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カードローンの返済シミュレーションで計画的に返済する方法

 2020/08/31 カードローン   287 Views

カードローンを利用している人も、これから申し込む人も、ぜひ返済シミュレーションをやっておきましょう。

いくら借りて、それを毎月どのくらい返済して、何回で完済するかを計算しておけば、より計画的にカードローンを利用できます。

カードローンはなんとなく借りて、なんとなく返すということになりがちです。

まずは利息の計算方法をしっかり理解しましょう。

返済シミュレーションに必要な事項とは

毎月の返済額の計算方法

毎月の返済額を計算するには、以下の3つの情報が必要です。

・借入金額
・金利
・返済回数

たとえば、借入金額を50万円、金利年率18%、返済回数12回のとき毎月の返済額は4万6000円となります。

計算式は「返済合計額÷返済回数」ですが、返済するごとに元金と利息が変動するため、計算が非常に難しいものとなります。

手で計算するのはかなり時間と手間がかかるため、業者や銀行のカードローンなどの公式サイトに用意されている返済シミュレーターを利用しましょう。

カードローンの返済方式はリボ払いなので、返済当初は利息に充当される金額が大きくなり、完済間近になると元金の返済に充てられる金額のほうが大きくなります。

【計算事例】

借入金額:50万円・金利:年率18%・返済回数12回
借入日8月20日

1ヶ月目
利息=50万円×18%÷365日×31日=7643円
返済額=4万6000円
元金充当額=4万6000円-7643円=3万8357円
借入残高=50万円-3万8357円=46万1643円

2ヶ月目
利息=46万1643円×18%÷365日×30日=6829円
返済額=4万6000円
元金充当額=4万6000円-6829円=3万9165円
借入残高=46万1643円-3万9165円=42万2478円

返済期間の計算方法

カードローンの返済期間を計算するには、以下の3つの情報が必要です。

・借入金額
・金利
・毎月の返済額クレジット決済希望

たとえば、借入金額を50万円、金利が年率18%、毎月の返済額が4万円のとき、返済回数は14回となります。

計算式は以下のようになります。

・元金÷毎月の返済額=A
・合計利息額÷4万円=B
・A+B=返済期間

・50万円を金利18%で毎月4万円返済した場合の計算式

50万円÷4万円=12.5
(50万円×18%)÷4万円=2.25
12.5+2.25=14.75

最終月は返済額に占める元金充当額が大きくなるので、小数以下を切り捨てて14回と計算できます。

借入可能額の計算方法

カードローンで借入が可能な金額を計算するには、以下の3つの情報が必要です。

・毎月の返済額
・金利
・返済期間

たとえば毎月1万円を返済できるとして、金利が年率18%のカードローンで24回の返済期間とすると20万円を借りることが可能です。

計算式は以下のようになります。

・返済金額×返済回数=A
・A-合計利息金額=借入可能額
(ただし、計算上の端数が発生します)

・金利18%で毎月1万円の返済を24回支払えるときの計算式

1万円×24回=24万円
24万円-3万9523円=約20万円

大手消費者金融業者で借りたときの返済シミュレーション

10万円を借りたとき

大手の消費者金融業者の代表として、アコム・プロミス・アイフルの3社を取り上げてみましょう。

各社の金利の情報は以下のようになっています。

アコム 3.0%18.0%
プロミス 4.5%17.8%
アイフル 3.0%18.0%

この3社で10万円を借入したとき、各社の最低返済額は以下の通りです。

アコム 5000
プロミス 4000
アイフル 4000

3社で10万円を借入して、最低返済額のみで完済した場合の返済シミュレーションをしてみると以下のようになります。

業者名 毎月の返済額 完済までの期間 支払利息 総返済額
アコム 5000 24ヶ月 19772 119772
プロミス 4000 32ヶ月 25863 125864
アイフル 4000 32ヶ月 26260 126260

利息が最も少ないアコムと、最も高いアイフルの間には6000円以上の差額が発生しています。毎月の返済額が1000円違うだけでも、完済まで継続したときには大きな金額差となって現れます。

50万円を借りたとき

アコム・プロミス・アイフルの3社で50万円を借入したとき、各社の最低返済額は以下のようになっています。

アコム 15000
プロミス 13000
アイフル 13000

3社で50万円を借入して、最低返済額のみで完済した場合の返済シミュレーションをしてみると以下のようになります。

業者名 毎月の返済額 完済までの期間 支払利息 総返済額
アコム 15000 47ヶ月 198327 698372
プロミス 13000 58ヶ月 246160 746160
アイフル 13000 58ヶ月 251057 751057

ここでも、利息の総額が最も低いのはアコムです。最も高いアイフルとは5万円以上の差額が発生しています。

100万円を借りたとき

100万円を借入すると、アコムでもプロミスでもアイフルでも、金利は年率15%に下がります。

これは法定金利というもので定められたもので、これ以上の金利で貸付してはならないことになっています。

3社で100万円を借入したとき、各社の最低返済額は以下のようになっています。

アコム 3万円
プロミス 26000
アイフル 36000

3社で100万円を借入して、最低返済額のみで完済した場合の返済シミュレーションをしてみると以下のようになります。

業者名 毎月の返済額 完済までの期間 支払利息 総返済額
アコム 3万円 44ヶ月 301674 1301674
プロミス 26000 53ヶ月 371743 1371743
アイフル 2万6000 53ヶ月 371743 1371743

ここでも、毎月の返済額が大きいアコムは返済期間も短く、総返済額も少ないことが分かります。

他の2社に比較して7万円以上の差額が出ています。

アコムで借りたらどうなる?

返済方法

アコムは他社に比較して、返済期間が短めで総返済額が少ないという特徴がありますが、それは最低返済額を決める方法が独特だからです。

アコムの返済方法は「定率リボルビング方式」と呼ばれ、消費者金融でも採用している業者は珍しいものです。

これは、「最後に借入したときの借入残高に一定の割合を掛けた金額を最低返済額として、毎月それ以上の返済をする」という方法です。

・借入残高×一定の割合=各回の最小返済金額(1000円単位)

「一定の割合」は利用者に設定された利用限度額によって変動します。

利用限度額 割合
30万円以下 借入残高の4.2%
30万円超~100万円以下 借入残高の3.0%
100万円超 借入残高の1.5%3.0%

たとえば、利用限度額を20万円で契約した場合の割合は4.2%となります。10万円で借入すると「10万円×4.2%=4200円」で、1000円未満は切り上げになるので最低返済額は5000円となります。
限度額50万円なら、割合は3.0%になるので、10万円の借入をすると「10万円×3.0%=3000円」となるので、毎月の最低返済額は3000円です。

10万円借入時のシミュレーション

初回契約時の金利が年率18%で、限度額30万円以上100万円以下の3.0%の返済額割合が適用されたとします。10万円を借入すると毎月の返済額は3000円となります。

回数 元金 利息 返済額 借入残高
1回目 10万円 1500 3000 98500
2回目 98500 1477 3000 96977
3回目 96977 1454 3000 95431
4回目 95431 1431 3000 93862
最終回
47回目)
1615 24 1639 0

最終的な総返済額は13万9639円となります。

20万円借入時のシミュレーション

20万円借入した場合、3.0%の割合が適用されると毎月の返済額は6000円となります。

回数 元金 利息 返済額 借入残高
1回目 20万円 3000 6000 197000
2回目 197000 2955 6000 193955
3回目 193955 2909 6000 190864
4回目 190864 2862 6000 187726
最終回
47回目)
3265 48 3313 0

最終的な総返済額は27万9313円となります。

30万円借入時のシミュレーション

30万円借入した場合、3.0%の割合が適用されると毎月の返済額は9000円となります。

回数 元金 利息 返済額 借入残高
1回目 30万円 4500 9000 295000
2回目 295000 4432 9000 290932
3回目 290932 4363 9000 286295
4回目 286295 4294 9000 281589
最終回
47回目)
4909 73 4982 0

最終的な総返済額は41万8982円となります。

50万円借入時のシミュレーション

50万円借入した場合、3.0%の割合が適用されると毎月の返済額は1万5000円となります。

回数 元金 利息 返済額 借入残高
1回目 50万円 7500 15000 492500
2回目 492500 7387 15000 484887
3回目 484887 7273 15000 477160
4回目 477160 7157 15000 469317
最終回
47回目)
8204 123 8327 0

最終的な総返済額は69万8327円となります。

カードローンの返済シミュレーションで計画的に返済 まとめ

カードローンの返済のシステムは複雑で分かりにくいもので、手計算では「どのくらい借りられるのか」「返済まで何回かかるのか」を算出するのは非常に手間がかかります。

返済シミュレーションは各社で公式サイトに設けてあります。

また、会員でなくても利用できるため、自分に合ったものを探して活用するといいでしょう。

消費者金融、銀行、信用金庫などのサイトを見比べて使いやすいものを探しておきましょう。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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