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アイフルは自営業・個人事業主が事業資金の借り入れが可能

 2020/11/30 アイフル   563 Views

アイフルというと、個人消費者向けのカードローンのイメージが強いですが、事業資金の融資に特化した「事業サポートプラン」という商品も取り扱っています。

通常のカードローンでは資金使途は原則的に自由ですが、事業性資金としての利用はできません。

ビジネス利用なら事業サポートプランを利用しましょう。

アイフルのビジネスローンは無担保ローンと不動産担保ローンの2種類

無担保ローンの概要

アイフルでは事業資金の借入に「無担保ローン」と「不動産担保ローン」の2種類の取扱があります。

消費者金融業者のビジネスローンですので、いずれも当日中の融資に対応しているのが特徴です。

申し込む時間帯によっては翌日の融資となることもありますが、急ぎの融資には最適なローンと言えるでしょう。どちらもWebや電話で申し込むことができ、少ない手間で申し込むことが可能です。

無担保ローンは、担保が不要で保証人も要らないという事業主サポートローンです。

金利は年率6.0%から18.0%で、利用限度額は1万円から500万円までとなっています。
保証人に関しては法人の場合のみ代表者の連帯保証人が原則的に必要ですが、個人事業主の場合には必要ありません。

アイフルの無担保ローンは3つの返済方式から選択可能です。

・借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式

・元利定額返済方式

・元金一括返済方式

借入後の残高によって返済金額が変動するのが「借入後残高スライド元利定額リボルビング方式」で、通常のカードローンと同じような返済システムになっています。

借入残高に関係なく毎月一定金額を返済するのが「元利定額返済方式」で、最終支払期日に一括して元金を返済するのが「元金一括返済方式」です。

個人事業主の場合にはカードローンタイプの貸付もあり、便利に使うことができます。

不動産担保ローンの概要

アイフルの「不動産担保ローン」は、その名の通り、不動産を担保としてお金を借りることができるタイプのビジネスローンです。

担保物件の価値にもよりますが、高額を借りることができ、担保があるため、いざとなったら不動産売却によって返済をまかなうことができるので、検討する価値はあるでしょう。

金利は年率3.0%から12.0%と、無担保ローンよりもぐっと低めの設定になっています。
また、限度額は最低でも100万円、最高は1億円と高額になっています。

これも担保物件の評価額次第ですが、素早く高額の融資を受けることができる点がメリットです。
また、無担保ローンと同様に法人の場合には、連帯保証人が原則として必要です。

返済方式は「元金一括返済方式」しかありません。

最終支払期日に一括で返済する必要があるので、返済計画を立てられる人向けのビジネスローンと言えるでしょう。

不動産担保ローンは、銀行が提供するものが良く知られており、利用者も多くいますが、アイフルは消費者金融業者であるため様々なメリットがあります。

審査が素早く、高額の融資が可能です。ただし、不動産登記簿謄本など必要書類が多くなりがちですので注意しましょう。

2種類のスペック比較

アイフルが提供している「事業サポートプラン」は、無担保・無保証人のタイプと、不動産を担保とするタイプの2種類になります。

それ以外にも限度額などに違いがあるので、良く確認しておきましょう。

・アイフル事業サポートプランの商品スペック

無担保ローン 不動産担保ローン
融資対象 法人・個人事業主 法人・個人事業主
金利(実質年率) 3.0%~18.0% 3.0%~12.0%
限度額 1万円~500万円 100万円~1億円
返済方式 ・借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式

・元利定額返済方式

・元金一括返済方式

元金一括返済方式
毎月の返済額 返済方式によって異なる 毎月の利息
返済期間・回数 最長10年間・120回 最長10年間・120回
担保・保証人 不要(法人の場合には必要) ・担保:土地または建物

・法人は保証人が必要

手数料 なし ・根抵当権設定費用

・印紙代(実費)

・中途解約手数料

無担保ローンのタイプは返済方式の自由度が高く、利息以外の手数料がかからない点はメリットと言えるでしょう。

一方で不動産担保ローンタイプは最大1億円もの融資に対応していますが、手数料もかかりますし、手続きもやや煩雑です。

手続きの流れ

申し込み方法は「Web」「電話」の2つです。

じっくりと検討しながら申し込むことができるのは「Web」でしょう。
公式サイトの専用フォームに必要事項を記入して送信します。

入力するのは住所や氏名といった個人情報と会社住所や年商などの会社情報、希望融資額や資金使途など申込内容に関する事柄です。

入力必須項目は赤枠になっており、未入力の場合には入力ミスとして送信できないようになっていますので、すべて記入しましょう。

申し込みフォームを送信すると、希望した連絡先にアイフルから申込内容の確認の連絡が入ります。

このとき、借入の理由や仕事の内容といった質問もされますので、しっかりと受け答えしましょう。

必要書類はそこからFAXで提出することになっています。
審査結果はアイフルから連絡が入ります。通過していれば、その後来店または郵送で契約を行います。

事業サポートプラン・無担保ローンの特徴

無担保ローンタイプの返済方式

無担保ローンタイプは担保も保証人も不要で申し込みができる点で、気軽に使えるローン商品となっています。

金利はアイフルのカードローンと変わりませんが、限度額は500万円までとやや低めの設定になっています。

契約は1万円から可能ですので、最低でも100万円からの契約となる不動産担保ローンタイプと比較すると、申し込みのハードルはかなり低いでしょう。無担保ローンの特徴は返済方式が複数ある点です。

借入後残高スライド元利低額リボルビング方式

これは通常のカードローンで良く見られるやり方で、借入した後の利用残高によって返済額が変動していく返済方式です。借入残高が増えると返済金額も増えて、借入残高が減少すれば返済金額も減ります。借入残高ごとの返済金額は以下のように定められています。

・毎回の返済金額

借入後残高 返済金額
1円~10万円 4000円
10万円超~20万円 8000円
20万円超~30万円 1万1000円
30万円超~40万円 1万1000円
40万円超~50万円 1万3000円
50万円超~60万円 1万6000円
60万円超~70万円 1万8000円
70万円超~80万円 2万1000円
80万円超~90万円 2万3000円
90万円超~100万円 2万6000円
100万円超~240万円

10万円ごとに

1000円ずつ増加
240万円超~250万円 4万1000円
250万円超~490万円

10万円ごとに

1000円ずつ増加
490万円超~500万円 6万6000円

元利低額返済方式

元利定額返済方式では、初回と最終回を除いて借入残高に関係なく毎月一定の金額を返済していきます。

毎月の返済額が分かりやすいので、返済計画が立てやすく、借入後残高スライド元利定額リボルビング方式よりも早めに返済できる可能性があります。

たとえば実質年率18.0%で50万円を借入して3年間で返済する場合には以下のようになります。

融資額 50万円
初回支払額 1万9000円
毎月支払額 1万円9000円
最終回支払額 1万1078円

元金一括返済方式

カードローンではあまりない返済方式ですが、毎月の返済は利息だけで、最終回に残りの元金全額と利息を支払って完済するという返済方式が「元金一括返済方式」です。

個人事業主に限り、カードローンタイプでもこの返済方式を選択することができます。

たとえば実質年率18.0%で50万円を借入する場合、以下のように返済していくことになります。

融資額 50万円
毎月支払額 7397円
最終回 50万7398円

無担保ローンの必要書類

無担保ローンタイプの事業サポートプランに申し込むには、以下の書類が必要となります。

【個人事業主】

・確定申告書

・事業内容確認書(アイフル所定の書類)

・本人確認書類

【法人】

・決算書2期分

・商業登記簿謄本

・代表者の本人確認書類

事業内容確認書はアイフルの公式サイトでファイルをダウンロードすることができます。
記入例もあるので、参考にしながら書類作成をしましょう。

確定申告書や決算書が必要であることから分かりますが、個人事業主の場合には1年、法人の場合には2年は最低でも業歴がないと申し込みができません。

そのため、開業したばかりや起業したてといった場合には実質的に融資対象から外れることになります。

審査は厳しい?

一般的に、金融機関の融資の審査基準は「銀行は厳しい」「消費者金融業者は比較的緩やか」とされています。

アイフルは消費者金融業者ですので、銀行の融資に比較すれば若干審査基準は緩やかと言っていいでしょう。

これは事業サポートプランでも同様で、銀行では対応が困難な小規模経営の法人や個人事業主でも充分審査に通過できる可能性があります。

商品の限度額が「最高500万円」と低めに設定されている点からも、審査基準があまり厳しくないことが推測できます。

高額の融資になるほど、審査基準を厳しくして貸し倒れのリスクをカバーするのが金融機関の基本的な方針だからです。

ただひとつ考えておきたいのは、事業サポートプランでは決算書なら2期分、確定申告なら1期とされている点です。

ビジネスローンの専門会社などでは決算書は1期分あれば審査するところが多く、この点では通常のビジネスローンよりも若干厳しく見ているとも考えられます。

どちらにせよ、銀行に比べれば緩やかだろうと推測できるに過ぎず、すべての事業者が利用できるわけではありません。あくまで事業収入や利益から返済が見込めることが大前提となります。

無担保ローンのメリット・デメリット

無担保ローンのメリットは以下の点でしょう。

最短即日で融資:ビジネスローンでありながら最短で即日融資が可能です。専門会社でも最短で翌営業日が融資というのが限界ですので、この点は大きなメリットと言えます。急いでいるなら、なるべく早い時間帯に申し込みを完了させましょう。

1万円から借入可能:最小1万円からの借入ができるので、余計な借入を増やすことなく利用できます。

3種類の返済方式から選択可能:借入後残高スライド元利定額返済方式、元利定額返済方式、元金一括返済方式の3種類から選択できます。事業計画や返済計画に基づいて返済方式を選択できるのはメリットでしょう。

逆に、デメリットと考えられるのは以下のような点です。

・限度額が低め:限度額500万円は法人などの高額の需要には対応できません。不動産を担保にできない場合には、ビジネスローンとしては物足りない金額でしょう。

・金利が高い:実質年率「3.0%~18.0%」は個人消費者向けのカードローンとあまり変わらない高金利です。小口契約ではこの最高金利が適用されるケースが多く、銀行のローンに比較すると割高な感じは否めないでしょう。

事業サポートプラン・不動産担保ローンの特徴

大きく3つの特徴がある

アイフルの事業サポートプラン・不動産担保ローンは、担保として土地や建物といった不動産を必要とし、無担保ローンと比較すると低金利で高限度額ですが、審査や契約の手続きに時間がかかります。

法人でも個人事業主でも利用可能なローンです。

1.個人事業主はカードローンタイプが利用できる

個人事業主の場合は、カードローンタイプで借入することができます。

個人消費者向けのカードローンと同様に限度額の範囲内で何度でもいくらでも借りることが可能で、利便性は高い商品となっています。

ただ、カードローンタイプは利用限度額が2000万円までと制限されます。

2.返済は元金一括返済方式のみ

無担保ローンの事業サポートプランとは異なり、返済方式は「元金一括返済方式」に限ります。

毎回の支払いは利息だけなので負担は軽いですが、ビジネスが順調に進んでいないと最終回に返済できなくなる事態も考えられます。

事業計画とともに返済計画も立てておきましょう。

通常のカードローンでは利息の他はATMの手数料くらいしか余計に支払うお金はありませんが、不動産担保ローンではいくつかの諸経費がかかります。

・契約締結時費用:不動産を担保とするには、根抵当権設定に費用がかかり、さらに印紙代が必要となります。

・中途解約手数料:契約の途中で解約したいという場合にも手数料がかかります。金額は残りの元金の金額と、融資からどの程度の期間が経過しているかによって決まります。

不動産担保ローンの必要書類

不動産担保ローンに申し込む場合には以下のような書類が必要となります。

・必要書類

個人事業主 ・本人確認書類

・確定申告書

・事業内容確認書

・不動産登記簿謄本

・公図

・名寄せ台帳、または固定資産評価証明書

法人 ・代表者の本人確認書類

・決算書2期分

・商業登記簿謄本

・不動産登記簿謄本

・公図

・名寄せ台帳、または固定資産評価証明書

別途、書類の提出が必要なケースがあります。

無担保ローンに比較すると準備する書類は飛躍的に増えます。申し込み後に案内があるので、アイフルからの指示に従って漏れなく揃えましょう。

限度額はいくらまで?

個人事業主でも最高で2000万円借入することが可能なアイフルの不動産担保ローンは、事業性資金以外にもおまとめローンや個人消費のためにも使うことができる魅力的な商品です。

法人なら最高1億円まで借入できるので、限度額によっては事業の大胆な投資などに使うことができます。

ただし、限度額は担保に入れる不動産の価値によってまったく変わってきます。

不動産の評価額以上の借入は基本的にはできないため、担保物件によっては1億円や2000万円といった限度額いっぱいの借入ができない可能性があります。

とはいえ、普通のカードローンのように総量規制によって借入額の上限が年収の3分の1までといった制限はなく、総量規制の対象外のローンです。

必ずしも年収の3分の1以上が借りられるとは限りませんが、総量規制に縛られないのはメリットです。

担保として不動産を提供しているので、借り主が返済不能となったら不動産の売却によって貸付金を回収できます。そのため、大きな融資額をもらえることが多いと考えていいでしょう。

注意したいのは、土地ではなく建物だけ担保に入れるケースです。

アイフルの規約として土地を担保にするなら総量規制の対象外であっても、土地が借地で抵当権が設定できないときには住居のみを担保に入れることになります。

もし、返済不能になったときに借り主の住宅を処分してしまうと業者としての道義的な責任が問われてしまいます。そのため、総量規制に該当する年収の3分の1までしか借入できないことがあります。

メリット・デメリット

アイフルの不動産担保ローンのメリットは、第一にカードローンではあり得ないレベルの借入上限金額でしょう。

個人事業主でも最大2000万円、法人なら最大1億円まで借入可能です。

特に、通常のカードローンでは信用度が低い個人事業主が高額の融資を受けられるという点は非常に高いメリットと言えます。

また、返済方式が元金一括返済方式であるため、毎月の支払額は利息だけで、最終回に元金をまとめて返済するというのもメリットでしょう。

借入直後は、事業そのものに資金を充分に投入できて、事業が軌道に乗るまでの負担になりません。

この返済方式は逆にデメリットにもなり得ます。
というのも、通常はお金を借りて返済する場合には、一般的に利息分と元金返済分の合計金額を支払うので、徐々に元金が減って利息も減りますが、元金一括返済方式の場合には利息が一定で安くなることがありません。

そのため、長期にわたって利用すればそれだけ利息の支払い負担が大きくなります。

つなぎ資金として借りるというなら、銀行よりも借りやすいローンであることは間違いありません。

スピーディに借りることができるため、一時的に資金を確保するための手段としては適しています。

アイフルは自営業・個人事業主が事業資金の借り入れが可能 まとめ

アイフルの事業資金サポートプランは、無担保・不動産担保の2種類があり、どちらも素早く借りることができるというメリットがあります。

個人事業主でも大きな借入枠が設定できるローンです。

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ライター紹介

森本 陽子

森本 陽子

2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)AFP認定者。自身の経験や知識を活かし、複雑なお金の仕組みや知識をわかりやすく解説しておりツイッターでの有益な呟きにも注目。FP森本陽子の詳細プロフィール

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