました。

③過去問題集3回転は抜粋しながら解いた

3回転目になるとだいぶ解やすくなってます。試験まで残り時間がなくなってきていたので3回転目は問題を抜粋して解いてました。自信のある問題はスルーして、分からない問題のみ解きました。

④過去問題集4回転目はさらに抜粋

ここからはさらに抜粋して解きました。私は特に計算問題が苦手なので何度も解きました。私が電卓の乗数の使い方をやっと覚えたのもこのあたりです。

キャッシュフローの作成に必要な乗数の計算は電卓のメーカーによって微妙に出し方が違うので、手持ちの電卓をネットで調べてみてください。電卓のやり方をマスターしておかないと本番で時間が足りなくなります。

⑤もう一度過去問題集全問解く

最後に全部の問題を最初から解きました。これは大事なんですが、もうマスターしたと思いこんでる問題もけっこう忘れてます。自分の記憶力を過信せず問題を最初から見直します。

⑥暗記できない部分をノートにまとめる

私は完全に時間が足りなくて最終的に過去問をマスターすることができませんでした。試験直前までひたすら問題と向き合っていましたが、暗記できなかったとこだけを抜粋して要点ノートにまとめ、試験前はそれを眺める方がよっぽど効果的だと後から気が付きました。

ライフについてはぶっつけ本番みたいな状態で試験を受けることになってしまいました。

CFP試験本番の3つの反省点

完全に勉強不足のまま挑んだライフはあまりの難易度に頭真っ白になりました。全く手応えがない中でも、このときCFPの試験の大事な点を学びました。

①過去問題集にあるレアな問題を無視してはダメ

過去問題集の中にはレアな問題が何問かあります。これはわざわざマスターする必要はないのでは?と思ってしまいがちですが、この一見レアな問題がそのまま本番の試験で出題されます。これはライフだけでなく他の科目でも同様でした。一問の誤りで合否が別れることがあるので「マスターしなくてもいい過去問題」は存在しないと考えるべきでした。

②1点が命取りになる

合格翌日に解答がネットで出るんですが、全問4択マークシートの中で私が最後2択で迷った問題はすべてフラレていました…結果は28点。

絶対落ちたなーと落ち込みましたが、実際は合格ラインボーダー点数で合格。CFPの合格ラインは30点前後です。運も実力のうちだと思いますが、わずか30点前後で合格が決まってしまうCFPは1点の重みが大きいです。だから1点が命取りになるのと同時に「レアな過去問を馬鹿にしない」ことが大事です。

③前日までに持ち物を用意しておく

当たり前すぎるんですが、試験に必要な持ち物は事前に用意しておくべきです。意外と大人になるほどこのあたりが適当になりがちですが、私の場合は腕時計がありませんでした。

そのおかげで試験中に時間配分ができないという最悪な本番を迎えました。時計だけは必須なので当日の試験の合間にダイソーに走りました。

CFPの会場には時計はありませんので、ご注意ください。それと鉛筆もマークシートなので2Bがあると書きやすいと思います。

CFP試験の本番の様子

私は大阪のNTT西日本研修センタで受けたんですが、かなり広くて張り紙を見てなくて入り口を間違えてしまいました。

待ち合いがあるので早めに着いても勉強する場所を確保できます。待ち合いでお昼ご飯も食べられます。試験直前までは教室に入れません。

同じ会社で受験しているのか知り合い同士で来ているような人たちもたくさんいました。

受験生も軽く200人は超えていたような気がします。私は1日目は大教室、2日目は上の階の小さめの教室でした。

受験番号で教室が変わるので張り出されたらチェックします。身分証明書と受験票を入り口で試験官に見せながら入室するという流れです。

CFP試験本番は時間に追われる

50問を120分で解くので1問につき2分ちょっとで解かなきゃだめです。計算問題は1問で10分以上かかることもあるので文章問題はほぼ迷ってる時間はありません。とにかく時間がなさすぎて焦りました。

計算問題は時間かかるわりに、最後に数字が出たのにそれが解答の4択にない時は絶望感でいっぱいになります。とりあえず近似値の選択肢を選んで、最後に時間が余ったら解き直しました。

ライフとは逆に2日目に受けたリスクとタックスについてはわりと余裕でした。ライフは私の勉強不足が原因で余計に時間がないように感じたと思います。

CFPライフを勉強した感想ールーティン化への道

これだけ真剣に勉強するのは実に公務員試験を受けた時以来15年ぶりぐらいで、それまでに取得していたFP2級などは勉強したうちに入らないぐらいです。軽い気持ちで受けたCFPがまさかこんなに難しいとは衝撃でした。

でもそれに気が付いた時はすでに試験まで1ヶ月ちょっとしかなく、子どもの運動会や旅行の予定も入っていて…勉強に注ぎ込む時間が少なかったので焦りました。

とりあえず自習室で勉強してみたものの全く分からない→分からないから集中できない→スマホ見ちゃう→時間を無駄に過ごすという悪循環ばかりでした。5分勉強したら30分ZOZO活するみたいな感じです。

でも集中力に関しては毎日毎日粘り強く机に張り付いていたら2週間ぐらい経った頃にはいつのまにか少しずつ集中できるようになってました。

勉強もルーティン化してしまえば意外と日課になって苦痛じゃなくなります。とりあえず毎日やってみて続けることが大事だなと思いました。

CFP3科目で勉強する順番はどれからがいいか

私は最初に何も考えずCFP6科目全て申し込み、時間が足りないと分かってすぐに3科目に絞りました。

私が選んだのは

①ライフプランニング

②リスクと保険

③タックスプランニング

この3科目にしました。結果としては正解でした。

①ライフを最初に選んだのは他の人のブログなどを読みあさって比較的CFPの科目の中では簡単そうだと判断したからです。

②リスクを選んだのはライフと何となく内容がかぶっている部分がありそうだったので併せて勉強する方がいいと思ったからです。実際にその通りでした。

③タックスを選んだのは私は元国税専門官なので絶対に合格できる自信があったからです。

3科目ともきちんと勉強するつもりでしたが、時間なさすぎてタックスは2日しか勉強できませんでしたが3科目とも合格できたので私の場合はこの順番で勉強してよかったです。

CFPの試験の難易度【個人的感想】

難易度を説明するのはとても難しいですが、CFPは確かに難しいけど過去問題集さえマスターすればほぼ確実に合格できる程度の難易度です。

資格試験によってはさらに応用編、予想問題集、他の問題集までこなしてもなかなか受からない試験がある中で、1冊まるまるマスターするだけで合格できるCFPはまだ楽な試験だと思います。

私が持っている資格の中で難易度順に比較してみると

  • 秘書検定2級→超簡単
  • FP2級→多少勉強が必要だが比較的簡単
  • 簿記2級→FP2級より勉強量がかなり増えるけど普通に受かる
  • CFP→FP2級と桁違いの難易度だけどしっかり勉強すれば合格可能
  • 国税専門官→試験範囲が広すぎてカバー不可能なため相当難易度高

と言った感じです。

CFPは宅建と難易度を比較されることが多いですが、両方持っている知人2名に聞いたところ2人ともCFPの方が難しく感じたと言ってました。

難易度の感じ方は人それぞれですが、CFPは「過去問マスターのみで受かる」試験だと個人的に認識しています。

CFP勉強法や情報収集はツイッターが優秀

私は個人名でツイッターをやっているのですが、検索してみると意外とCFP勉強してますというアカウントの人が多いんです。

その人たちの勉強スタイルやこうすれば受かる!みたいな情報は超リアルで私もかなり参考にさせていただきました。

特に誰かの「過去問5回転するとかなり受かる確率が上がるな」みたいなつぶやきはかなり刺さって、時間のない私は5回転できないから3回転プラスαでギリギリ合格を目指そう!とツイッターを見て決めました。

逆に勉強のことで質問いただくこともあり、楽しくやりとりさせてもらってます。

当日の試験の感想なんかも参考になるし、一緒に勉強頑張ろう!という気持ちにもなれてモチベーションの維持に役立つからおすすめです。

CFPの勉強方法まとめ

最後にCFPの勉強に必要な情報を改めてまとめみました。

  • 独学の場合CFP1科目につき勉強時間は1日7〜8時間、最低2週間が必要
  • CFPのテキストは「FPKオリジナル精選過去問題集」だけで合格できる
  • 過去問題集を3〜5回転すれば大体合格レベルに達する
  • CFPの難易度は高いが過去問マスターすれば基本的に合格可能な試験
  • 宅建とCFPの難易度は同等か宅建の方が簡単と感じる人もいる

CFPの勉強はシンプルです。独学で合格できるし過去問1冊で合格できるので取り掛かりやすい資格だと思います。

私はまだ3科目残っていますが、科目合格したことでAFPの継続教育単位を取得できたり勉強仲間ができたり、FP先輩から助言や激励いただいたりといいことがたくさんありました。これから勉強する方がいればぜひ一緒にがんばりましょう!

 

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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