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カードローンの審査時間|金融機関ごとの違いを解説

 2020/08/20 カードローン   2,514 Views

カードローンの審査を受ける方の中には「審査にかかる時間はどれくらいなのか?」と気になってしまう人もいるでしょう。

急いで融資を受けたい人は、即日で融資してくれる金融機関を選びたいですよね。

今回はカードローンの審査を受ける際の審査時間について解説します。

カードローンの審査項目

カードローンに申し込んだ際は、所定の審査を受ける必要があります。
申し込んだからといって誰でも通過できるわけではありません。

審査の段階で「返済能力がない」と判断されてしまうと、その時点でカードローンは利用できなくなります。

審査内容の詳細は金融機関によってもさまざなですが、共通している部分もあります。
多くの金融機関でスピードアップと正確性のために導入されているのが「スコアリング審査」です。

「スコアリング」とは、申込情報から個人の信用度を点数化することです。
融資ができる否かを瞬時に正確に判断することができ、コンピュータによる点数化のため評価も公平なシステムといえます。

具体的にスコアリング審査の対象になるのは、以下の3つです。

  • 属性情報
  • 信用情報
  • 他社借り入れ状況
それぞれの審査内容について解説します。

属性情報

属性情報とは、申込者の年齢・勤務先・勤続年数・などの「返済能力」に直結するさまざまなステータスのことです。

「返済能力が高い人」「夜逃げや自己破産の心配がない人」が、属性情報での評価が高まりやすくなります。

例えば、「公務員」や「大企業の正社員」が勤務先の人は、それ以外の人に比べて評価が高くなりやすいと言われています。
倒産の心配がなく、安定した給与と賞与が得られるためです。

家族構成は「既婚・子供あり」、住居の種類はアパートや賃貸マンションよりも持ち家の方が有利になります。
こちらは、賃貸に住む独身の人に比べて夜逃げの心配がないことが主な理由です。

同じ理由で、固定電話番号を登録するのもおすすめです。
「いつでも連絡が取れる=夜逃げの心配が少ない」と判断されやすくなります。

勤続年数は長ければ長いほど評価が高くなります。退職する心配が少なく、安定して給与を得ると判断されるためです。

信用情報

信用情報とはローンやクレジットカードを利用した時の履歴のことです。
貸金業者で借り入れや返済をした履歴は、「信用情報機関」に記録されます。

金融機関はこの情報を照会することで、過去に返済遅れや延滞などの事故情報を起こしていないかを確認しています。

事故情報が記録されていた場合、原則としてカードローンの審査に通過することはできなくなります。

他社借り入れ状況

信用情報と同じく、他社からの借り入れ状況も信用情報機関にアクセスすれば判明します。

他社借り入れ状況を調べるのは「総量規制に引っかからないか」を確認することが大きな目的です。

総量規制は貸金業法に定められた、「年収の3分の1を超える貸付けを行ってはいけない」という貸金業者に定められたルールのことです、

総量規制は利用している貸金業者(カードローン・クレジットカードのキャッシング枠)の総額で判断するため、年収600万円の人が他社ですでに200万円を借り入れている場合は、それ以上お金を借りることはできません。

また、総量規制に引っかからなくても数多くの貸金業者からお金を借りているのは明らかに不利です。

「お金がなくて返済できない『多重債務者』なのでは?」と判断されることで、融資が受けられなくなる恐れがあります。

審査時間は人それぞれ

インターネット上の口コミを見ると「〇〇社は審査が厳しい」「××社は審査が甘い」といった評価を見つけることがあります。

実際には、審査内容の詳細について公表されておらず、分からないことの方が多いです。

口コミで審査が厳しいと言われている金融機関ですんなり通過できた人もいれば、甘いと言われる金融機関の審査に落ちてしまう人もいます。

審査時間がどれだけかかるかは、申し込み情報によって異なるのです。

属性が文句なく素晴らしい人であれば30分程度で審査が終わることもあるでしょう。
年収が同じ人でも「他社借り入れ金額が総量規制ギリギリ」「勤続年数が不足している」といった状態の場合は、審査に時間がかかることが予想されます。

申込者の努力で審査時間を短くできる方法があるとすれば「申し込みフォームの情報を正確に入力する」ことです。

入力内容にミスがあると、確認作業のために余計な時間が追加される可能性があるためです。

在籍確認がスムーズに終わるかも大切

どんなカードローンであっても、申し込んだ企業に本当に在籍しているかを確かめる「在籍確認」が行われます。

金融機関からの電話に出るか「〇〇は席を外しております」と電話を受けた人に答えてもらえない限り、在籍確認は終わりません。

在籍確認にスムーズに出られるように、電話機の付近で待機しておくなどの対策が必要です。

電話での在籍確認が難しい場合の対策

「在籍確認の電話があると会社バレしてしまうのでは・・・?」と心配する人もいます。
しかし、在籍確認の電話そのものが原因で、周囲にカードローンの利用がバレることはありません。銀行や消費者金融は個人名で電話がけを行うためです。

ただし、普段は外部からの電話がない部署などの場合は注意が必要です。
電話が来たことを不審に思った上司や同僚から聞かれる可能性はあります。

電話での在籍確認が難しい場合、電話以外の方法で在籍確認をするカードローン会社を選びましょう。

SMBCモビットでは、社会保険証を確認することで在籍確認を行っています。職場に電話をかけてくるのをどうしても避けたい場合は、SMBCモビットが選択肢になるでしょう。

金融機関によっても異なる

カードローンを提供している金融機関は「消費者金融」「銀行」の2つに大別できます。

それぞれの金融機関で、審査にかかるスピードは大きく分かってきます。

銀行は即日融資ができない

銀行も消費者金融も、すでに紹介した「スコアリング審査」を実施しています。

しかし、銀行では即日での融資ができません。

銀行の場合、審査の際に警察庁のデータベースにアクセスすることが義務付けられています。
申し込んだ人が暴力団などの反社会勢力の一員でないかを確認する必要があるのです。

銀行の取引融資から暴力団を排除することを目的に2018年から導入されたルールで、融資の申し込みを受け付けた銀行は専用端末で預金保険機構を通じて、警察庁のデータベースにオンラインで照会します。

万が一、申込者が暴力団の構成員と判明した場合は、間違いがないように都道府県に個別に照会するという手続きを取ります。

この手続きはどんなに早くても即日では終わりません。
短くても1営業日以上の時間を要するため、過去に銀行でも可能だった「即日融資」ができなくなりました。

現在では、カードローンに限らず即日融資ができる銀行は存在しません。

銀行ならではのメリットは?

即日でお金が必要になった場合、銀行カードローンは選択肢から外れます。

しかし、お金が必要なになるまでに1週間程度の余裕があれば、銀行カードローンを検討する価値は十分にあります。

銀行カードローンならではのメリットとして有力なのは、「消費者金融よりも金利が低い」ことです。

消費者金融の「アイフル」と、銀行カードローンの「イオン銀行」で比較してみると、以下のとおりになります。

金融機関 金利(実質年率)
【消費者金融】アイフル 3.0%~18.0%
【銀行】イオン銀行 3.8%~13.8%

2社の比較では、イオン銀行の方が最大金利で4%以上は安くなることが分かります。

そのほかの消費者金融と銀行の比較でも、銀行の方が金利が低いのが一般的です。

金利が低ければ低いほど、総返済額を安く抑えることができるので、高額なお金を長期間にわたって借り入れたい場合は銀行の方が有利です。

消費者金融は即日で融資可能

消費者金融は、アコムやアイフル、プロミス、SMBCモビット、レイクALSAなどテレビCMでおなじみの金融機関がずらりと並びます。

銀行のように警察庁のデータベースにアクセスする義務がないため、最短即日での融資ができるのが大きなメリットです。

「どうしても今日中にお金を借りたい!」という急ぎの人の場合は、消費者金融が有力な選択肢になります。

審査時間が「最短30分」の場合も

消費者金融のウリの1つは、最短30分のスピード審査です。
申し込みから審査、融資まで含めても最短1時間で完了する場合もあります。

融資についてはインターネットを使った振り込み依頼のほか、コンビニATMを使えば24時間いつでも受けることができます。

ただし、注意するべきことが1つあります。
「審査の受付時間」と「融資可能時間」は別々であるということです。

一般的に審査の受付時間は「9:00~21:00」のため、遅くても21:00までに審査に通過しておかないと、即日の融資はできません。

審査にさえ通過しておけば、契約とお金の借り入れは夜遅くなっても問題ありません。

また、あくまで最短が30分であるため、誰でも30分で審査に通過できるわけではありません。
余裕をもって18:00~19:00くらいの間に、申し込み手続きを完了させておくことが必要です。

審査時間を短くするためのコツ

審査時間をできるだけ短くしたい場合には「最短30分審査」を強みにしている消費者金融を選ぶのがおすすめです。
ただし、利用者の属性や申し込み内容によっては審査に時間がかかる場合もあります。

ここでは、審査時間をできるだけ短く終わらせたい人が知っておくべきポイントを紹介します。

総量規制を超えない金額で申し込む

審査をスピーディに終わらせるコツは、身の丈に合った借入金額を選択することです。

総量規制に引っかからないためにも、申込金額が「年収の3分の1」以下に抑えることを意識しましょう。

普段から借入金の支払は延滞しない

「返済能力が高い人」は、審査がスピーディに終わる可能性があります。
返済能力と信用力を示す方法として有効なのは「延滞せずにきっちり返す人」であることを証明することです。

過去に返済の遅れの経験がある人は、その履歴が信用情報に残されている場合は審査時間が長くなってしまいます。

「この人は今回も返済を遅らせてしまうのではないか」と考えた金融機関の審査が慎重に行われるためです。

余計な心配を与えないためにも、普段からカードローンやクレジットカードの支払いは決して遅れないようにしましょう。

カードローンやクレジットカードの返済だけでなく、携帯やスマホの月額料金の支払いも同様です。

情報は正確に入力する

情報が不正確の場合、正しい情報を確かめるために審査時間が大幅に遅れる可能性があります。

転職したあとのタイミングは特に気をつけてください。
前の事務所の名前や連絡先を入力してしまうと在籍確認ができず、審査が終わらなくなってしまいます。

年収で間違いを書いてしまった場合は、収入証明書と整合性が取れなくなります。
虚偽の記載と判断されて審査落ちになる可能性もゼロではありません。

申し込む全ての情報は正確に記入するように注意しましょう。

通過できるか不安ならお試しで審査できる

審査に申し込みたいと思っていても「自分の年収で審査に通過できるのか?」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

審査に通過できるか不安な人の場合は、金融機関のホームページでお試しの審査を受けてみることをおすすめします。

例えばプロミスなら「お借入れシミュレーション」という名称でお試し審査を受けることが可能です。

「生年月日」「年収」「現在のお借入金額」の3つを入力することで融資を受けられるかを瞬時に判定することができます。

審査に通過できない場合は「大変申し訳ございませんが、ご入力いただいた内容だけでは判断することができません」と表示されるため、年収か他社からの借入額を改善する必要があります。

ただし、あくまでも簡易的なシミュレーションであるため、実際の審査結果とは異なる可能性がある点は理解しておきましょう。

借り入れ可能と診断されても本番で審査落ちすることもありますし、逆にシミュレーションで上手くいかなくても本番の審査を通過できる可能性はゼロではありません。

カードローンの審査時間 まとめ

今回は、カードローンの審査時間について解説しました。

消費者金融か銀行かによっても審査時間は変わってくるほか、本人の属性や信用によっても変わってきます。

できるだけスムーズに審査を終わらせるためには、普段から返済の遅れを発生させないこと、申し込みフォームの情報は正確に入力することがポイントです。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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