イオン銀行カードローンは専業主婦でも借りられる?夫にバレずに借りる方法
専業主婦は、カードローンの利用ができないと思い込んでいる人も多いでしょう。
確かに、消費者金融は貸金業法の規定によって専業主婦の借り入れはできませんが、いくつかの銀行のカードローンは収入のない専業主婦の利用もできます。
そのひとつとして良く知られているのがイオン銀行カードローンです。
このページの概要
イオン銀行カードローンの申込条件と特徴
商品概要をチェック
イオン銀行カードローンは専業主婦でも利用できるカードローンとして知られています。
消費者金融には貸金業法という規定があり、ここでは借りる本人に「自身の労働による収入」がない場合には借入契約が結べないことになっています。
しかし、イオン銀行には銀行法が適用されるため、その制限がありません。
ですので、専業主婦でも借りられるカードローンとして重宝されています。
【イオン銀行カードローンの申込条件】
1.日本国内に居住している人。
2.契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の人。
3.本人に安定かつ継続した収入の見込める人。
4.保証会社であるイオンクレジットサービス株式会社、またはオリックス・クレジット株式会社の保証を受けられる人。
申込条件の3にある「安定かつ継続した収入」というのは、パートやアルバイト、自営業者でも良いことになっています。
学生はアルバイトによる収入があっても申し込みできません。
条件付きで専業主婦でも申し込みできる
イオン銀行カードローンの公式サイトを参照すると「本人に安定かつ継続した収入の見込める人」となっていますが、注釈に「専業主婦(夫)」の方もお申し込みいただけます」という記載があります。
ただし、これは配偶者に安定かつ継続した収入があることが必要で、本人にも配偶者にも安定かつ継続した収入がない場合には申し込みはできません。
配偶者に収入があれば、本人に収入のない専業主婦でも借りることができる銀行のカードローンは非常に貴重な存在で、消費者金融の利用ができない専業主婦にとっては強い味方と言っていいでしょう。
ただし、「配偶者に収入がある専業主婦の場合には限度額は50万円まで」と記載されています。
専業主婦でも借りられるカードローンとはいえ、借りられる額は少額です。
高額融資も期待できるイオン銀行カードローンですが、専業主婦の利用にはある程度の制限が掛けられています。
イオン銀行カードローンの特徴
1.基本スペックが高い
イオン銀行カードローンは基本的なスペックの高いカードローンです。
資金使途 | 自由 |
---|---|
取引期間 | 1年ごとの自動更新 |
借入限度額 | 10万円~800万円(専業主婦は50万円) |
金利 | 年率3.8%~13.8% |
担保・保証人 | 不要 |
注目できるのは金利の低さです。
年率13.8%は銀行のカードローンとしても低い部類で、消費者金融に比較するとかなりの低金利です。
2.融資スピード
イオン銀行カードローンで注意したいのは、申し込みしてから融資が受けられるまで時間がかかる点です。
審査そのものは翌営業日で結果が通知されますが、イオン銀行の口座を持っていないとローンカードが届くまでに1週間程度かかります。
3.家族バレするリスクは?
イオン銀行カードローンはWebサービス「イオン銀行ダイレクト」と使えば自分のパソコンやスマートフォンから申し込みが可能です。
特別な手続きは必要ありません。
イオン銀行に行かなければい申し込めないわけではありませんし、自動契約機などで手続きする必要もありません。
現金を借入するときにも、イオン銀行のキャッシュカードで引き出すだけです。
4.郵送物に注意
注意したいのは、簡易書留で郵送されてくる審査結果や申し込み書類、ローンカードなどの受け取りです。
イオン銀行に口座を持っていれば書類の手続きは少なくて済みますが、カードの受け取りだけは回避できません。
この点だけ注意しておけば家族にバレることなく借りることができます。
審査に通過するポイントとは
配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも借入が可能なカードローンというのは珍しく、たとえば3大メガバンクはいずれも専業主婦の申し込みはできません。
北海道銀行や秋田銀行といった地方銀行には、専業主婦でも借りられるカードローン商品を提供していますが、全国に展開している銀行としてはレアケースと言えるでしょう。
配偶者の年収だけで返済することになるため、イオン銀行カードローンは専業主婦には最大でも50万円までの借入枠しか設定されません。それだけ専業主婦の金融利用は難しいとも言えます。
審査のポイントになるのは、申込者である専業主婦自身の金融の利用履歴です。
今までにお金を借りて返済トラブルがあるという状態では審査通過は困難です。
たとえば以下のようなケースでは審査結果は厳しいものになると考えられます。
・61日以上もしくは3ヶ月以上の支払い遅延(延滞)がある人
・任意整理や個人再生など法的な手続きによって借金を減額してもらったことがある人
・自己破産したことがある人
・携帯電話の本体の分割払いが未払いになったことがある人
審査に通過するポイントは金融の利用履歴が綺麗な人です。
今までに返済トラブルを起こしたことがないというのは、ほぼ絶対的な条件と言っていいでしょう。
専業主婦が内緒でイオン銀行カードローンを使うには
夫に迷惑はかからない?
1.基本的に夫には内緒
イオン銀行カードローンは、配偶者に安定した収入があれば専業主婦本人の名義で借入することができます。
契約者は専業主婦本人であって、個人情報保護法にによって配偶者を含む第三者に契約内容を知られることはありません。
全国銀行協会のホームページにも、個人情報は他人に伝えてはいけないという主旨の記載があるので参考にしてみましょう。
「個人情報の取得は、業務上必要な範囲内または法令上認められている範囲内で、適正かつ適法な手段により行います。また、センシティブ情報については、法令にもとづく場合など一定の例外を除き、取得、利用、または第三者提供を行いません。」
金融機関からお金を借りる場合には、借入した本人と金融機関のみが関係を持つのであって、たとえ家族であっても他人に借入の事実を知らせるのは違法とされています。
2.在籍確認の電話連絡なし
イオン銀行カードローンの申し込みから契約、借入・返済において、夫は当然ながら夫の会社に在籍確認の電話連絡がされることは一切ありません。
在籍確認はあくまでも契約者本人に対して行うものだからです。
そもそも、専業主婦が申し込みをするときに夫の勤務先について記入はしませんし、収入金額も自己申告制となっています。
3.収入証明書は不要
夫に安定した収入があることを前提にお金を借りるのであれば、収入の裏付けが必要になると心配になる人もいるでしょう。
ところが、専業主婦が申し込みを行う場合には、給料明細などの収入証明書がなくても融資を受けることができます。
銀行のカードローンや消費者金融で、収入証明書が必要になるのは「1社につき利用限度額が50万円以上」のときです。
イオン銀行カードローンを専業主婦が利用する際の上限額が50万円なのは、収入証明書を提出することができないからです。
ローンカードは郵送
イオン銀行カードローンの利用で最も注意すべき点は、ローンカードが郵送されてくるという点です。
通常は簡易書留で郵送されますが、これは宛先である本人しか受け取れない郵便です。
そのため、受け取りでは運転免許証やパスポートといった本人確認書類が必要になります。
ローンカードはイオン銀行の封筒で送られてきます。
もし、この書留郵便を家族に見られたら借入の申し込みの事実は知られることになってしまいますが、専業主婦は基本的に自宅にいる時間が夫よりも長く、日中は自宅で家事をしていることが多いため、あまり心配することはないでしょう。
たまたま外出中に郵送されてくると、郵便局へ出向いて受け取るよう「不在通知」がポストに投函されます。
カードローンの利用の発覚は、郵便物によるものが多いと言われており、ローンカードの受け取りには充分な注意が必要です。
支払いの滞納に注意
ローンカードを自分で受け取ることができれば、夫や家族に借入の事実が発覚するリスクはかなり軽減できます。
後は、カードそのものを見られないようにしっかり管理すれば、ほぼバレることはありません。
うっかり見つかったりしないように普段は誰にも見られない場所に保管して、利用するときだけ取り出すなどの工夫をしておきましょう。
もうひとつ、家族に発覚するリスクが発生するのは、支払いを滞納したときです。
支払いの遅れは、うっかり忘れることもあり、1日や2日程度では登録した携帯電話に連絡が来るという程度で済みます。
もし、この電話連絡に気づかなかったり、無視したりしていると、いずれ督促状が届きます。
この督促状は、銀行名が記載された簡易書留として届けられますので、この封筒を見られると借金がバレます。
毎月しっかりと返済していくためには、支払い能力を超える借入をしないといったことが大切です。
支払いを滞納したという履歴が残っていると、住宅ローンなどの大型ローンを組むときに問題視されることがあります。
返済は遅れないように返済期日をしっかり守りましょう。
専業主婦がイオン銀行カードローンに申し込むときの注意点
限度額は30万円程度が相場
専業主婦がイオン銀行カードローンで借りられる金額は50万円が上限です。
専業主婦には収入がないため「1社あたり50万円を超えるときには収入証明書の提示が必要」という規定をクリアできないからです。
また、専業主婦には自身の収入という返済能力の裏付けがありません。
そのため、あまり高額の融資は期待できません。
インターネット関連事業大手の調査によると、このようなカードローンでは専業主婦に対して、1社あたり30万円ほどに設定されるケースがほとんどです。
もし返済能力が低いと判断されると、10万円などの低額に設定されることもあります。
本人が働いておらず、配偶者の収入も自己申告で借りるので、高額の融資は受けられなくて当然と言えるでしょう。
イオン銀行のカードローンは、どちらかというと「クレジットカードのキャッシング枠」に近いものです。
イオン銀行は流通大手のイオングループの一員です。
イオングループで買い物をしてもらうためのクレジットカードも発行しており、それを使って自社でショッピングをしてもらいます。
もし、クレジットカードが使えないところで買い物をするときには、お金を借りてもらってそれで購入してもらおうというのがキャッシング枠です。
あくまでクレジットカードの付帯機能です。
イオン銀行のカードローンにも、そういった意味合いがあると推測されます。そのため、ちょっとした買い物に利用するための借入という位置づけとされていると考えられます。
あまり欲張って高額の融資は期待しないようにしましょう。
複数の銀行にまとめて申し込まない
通常、カードローンでは「1社あたり50万円を超えるときには収入証明書が必要」とされています。
専業主婦の場合には、収入証明書は提出できないので50万円以上の利用限度額が設定されることはありません。
これが複数社になると、借入の上限額は100万円となります。
たとえば、イオン銀行から50万円を借りており、さらに別の銀行に申し込みを行うときに「利用限度額50万円」として申し込みをすると、合計で100万円となるので収入証明書の提出が求められます。
そのため、専業主婦は複数の銀行のカードローンを利用するのは難しいでしょう。
また、専業主婦は3つ以上の銀行からお金を借りるのは非常に困難であるといのが実情です。
たとえばすでに2つの銀行から借入をしているとき、3つ目がイオン銀行であったときには審査通過はかなり可能性は低いと考えていいでしょう。
専業主婦の場合には、3つ目で審査落ちするケースが多いので、あらかじめ2つ以上の借入はしないつもりで家計管理を行いましょう。
どうしても3つ目の借入をしたいのであれば、パートなどで働きはじめてから申し込むのが得策です。
ブラックリストに入っていると審査落ち
イオン銀行に限らず、信用情報に事故歴が記録されていると、ブラックリスト入りの人としてカードローンの融資は受けられなくなります。カードローンや携帯電話の未納など、過去の自分の金融履歴に問題ないか思い返してみましょう。
【信用情報機関での事故情報と登録期間】
・ローンや携帯電話の支払いの61日以上の延滞:5年
・奨学金の3ヶ月以上の延滞:5年
・任意整理や個人再生などの債務整理:5年
・自己破産:10年
日本にはCIC、JICC、KSCという3つの信用情報機関があります。心配なら開示請求して確認することができます。
また、専業主婦がイオン銀行のカードローンでお金を借りるときには、夫の信用情報にも注意する必要があります。
カードローンの審査では配偶者の返済能力は問われないのが一般的ですが、専業主婦の場合には本人に収入がないため、配偶者の信用情報も審査に影響します。
自分には心当たりがなくても、夫がブラックリストに登録されているとイオン銀行カードローンでお金を借りられる可能性は著しく低くなります。
希望限度額を高額にしないこと
たとえ信用情報に問題がない場合でも、希望限度額を高額にすると「よほどお金に困っているらしい」という印象を持たれて審査に通りにくくなります。
まずは審査に通らなければ何も意味がありません。
審査担当者に悪い印象を与えないように、契約当初は利用希望額を10万円程度に設定しておくのが無難です。
10万円では足りないという思うかもしれませんが、希望額がそのまま限度額に設定されるわけではありません。
ネットの口コミ情報でも、利用希望額を10万円で申請したのに、実際に審査を受けてみたら借入限度額が50万円になっていたという人は数多くいます。
まずは審査通過を優先させて利用希望額はなるべく少額にしておきましょう。
イオン銀行カードローンは専業主婦でも借りられる?夫にバレずに借りる方法 まとめ
イオン銀行カードローンは、専業主婦でも利用できるという非常に貴重な存在です。
限度額は最大で50万円ですが、日常の資金繰りには充分でしょう。
ローンカードの受け取りが必ず発生するので、この点だけは注意しましょう。