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ビジネスローン比較ランキング【厳選20社】

 2018/11/23 ビジネスローン   2,712 Views

ビジネスローンとは、「無担保」かつ「第三者の保証人を必要としない」で利用可能な個人事業主、中小・零細企業向けのローンサービスを指します。

いわば「法人向けの消費者金融」のようなものと考えれば良いでしょう。

正式には法人向け無担保ローンという分類ですが、ビジネスローンという名称が定着しています。

このページの概要

ローン専門会社のビジネスローンを比較

①ビジネクスト

金利 3.10%~18.0%
最大限度額 1000万円
融資スピード 最短即日
返済期間 最長60ヶ月

ビジネクストが提供する「ビジネスローン」は個人事業主・法人経営者向けのローンです。
限度額は最高で1000万円と高額の設定で、最短で即日で融資されるというメリットがあります。来店不要で利用可能ですし、セブン銀行のATMなどコンビニのATMで借入・返済が可能です。

上限金利が高めという点、また審査では決算書中心になるという点は若干のデメリットでしょう。利用者実績が10万口座以上あるという実績があります。融資実績が豊富ということは、貸し倒れ率の低めにして審査することができるので、審査が緩めなことが期待できます。

ビジネクストの公式サイトはこちら

②ビジネスパートナー

金利 9.98%~18.0%
最大限度額 500万円
融資スピード 最短1日で審査回答
返済期間 60ヶ月

ビジネスパートナーはビジネスローンの専門会社としては老舗にあたる会社で、高い信頼性があります。ローンカード型のビジネスローンであるため、借入期間中は何度でも自由に利用可能です。セブンイレブン内に設置されたセブン銀行のATMと提携しており、利便性も高い業者です。

審査回答は最短で1日で通知され、融資も最短で申し込み翌日となっています。また、45日間の無利息期間サービスがあります。借入して45日間は利息がかかりません。短期的な借入に向いています。金利が多少高めの設定であるため、この点でも短期の資金繰りに向いた業者といえるでしょう。

③三鷹産業ビジネスローン

金利 6.0%~18.0%
最大限度額 1000万円
融資スピード 当日中に審査回答
返済期間 36ヶ月

三鷹産業株式会社が提供しているのが「三鷹産業ビジネスローン」です。1972年創業の事業融資の専門会社です。ビジネスローンだけでなく、不動産担保ローンや売掛債権担保ローンなど多くの金融商品の取り扱いがあります。事業歴が長いため、信頼性は高いと言っていいでしょう。

最短で審査回答は即日、また最短で翌日に融資とスピーディな点もメリットです。最大融資額が1000万円の設定になっています。中小の金融機関であるため、大手に比較すると審査のハードルは低いです。上限金利が高い点がデメリットでしょう。知名度が低いというのも不安材料かもしれません。

④エス・ジー・ファイナンス

金利 6.80%~9.54%
最大限度額 5000万円
融資スピード 最短即日
返済期間 360ヶ月

いわゆる事業融資型のビジネスローンです。借入時に全額を借りて、後は返済する一方というスタイルのローン商品です。運転資金、つなぎ資金、起業、設備投資など事業性のある資金調達に対応しています。

最高で5000万円という大型の融資が可能である点や、上限金利が10%以下である点など多くのメリットがあります。返済期間は最長で30年となっており、じっくりと返済することが可能です。最短で即日融資も可能となっており、何度も繰り返して借入することができないという点を除けば、利便性は高いと言えます。条件によっては不動産担保や保証人を付けることを求められることがあります。

⑤ユニーファイナンス

金利 6.0%~14.0%
最大限度額 300万円
融資スピード 最短即日
返済期間 120ヶ月

愛知県に本社を置くユニーファイナンスは東海地方では知名度が高い業者です。郵送によって全国から申し込みが可能です。ローンカード型の融資であるため、期間中はいつでも何度でも利用可能です。返済方法をリボルビング払いや元金均等分割払い、元利均等返済から選択可能です。

金利が低めの設定で、担保を付けるとさらに低金利で借入でき、限度額も大きく設定可能です。プロミスと提携しているため、プロミスのカードが使えるATMで借入・返済ができます。最短で申し込み即日で融資が可能な点もメリットです。

⑥ビジネスローンエール500

金利 9.8%~18.0%
最大限度額 500万円
融資スピード 数日
返済期間 60ヶ月

株式会社日本保証が提供しているビジネスローンが「ビジネスローンエール500」です。事業融資型のローンであるため、いったん全額借入して返済一方になるタイプの商品です。日本保証はJトラストグループの子会社であるため、高い信頼性があります。

最大で500万円借入できる点、また返済期間が最長で60ヶ月と長期である点などがメリットです。金利が若干高めという点を除けば、利便性は高い業者です。ビジネスローンだけでなく、手形割引や有価証券担保ローンなど幅広い選択肢があります。

⑦ニチデン「事業者ローン」

金利 5.50%~17.52%
最大限度額 1億円
融資スピード 最短即日
返済期間 240ヶ月

株式会社日電は、フリーローンやおまとめローン、不動産担保ローンなど幅広い商品展開をしているノンバンクで、「事業者ローン」という名称のビジネスローンを提供しています。

特徴は最大1億円という高額融資が可能という点です。事業融資型ローンで、借入額の全額を借りて返済する一方のローンです。最長で借入期間は20年を設定できる点はメリットでしょう。最高金利が18%近くあって多少高めの設定になっている点はデメリットです。返済方法はリボルビング払いや元利均等返済などから選択可能です。

⑧クラウドバンク・ファイナンシャルサービス「ビジネスローン」

金利 6.0%~15.0%
最大限度額 10億円
融資スピード 1週間~2週間
返済期間 60ヶ月

クラウドバンク・ファイナンシャルサービスが提供するビジネスローンは、個人事業主や法人経営者向けの有担保ローンです。担保物件の価値次第ですが、最大で10億円の高額の融資が可能です。審査基準が通常のビジネスローンとは異なっていると言われており、柔軟に対応してくれる業者と評価されています。

下限金利が低く、融資額によってはかなりの低金利で借入できることが期待できます。担保としては有価証券、預金担保、不動産担保、売掛債権などを設置することが可能です。有担保ですので、登記費用など費用が必要なのはデメリットでしょう。

信販会社・消費者金融業者のビジネスローンを比較

①オリックスVIPローンカードビジネス

金利 6.0%~17.80%
最大限度額 500万円
融資スピード 最短即日
返済期間 122ヶ月

オリックス株式会社の子会社であるオリックス・クレジット株式会社が提供しているビジネスローンが「オリックスVIPカードビジネス」です。ローンカード型であるため、いつでも何度でも借入が可能です。オリックスはブランド力のある会社であるため、高い信頼性があります。

スコアリングによる審査を採用しているため、審査も融資もスピーディです。申し込みして審査の回答が得られるまでに最短で1時間程度です。そのまま申し込み当日の融資も可能です。コンビニのATMに対応しており、24時間365日いつでも借入できます。オリックスグループが提供している優待特典も付帯します。

②プロミス自営者カードローン

金利 6.3%~17.80%
最大限度額 300万円
融資スピード 最短即日
返済期間 80ヶ月

大手の消費者金融業者として高い知名度のあるプロミスが提供しているビジネスローンが「プロミス自営者カードローン」です。ローンカード型ですので、限度額内でいつでも利用可能です。消費者金融業者ですので審査は非常にスピーディで、最短1時間で申し込みから融資まで可能です。

デメリットとしては、個人事業主しか利用できない点、また限度額が300万円と少額である点が挙げられます。逆に個人事業主に特化していることから、SOHOや小規模ビジネスを営んでいる人にとっては使いやすいローンでしょう。申し込みから融資まですべてWebで完結することも可能です。

③クレストフォービズ

金利 6.0%~18.0%
最大限度額 300万円
融資スピード 数日
返済期間 159ヶ月

クレジットカード会社として知られるオリエントコーポレーションが提供しているビジネスローンが「クレストフォービズ」です。個人事業主向けの特化したローン商品で、審査があまり厳しくないので使いやすいと評価されています。法人向けの無担保ローンもありますが、クレストフォービズが圧倒的に有名です。

金利は高めの設定ですが、最大で2%優遇されるキャンペーンを実施することがあります。全国のATMと提携しており、使えるATMは17万台を超えると言われています。限度額が最大300万円と低めですが、ローンカードである点や利便性が高い点などがメリットです。

④クレディセゾン「個人事業主専用カードローン」

金利 6.5%~17.8%
最大限度額 500万円
融資スピード 最短即日
返済期間 60ヶ月

クレディセゾンは数多くのローン商品を提供している信販会社です。法人向けの有担保ローンや、小規模ビジネス向けのローン、ビジネスゴールドカードなども提供しています。なかでも個人事業主に限定したカードは審査に通りやすく、個人事業者向けにしては限度額も高めの設定という点で評価されています。

個人事業主向けですので総量規制の対象外です。審査も素早く、来店も不要です。本人確認書類と確定申告書、公式サイトからダウンロードできる借入契約書に記入した書類の3種類のみで申し込みが可能です。事務手数料もかかりません。返済方式が定額リボ払いのみなので注意しましょう。

⑤アイフル「事業サポートプラン」

金利 6.0%~18.0%
最大限度額 500万円
融資スピード 1週間~2週間
返済期間 120ヶ月

大手の消費者金融業者として知名度の高いアイフルが提供しているビジネスローンが「事業サポートプラン」です。個人事業主でも法人経営者でも利用可能です。消費者金融業者が提供するローンですが、ビジネスローンですので総量規制の対象外です。ローンカード型のビジネスローンであるためコンビニのATMで365日24時間利用することができます。

また、個人事業主も対象にしたビジネスローンは利用限度額が低くなりがちですが、このビジネスローンでは最大500万円と高額の融資も可能です。審査に時間がかかる点、また決算書が2期分必要である点に注意が必要です。

⑥アコム「ビジネスサポートカードローン」

金利 12.0%~18.0%
最大限度額 300万円
融資スピード 最短即日
返済期間 89ヶ月

大手の消費者金融業者であるアコムは、個人消費者向けだけでなく、個人事業主向けのビジネスローンも提供しています。ビジネスローンですので、事業性資金であれば資金使途は自由で、総量規制にも抵触しません。大手ならではの高い信頼性があります。ローンカード型ですので24時間365日借入可能です。

消費者金融業者らしい審査のスピードと融資の速さが魅力です。個人事業主向けですので最高限度額は300万円と控えめですが、利便性が高いローンです。毎月の最低返済額が低めという点もメリットでしょう。

銀行系のビジネスローンを比較

①三井住友銀行「ビジネスセレクトローン」

金利 最低金利2.125%
最大限度額 1億円
融資スピード 2週間~6週間
返済期間 84ヶ月

日本を代表するメガバンクの三井住友銀行は「ビジネスセレクトローン」という法人経営者向けのビジネスローン商品を提供しています。最高限度額が1億円である点や、最低金利が2%台という点がメリットです。実際の金利設定は審査のうえで決定します。

業績が2年以上あることや、債務超過がないこと、税金の未納がないことなど多くの条件は付きますし、審査には時間がかかります。審査に自信があり、1000万円を超える高額の融資を希望している人におすすめのローンです。

②三菱UFJ銀行「ビジネスローン融活力」

金利 2.35%~9.0%
最大限度額 5000万円
融資スピード 2週間~6週間
返済期間 36ヶ月

メガバンクのひとつである三菱UFJ銀行が提供するビジネスローンが「融活力」です。三菱UFJは個人消費者向けのカードローンも発行していますが、こちらは法人経営者向けです。運転資金やつなぎ資金、納税資金などに利用可能です。

審査は時間がかかり、多少厳し目ですが、その分金利は非常に低い設定です。最大5000万円という限度額の高さも魅力的でしょう。業歴2年以上で決算書が2期分用意できることや、最新の決算で債務超過がないことなど厳しい条件はあるため、申し込みでは自社の状況を良く検討しておきましょう。

③りそな銀行「活動力」

金利 6.0%~10.0%
最大限度額 500万円
融資スピード 申込内容によって変動
返済期間 36ヶ月(個人事業主12ヶ月)

銀行のビジネスローンは審査が厳しい傾向がありますが、そのなかでも比較的審査が通りやすいと評価されているのが、りそな銀行の「活動力」です。

りそな銀行との融資取引がないことや、事業用の口座を開設すること、アイフル株式会社の保証が受けれることなどの条件はありますが、あまり厳しいものではありません。多少手間がかかる以外では、審査の柔軟さから定評があります。銀行のローンですので低金利な点でも検討の価値があります。りそな銀行をメインバンクに使っている法人や事業主の審査は若干緩めで融資までの時間も短縮される傾向があります。

④東京スター銀行「スタービジネスカードローン」

金利 6.5%~14.5%
最大限度額 500万円
融資スピード 1週間~2週間
返済期間 12ヶ月

第二地方銀行として最も知名度が高いと言われいる東京スター銀行が提供しているローン商品は、ユーザー視点に立った開発コンセプトで数多くの人気商品があります。スタービジネスカードローンも使いやすいローンとして知られています。

通常の銀行のビジネスローンは業歴が2年以上ないと申し込むことができませんが、このローンは業歴1年で申し込み可能です。カード型のローンで、コンビニATMを使って24時間365日利用可能です。申し込みから融資まで1週間程度がかかるのは、銀行のローンとしては標準的です。限度額は500万円と控えめですが、審査に通りやすいローンと評価されています。

⑤楽天銀行「ビジネスローン」

金利 固定金利または変動金利
最大限度額 1億円
融資スピード 2週間~6週間
返済期間 60ヶ月

楽天カードで有名な楽天グループの楽天銀行もビジネスローンを提供しています。融資スピードは遅いですし、金利も非公開で変動金利制となっています。

資金使途は運転資金に限定されており、申し込みでは3期分の決算書が必要です。デメリットはあるものの、最高限度額が1億円と高額の設定である点、ネット銀行ならではの利便性などのメリットがあります。審査はある程度厳しいことが推測されていますが、検討する価値はあるでしょう。

⑥静岡銀行「ビジネスクイックローン」

金利 5.0%~14.9%
最大限度額 500万円
融資スピード 最短即日審査結果通知
返済期間 36ヶ月

地方銀行のビジネスローンにも評価の高いものが数多くあります。代表的なのは静岡銀行の「ビジネスクイックローン」です。静岡銀行の営業エリア内で事業を営んでいることが条件ですが、ローンカード型のビジネスローンとして使い勝手の良いローンです。

資金使途は事業性のあるものなら何でも良く、納税資金にも使うことができます。最短で即日で審査結果が通知されます。審査に通過すると翌日には融資が受けられます。通常の銀行のビジネスローンでは、決算書や確定申告書の提出が必要ですが、ビジネスクイックローンでは、融資額が300万円を超えないときには不要で、本人確認書類があれば申し込み可能です。

ビジネスローンを比較するポイントは?

①銀行かノンバンクか

ビジネスローンは、銀行が提供している商品もあれば、それ以外の「ノンバンク」の商品もあります。どのようなサービスを期待するのかで選ぶようにしましょう。比較のポイントは金利であったり、融資限度額であったりするでしょう。一般的に銀行のローン商品は審査が厳しめです。

条件 ノンバンク 銀行
金利 低い 高い
融資限度額 小さい 大きい
融資スピード 速い 遅い
借入期間 短い 長い
返済方式 リボルビング払い 元利均等返済
登記事項証明書 原則不要 原則必要

さらに、ノンバンクの場合にはほとんどの場合で来店が不要です。必要書類の提出から審査、融資までWebで完結できるものが多いというのがノンバンクのメリットです。

逆に銀行のローンではほとんどの場合で来店の必要があります。実際に担当者と相談しながら細かいところまで納得しつつ契約できるということでもあります。

また、ノンバンクはコンビニのATMでも借入・返済できることが多いのも特徴です。気軽に使うことができるのがノンバンクのメリットでもあります。借入期間中であれば何度でも利用可能です。

②申込条件

ビジネスローンを比較するには、申込条件を良く確認しておきましょう。特に銀行系を利用する際には注意が必要です。

たとえば代表者の年齢制限があることがほとんどですし、業歴も必要です。同一事業を連続して1年以上、または2年以上といった条件が設定されていることが多くあります。新規事業で利用できるビジネスローンはあまり多くありません。開業資金を借入したい場合には、ビジネスローンではなく公的な資金調達手段を採ったほうが良いでしょう。

また、「個人事業主向け」なのか「経営者向け」なのかも確認しておきましょう。あくまで経営者の個人向けのローン商品もありますし、ビジネスローンでありながら、法人名義では申込できないというローンもあります。

個人事業主では申し込みできないものもありますが、配偶者を含めて2名以上の社員さえいれば申し込めるというタイプのローンもあります。どういった法人向けなのか良く確認しておきましょう。

③審査にどの程度の書類が必要か

ビジネスローンを検討するうえでは、どうしても限度額や金利に目が行きがちですが、必要書類として何が必要かというのは重要なポイントです。個人の消費者として申し込むわけではないため、提出する書類も増えます。書類には準備期間も要るので、申し込みの大きなネックとなることもあります。

ローンによっては代表者の本人確認書類と確定申告書だけで良いところもあります。多くの場合で2期分の決算書が必要ですし、この他に事業計画書や商業登記簿謄本などが必要なケースもあります。

登記事項証明書を提出するときには、法務局の窓口やオンラインで請求する必要があり、その分の時間もかかります。オンライン請求では1週間程度の期間がかかることもあるので注意しましょう。

④融資のスピード

ビジネスローンを選ぶのに注意したいのは融資までのスピードです。公的な融資では数週間から数ヶ月かかることもありますが、それほど待っていられないということも多いでしょう。銀行の融資でもかなりの時間がかかるケースがあります。

ビジネスローンは、最短で申し込み当日に融資を受けることができるものがあります。長くても5営業日程度です。取引先への支払いが迫っているという場合には、ビジネスローンで素早く資金調達しましょう。個人向けのローンと違って、ビジネスローンでは決算書類や申告書など提出書類も多くなるので注意が必要です。

融資までのスピードは、郵送なのか店頭申込なのかWeb申込なのかによっても大きく変わってきます。Web申し込みは郵送などに比較すると断然時間は短く済みます。時間のロスをなるべく少なくしたいというときには、提出書類が少なく、しかもWeb申込できるところを選びましょう。

⑤金利

ビジネスローンのデメリットは、公的融資や銀行融資に比較して金利が高い点にあります。多くの業者で上限金利は18%に設定されており、これは個人向けの消費者金融業者と変わりません。

ビジネスローンを申し込むと、多くの場合で業者が設定する上限金利いっぱいに設定されます。そのため、どの業者でも同じと考えがちですが、比較検討する際には最低金利も見ておきましょう。ローン商品は利用実績を積んで、借入額が大きくなると金利が引き下げられます。このとき、最低金利の低い業者のほうが金利引き下げに積極的という傾向があるからです。

事業性資金は借入額も大きくなるので、わずか0.1%の金利でも利息には大きな差が出ます。今後の利用次第ですが、長期にわたって借入することも考えて、業者の提示する最低金利も抑えておきましょう。

⑥限度額

ビジネスローンは事業性資金ですので総量規制の対象外です。そのため、収入の3分の1を超える額でも借入可能です。多くのビジネスローンが限度額500万円程度に設定していますが、なかには1000万円程度の限度額まで設定できるローンもあります。

利用限度額は、その枠いっぱいまで申し込むかどうかは別にして高めに設定できるようにした商品のほうが後から有利になる可能性があります。

たとえば資金として300万円あれば充分という個人事業主が、その額で申し込みをして審査に通過して利用し始めたとき、返済を滞りなく順調に行っていると限度枠の引き上げの打診が来ることがあります。このとき、限度額を引き上げることによって低い金利が適用されることがあります。

実際にその額を借入しなくても金利だけ低くなるということがあり得ますので、借りるかどうかは別にして限度額がどの程度なのかも抑えておきましょう。

⑦返済方法

ビジネスローンの比較では、返済方法もチェックしておきましょう。ノンバンクでは原則的にコンビニATMでも返済が可能です。銀行が取り扱うものでは自行または提携先銀行のATMしか利用できないものもあります。振込や口座振替しか取り扱いがないビジネスローンもあります。

返済時の振込手数料は当然利用者側が支払うことになるので、毎月の返済では負担になってきます。通常は銀行口座からの引き落としを選択することが多いですが、使えるATMは多いほうが利便性は高くなります。公式サイトには提携ATMや対応時間の記載がありますので、確認しておきましょう。

⑧融資期間

また、ビジネスローンでは融資期間が決まっているものが多くあります。融資期間内に返済して確実に完済していくのがビジネスローンです。返済期間は短いほど利息が少なくなるので総返済額も低くなります。逆に短いほど毎月の返済額も大きくなり、事業を圧迫する可能性もあります。

事業性資金は金額が大きくなることが多いので、長期間借りて余裕を持って返済したいところですが、そうなると支払う利息額も大きくなります。自分の事業の方向性と資金計画を立てたうえで契約するようにしましょう。ビジネスローンで短期的な資金繰りをまかなって、後から公的融資の申し込みをするという方法も考えられます。

ビジネスローンと他の事業資金ローンとの違いは?

①ビジネスローンが定着した背景

会社や企業が銀行からお金を借りて事業を行う際に活用されてきたのが「プロパー融資」というものです。これは銀行側が相手先企業の業態や実績などから判断して、自行で貸し倒れの責任を負って融資するというものです。

融資額は大きく、金利も2%から5%程度に設定される金融商品で、一定の信用力のある法人でないと審査に通過できません。銀行とすると、お金を貸してそれに金利をつけて返済してもらうことが事業そのものなので、相手先に倒産されては利益にならないからです。

そのため、プロパー融資は中小企業や零細企業、個人事業主に対しては行われていませんでした。信用金庫や共済組合などが提供するローン程度しか存在しなかったというのが実情です。

そこで登場したのが「ビジネスローン」という商品です。これはプロパー融資よりも金利を高めに設定して貸し倒れリスクに備えるとともに、審査を柔軟にして、かつ審査をスコアリングシステムなどで簡便化したものです。

銀行だけでなく、消費者金融業者や信販会社、またビジネスローン専門会社もあり、多くの商品が登場しています。

②無担保・無保証で借入できる

ビジネスローンは「法人向け無担保ローン」が正式な名称です。会社や企業には、不動産担保ローンや有価証券担保ローンなど様々な資金調達手段がありますが、そういった有担保ローンではなく担保なしで借入できる点がビジネスローンの大きなメリットといえるでしょう。

特に中小企業や個人事業主といった小規模ビジネスでは担保となる物件を用意できないことも多くあるので、そういった点で使いやすいローンです。

また、第三者保証人も不要であることがほとんどです。中小・零細企業では保証人として誰かを立てるということがほとんど不能であるため、この点もメリットといえるでしょう。

ただし、企業・法人の代表者の連帯保証が必要になるケースが多いのがビジネスローンです。法人向けローンでは、他の商品であっても代表者が連帯保証人となって契約します。

とはいえ、代表者・経営者以外の第三者の保証人は不要です。ビジネスローンが「法人向けの消費者金融のようなもの」と言われるのは、こういった無担保・無保証のローンだからです。

③即日融資が可能

ビジネスローンの審査では、多くの場合で「スコアリング」というシステムを使います。これは申込のあった企業や個人事業主の決算の数値や事業内容、業績などから同業種・同規模の会社の過去の貸し倒れ率を算出して、それによって審査するものです。

貸し倒れ率が多いと審査には通過できませんが、その代わりに審査がスピーディというメリットがあります。

スコリアリング審査には特殊なノウハウが不要で、専門知識を有する担当者も必要ありません。コンピューターがはじき出す数値で判断します。そのため、最短で審査は1時間程度、融資は申込当日というビジネスローンも多くあります。

中小企業には、今日や明日には取引先への支払いをしなければならなかったり、近日中に他の借金の返済をしなければならかったりすることが多くあります。緊急の資金繰りが多いのが中小企業です。

資金がショートしてしまえば最悪で倒産の危機に直面します。こういったときに便利に使えるのがビジネスローンです。

④審査が甘い

元来、ビジネスローンは銀行のプロパー融資では対象とならない中小・零細企業、個人事業主でも借入できるようにしたものです。こういった業態では貸し倒れ率が大企業に比較して高いために、金利は高くなりがちですが、その分審査は柔軟です。

許容できる範囲が広いために、プロパー融資よりも審査は甘く設定されています。

銀行のプロパー融資の審査で否決された法人や、信用保証協会の審査に通らなかった個人事業主などでも審査に通る可能性があります。

中小企業向けの融資として日本政策金融公庫がありますが、ここも審査はある程度厳しいものがあります。公的融資の審査に落ちた法人でも通過できる可能性があります。そのために存在する金融商品です。なかには赤字決算でも大丈夫な商品も存在します。

⑤金利が高い

事業性のある資金の調達方法としては、日本政策金融公庫からの融資や商工中金の融資など様々な方法があります。個人事業主向けには、低所得者向けの生活福祉資金貸付制度の「生業を営む資金」を借りる方法もあります。

こういった公的な融資は審査が厳しく、時間がかかるというデメリットがある反面で金利が低いというメリットがあります。ビジネスローンは審査は柔軟ですし、スピーディですがその分金利は高めの設定です。

融資の種類 金利
日本政策金融公庫 0.5%~3.0%
商工中金 1.0%~3.0%
生活福祉資金「生業を営む資金」 0%(保証人あり)~1.5%(保証人なし)
銀行(プロパー融資) 0.5%~3.0%
銀行(保証協会付) 1.0%~5.0%
ビジネスローン(消費者金融) 6.0%~18.0%
ビジネスローン(信販会社 6.0%~18.0%
ビジネスローン専門会社 7.0%~18.0%

金利が高いのでその後の返済の利息も高くなり、そのために経営の損益に与える影響も大きくなります。長期で借りるというよりも、短期的な資金繰りとして考えておくほうが無難でしょう。

⑥利用限度額が低い

ビジネスローンは、銀行のプロパー融資の対象となりにくい中小企業や個人事業主向けの事業性ローンですので、利用限度額が低い傾向があります。なかには1億円程度の融資を受けられることもありますが、実際に利用されるのは500万円程度の限度額と言われています。

従業員20名以内または個人事業主としては充分な額ですが、場合によっては利用しにくい面があるもの確かでしょう。

融資の種類 限度額
政府系(日本政策金融公庫など) 7000万円
銀行(保証協会付) 1億円
ビジネスローン(消費者金融) 500万円
ビジネスローン(信販会社) 500万円
ビジネスローン専門会社 1億円

高い限度額を設定できるのは専門会社です。大型の融資にも対応しています。信販会社や消費者金融が提供するローンは審査が早めですが限度額が小さめで、短期的に利用するのに向いているといえるでしょう。

⑦総量規制の対象外

ビジネスローンを利用する個人事業主にとっては、総量規制の対象外というのは大きなメリットになるでしょう。

個人消費者として利用している消費者金融からの借入には、年収の3分の1を超えて借りることはできません。消費者としてではなく、経営者または事業主として借入するときには、この規制外で借りることが可能です。年収が600万円の個人事業主は消費者金融からは200万円までしか借りることができませんが、ビジネスローンではそれ以上の借入が可能ということです。

とはいっても、個人としてどの程度の借入をしているのかは審査の対象となりますので注意しましょう。一般的には、消費者として総量規制に抵触しているときには、ビジネスローンの審査結果も厳しいものになります。審査が柔軟で借りやすいところを選ぶようにしましょう。

まとめ

ビジネスローンといっても各社でタイプが違っており、多くの商品が用意されています。それぞれに申込条件や必要書類も違います。事業内容や財政状況に合ったものを選んでいきましょう。

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森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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