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無職の人はカードローンでに申し込めない?借りられない理由と対策

 2020/08/28 カードローン   471 Views

カードローンに申し込むためには、安定した収入が必要です。

「お仕事を始められたあとにお申込みいただけます」と、暗に無職の人が申し込みできないことが明記されているカードローン会社も少なくなりません。
しかし、全てのカードローンで無職の人がNGなわけではありません。

今回は、無職の人がカードローンに申し込みするためのポイントについて解説します。

カードローンの審査内容

なぜ収入がない無職の人が審査に通過できないのでしょうか。

まずは、カードローンの審査内容についておさらいしていきましょう。
カードローンの審査は、主に以下の3つについてチェックされます。

  • 属性情報
  • 他社借り入れ状況
  • 信用情報

属性情報

属性情報とは、年齢や年収・勤務先などの「申し込み者の返済能力」に関する項目のことです。

無職の人が申し込む時に、もっとも評価が低くなりやすいポイントの1つといえます。

カードローン会社では、申し込み情報を点数化して合否を決定する「スコアリング審査」を導入しています。

勤務先の項目では、大企業の正社員や公務員の評価が高くなる傾向になります。景気の変動によって職を失う心配がないことから、常に安定した給料を得られるためです。

フリーランス等と呼ばれる個人事業主は働いた分だけ収入になる一方、病気になってしまったら収入がゼロになるリスクがあります。

派遣社員やフリーターは、景気が悪化すると雇止めによって職を失う危険性が考慮されてしまいます。

正社員や公務員と違って、相対的に評価が低くなるのです。

収入がまったくない無職の方に至っては、評価は最低になると思っておく方が良いでしょう。

他社借り入れ状況

すでに他社で借り入れがある場合、新たにカードローンの審査に通過できない可能性があります。

すでに複数のカードローンを借りているのに新しく申し込んでくる人は、返済できずに困っている多重債務者であると疑われてしまいます。

返済能力がないと判断されて、審査に通過できなくなってしまいます。

信用情報

信用情報とは、カードローンやクレジットカード等の過去の利用実績のことです。

カードローン等に申し込んだ履歴や借り入れの状況、返済の実績などは信用情報機関に記録されます。

過去に61日以上、または3ヶ月以上の延滞を発生させると、事故情報として記録されてしまいます。

こうなると職業や年収に関係なく、審査に通過することは原則としてできません。

原則として無職の人はカードローンを利用できない

収入が全くない無職の人は、原則として審査に通過できません。

カードローン会社の申し込み条件「安定した収入と返済能力があること」という決まりがあるため、収入がない人は、カードローンの申し込み条件をそもそも満たしていないのです。

もう1つの理由としては「総量規制」が関係します。

総量規制と、「貸金業者は申込者の年収の3分の1までしか貸してはいけない」というルールのことです。

年収が300万円の人の場合、最大でも100万円までしか借りられません。

つまり、年収が0円の無職の人には1円も融資することができないということです。

無職の人が借りにくい理由

なぜ無職の人がお金を借りるのが難しいようなルールが作られているのでしょうか。

貸金業者の立場に立ってみて考えると明らかです。

銀行や消費者金融といった金融機関はお金を貸し付ける代わりに、元金と利息を回収することで利益を得ています。

もしも利用者が返済できなかった場合は赤字となり、経営が成り立たなくなります。

そのため、確実に返済してくれる人物であるかどうかを審査しているのです。

貸し倒れのリスクがある

無職の人がお金を借りにくい理由はズバリ「返済能力がない人」とみなされるためです、

貸したお金が返ってこない「貸し倒れ」は、金融機関としては絶対に避けたいと考えます。

給与収入を得られない「定職に就いていない人」は、貸し倒れを防ぐために融資の対象から外されやすくなってしまいます。

無職でも収入があれば審査通過が可能

無職の人がお金を借りるための手段としては、就職してしまうのも1つの方法です。
職についてしまえば無職の状態は解消され、社会的な信用が増します、

しかし、病気や家庭の状況などによっては早急な再就職が難しい場合があるでしょう。

無職の人がお金を借りることは本当に難しいのでしょうか?
実は、無職=絶対にお金を借りられないというルールはありません。

無職の人でも、安定した収入があることを証明できれば、審査に通る場合があります。

安定した収入があることが絶対条件

無職の人が安定した収入を得る手段は、さほど多くはありません。

考えられる代表的な例としては「株式やFXの利益」があります。

ただし、一発のビギナーズラックで稼いだ金額ではなく、安定的であることが必要です。

収入を得ていることだけでなく、その収入が毎月のように安定して入ってくることが重要になります。

宝くじで数百万円を当てたとしても、それは一回限りのモノです。一過性の収入は認められません。

家賃収入やブログの広告収入などがあれば希望はある

株式やFXで毎月安定した収入を得ることは容易ではありません。
経済の状況によっては相場は乱高下するためです。

他に可能性があるのは「不動産投資」の家賃収入が挙げられます。
こちらは毎月決められた家賃収入が入ってくるうえ、金額も数万円~数十万円とまとまっています。

ブログのアフィリエイト収入も同様です。

収益化できてしまえば、毎月安定して数万円以上を稼ぐことができます。

いずれも今すぐ収益化することは難しい方法ですが、すでに始めている人であればカードローンの審査に通過できる可能性はあります。

安定していると認められない収入

たとえ収入を得ていても、以下のような収入は「安定した収入」とはいえません。

  • 年金
  • ギャンブルで勝ったお金
  • 一時的に大勝ちした投資
  • 日雇い労働者の給料

年金

年金は「自分で働いて得られるお金」ではありません。
定期的な収入ではあっても、年金だけでは安定した収入とは認められないことがあります。

特に消費者金融ではその傾向が強いといわれています。

年金受給者が消費者金融カードローンでお金を借りるためには、年金収入以外に安定した収入があることがポイントになるでしょう。

例えば「年金収入+不動産収入」といった具合です。

年金収入しかない場合、銀行カードローンを中心にチェックすることをおすすめします。

ギャンブルで勝ったお金

ギャンブルはそもそも「娯楽」や「投機」で、自分で働いて得たお金ではありません。

収入があったにしても一時的なもので、毎月安定して稼いでいけるものではありません。

上記の理由から、たとえパチンコや宝くじで大勝ちを収めていたとしても、安定した収入とはみなされないと知っておきましょう。

一時的に大勝ちした投資

株式投資では、いわゆるビギナーズラックで大勝ちすることはあり得ます。

このような一過性の大勝ちの場合は、安定した収入とはいえません。

株式やFXの収益でも審査に通過できる可能性はゼロではありませんが、安定して毎月利益が出ていることが前提です。

日雇い労働者の給料

カードローンの申し込み条件は主に2つです。

  • 20歳以上であること
  • 安定した収入と返済能力があること

職業についての細かな用件はないため、会社員や公務員だけでなく、フリーターや派遣社員、アルバイトをしている学生であっても申し込みはできます。

一方、審査通過が難しい職業が「日雇いの労働者」です。

その日限りの仕事を繰り返していく日雇い労働者は、月給として給与が振り込まれるわけではありません。

安定した収入とは認められにくく、申し込みはできても審査に通過できない可能性が高いのです。

親からの仕送り

学生や無職の人がアテにしがちなお金に、親からの仕送りがあります。

こちらも安定した収入としては認められません。

何らかの理由で親からの仕送りがストップする可能性があるため、利用者自身に収入がないと返済ができなくなってしまうのです。

あくまで自分で稼いだお金であることが重要になります。

カードローン以外で無職の人がお金を借りる方法

無職の人がカードローンでお金を借りることができなかった場合、他の方法を考えましょう。

以下のような方法で、収入がない無職の人でもお金を借りることが可能です。

  • 公的な融資制度
  • 生命保険の「契約者貸付」
  • 質屋
  • 家族から借りる

公的な融資制度

公的な融資制度では、カードローン等の民間の融資に比べて低金利でお金を借りられるのが特徴です。

起業した人が申し込める融資制度が広く知られていますが、無職であっても申し込める制度もあります。

代表的なもの「緊急小口資金貸付」です。

新型コロナウイルスの影響などで休業や失業に至った人が借り入れられる制度で、借りられる金額の上限は20万円です。

多額のお金を借りるのには不向きですが、緊急に必要なお金を補填するのには有効です。

償還期限(返済期限)は2年以内で、保証人も利息の支払いも必要ありません。

出典:厚生労働省|一時的な資金の緊急貸付けに関するご案内

生命保険の「契約者貸付」

既に生命保険に加入している方は、仕事の有無にかかわらずお金を借りることができます。

これを「契約者貸付制度」と呼びます。

契約者貸付制度とは、保険を解約した時に受け取れる「解約返戻金」を担保に、保険会社から借り入れできる制度です。

解約返戻金を受け取れるタイプの生命保険(終身保険・養老保険など)に加入していることが条件になります。

質屋

質屋とは貴金属など価値のあるものを質に入れることで、その商品に見合った金額を借りることができるお店のことです。

査定時間は15分~30分程度で終わることもあるほか、その場で現金を借り入れることができます。

「カードローンの審査を通過できないけど、どうしてもお金が欲しい」という場合に有効です。

お金を返せない場合、質に入れた商品を質屋が引き取った売り払う形で借金がチャラになります。貴重品を手放す覚悟があれば、気軽に現金を得ることができます。

ただし、質に入れたものを取り戻すには完済が必要な点に注意してください。

質屋の利息は貸金業法ではなく、質屋制限法の適用を受けます。その年利はなんと「109.5%」と、カードローンの上限利息である年20%と比べると圧倒的に高くなります。

家族から借りる

これまで紹介した方法でお金を借りることができない場合、最後の手段は「家族から借りる」ことになるでしょう。

ただし、無職の人にお金を貸すのは家族であっても敬遠される可能性があります。もし返せなくなると家族からの信頼を失ってしまうため、絶対に返済できるように準備を整えてから相談しましょう。

無職の人がお金を借りるために必要な書類

会社員などの場合、借入金額が50万円を超える場合や、他社とあわせた借入金額の合計が100万円を超える場合に「収入証明書」が必要です。

社会的な信用が低い人がカードローンでお金を借りる場合、限度額にかかわらず収入証明書の提出を求められることがあります。

不動産投資等で収入がある無職の人は納税証明書や確定申告書を提出することで収入の証明になります。

お金を稼ぎだしたばかりで確定申告書等の書類がない場合、収入源からの入金記録を提出することで代用ができる可能性があります。

入金記録が記された通帳を用意しておき、提出することができるか各カードローン会社に確認を行いましょう。

闇金には絶対に手を出さない

原則として、収入がない無職の人にお金を貸してくれる正規の貸金業者は存在しません。

しかし、インターネットでは「誰でも融資可能」といった広告を目にすることがあります。

中でもTwitterなどのSNSでは「ブラックでも融資可能」「無職でも即日融資」といった広告が目に入ることがあるかもしれません。

これらの広告の先にいる業者は、は高確率で「闇金」です。
闇金とは、暴力団などの反社会勢力が運営している不正規の貸金業者を指します。

どれだけお金に困っていても、闇金には絶対に手を出さないでください。

法外な利息を請求されるだけでなく、自宅や勤務先への悪質な取り立ての被害に遭うことも考えられます。

無職の人はカードローンでに申し込めない? まとめ

今回は、無職の人がカードローンに申し込めるのか、申し込む際には何に気を付けるべきかを解説しました。

安定した収入さえあれば、無職の人でもカードローンを利用することは不可能ではありません。収入が毎月のように安定して入ってくるのか、安定した収入があることを証明できるか、ここをクリアすれば審査に通過できる可能性はあります。

確定申告書類がない場合は「口座への入金情報」が収入証明書類として使えるか、カードローン会社に確認しましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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