1. お金借りるトリセツ
  2. お金を借りれる場所
  3. ブライダルローンの審査は甘い?通過のためのポイントを解説

ブライダルローンの審査は甘い?通過のためのポイントを解説

 2020/11/13 お金を借りれる場所   62 Views

結婚式・披露宴には300万円以上の費用がかかるのが一般的です。

ローンを組む手段としては銀行のブライダルローンが有効ですが、審査を通過しないと利用ができません。

「審査が甘いブライダルローンはないの…?」

結婚式を挙げる費用が不足していると、このように考えてしまうこともあるかもしれません。
審査が甘いローンは存在するのでしょうか?

今回は、ブライダルローンの審査内容とポイントについて解説します。

ブライダルローンとは

ブライダルローンは、住宅ローンやマイカーローンなどと同じく銀行が提供する「目的別ローン」の1つです。

数十万円や数百万円の金額を一括で借入れ、目的の支払いを終えたあとに分割で返済していくことになります。

一般的に、結婚式・披露宴の費用をカバーするために利用されます。
そのほかにも結婚指輪や婚約指輪の購入代金、ハネムーン(新婚旅行)の費用など、結婚関連の費用であれば幅広く使うことが可能です。

ただし「ハネムーンだけの利用はできない」といった制限が設けられた銀行もあります。

気になった場合は、銀行の担当者に確認するほうが確実です。

ブライダルローンの審査は甘くない!

「ブライダルローンを使いたいけど、時間もないし何回も審査を受けたくない…」

このように悩んでいると、審査が甘いブライダルローンを探してしまうこともあるのではないでしょうか。

結論から言ってしまえば、「審査が甘いブライダルローン」は存在しません。

銀行には「都市銀行」「ネット銀行」「都市銀行」などの種類がありますが、いずれの金融機関も独自の基準に沿って厳格に審査が実施されます。

ネットの口コミには根拠なし!

インターネットで「ブライダルローン 審査 甘い」といったキーワードで検索してみると、ひょっとすると「●●の審査は簡単!」「すぐに審査を通過できました!」といった口コミが見つかるかもしれません。

この「審査が甘かった」という評価は、口コミを受けた人の主観に過ぎません。
銀行が明確に「当銀行は審査が甘いです」と公表しているわけではないのです。

そもそも銀行は、審査内容の詳細は公表していません。
明確に審査が甘いという根拠はどこにもありません。

審査が甘いと感じたのは、「自分の審査がすんなり終わったから」でしょう。

審査にすんなり通過できたのは「収入が安定している」「過去に返済を滞らせたことがない」など、銀行から高い評価を受ける背景があったからとも考えられます。

そのように評価が高い人であれば、別の銀行で審査を受けてもすんなり通過できた可能性があるでしょう。

厳格なルールに沿って審査される

ブライダルローンに申し込むと、銀行が定めた厳格な審査が実施されます。

おめでたい内容のローンだからといって、簡単に融資してもらえるとは限りません。年収や勤続年数が基準を満たさない場合は、審査に通過できない可能性があるのです。

「祝儀が入るから絶対返済できるでしょう…」と思うかもしれませんが、結婚式は予想以上に出費が激しくなるものです。

いわゆる前撮りや二次会を行うと費用は急激にかさみます。
祝儀で受け取る金額は決まっているため、オーバーしてしまうことは珍しくありません。

予定していた人数が集まらず、祝儀の総額が減ってしまうこともあるでしょう。

そもそも、収入は自分が働いている安定した収入を審査されます。不確定である祝儀はカウントされないと考えておくべきです。

審査は難しいと覚悟しておく

ブライダルローンは名前の通り「結婚式費用」に使うことを想定しているローンです。
結婚式の規模にもよりますが、300~400万円の金額がかかることも十分に考えられます。

それだけの金額を低金利で融資するのですから、もし返済が遅れたり返済ができなくなってしまったりすると銀行にとっては一大事です。

絶対に返済してもらうため、審査は慎重になるのが当然でしょう。

甘いというより、むしろ難しいと考えておく方が良いのです。

審査の流れ

仮審査

現在は、インターネット申し込みが可能な金融機関が大半です。
来店不要で融資まで一気に手続きを進めることができます。

スマートフォンでもパソコンでも、公式webサイトにアクセスすることで仮審査に申し込みが可能です。

ただし、銀行によっては同銀行の口座をもっていないと利用できないこともあります。
その場合は口座開設の手間もかかります。

あらかじめ「口座がなくても利用できるか」を確認し、口座が必須であれば「開設までにかかる日数」を担当者に聞いてスケジュールを立てる必要があります。

必要書類の準備

仮申し込みに通過した場合は、本審査に進む際に必要書類の提出を求められます。

必要書類は金融機関によっても微妙に異なりますが、主には以下のような書類の提出が必要です。

  1. ローン申込書
  2. 本人確認書類
  3. 年収が確認できる書類(源泉徴収票・給与証明書など)
  4. 返済口座の届出印
  5. 住民票謄本
  6. 使途が確認できる書類(結婚式の見積書など)
目的が限定されていないカードローンやフリーローンと異なり、ブライダルローンでは結婚式の見積書など「使途を確認できる書類」が必要になります。

ローンで借り入れることができる金額は、結婚式費用として使途を証明できた最低限の金額です。

結婚式関連でない費用もついでに借りることはできません。

結婚式の費用として証明できる書類がない場合、どのように証明すれば良いかを事前に確認しておきましょう。

本審査

書類を提出し、金融機関独自で定められた審査基準に沿って、本審査が進められます。
注意点としては、「仮審査に通過できたとしても本審査をクリアできるとは限らない」ということでしょう。

仮審査に通過したからといって、ほかで借りているローンを延滞してしまう等の行為はNGです。

ブライダルローンの審査ポイント

ここでは、ブライダルローンの審査ポイントを解説します。

  • 収入の安定性(属性情報)
  • 他社借り入れ状況
  • 信用情報

収入の安定性(属性情報)

ブライダルローンを提供する銀行の立場で考えてみると、審査のポイントは見えていきます。
返済の遅れなく返済を続けてもらってキチンと完済され、やっと利益になるのが銀行の商売です。

審査は、「毎月安定して返済できるか」といった収入の安定性を見られます。
「ある月は50万円稼げるけど、時々0円の月があります」などの不安定な職業では評価が下がります。

収入がない月の返済が滞る可能性があるためです。

そのため、「一定の金額を毎月安定して受け取れる」職業の評価が高くなる傾向があります。

代表例が会社員や公務員などの、いわゆるサラリーマンです。
月給制で給料が一定金額は保証されるほか、有給休暇を使えば会社を休んでも収入が減ることがありません。

フリーランスや自営業は収入の高さが個人の能力に依存しているため、会社員よりは評価が下がる傾向にあります。もし働けなくなった場合や景気が悪くなった場合、収入が激減するリスクがあるためです。

アルバイトやパートタイムなどの「フリーター」も同様です。

他社借り入れ状況

現在、他の会社からどのくらい借り入れをしているかも審査の重要ポイントです。

他社の借り入れをしすぎて返済な困難になっている「多重債務者」は、審査に通過できないのが原則です。

それほど困っていないとしても、他社での借り入れが多いこと自体が評価には悪影響を与えます。

「借りていないと嘘をつけばバレないのでは?」は通用しません。

他社で借り入れた事実は、個人信用情報機関に記録されています。他社の借り入れは正直に申告してください。

信用情報

信用情報とは、これまでの金融商品の利用履歴のことです。
申し込み・利用・返済など客観的な取引事実が個人信用情報機関に記録されています。

新しくローンに申し込んだ場合、申込を受けた金融機関は信用情報機関にアクセスし、過去の利用履歴を閲覧することができます。

過去に「61日以上の延滞」「自己破産」などの金融事故を発生させている場合は事故情報として記録されており、記録が残されている間は原則として審査には通過できません。

信用情報に不安がある場合

過去に金融事故を起こしていると、信用情報機関に記録されます。
とはいえ、いつまでも残っているわけではありません。一定期間が経過すれば信用情報は元の状態に戻ります。

発生させてしまった信用情報によっても異なりますが、おおむね5~10年の期間が必要です。

信用情報に不安がある場合は、自分で情報を開示請求して調べるのが確実です。

日本には以下の3つの情報機関があります。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター
ぞれぞれの情報機関にアクセスし、必要情報を入力することで情報開示の手続きが可能です。

ブライダルローンに落ちてしまった場合の対処法

できるだけコストを抑えた結婚式を行う

ブライダルローンを通過できない場合、ある程度妥協してコンパクトな結婚式にするのも1つの方法です。

結婚式や披露宴が終わったあともハネムーンや新居への引っ越し等、何かとお金がかかる時期を長く過ごすことになります。

できるならローンを組まずに結婚式を済ませるのが理想です。

両親からの援助が期待できるのであれば、そちらの金額を増やしてもらうように交渉することもできるかもしれません。

あるいは「会費制の結婚式」という手もあります。

ゲストからの祝儀ではなく「1~2万円程度」の会費を徴収して開くタイプの結婚式です。コンパクトな結婚式になる代わり、参加者の費用負担を抑えることが可能になります。

結婚式のスタイルを変更することを妥協できるのであれば、検討してみる価値があるでしょう。

フリーローンに申し込む

どうしても実現したい結婚式があるのなら、目的別ローン以外のローンを組む必要があります。

候補になるのは銀行で提供されている「フリーローン」です。

こちらは名前の通り、使い道が限定されていないローンのことです。「
結婚式費用をカバーして、余ったら自動車の購入費用の足しにする」といったような、柔軟な使い方ができます。

借り入れるのは契約当初の1回きりです。
その後は元金に利息を加え、毎月一定の金額を返済していくことになります。

返済期間が決まっていることで、資金の計画が立てやすいのがメリットです。

一方でデメリットもあります。1つ目は「ブライダルローンと比べて金利が高いこと」です。
金利で計算される利息も高めになり、返済総額が大きくなることが懸念されます。

もうひとつは「追加の融資にも対応していない」ことです。追加で借り入れるためには、もう一度申し込む必要があります。なお、審査もあらためて受ける必要があることもお忘れなく。2回目だからといって審査が甘くなることはありません。

初回の審査は通過できたのに、2回目は落ちてしまうことも考えられます。

カードローンに申し込む

カードローンは、銀行や消費者金融で提供されている個人向けローンです。

フリーローンと同じく目的が限定されていないため、事業用や投資用でなければ何にでも利用できます。

カードローンならではの大きな特徴は、契約時に「利用限度額」が設定される点です。
利用限度額までなら、いつでも何度でも借り入れることができます。借り入れると利用可能額は減少しますが、返済すれば枠が復活して再び借りられるようになります。

そのため、カードローンには「返済期間」「完済日」という考え方がありません。

「やはり追加で費用が必要になった!」といった時に柔軟に利用できるでしょう。

一方でデメリットもあります。一番の注意点は「金利」です。
フリーローンと比較しても高めで、返済総額が大きくなりやすいことは覚えておく必要があります。

代わりに消費者金融では、初回の利用に限って「契約の翌日から30日は無利息」といった独自サービスを提供しています。

無利息期間中に完済できれば、ブライダルローンと比較しても総返済額は安くなります。

短期間で完済できるなら、もっともお得に利用できる可能性が高いのです。

ブライダルローンの審査は甘い?通過のためのポイント解説 まとめ

今回は、ブライダルローンの審査の流れとポイントを紹介しました。

原則として、ブライダルローンに限らず「審査が甘いローン」は存在しません。

どの金融機関でも審査を通過できるように、「年収を上げる」「信用情報に傷をつけない」など自分自身の評価を上げるのが先決です。

結婚式のあとも出費が続くため、ローンを使う時はくれぐれも計画的に利用しましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

お金借りるトリセツの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

お金借りるトリセツの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

関連記事

  • フリーローンの審査内容|審査に落ちやすい人の特徴とは

  • 市から・国からお金を借りる制度

  • ろうきん(労金)でお金を借りる方法を詳しく解説

  • 浪人でお金がない人がお金を借りる方法は学生ローンがいいの?

  • 共済組合の普通貸付は審査が通りやすい理由

  • 美容整形は医療ローンで支払うのがオススメ!カードローンとの違いを比較