SMBCモビットのネット申込み・ネット審査のポイントを解説
SMBCモビットは、数ある消費者金融の中でも「ネット申込み」の恩恵が大きい会社の1つです。
特に「会社にカードローン会社から連絡がくるのは避けたい・・・」と考えている人にはおすすめです。
一方、ネット申込のメリットを活かすための注意点もあります。
今回は、SMBCモビットでネット申込み・ネット審査をする際のポイント・注意点を解説します。
このページの概要
SMBCモビットを選ぶメリット
ひと口に消費者金融といっても、アコムやプロミスなどの大手からCMでは聞いたことのない「中小消費者金融」まで、多くの企業が軒を連ねています。
SMBCモビットを選ぶなら、ほかにはないメリットが欲しいところですよね。
ここから、SMBCモビットを選ぶメリットを解説します。
- Tポイントが貯まる
- 手続きがWebで完結
- 電話による在籍確認なし
Tポイントが貯まる
SMBCモビットの魅力の1つは「Tポイントが貯まる」ことです。
Tポイントのようなメジャーなポイントとコラボしているのは、SMBCモビットならではといえます。
SMBCモビットで借りたお金を200円返済するごとに、1ポイントが自動的に加算される仕組みです。
還元率は0.5%と高くはありませんが、ほかのTポイントと合算できるため、意外と大きなポイントが貯まるものです。
自動でポイントが付与されるため、付与にあたって特別な手続きは必要ありません。
全国のお店やレストランでの割引に使えるため、SMBCモビットでお金を借りるなら利用しない手はないでしょう。
Tポイントを貯めるなら「カードローン」、「クレジットカード」、「Tカード」の機能が1つになった「Tカードプラス」がおすすめです。
手続きがWebで完結
SMBCモビットは、WEB上で手続きを完了させることができるカードローンです。
カードローン商品といえば、カードや契約書の郵送があるのが一般的ですが、周囲にバレたくないと思っている人にとってネックになってしまいます。
SMBCモビットなら手続きの全てをwebで完結でき、郵送物も届きません。
家族や子どもにカードローンの利用を知られる心配は、限りなく低いといえます。
電話による在籍確認なし
郵送を省略できる消費者金融系カードローンは、実はたくさんあります。
SMBCモビットのすごいところは、郵送がないことに加えて「電話での在籍確認」を省略できるところです。
電話による在籍確認を省略するための条件は、以下の2つです。
- 三井住友銀行。三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている
- 全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)、もしくは組合保険証を持っている
この仕組みを採用しているのは、大手消費者金融の中でもSMBCモビットくらいのものです。
「絶対に職場に電話がかかってくることは避けたい・・・」と考えている人であれば、SMBCモビットは特におすすめできます。
在籍確認がなくなるわけではない
電話による在籍確認を省略することができるのは、すでに紹介した通りです。
ただし、在籍確認そのものが省略されているわけではありません。上記の2つの条件を満たせない場合、通常の「電話による在籍確認」が行われます。
条件をよく確認し「自分は電話がけを省略できる」ということが判明してから申し込みをすることを忘れないでください。
SMBCモビットの2つのネット申込み
SMBCモビットでネット申込・ネット審査を受ける場合、2つの申し込み方法があります。
パソコン
ご使用のパソコンから申込む方法です。
公式ホームページの右上「カード申し込み」「WEB完結申し込み」のいずれかを選択して手続きを始めます。
審査時間は最短30分で、審査の結果は電話かメールで受け取ります。その後に契約(入会)手続きに進みます。
カードは郵送かローン契約機で受け取ります。
ローン契約機であれば即日で受け取ることができるため、すぐにATMでカードを使った借り入れが可能です。
WEB完結ならカード発行も不要
最初の申し込み方法に「WEB完結」を選択すれば、カードの発行が不要になります。
手続きはネットで完結するため、入会完了メールの受け取り後にすぐ借り入れ可能です。
その際は「振込キャッシング」で銀行口座に振り込みを依頼することになります。
スマートフォン
手持ちのスマートフォンでも借り入れの手続きが可能です。
外出していても手続きができるため、万が一の金欠の際にも利用できます。
スマートフォン専用サイト(https://035000.com)にアクセスし「カード申し込み」「WEB完結」申し込みのいずれかから選択して手続きを開始します。
あとの流れはパソコンでの申し込みと同様です。
ネット審査に落ちる条件
ネット審査の詳細は公表されていませんが「このようなパターンは審査に通過できない」ということについては判明している部分もあります。
以下のような状態の人は、SMBCモビットのネット審査を通過することはできないでしょう。
- いわゆる「ブラック」の人
- 審査に落ちてから半年未満の人
- 安定した収入がない人
- 総量規制を超えて借り入れしている人
いわゆる「ブラック」の人
日本には「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「日本信用情報機構(JICC)」「全国銀行個人信用情報センター」という3つの信用情報機関があります。
過去に「61日以上」または「3ヶ月以上」の返済遅れ・延滞を起こしてしまうと、事故情報として個人信用情報機関に記録されます。
この状態がいわゆる「ブラック」「ブラックリストに載っている」状態です。(厳密にはブラックリストというものはなく、あくまで通称です)
この状態では、原則として審査に通過することができません。
事故情報に関しては3つの機関で共有されるため、仮に過去に延滞を起こした金融機関が情報を記録する機関と提携していない金融機関を選んで申し込んでも、情報は筒抜けになります。
延滞の事故情報は、完済してから5年以上は記録として残り続けます。
その間はカードローンはもちろん、住宅ローンの審査にも通過できません。
人生の大きな足かせになるため、絶対に返済遅れは発生させないように気を付けましょう。
審査に落ちてから半年未満の人
個人信用情報機関に記録されるのは、契約後の返済遅れだけではありません。
消費者金融や銀行のカードローンに申し込んだ記録(審査に落ちた場合はその記録も)が記録され、情報の記録期間は「半年間」です。
審査に落ちた記録が残っている場合、他社からみたら「何らかの理由があって審査に落ちたのだろう」と考えるのが普通でしょう。
審査に通過できない可能性が高くなってしまいます。
安定した収入がない人
SMBCモビットに限らず、審査に通過するためには「安定した収入」が必要です。
会社員や公務員のほか、毎月安定した金額を受け取っているアルバイトも審査に通る可能性はあります。
一方で、日雇いの人はいきなり収入がゼロになるリスクがあるほか、継続した契約でないこともあって「安定した収入」とはいえません。
年収は高くても月ごとの収入の差が激しすぎる(時にはゼロの時がある等)ようなフリーランス等の場合も、安定しているとは言えないでしょう。
収入は「自分で稼ぐこと」が前提
もう1つ「自分で稼いだ収入である」ということも大切です。
学生の仕送りは自分で稼いでいないため、安定した収入とはみなされません。
60歳以上の人なら繰り上げ受給で年金を受け取っている人もいるでしょうが、年金だけでは「安定した収入」とはみなされません。
年金以外に、自分で働いて収入を得ていないと申し込めないのです。これはSMBCモビットだけでなく、ほぼすべての消費者金融全体で同じことがいえます。
もし年金以外に収入がない年金受給者がローンを組みたい場合は、「銀行」で融資を受けられる可能性があります。消費者金融では融資してもらえないことは知っておきましょう。
総量規制を超えて借り入れしている人
SMBCモビットを含めた消費者金融は、貸金業法という法律を順守して営業しています。
その貸金業法の中に、一般的に「総量規制」と呼ばれる法律があります。
「貸金業者は利用者の年収の3分の1を超えて貸し付けてはいけない」というものです。
つまり、申し込んだ時点ですでに他社で年収3分の1の借り入れをしている場合、どれだけ年収や返済能力が高い人でも審査に通過できないということになります。
すでに借りているお金はもちろん、借りていない状態の「利用限度額」もカウントされます。
借りようと思えばいつでもお金を借りれる仕組みのため、実質的にお金を借りている状態であると判断されます。
不要なカードは解約するか、限度額を0にするようにしてください。
ネット審査・融資を急ぎたい場合の対処法
ネット申し込み後にフリーダイヤルに電話
どうしても融資を急ぎたい場合、ネットでの申し込み後にフリーダイヤルに電話するという方法があります。
もともと最短30分審査でスピーディです。ただ、混み具合によっては審査に時間がかかることも考えられます。
申し込み後にフリーダイヤルに電話することで、審査の時間を早めてもらえる可能性があるのです。
とはいえ、確実に早く審査が始まるという保証はありません。急いでいるなら、できるだけ早い時間に申し込んでおくほうが良いでしょう。
カード受け取り前に振り込み融資
よく勘違いされがちなのが「モビットカード(ローンカード)を受け取ったあとでないと借り入れができない」というものです。
実はそんなことはありません。SMBCモビットの2つの借り入れ方法を見てみましょう。
- 振込キャッシング
- ATMでの借り入れ
振込依頼をした金額が、最短即日で口座に振り込まれます。
急いでいる時はカードの到着を待たず、「振込キャッシング」で借りるようにしましょう。
SMBCモビットを利用する際の注意点
電話での在籍確認がない等の独自の強みがあるSMBCモビットですが、ほかの消費者金融にはない注意点・弱点もあります。
- 店舗がない
- 自社ATMがない
- キャンセルすると履歴が残る
店舗がない
アコムやアイフル、プロミス等では自社の店舗を全国各地に構えています。
申し込みや返済手続きを、スタッフからサポートを受けながら行うことが可能です。
一方のSMBCモビットには有人の店舗が存在しません。スタッフに分からないことを口頭で聞いたり、その場で直接契約したりすることはできないのです。
ほかの消費者金融よりも「インターネット契約メインの消費者金融」という特色があることを知っておいてください。
自社ATMがない
アコムやプロミス等、自前のATMを持っている消費者金融は多いです。
自社ATMであれば手数料がかからずにお得に返済ができるため、強力なアピールポイントになります。
一方のSMBCモビットは、自社のATMが存在しません。
その代わり三井住友銀行のATMであれば無料で利用できます。
キャンセルすると履歴が残る
申し込んだあとに「やっぱりキャンセルしたい・・・」と思うこともあるかもしれません。
その時は、SMBCモビットの公式ホームページでフリーダイヤルを確認して、電話することでキャンセルが可能です。
ただし「消費者金融に申し込んだ事実」と「キャンセルした事実」は約半年間は記録として残り続けます。
1社の申し込み履歴+キャンセルが他社での審査で及ぼす影響は大きくないと考えられますが、いくつもの会社で申し込み履歴が残っていると今後の審査で不利に働く可能性は否定できません。
できるだけ無用なキャンセルをしなくて良いように、本当に必要なのかを考えてから申し込みをするようにしてください。
SMBCモビットへの申し込み方法と借入方法 まとめ
今回は、SMBCモビットでネット申込み・ネット審査を行う場合のポイントと注意点を解説しました。
SMBCモビットで「WEB完結」を選ぶことで、所属会社への電話がけによる在籍確認を回避することができます。
大手消費者金融でもSMBCモビットだけのサービスです。
一方で、WEB申し込みをするための条件をクリアしないと、SMBCモビットを選ぶ明確なメリットが少ない点は知っておく必要があります。
在籍確認に対する自分のスタンスによって、選ぶべき消費者金融は変わってくるでしょう。